KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

節分

2011年02月03日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

寒さがようやく緩んだ。富士山も一日ぼ~っとした影になり春の空気だ。
が、相変わらずの異常乾燥注意報、35日目だそうだ。家に居るだけでも喉が渇き、お茶ばかり飲んでしまう。

今日はおとなしく家に居て、買い物にだけちょっと出た。節分の豆を買い忘れていた。
いつのまにか、「恵方巻」なるものが街を席巻してしまい、持ち帰りのすし屋は当然のこと、スーパーもお菓子屋さんも太巻を売っている。なんだかぁ、と言う感じだ。
この「恵方巻」の存在を知ったのは、パソコンを始めた頃だから1998年ごろだろうか。
ネットで大阪の人たちが節分にはそれを食べるのだという。へ~~、関西って面白い行事があるもの、と思っていたら、そのうちに我が家の近所のコンビニやスーパーにも「恵方巻」が進出してきた。
今日のラジオでその起源を話していた。今ひとつはっきりしないようだが、バレンタインチョコと同じで大阪の海苔屋かすし屋が考えたのが始まり、戦前のことらしい。
私は、子供の頃からそんな風習も行事も知らないので、食べようとは思ったことがない。バレンタインも、勤めていた頃は仕方なく義理チョコくらいは買ったことがあるが・・

今夜はちょっとだけ豆を撒いて家の中の「鬼」を追い出そう。

福豆をかじる老いても歯は大事 KUMI
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勉強句会

2011年02月02日 | 俳句
天気 曇りがち

定例の勉強句会。
午前の主宰の句集の勉強も、一人で読むのとは違い色々な角度から話してくれる先輩(句会の)が居るので楽しい。
午後は席題句会。10人という出席者だった。
席題はいつまでたっても苦手・・つまりは、短時間で頭の中で句を作るということが何年鍛錬しても向上しない。やっぱり才能とセンスのなさだなあ、と最近はつくづく思う。勉強が足りない、ということもあるだろうが。主宰にも句仲間にも恵まれているとは思いつつ。

今日の題 1回目 立春・節分・笹子・木の芽・字・薄氷・探梅・剪定・ペットボトル
     2回目 うぐいす餅・斑雪嶺・東風・青き踏む・春

春先取り、は俳句の世界では常識、でも頭の中はなかなか春になり切れず。
これだけたくさんの題があれば、自由に句が作れるはずなのに。

探梅のまづ野仏に手を合はす KUMI 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

凍滝(いてだき)

2011年02月01日 | お散歩写真
天気 晴

朝起きたら、夫が「払沢の滝を見に行こう」と。えっ、急に言われても・・今日はあれこれとしたいことを予定していたし・・午後は用があるし・・と思ったが、暖かくなるという今日行かないと「凍滝」は溶けてしまい見られないかも。
ということで、洗濯物だけ慌てて干して、9時前に家を出た。
払沢(ほっさわ)の滝までは車で1時間20分ほど。駐車場はもう満車で、小中学校のグラウンドが臨時駐車場になっていた。そこから細い渓谷沿いの道を15分ほどの登り下り。
東京で唯一の名瀑百選に入っている滝、昨日のライヴカメラでは85%の凍結、ということだったが・・








今日は暖かくなっていたので、やはり、真ん中の下半分の凍結部分がすっぽりと崩れていた。が、やはり美しいことには変わりない。

さて、この滝のもっと良い時を二度見ている。
5年前には雪の降った翌日に行った。雪になると車で行ける人は少ないので、雪道用のタイヤ装備の我が家の車は強い。滝までの道は凍っているうえに雪がぐちゃぐちゃで大変だったが、滝の風景はやはり今日とは比較にならない美しさだった。
写真は5年前のもの。このときも80%くらいの凍結だったと思う。



滝凍てて青きひかりを放ちけり KUMI
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする