KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

網の中の暮らし

2014年06月19日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

昨日から、建物の定期補修工事が本格的に始まった。まずは網でマンション全体を覆う工事。網を張る前の鉄骨を建てるための音が凄くて、家に居ると工事現場のただ中・・実際工事現場だから仕方がない。
今日は、ベランダの右端まで工事完了。まだ真ん中は網が張られていない。
外の風景をすっきり見られるのも今日だけ、ということだ。うっとうしいけれど自分の家のことだから、文句も言えない。11月までかかるという。

ということで、今年はベランダにゴーヤを植えたり朝顔を楽しんだりということも出来ず。梅干しも干せない。洗濯ものも、工事によっては外へ干せない。
工事のうるさい日には、予定がなくても出来るだけ外出するしかないかな、とも思う。

さみしさは梅を漬けぬと決めてより  KUMI
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武蔵野探勝吟行・武蔵国分寺

2014年06月18日 | 俳句
天気 曇一時小雨

(写真は、別の日に撮影)
虚子一行が昭和の初めに毎月行った吟行を辿る句会、今月は我が散歩地となった。
昭和9年に虚子一行が訪れた武蔵国分寺の金堂・七重の塔跡は、実は、90年経った今も殆ど同じ状態で残っている。
大正13年に国の史跡保存の指定を受けて、そのときの碑が今も同じところに立っている。


今のお寺は新しいが、江戸時代に建てた楼門も、少し離れたところにある薬師堂もその当時と変わらない。
ただ、当時は塔跡から「府中の監獄の塀が見えた」というほどの田園風景は今はまったくなくなっているが。

今日は、私が「現地ガイド」となって、自分の好きなように歩ける、と思い楽しみにしていた。
が・・私には普段見慣れた風景が、仲間には新鮮なのか、目的地へ着く前に、尼寺跡でみんなの足が止まった。で、「あの木は何?」と大木の名を訊かれても解らない。いつも、木があるなあ、と思って歩いているだけで、う~ん、何だっけ?・・まだ目的地ではないのに句作に入る人ばかり。
という吟行、小雨に降られたものの、この時期には珍しく暑くはなくて歩くのには心地良かった。が、納得のいく句はちっとも作れない。
さて、その結果の句会は・・見慣れた風景を新鮮な目で見た仲間の句の凄さに圧倒されただけで終わった。
いつも、カメラのファインダーばかり覗いている散歩、何をしていたの?である。反省。

誰も振り向いくれなかったので捨てることになる句を、一つだけ残しておく。

尼寺跡に女人のひらく梅雨の傘  KUMI
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ホンビノス

2014年06月17日 | 料理
天気 晴のち薄曇

書くことに困ったら料理ネタ。
最近になって、ホンビノスという名の貝が東京湾で増えてきて、外来種ながら増えても浅蜊とは棲み分けをしているので害になっていないという。
で、味もハマグリに似ていて美味しいとか・・TVからの知識。
東京湾で育った私には浅蜊もハマグリも子供の頃にはうんざりするほど食べたもの。海は家の庭続きだったから、食べるために「潮干狩り」。肉屋が村になかったので、私は貝と魚で育ったようなものだ。
浅蜊に交じって獲れるハマグリはおいしいのでたくさん獲れた日は嬉しいかった。

で、今は国産のハマグリなんて高くて買えない。たま~に千葉産があっても眼の玉が飛び出るほど高い。
それが、ホンビノスは半値以下で買える。売り場で聞いたら、ハマグリと同じに扱っていい、とのこと。
何だか灰色の貝で、見た目はハマグリと似ていない。で、5個300円くらいを買ってみて、新じゃがとのすまし汁にしてみた。
まず、貝を茹でて開いたら引き揚げ、その茹で汁で新じゃがを煮て、仕上げに貝の身を入れる。ところが、ハマグリならば浅蜊と同じようにすぐ貝が開くのに、いつまで茹でても開かない。貝が、すごく厚くて固いことが分かった。
結果は・・う~ん、貝のかたちはハマグリに似ているものの、味は・・非なるもの。食べられないことはなかったが、わが自慢料理も台無しだった。
二度と買わないと思う。身だけを焼き鳥のように串で刺して焼けば美味しいかもしれない。でも、家庭料理向きではない。
ホンモノのハマグリが食べたい~~何年前に食べたっけ?

ふるさとの海懐かしむ夏料理  KUMI
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また、灰色・・

2014年06月16日 | 病気のこと
天気 晴

先月の検査の結果で腫瘍マーカーが少し高い、ということで血液検査だけ再検査になった。
ということで予約日が今日。
あまり気にもかけずにいたのに、朝になったら急に不安になった。前回よりもマーカー値が高くなっていたら、また他の検査?・・ま、それも仕方ないか、と腹をくくる気分で出かけた。
月曜なので混雑しているかと思って早めに行ったら、血液検査室はガラガラ、はすぐに終わってしまった。結果は30分とかからずに主治医のパソコンに送られる仕組み。

診察予約時間まで30分以上ある。ロビーで座っていてもかえって腰痛が悪くなりそうなので院内を歩く。1階から2階まで吹き抜けになっていて、大きな窓の外の緑がとてもきれいだ。その風景が好きで、写真にしたくなる。
でも、以前、1階ロビーで写真を撮っている人が「撮影は困ります」と注意されていた。人物が写らなければ良いだろうと思うのだが・・注意はされたくないので2階の廊下から、透明な手摺り越しに小さなコンデジで隠し撮り。病院関係者が見たら怒るかしらん?

検査結果は・・前月とマーカー値は変っていない。ドクター曰く
「上がっていれば考えようもあるけれど・・」と。上がっていたら、どんな治療が待ってるの?と思いつつ、その質問はやめておいた。結局は今日も灰色のままで、手術以後、検査結果が「白」になったことは一度もない。でも、灰色のまま7年も経つ訳で。
8月にまた検査、となった。それまではまた、呑気に暮らそう。

帰りに、病院の敷地内にある「亀の池」に寄ってみた。なぜか亀が何十(何百?)匹も棲む池で、今の新病棟になる前の旧病棟はこの池のそばが入口になっていた。


鶴は千年、亀は万年。ちょっと縁起も良さそうなので通院の途中で必ず池には立ち寄ったものだ。親子の3匹だろうか、仲良く甲羅干し。と思ってシャッターを押した直後に子亀が落っこちた。親が振り払ったような気配もした。
子亀、がんばれ。私も、もう少し頑張ろう。

片蔭を人は列なし病院へ KUMI
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梅雨晴

2014年06月15日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

完全な梅雨晴の二日目。大雨に打たれて可哀そう、と思っていた紫陽花は、今度は晴天続きで元気を失ってしまった。
写真は、昨日の散歩のときに撮ったいつものハケ(崖)の湧水。大雨のあと行っていなかったので、こんなに水量が増えたとは思わなかった。この一段上が水の湧くところになっていて、そこの写真も撮りたかったが、水を汲む人が居て。汲んでも汲んでも湧く名水。

今日は、午前中はサッカーのW杯の試合を見てしまい散歩に出そびれた。午後は買い物があったのでそちら優先。
子供の頃から野球大好きで暮らしてきたので、サッカーは正直、あまり好きではない。ルールも、野球のように詳細までは解っていない。
とはいえ、国際試合になるとやはり世間が騒ぐので見たくなってしまう。前半1点リードしての後半、あっというまに2点が入ったときから、もうダメだ、と思ってしまい、試合が面白くなくなった。選手個人の実力の違いが、素人目にもわかる。組織力で隙をつく、といっても限度がある。
野球なら、弱いチームでも1点差は走者が出ればホームランで逆転もあるけれど・・
などと思ってしまった(サッカー好きの方、ごめんなさい)

梅雨晴や鴉たつぷり水を浴び  KUMI

(今日締切のネット句会の「水」の題で作った句)
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