梅雨夕焼

天気　晴

ようやく、雨の心配のない一日だった。洗濯ものもよく乾いて嬉しいこと。

夕焼、は夏の季語。一年中夕焼の空は見られるのに・・と思っても、梅雨どきの夕焼は不気味なくらいに綺麗だ。今、わが家からだと秩父の方角に沈む。
昨日も綺麗だったが、カメラを用意したときは、上の写真のように終りかけていた。夕食どきなので写真を撮る暇があまりない。
今日は、カメラを用意しておいた。ベランダに出ないと撮れないからちょっと面倒だ。


明日もこの天気が続くようだ。
あまり暑くもなく湿度も高くなく、私には快適。体調も大分落ち着いた。

武蔵野の果てを焦がして梅雨夕焼　　KUMI

皐月富士・そして雹

天気　晴のち雷雨のち晴

朝、富士山がすっきり見えて久しぶりに気分の良い目覚めになった。まさに皐月富士。貴重なせいか、旧暦の月の名のつく富士山の季語は皐月だけだ。
が・・それも9時ごろには雲の中。今度は西北西の空に不気味な積乱雲がむくむくと。綺麗、などとは言っていられない。午後には雷雨・突風、などという予報だ。


そして、午後を待たず、正午ごろには真っ黒な雲・・というか雨の塊り・・がだんだん近づいてきた。写真の右と左とで天気がくっきり分かれている。雷鳴もあっという間に近づいた。


呑気に写真など撮っていたら、わ～っと降り出して、凄い音。なんと、ベランダに雹が叩きつけるような音を立てて、雨と雷鳴と・・騒がしいこと。雹は数分であとは雨だけになった。珍しいので写真を撮りたかったが、風も強いしベランダへ出られない。
ガラス戸越しに撮った、プランターの写真。これよりも大きなものも降った。
長く降り続いたら農産物への被害が心配になるところだった。
（写真の白いのが雹）

午後は内科通院の日。雷雨が早めに降ってくれて助かった。
いつ、どこで降るやら・・最近の雨は予測もつかない。
わが家から言えるベランダに、洗濯物だけではなく手摺りの布団を干している家があって、取り込む気配もない。朝の晴天を信じて干したまま、外出したのだろう。あの大雨では布団は台無し・・と、知らない家なのに心配してしまった。

雷雲のぐんぐん育つ甲斐境　　KUMI

夏椿

天気　雨のち一時晴

ずっと行きたかった所があり、今日に予定をしていたが、雨でやめた。何だか体調も今ひとつだし・・
そんなことで、雨がようやく止んだ午後、咲くのを待っていた夏椿を見に行った。といってもマンションの敷地内だからエレベーターを下りるだけのこと。この花、一日で散るので、咲く場所が悪いと写真にならない。やっと、今日は何とかひとつだけ写真に出来た。雨のあとで、花が活き活きしていた。
それでも明日は散ってしまう、と思うと儚い。

気づかないうちに南天の花も咲き始めていた。雨に打たれて首を傾げて。


午後には久しぶりに雲が切れて日が射してきた。
大雨続きであちこちで地盤が緩んでもこのあたりでは関係ない、と思っていたら・・朝のラジオの交通情報で、立川市内の奥多摩街道で崖崩れがあったという。今まで、そんな事故は聞いたことのない近くだ。明日の午後も雷雨があるという。最近の雨は、本当に怖い。

雨上がりけりすきとほる夏椿　　KUMI

荒梅雨

天気　雨

一日雨、といっても強く降ったり止んでみたりの気まぐれな雨。梅雨入りしてから、関東ではもう普段の6月の雨量を越えているという。山沿いではあちこちで危ないことになっているようだ。

体調もすっきりしない。昨日はで午前のうちに眼科へ。いつもならさほど混まない火曜の午前中なのに、雨が上がっていたので患者も多く、かなり待たされて疲れた。
今日は午後、いつもの時間に整形外科へリハビリに。雨が強くなりそうなので、行きは車で送ってもらった。幸い、帰りも弱い雨のままであまり濡れずに済んだ。

空の暗さと同じように、日本もどんどん暗くなる。戦争を知らない総理大臣って、やっぱり突っ走ることに怖さを感じなくなっているのだろう。同じように若い人たちも怖さが解っていないから「今の日本で良い」となるのだろう。
体調がすっきりしないうえに気分もすっきりしない原因はそこにもあるのかもしれないが・・政治に関しては書かないことにしているので、お終い。

現世より雨音ひびく昼寝覚め　　KUMI

山紫陽花 Ⅱ

天気　曇がち

今日は雷雨も来ないようだ。有難いこと。

昨日の続き。
山紫陽花はとっても小さい花が多くて、三脚を使わない私の「技術」とカメラレンズで、日陰の花を撮るのは難しい。どれくらい小さいかというと・・
ズームしていたら、だんご虫がいっぱいでギャッという感じで手ブレになった写真。


上の花は特別に小さかったが、大体同じようなものだ。なので、下はトリミングした写真。


白い花、ピンクの花もあった。






いつもは一般の参詣の人は入れない茶室の庭も無料で公開していた。
八重のドクダミ（十薬）に囲まれた水琴窟が静かに音を奏でていた。




梅雨晴間清らに水琴窟の音　　KUMI