吟行句会・向島百花園

天気　晴

今日が最後になるかもしれない、という小春日和。つまりは吟行日和で隔月の句会へ。
10年以上も続くこの吟行句会、なので今の時期は何があるかがよく解っている。でも、年によってその表情は色々で。
園内でいちばん目立つのが櫨の木の紅葉。これは、どこからも見える存在感のある木だ。


そして、菊花展を開いているのが今頃の楽しみ。厚物咲などのいわゆる菊花展のような派手さはなく、嵯峨菊など江戸好みの菊が園内にいっぱい並んでいる。


あれもこれも被写体になるけれど、スマホでぽつぽつと撮った写真。
何しろ、2時間ほどで句を10句作らねばならないのだ。写真に熱中してはいられない。最近、あまり俳句に身を入れていないのでちょっときついノルマ、写真など撮っている場合ではない。






園内で今頃唯一の香を放つジンジャーの花が、まだ咲き残っていた。


実は、亀戸からバスに乗るのに、駅を降りるとちょうどバスが出ていくのが見えた。次は15分も待たねばならない。なので駅ビルでおにぎりを買い、食事の時間を節約して句作りせねば・・外で昼食をとるにはこれ以上の気分良い日はないし。
と、昼食はお茶屋さんで煎茶と落雁のセットを注文、木のベンチでおにぎりを頬張った。


で、四苦八苦の末の句を出した午後の句会、平凡な、当たり前の句しか作れずヒットした句はなく・・でも、終わってみたら、10句のうち8句に点は入っていたから、ま、いいか。
今日、自分としてはいちばん出来が良いと思っていた句。一人にしか認めてもらえなかったけれど。

青空を愛づ冬桜仰ぐとき　　KUMI

句会・大久保

天気　朝のうち雨のち曇

曇天の、暗い一日、大久保の俳句会館での勉強会＆持ちよりの句会。
俳句会館前の山茶花がみごと、そして、舗道と車道を区切る銀杏並木も大分見ごろになっていた。

今日は6人＋郵便の投句が2人。
人数が少なければかえって言いたいことも言い合えるので良いかもしれない。
今日の得点2句以上の句の季語
　セーター　白鳥来　冬麗　浮寝鳥　冬月　枯薄　底冷え　日向ぼこ
冬麗、なんてまだ思い出さない季語だった。
明日は小春日の晴天になるという。明日の吟行句会で使ってみよう。

句会へと山茶花の道いそぎけり　　KUMI

間違えてはいけません

天気　晴

今年も、ミニシクラメンをベランダに植えた。大きな鉢を買っても、暖か過ぎるマンションでは長持ちしない。かといって気温の低い玄関に置いたのでは楽しめない。
今はガーデンシクラメン、という名で売っているようだ。これ、三月まで楽しめる。雪が積もっても大丈夫だった。・・でも、厳寒期には部屋に近い場所に置いた方が良いようだ。

さて、赤ちゃんは、なんだかんだで予定よりも早めに帰宅した。
で、この三日ほど、私は動悸がひどくて体調が今ひとつ（赤ちゃんには関係ありありません）。
めえちゃんの故障かと思ったりしたが、深夜には寝室のモニターから病院へデータが送られているので、データがおかしければ病院から電話がくる。実際、今年の初めにドクターから電話があってびっくりした。検査の結果は無事だったけれど。
その電話もないのでめえちゃんの関連ではないらしい。
ということで、午後、インフルエンザの予防接種がてらいつもの内科へ行ってみた。

実は、先週金曜の通院で貰った薬、今朝飲もうとしたら、あれ？これは夜に飲む薬、と気づかされた。
慌てて昨夜飲んだ薬を見たら、朝の薬だった。どちらも一日一回、しかも大きさは同じ、ただ、パッケージがちょっと違って、薬の名が違う（当たり前）。調剤薬局の薬剤師さんが、窓口で説明しながら袋に入れてくれるその時、間違えたようだ。とはいえ、飲む私が4日間それに気づかなかったのが悪い。
ということで、朝飲むはずの弱い降圧剤を夜に飲んでいたので、血圧が少し上がってしまったようだ。それにプラスすること、諸々のストレス。
心臓関連の体調不良ではないと解り、ほっとした。

高齢者は気をつけましょう、薬の管理と車の運転。

木の葉降る信号待ちの交差点　　KUMI

落葉の道

天気　曇のち雨

窓からの木々の紅葉・黄葉が大分すすんだ。ソメイヨシノは色づく前に散ってしまったが、なぜか、通りの向こうの八重桜の木がとても綺麗に黄色くなっている。
欅も、木によっては散らなかった葉が色づいてきた。

という風景を見下ろしながら、午後は雨になったので家に籠りっきりになった。
久しぶりに毛糸と針を出して、産婦に編み物を教えたり。（これでも、勤めをやめたあと、手編みのプロだったこともあります、今は流行らないけれど）
ゆるやかに時間が過ぎていく。
せねばならないことは沢山あるけれど、何もせずに居るのも良いものだ。

毛糸編む何も思はず考えず　　KUMI

小春日和・・は続かない

天気　晴のち曇

家を出るのは買い物くらい、になっていたので、午後、少しは日光浴がてらの散歩でも、と家を出てみた。
ところが、残念、太陽は薄い雲に覆われてしまい。でも、南にある市の史跡公園へ行ってみると、日差しに誘われた人たちが結構来ていてびっくりした。草々は枯れ色になっていて、残った赤まんまも寂しい色に。

帰路、公営住宅の垣にある乙女椿が一輪だけ咲いていた。

この花が咲き揃うと見ごたえがある。もう冬になっていく、と感じる花でもある。

明日はもう雨になるようだ。小春日和は続かないもの。

子ども等の落葉蹴り合ふ遊びかな　　KUMI