春が来ていた

天気　曇がち

暖かい日になる、と予報されていたのに、私にはあまり暖かさを感じなかった。
でも、ベランダの花だけではなく、外へ出たらヒュウガミズキが満開でびっくりした。仏壇の花を買いに行きながらちょっと近所を歩いたら、色々な花が足元にも咲いていて、やっぱり春なのだと思った。カタクリの花を見に行きたい・・などと、贅沢は言えない。

何と、今年初めて美容院へ行った。行かなくては、と思いつつ色々で行けず、バサバサと伸び放題になっていたのだ。パーマもかけず、染めることもないから無理をして行く気にはならないもの。でも今日は、両隣の客が染髪をしていて、その揮発性の「薬品」が私を襲い、化学薬品アレルギーの眼には極めてよくなかった。次に行ったときは、そのことを話しておかなくては・・前の店長には話してあったのに伝わっていないらしい。

ひとつひとつ、出来ることをするのが今のリハビリ。この先に何があるのかは考えないことにして、見える範囲の春を楽しんでおこうと思った。

会釈交はす日向水木の明るさに　　KUMI

今季最後の雪の富士

天気　晴

寒くても春めいた空気の日が多いのに、今朝はカーテンを開いたら真っ白な富士山。丹沢山塊も雪が残っていて、春になってからの方が冬めいた風景になっている。でも、この富士山も今季最後の雪化粧かもしれない。

富士山は綺麗、日差しは春めいてきたし、と少し身も軽くなった気分で午前のうちに内科へ気管支炎の症状を確認に行った。ついでに、先週一緒に採血した半年一度の血液検査の結果も聞きに。
気管支の炎症はかなり回復していて、もう安静は不要、となった。まだ息苦しい状態は続くものの、とにかく何とか普通の暮らしに戻れる。問題は・・
血液検査の結果が、半年前より急速に悪化したものがあってまたまた、再検査になってしまった。秋の健康診査で大腸がひっかかって検診センターへ行ったばかり。それについては問題なく通過したのだが、今度は、思ってもみなかった場所に問題が生じていた。言葉なし。覚悟だけはせねば。

行きは体調に自信がなかったのでタクシーを呼んでしまったが、帰路はいつものようにひと駅を電車に乗った。隣の駅ビルのお店で、少し買い物。体力は戻りつつあってほっとした。

ベランダの花が、春を告げて急速に勢いづいてきた。富士山を撮ったついでに、たまにはカメラでもと撮ってあげた。


初蝶の迷はず白き花選ぶ　　KUMI

リハビリお散歩

天気　晴

今日の写真は、今日撮ったスマホ写真。もう雪柳がこんなに・・とびっくりした。

洗濯ものを干していたら外の日差しが暖かそうに見えたので、家の（マンションの）周りだけ、少し歩いてみることにした。素直に5日間も安静生活をしていたので、もういいか、という気分。食欲も大分戻ったし、咳も夜中には出なくなったし、安静ばかりでは体力が落ちてこれからが困る。・・と外へ出たものの、やはり足の進みは思うに任せない。
明日、内科で検査をして回復していたら、無理をしても歩きたい・・とつくづく思った。でも、これではまだ「無理をしてはいけません」になるのかしらん？






昼には、買い物を頼んでいたあっちゃんが、今日は家族で来てくれた。子供と遊ぶ体力はまだないので、用だけ済ませて昼食を一緒に食べて帰宅した。
お花見に行こうねえ、とずっと前から約束しているけれど・・夫の方は大丈夫でも、私の体力が回復するかしらん？　と自信がなくなっている。

雪柳なんぞ揺らせて病み上がり　　KUMI

そろそろ飽きた・・

天気　晴のち曇

飽きます、静かに家に居るのも。時間がいっぱいあるのだから、本を読むなり句を作るなりすることもまたいっぱいあるはずが、頭がすっきりしないから何かに集中できない。そのうちに、眠くなる・・これは投薬のせいらしい。咳はかなりおさまったのに、からだは怠い。

と愚痴ばかり言っていても仕方ないから、去年の写真で「春」を楽しむことにしている。
上の写真は、珍しく、クリスマスローズの花が上向きに咲いていて撮れたのだ。色合いが落ち着いているので好きな花なのに、俯いて咲くのが欠点だ。暗いニュースばかりが眼や耳に入って、春が遠のくような。
もうすぐ彼岸の入り。来週は本当の暖かさがやっと来そうだ。桜も開花？今年は私の周りを素通りしそう。

今週末に二日続きの句会は、無論行けそうもない。これでは俳句が私から抜けてしまうばかり・・と思い、今日締め切りの席題ネット句会だけは、と思い投句することにした。下の句はその投句の残り。

つばめ来る子等の姿を見ぬ里へ　　KUMI

安静・こんなものでいい？

天気　晴

写真は、一年前のこの。もうボケも咲いているのだ。何も見ないうちに日にちが過ぎる。

月曜にドクターから「安静に」と言われたので、一昨日から、私なりに安静にしている。
かといって、まさか昼間から天井を眺めて暮らす訳にはいかない。なるべく横にはなりたくないけれど、どうも一日一回だけ、昼食後に飲む薬が強いようで、飲むと眠くなる。居間のソファでうつらうつら。一人だから起こしてくれる人も居ないし、眠り過ぎても・・と慌てて起き上がってベランダに出たりして。これでは「安静」とは言えないかも。
今日は、午前中に夫が退院してきて、体力だけは私よりもあるので安心して眠れるのに・・眠くならない。いつもは見ないＴＶを付けているせいかもしれない。
ホンモノの病人の方が、俄か病人の私より元気、という奇妙な家になってしまった。

食欲、相変わらずない。昨日は、パンがなくなったので近所の友人に頼み、いつものパンを買ってきてもらった。ところが・・今朝はそのパンが何だか食べたくない。
朝食にはご飯を炊いてみたものの、ほんのひと口しか食べられなかった。ただ、蜆の味噌汁は美味しかった。

可燃ごみの日なので、外へ出しに行ってみた。歩くのがこんなに大変と思ったことはない。
咳はかなり出なくなったから回復はしていると思うものの。本当に回復するのかしらん？
薬は明日でお終い。キツイのでもう飲みたくないし・・

蜆汁ひとには言はぬこと幾つ　　KUMI