KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

梅雨夕焼け

2019年07月18日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇のち雨

写真は、昨日の夕暮れ。少し残っていた青空と雲が、情けないような夕焼けになった。それでも曇天の日暮れよりはマシ? 久々に富士山も薄っすらと見えた。梅雨夕焼け、と言うほどでもないけれど。
今日は、もう梅雨に戻った。台風が来ているのでそれが列島を過ぎる来週初めまで梅雨前線は居座るらしい。そのあとは?日本海側を通る台風が、梅雨雲を連れていってくれるかどうか。

午後は雨かも、という予報なので午前のうちに夫の病院へ着替えを少し持参。明後日には退院するのでたいした荷もない。
帰宅したら、市役所から書類が届いていた。介護保険料の還付金。


役所からの還付金は、絶対に電話してはきません、手紙で来ます。詐欺被害者予備軍の皆さん、よ~くご覧を。お金は、手続きすれば銀行口座へ振り込んでくれます。現金で欲しければ指定された役所の窓口へ行かねば還付されません。

なぜ介護保険料に還付金が発生したかというと、市役所のミスではなく、私が一昨年だけ高額所得者になったからだ。亡姉の相続を代表して手続きする破目になり、人生でいちばんの高額な税金を払わされた。その手続きまでの苦労を書いたら本一冊分になるので省略。それで、私が「本当の金持ち」になった訳ではない。

と、その書類を書いていたら、京都で残虐な放火爆発・大量殺人事件のニュースが・・
天災でもないのに、こんなことが起こる日本。列島の天気も人間もおかしくなっている。

遠富士の淡き影置く梅雨夕焼け  KUMI


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青空、見えた

2019年07月17日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇一時晴

予報通り、少しだけ青空の見える日になった。久々の日差しが眩しい。
元気のなかったベランダのポーチュラカが少し生気を取り戻した。


日差しがベランダに影を作っている・・当たり前。でも、それも珍しい光景に見えた。
スマホを向けたら、小さな蜂が来ているのに気づいた。虫も晴間を待っていたのだろう。


梅雨明けはまだまだ先になるらしい。
随分前・・30年以上?・・のことになる。梅雨に入ってからずっと青空が見えなくて、とうとう夏休みになってしまったことがあった。勤めていた頃のことなので、夫婦で夏休みを合わせるのもそう簡単で
はなく、確か、7月の終わりごろに夏休みをとっていて奈良へ行ったことがあった。青空のない関東を抜け出した新幹線が静岡県へ入ると、だんだん晴れてきた。
青空だ!!と叫びたいくらい嬉しかった。頭の上に覆いかぶさっていたモヤモヤが一気に消えた気分だった。そのかわり、奈良も京都も暑かった。帰路に寄った京都では、暑すぎてあまり観光に歩いた覚えがない。
今年は、そこまでひどくなく、たま~には青空が見えてはいたけれど。梅雨寒は、昨日でお終いのようだ。でも、明日からはまた梅雨空かと思うと、うんざりする。

梅雨明けはまだかと騒ぐ明け鴉   KUMI
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

息抜きにオムライス

2019年07月16日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨

写真は、昼食に入ったカフェの窓際に並んだ観葉植物の鉢。
何度か行った店、てっきり本物かと思っていたら、今日は目の前に座って、ニセモノと判明。でも鉢の汚れ具合までよく出来ていて、遠目には解らない。


変らぬ冷たい雨の中、今日から夫の二回目の入院治療が始まった。5日入院しての点滴治療、退院後も副作用が出るから油断出来ない。
という夫の入院に付き合い、帰路は徒歩で帰宅できるのだがバスで隣駅に出て昼食にオムライス。


夫に過酷な治療が始まるのに呑気、と言われそうだけれど、これには理由がある。
今日は朝10時から午後4時まで、マンションの水道施設の点検工事のために断水になる。なので、帰宅しても昼食の支度が出来ない。トイレも使えない。一応、昨夜の風呂の湯は抜かずにおいてはあるが。

私は、オムライスが大好き。子供みたい、と思われるが、昼食に自分で作るのも面倒だし夕食に老人夫婦が食べるものでもない。で、5月、夫の通院に付き合ったとき、病院のレストランでオムライスを頼んだら、何とも不味かった。「まずい、まずい」と食べながら言い、夫にたしなまれた。
今日食べた店のオムライスは、抜群に美味しい訳ではないが、ライスの味はほどほどのトマト味だ。卵はとろりとしていて美味しい。ただ、今日は海老入りのクリームソースがかけてあって、私には少し脂肪分が濃かった。でも、まあまあの味。コーヒー付で1050円、カフェなのでゆったりと外の風景を見ながらカウンターの一人席で食べられるのも良い。

用を済ませてゆったり昼食をとっても、まだ1時半。帰宅してもトイレを使えないし・・
と、駅ビルの中の店をあれこれ覗き、バーゲンをしていたので久々に買い物。冷夏のせいか、夏物のバーゲンが早いようだ。何だか、盛夏を演出した店の飾り付けが虚しく見える。


駅ビルの綺麗なトイレを使わせてもらい、帰宅した。
事前に解っていた断水でも落ち着かない。災害などで断水したら、と思うとぞっとする。飲み水だけは確保しているものの・・

子つばめか否親つばめ雨を裂く  KUMI
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏は来ない?

2019年07月15日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨のち曇

相変わらずの梅雨空と低温続きで、夏は来るやら来ないやら。
朝顔の花付きが悪い。昨日は一輪だけ咲き、今日はゼロ。明日の蕾を見たら二輪が咲きそうだ。

ベランダの鉢に散歩で拾った白粉の花の種を蒔いたら、咲き始めた。


白粉の花なぞわざわざ庭に咲かせる人は居ないはず。多分、雑草扱いになるのでは?と思う。夕暮れに咲いて朝には萎む。目にすることが出来ない花なのだ。でも別名「夕化粧」
紅白の入り混じって咲くこの花を道端で見て、面白いので種を拾ってきた。名前のとおり、淡い白粉に似た香を放ち、この紅白の花は、何とも色っぽい。ベランダに咲かせてあるから、洗濯物を取り入れる頃に咲くので毎日楽しめる。 普通の人から見たら変人かも。

朝顔も、白粉の花も初秋の季語になる。
この、秋になっていくような陽気はいつまで続くのだろう。

梅雨雲の濁るわが眼の中にまで   KUMI
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一年前は・・

2019年07月13日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇のち一時小雨

写真は、去年の今頃のベランダのポーチュラカ。
今年も同じものを同じプランターに植えているけれど、花数は去年の十分の一も咲かず寂しい限りだ。朝顔市で買った鉢も花付きが悪い。
たかがベランダの花、どうでもよいようなもの。でも農作物は?と考えるとぞっとする。稲が育つだろうか、秋の果物は?畑は? そちらの方が深刻な問題になりそうだ。今月に入ってから、南関東は日照時間が数時間しかないとか。

昼過ぎに玄関のチャイムが鳴り、何かと思ったら民生委員さんが、熱中症と特殊詐欺注意のパンフレットを配りに来た。熱中症どころか夏風邪をひきそう。小さな団扇を渡されても使い道がない日々だ。
それよりも、詐欺のパンフの方に興味がいった。人口十余万という小さな市の詐欺被害の総金額が掲載されていた。詐欺に注意、という警視庁やら所轄署からの電話や訪問が始終あるくらいだから、被害者の多い地域? 数字に「円」をつけると被害額なので、数千万円も!!


びっくりする数字だった。そんなに老人人口の比率の多い地域ではないから、この町には騙されやすい金持ちの老人が多いということなのだろうか。

数年前、スーパーで買った品物を台でレジ袋に入れていたら、隣に居た老女二人の会話が耳に入った。たまたまそこで出会った知り合い同志のようだった。
「私ね、オレオレ詐欺に遭ったのよ、アハハ・・」とびっくりの話。
「ええ!! それで騙されたの?」
「ちょっとだけね、騙し取られたわ」
「あらやだ、警察に届けたんでしょ?」
「届けないわよ。息子に知られたら怒られるから。アハハハハ・・」
妙に明るく話すのは、照れ隠し? 続きを聞きたかったけれど、もう袋詰めは終わっていたので立ち聞きする訳にもいかない。
何万円かを騙し取られたくらいでは、警察にまで行かないかもしれない。その気持は解る。家族に「馬鹿だねえ、お母さんは。俺の声を忘れたの?」などなど怒られる方が数万円の被害に比べたら辛いだろう。
そんな、隠れた被害もあることを思うと、金額はもっと多いのだ。

でも詐欺に遭った人の90%以上が「私は騙されないと思っていた」とのことだ。
ま、我が家には息子も居ないし、役所が「還付金があります」などと電話してくることは絶対にないと知っているし・・普通の相手なら大丈夫。でももっと手の込んだ内容だったら?

梅雨空を仰ぐ詐欺師も老人も  KUMI
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする