KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

手術終了

2019年07月24日 | 病気のこと
写真は、入院していた病院の7階からの、昨日の青空。
午後に珍しく青空が広がったようだった。術後に左眼を眼帯でふさがれた状態、残った右眼は緑内障の視野狭窄と白内障で見えるものはかなり限定されていて、とにかく青空らしきものが見えていたので、記念にスマホでパチリと窓越しに。
手術日記念青空。

という手術後一泊して少し明るくモノを見られる状態になって退院することが出来た。
白内障の手術なんて、今や日帰り通院でしている人が多くなっているから、簡単かと思ったら・・そうでもない。人生で四度も外科手術をしていて傷だらけの運命だから、多少のことには驚かない。それが・・手術で痛い眼に遭った。
眼の手術が、大変だった訳ではない。手術中に抗生物質を点滴で注入する。そこまでやるの?と手術前になって知った。点滴も、厭というほどしているからどうということもない、と思ったら・・
病棟のエアコンの効き過ぎで前夜は寒がりの私は、寒くて眠れなかった。それで血管が収縮してしまったようで、針がなかなか入らない。でも、眼の方の手術は始まる。無理矢理に針を入れ・・「痛い」と悲鳴を上げたので、右腕を諦めて左腕の手首からになった。
それがまた痛い。あれこれと刺されて試されるのも厭なので「我慢します」
「はい、手術始めます」と、やさしい女医さん。
「どうですか、我慢出来ますか」と点滴担当のドクターか看護師か。
「我慢します」と私。
「そんなに力を入れないでくださいね、リラックスして・・歯を食いしばらないで」と執刀医。点滴が痛い・・と言おうとしたら「手術中は無言で居てください、眼球が動きます」

と、そんなあれこれの中、眼の手術がどーのこーのよりも、10分ほどの間は点滴の痛さとの格闘、何とか我慢して眼の方へ気持を集中したときは、もう手術は終わった。あ~あ、左眼の時は腕の血管がよく出るように事前にマッサージしておこう・・何とも眼の手術の本質から離れた話。いつも、血液検査や点滴の時は血管の細さで苦しむのだ。

昨日は不自由な右眼だけで過ごした。視力障害者の苦労を少しは体験出来た気分。


今日、病院の外へ出たら、蒸し暑さと眩しさにびっくりした。風景が明るくなったので手術は成功のようだ。

お見苦しい写真を大変失礼しました。手術後はこんな顔になります。日帰りだと、少しは見栄えよい「眼帯」にしてくれるようですけど。
また、コメント頂いた皆さん、ご返事を出来ずごめんなさい。さすがに、昨日はスマホからの書き込みは無理でしたので。

病室の窓を大暑の空青し   KUMI
コメント (6)
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