天気 晴
山紫陽花の中で、私の好きな花・・高幡不動尊の先日の写真の続き。紫陽花の別名は「四葩の花」花びらが4枚、と決まっている。額紫陽花も毬咲きも。
ところが、この原種に近い紫陽花の中には、花びらが3枚のものもある。その中で、この色が私の好みだった。小さな小さな花なので、撮影には地面に膝をつかないと・・という丈だった。
さて、今日の午後、ドラッグストアへ用あって出たついでに、地元の紫陽花の花束を買ってきた。
青紫は日本では少ない色。ヨーロッパへ行くと、土が酸性なのでこの色や赤紫が多い。でも紫陽花はやはり青い色の方が好まれる、ということで、愛好家は酸性の肥料をたくさん使うらしい。
日本原産の紫陽花がヨーロッパへ渡り色々と改良されて、日本へ再輸入される。この色もその「里帰り」の花かもしれない。ちょうど7月初旬の紫陽花の季節にオーストリアへ行ったら、赤紫やえんじ色の花が多い。最初は違和感を覚えたものの、見慣れたら厭な色ではない、と思い始めた。デンマークのチボリ公園には見事な赤紫の紫陽花群があった。
で、最近知ったこと。写真は昨日のおやつに出された珈琲ゼリー。ひと口掬ってから写真を撮ったのでちょっとミットモナイけれど、私の大好物。でも、年に何回もは出ないから、コンビニで買うこともある。
実はこの珈琲ゼリーなるもの、日本が発祥なのだそうだ。詳しいことは省略するけれど、フランス人が日本へ来たらこれを食べるのを楽しみにしていた、という話をYou Tubuで見たのが去年のこと。え?フランスは珈琲もケーキも日本のお手本の国なのに、作らないの?とびっくりした。
コンビニの珈琲ゼリーもなかなか美味しい。日本は、寒天を使っての夏の和菓子を色々と作る国だから、珈琲も同じように固めて食べる発想になったのだろう。珈琲ゼリーはゼラチン使用らしいけれど。
野仏へたどる小道や濃紫陽花 KUMI