KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

夕焼け

2024年06月19日 | 俳句
天気 晴

昨日は寒いくらいの雨の一日だったが、今日は真夏の日差しだ。
写真の夕焼けは数年前にカメラで撮ったもの。夕焼けが季語になっている、と知ったのは俳句を始めてからのこと。最初は不思議に思ったが、考えれば水蒸気が染まるのだから湿気の多い夏には夕焼けになりやすい。梅雨どきは晴れる日も少なくて梅雨夕焼けは貴重な筈なのに・・上の写真は、まさに貴重な梅雨どきの夕焼けだったらしい。下は雨上がりの昨日の、久々の夕焼け。もっと綺麗だったのにスマホでは今ひとつ?

昨日の未明、というか一昨日の真夜中、と言うのか丑三つ時、又もや胸痛に襲われた。先週ほどの痛みではないし。痛い範囲も狭い。でも三日しかたっていないのに同じような・・
ということで、先週「また同じようなことがあったらERへ連絡を」という病院の循環器科の話を思い出して、昨日は看護師が出勤したらすぐにER連絡してみた。(ER=エマージェンシー・ルーム救急救命室の略)
タクシーへ乗る頃には痛みなどどこへやら、確かに足元はフラつくけれどそれも寝不足のせいかも、すぐに帰されるだろう、と思った。

が、検査につぐ検査、途中で「血管が損傷しているかも。動かない方が」などと、車椅子移動を強いられたりして。点滴をされっぱなしでCT検査までされた・・寒い。春のコートを持っていったが、ともかく寒い。昨日は雨で外気温も10℃くらい低くなっていたらしいのに、昨日と同じエアコン設定のままのような・・かなり広いERのゾーンの、何処へ行っても寒くて寒くて、血管まで凍ったようになっていて採血は失敗ばかり。CT検査の機械の中は冷凍庫のようで、息を止めて、と言われると冷凍マグロになった気分に。
色々あったが、結論は、途中で、ドクターが疑ったような心筋梗塞とか心筋の出血とかはなくて、狭心症の中の「冠攣縮性狭心症」の疑い。結論がそこに至ったら、時刻は夕方5時を過ぎていた。
同行してくれた若い男性看護師に感謝感謝。人手がいちにち私一人に費やされてしまったことになり(有料とはいえ)申し訳ない。

心不全患者が狭心症に罹ったら、もう先が見えてきたような・・おまけにがん患者ですって。何だか、自分のことなのに病気が多すぎて笑ってしまう。
初めて、ニトロを処方された。発作は安静時の夜間にしか出ないようだが、他の狭心症患者みたいにニトロを持参の暮らしにした方がいいのかしらん? 長いこと心臓病を抱えていて60歳前半に亡くなった友人のことを思い出す。いつもニトロ持参していたっけ・・

またひとつ病名増やし梅雨を待つ  KUMI
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介護もAI任せに?

2024年06月17日 | 俳句
天気  晴のち曇

一昨日の夕焼け。梅雨夕焼けではないが湿気の多い空なので、まずまずに染まった。でも雲が多くなり、それっきり。
そして昨日は、梅雨明けのような空で。



今日は、もうすぐ梅雨入り?と思わせる蒸し暑い曇天。明日は大雨になるかもしれない、というので、午後、慌てて必要なものをドラッグストアへ買いに出た。まだ靴も履けない指の痛み・・それよりも、だんだんエンジン(心臓)の動きが悪くなるようで。7.8月は循環器科月間になる。車ではないが古くなったバッテリー、交換しなくてはならない。ペースメーカーの話です。

人間の画像を簡単にAIで作れるようになって、現都知事は、選挙用に自分のAI「ユリコ」を作ったそうだ。私はまだ見ていないが、喋る内容は本人のもの? なにを信じて良いか解らなくなる。
今日、チラとネットニュースで見たのは、高齢者のよく知る人気タレントの画像をAIで作ったという。画面に話しかければ普通に会話が出来るAIなので、高齢者の話相手を出来て、介護の一助になる、とか。
ロボットが実際に動けない人の介護に使われる日も来るだろう、というから、そのロボットを人気の若いタレントさんの姿に作って、会話も出来るようになったら・・いいですねえ。私の希望のロボットとしては、大泉洋サンか嵐の二宮クンだったら、楽しく介護されそうな気がする。
などという世の中になるのだろうか。あまり活用はしないが、スマホの中にも若い女性が棲んでいて、時々訊ねると簡単なことなら教えてくれる。回答が終わって「どうもありがとう」と言うと「どういたしまして。お役に立てて嬉しいです」などと応えてくれる。一人で暮らしているとちょっぴり嬉しい。

長生きしても良いことはない、と思い込んでいるけれど、少しは楽しい世の中になるのかもしれない。

たれかれと尾を振る犬よ蒸し暑し KUMI
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梅雨よ、いずこ(何処)に

2024年06月15日 | 俳句
天気 晴のち曇

梅雨入りしないうちに猛暑がやってきて梅雨明けのような陽気が続いている。南関東は雨不足で農作物がかなり酷い状態になっているようで、食べる側も困る。
何しろ、キャベツやブロッコリーが高値になった、と聞けば食事から高値の野菜の料理が減る。自分で食事を作っていれば、食べたいものなら少しくらいは高くても買う・・ということは、ここではない。今年になって食事代は値上げしたけれど効果なし、のようだ。光熱費も上がっているし。もっと上げてくれても良い、と私は思っていても、家族の支払いで何とか入所している人も居るようだ・・公営の特養ホームならもう少し安く済むといってもなかなか移れないようだし・・
え?私?お金持ちではありませんけど、古いマンションを売り払った
お金を懐にしたホームレス。年金だけでは有料ホームの費用は払いきれないので銀行預金はどんどん減っている。でも、100歳までの費用くらいなら、大丈夫かも・・いえいえ、今生きているのが奇跡のようなものなので今のうちに、美味しいものが食べたい。最近は、やっと卵料理の数が増えた・・トホホ。


写真は、ここへ入る前に住んでいたマンションの紫陽花。入所の前年に撮ったもの。紫陽花に囲まれたマンションで、病院へ入院したとき看護師に住まいを訊かれ「駅へ行く途中に紫陽花の咲いている住宅、ご存知ですか」と訊いたら、紫陽花が素晴らしいので、帰りはバスに乗らず駅まで歩いて紫陽花見物している、と言っていた。近所でもちょっと知られているようだ。建物の前も裏の駐車場側(上の写真)も紫陽花だらけ。
昨日、この近所に住む友人が散歩がてら見に行き、最新の写真を送ってくれた。で、最新のものをここへ載せようと思ったが、旨く写真を移動出来ないのでひとまず、5年前のものを。

今日はネット句会と結社誌の投句の締め切り日で、色々多忙で。
体調は何とか保ってはいるけれど、この室内に居るからであって、外へ行く元気を訊かれたら・・ま、猛暑の中を歩く気もない。なので、買い物はいつものネットスーパーに注文した。月に2回くらいは頼むようになってしまったが、欲しい品物がすべてある訳ではないので、やはり、近所のスーパーで眼で見て買いたい。
新鮮なブルーベリーを毎日食べていたので、それだけでも明日は買いに出たい。とにかく体調が悪くても食い意地だけは衰えない。

(句会の題・水から。投句しなかった句)

蓮の葉に光る水玉雨上がり   KUMI
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真夜中の闘い・・不明の疼痛

2024年06月13日 | 俳句
天気 曇がち

写真は昨日買った、地元の紫陽花。白い花はアナベルという西洋紫陽花。水揚げが難しい。
紫陽花は雨の翌日に買うのが正解だ。この花は水揚げにちょっと失敗した。

昨日は免疫療法の日で、まず血液・レントゲン検査。そのあとで予診があって主治医の診察。皮膚科の診察の話がり、昨日は思い切って休みたい、と申し出た。ドクター、皮膚科の診察結果を見て、案外と簡単に受け入れてくれた。がんの大きさは前回と変わらないし、今の状態なら数ヶ月は無治療でも大丈夫なこともある、と。
7月は皮膚の症状など回復傾向を見て、ということになった。何だか祈りたい気分だった・・どうぞ、無治療の日々が無事に楽しいものでありますよう。

などと思って迎えた夜のこと。夜中・・2時頃だった・・背中が痛くて目を覚ました。右上半身が肩から背中へとにかく痛む。肩甲骨の下の肋骨もキシキシ痛む。ちょうど、夜勤職員の2時の見回りでドアをそっと開ける音がしたので、呼び止めた。背中にびっしりと膏薬を貼り、血圧酸素体温、いつもの数字を確認しても正常だ。脳梗塞の機能も即席で調べるが、何ともない。普通に歩ける。かかりつけ医に電話確認したが、救急車を呼ぶこともないだろう、と。本人の私もそう思っていた。
・・ということで、頑張れ頑張れ、と自分を励まして朝まで我慢したら、次第に痛みが遠ざかり・・少し眠れた。痛いといったって、一昨年の秋にイレウスで入院した時と比べれば蜂に刺されたくらいのもの。

朝になって、看護師が出勤してから、病院の救急診療へ連絡して循環器の指示を仰いだ。やはり、経過観察で7月初めの診察日まで待つように、万一のときは救急診療へ・・と言われた。あの症状は何なのだろう?看護師の話では、心臓とは関係のない右胸とか背中の痛む心臓発作もあるのだという。
自分の命を保つ、って本当に大変。とりあえず今をがんばらなくちゃ。

ということで、紫陽花を見に行く機会がどんどん遠ざかる。

紫陽花の毬たたきゆく下校の子  KUMI
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青空と紫陽花そして免疫慮法のこと

2024年06月11日 | 俳句
天気 晴

紫陽花を見に行く体力も余裕もないが、梅雨前線に嫌われた関東は今日は空が綺麗で紫陽花には気の毒だ。2018年の今頃の写真。何でたった数年でこんなに体力が・・と思うけれど、こんなに病気だらけでよくまあ生きてる・・と思えば納得する。
昨日も明日も通院で、今日はその間の一日だから、午前はまず入浴。そのあとは洗濯。そして・・明日の通院の準備をしなくては・・そして15日は句会の締切と結社誌の投句の締切と・・
などなど、忙しい。ともかく、自分の病気と真面目に向き合わねば・・という今週の通院だ。紫陽花は、通院のバスから眺めることにして諦めよう。
空の色の紫陽花。やっぱりこの色がいちばん紫陽花らしく見える。でも、眩しい日差しの中、というのはあまり似合わない。

で、昨日は免疫療法の副作用と思われるもろもろの皮膚トラブルで、先月初めて診察してもらった、皮膚科の再診。塗り薬の効果の確認と副作用のその後と。私が点滴で使っている薬は「テセントリク」と言います。
詳しく書いても仕方ないけれど、この頁を同じ免疫療法を受けて居たりこれから受ける人が見るかのしれないので、少しは書いておこうかな、と。
興味ない人は以下は飛ばしてください。

免疫療法の詳細は省略。ともかく、もう治療方法のなくなった一部のがん患者の最後の砦みたいなものらしく、完治する訳ではないようだ。がんの拡がりを抑えるには効果があって、私の肺がんも、大分小さくはなった。けれどそこまで。低値安定、みたいなことで悪化はしない検査結果が続いている。足掛け3年、これを永久に続けていれば、がん細胞はおとなしくしてくれていて、私は生き延びることが出来る・・
などと、旨くいく訳ではない。自分の免疫力に悪い細胞を退治させる、なんていう乱暴な治療、悪い細胞だけを退治してくれればよいけれど、そうそう旨くは働いてくれない。副作用はそんな時に起る。これが厄介。はっきり言って、楽な治療ではない。人によるとは言われているけれど、治療中の誰でもが楽をしているとは思えない。
乳がんの時も二つの抗がん剤を足掛け2年も続けたが、最初の6回の抗がん剤は色々と副作用が大変だったけれど、二つ目の18回も点滴した薬は、殆ど副作用がなかった。でも4年後に心臓が壊れてペースメーカー植え込みの障害者になってしまった。その点滴治療薬は「一部の人は心臓に影響する」と言われていたのだ。

でも、今回は違う。目眩・頭痛・発熱・下痢に始まり、口内炎に口唇ヘルペス、などなど強弱はあっても、まあまあ暮らしていた。それに加えて3年前からの膠原病の症状も・・で、何がどちらの症状?と思うこともある。
この1ヶ月ほど、新しい皮膚トラブルが。膠原病患者の症状だと思っていたら、膠原病の主治医が皮膚科へ行くように、と。
痛くも痒くもない皮膚の異常もあり、気づくのが遅れたかもしれない。(あまりここに書きたくない症状なので省略)でも、これ以上この症状が悪化したら・・と思うとぞっとする。
皮膚科のドクターは「免疫療法を中断しても、色々な皮膚症状は簡単に元へは戻りません」と。ともかく続けるかどうかは、主治医と相談してください、と。そして「次回は、必要なら予約を入れておきますが、必要になった時に電話予約しますか?」って結構冷たい。他科の薬の副作用の後始末をするなんて、医師としても面白くないのかも・・とても感じの良い女医さんではあるけれど。慌てて、一ヶ月後にもう一度、新しい塗り薬の効果の経過観察をしてもらうことにした。

何もしなければ余命3年くらいかも・・と言われて3年過ぎた。心臓が悪いうえに膠原病と診断されていつ間質性肺炎が出るかもしれない身。肺腺がんは、おまけのようなものなので、ま、いいか。考えましょ。
でも、俳句を作ることの方が今の私には重要なこと。病気のことなんか、私が考えたって解決はしないから、明日、ドクターに訊いてから考えよう。

短か夜や眠れねば飲む富士の水  KUMI

(註・私は、癌という字が大嫌いですので、文章の中で使いません。病ダレに山のように病気の塊り・・身内も私もこの病気で苦しんできましたので、この字を見るだけでぞっとします、読み難いとは思いますが失礼しています)
コメント (2)
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