回顧と展望

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旅行者に無礼な国とは

2013年03月02日 16時14分20秒 | 日記

CNNの報道するところによれば、1200人以上から回答を得た結果、主要34か国の中で旅行者に対して無礼(”RUDE")な国の順位は以下のようになっている。その理由は、大きく分けて、言葉の壁および文化の違いにあるという。すなわち、フランスではフランス語に対して強烈な自負を持っていてフランス語が話せないと非常な不便と疎外感を感じるし、フランス文化に対しても同様でそれを理解しない旅行者には容赦しない。このことはロシア、中国についてもほば当てはまる。なお、習慣という点では、欧米が行列を作るのに対してどこでも割り込みがある中国についてはそれを無礼だと感じる向きが多いという指摘があった。

上位国には、やはり唯我独尊的な発想が見られる国が多い様に思われる。それは、観光立国でありながらもかつて世界を支配した歴史を持つイタリア、英国、米国が無礼な国の上位に来ていることからも窺える。逆に最も無礼ではない国(34位)はブラジル。日本は25位で、比較的良好な(?)位置にある。言葉の壁、という事では、日本語を話す旅行者は少ないから大きいと思うのだが、昔から日本では至る所に英語が併記されており、少なくとも旅行中に大きな不安を感じることがないことと、日本の「もてなし」の伝統が好意的に受け取られているのではないか。このことはたとえばタイにも共通するものだと思う。

1. France
2. Russia
3. United Kingdom
4. Germany
5. Others
6. China
7. United States
8. Spain
9. Italy
10. Poland

25. Japan
26. Denmark
27. Canada
28. New Zealand
29. Indonesia
30. Portugal
31. Thailand
32. The Philippines
33. Caribbean region
34. Brazil

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