これがドライなっとう缶。3種類も出ているのだ
読者諸賢よ、納豆の缶詰であります。
とうとう納豆が缶詰になったのであります。
とはいえ、あのねばねば納豆がそのまま収まっているわけではない。ある技術によってパラパラに乾燥させた納豆が入ってるのだ。
このドライ納豆は、缶詰になる前に、一部で非常に人気の高い商品として知られていたという。
それはJAL国際便で提供されているドライなっとうなんであります。
これを作るには、まず普通のねばねば納豆を仕入れて、それを減圧状態で油で揚げるらしい。
原材料費も手間も掛かっているスナックなのだ。
いりこ入りを開缶!
全体の匂いを嗅いでも納豆臭はない。試しにひと粒、鼻腔に近づけて嗅いでみると、おお。ほんのりと納豆の香りがするぞ。
面白くて何度も嗅いでいたら、粒が鼻の中に吸い込まれそうになった。賢明なる読者の方々は、けっして真似をされないようご留意いただきたい。
まっ、それはともかく、ひと口...。
ふむふむ。食感はあくまでポリポリ、さくさく。これは、あれです。でん六ミックスに入ってるような豆、あれが薄味になって、納豆の香りがついた感じ。
と思っていたら、やっ。
口中で、わずかにねばりが出てきたぞ。
これは面白い。
見た目には乾燥しているけど、その中では納豆菌が胞子状態で生きているのだという。その胞子は、ある程度以上の水分が与えられると、再び活性化するらしい。
つまり、体内に収まると納豆菌が活動を開始するのだ。これはすごいことだ。
食べ残した時のためにフタも付属してる。ちょっと嬉しい。
薄味だし、大豆食品だし、ちゃんと納豆菌が復活を遂げるし。
すごく身体に良さそうな缶詰でありました。
内容量:40g
原材料名:納豆、植物油脂、かたくちいわし(いりこ入りバージョン)、砂糖、白ごま、香辛料
原産国:日本(製造・販売:(株)フォルッツア FT)
※頂きものなので価格など不明。分かり次第追記します