缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

SISIG お味の巻

2006-02-05 20:41:50 | 

Sisig3300_1

 前回の続きであります。今日はですます調で記述するんであります。
 缶から出して加熱。気温が低いからすっかり円柱状で固まっており、やや如意棒風に屹立しました。何というか、大変に頼もしいです。
 やがて全体が暖まってきた頃、匂いが立ち昇ってまいりました。これはあれですね、あのトリッパの時と同じ匂い。内蔵臭であります。
 ここでたじろいではイケナイ。いけません。

Sisig4300_1

 かくのごとし。ほうら、たじろがないで良かった。換気扇がフル回転で残臭を排出しておりますが、加熱が終わればそんなに匂わないものなのです。そんじゃあ一口...。
 んむ、コンビーフみたいな味。それが香辛料でしっかりと辛くなっております。おおう、辛くて美味いです、これ。
 鼻から抜けるかほりはまさしくトリッパさんと同じ性質のものだけど、ずっと大人しいものであります。ホルモンが好きな人だったら問題ないでしょうなあ。

 と、ここまで記述してから前回のコメントを読むと、送り主であるブログ友dii-chaiさんがこの缶詰さんの説明をしてくれてました。細かくしたポークチョップ(内臓入り)を香辛料と油で炒めたもので、ビールにはたまらないメニューだそうです。
 まさに、その通り。

 

内容量:不明
原材料名:不明
原産国:不明(実は控えておくのを忘れたの)
※冷蔵庫に転がっていたエリンギをちょん切って加えました。画像の白いのがそれ。


SISIG(シシグ)

2006-02-05 11:52:17 | 

 こないだは節分であった。
 狭小住宅に住む私も、豆まきを行った。すなわちベランダより豆を放り投げ、「鬼は外!」と心の中で叫び、今度は振り向いて、なるべくきれいそうな床の上を狙って「福は内」とつぶやいた。
 やや陰気な行事執り行ないであったが、これでいいことあるだろう。ちなみに豆は美味かった。


Sisig1300

 そうしたら、きちんといいことあったのである。福が来たのである。遥か南方、フィリッピンより。
 ナンとなれば、ブログ仲間のdii-chaiさんが出張のお土産を送ってくれたのである。
 その中でも、「何だか分からないモノ」として特にご推薦の缶詰さんがこちら。シシグと読むのか知らん?


Sisig2400

 今では数少なくなった、プルタブなしの開封方式である。さんさんと陽の差込む窓辺でキコキコやると、えー、何だか大変マズそうな画像となった。何しろ気温が低いから脂肪分が白く凝固しているのだ。すまん、dii-chaiさん。

 そうしてさらに、今は缶詰を食う予定ではなかったのだからして、今回はここでおしまいなのである。崇高なる興味だけを持って、開けてしまったのである。

 どうかそのたおやかな頬にえくぼを浮かべて、次回をご期待くだされ。

追:この記事は『チャイディーな世界』「缶詰ブログ殿」にトラックバックでござるよ。