夏を予感させる、梅雨前のひととき。
こういう季節はジャンクフードが食べたくなる。
照りつける陽光の下では、キチンと仕事を施した寿司なんかは似合わない。
ホットドッグとかハンバーガーとか、ケチャップまみれのフレンチフライなんかが似合う。
スパム缶を使ったやっつけ料理なんかが似合う。
そこで本日登場するのは、「ベーコン」と大書きされたスパム缶である。
缶の裏側には博士がいるかと思ったら、BLTサンドイッチのレシピが描かれていた。
このスパムをベーコン(B)とすれば、レタス(L)とトマト(T)を使えば確かにBLTサンドにはなる。
「これってスパム缶でしょ。ベーコンじゃないでしょ」
という声もどこかから聞こえてきそうだが、そこはいつもの
このデカいプルタブが好き
ぱきりっと開缶っ!
この肌色、やはりいつものスパムである
で、スライスしたスパムを茹でる。
気分的にはフライパンでかりりっと焼きたいところだが、こうして茹でると余分な脂と塩分が抜けるのだ。
「ジャンクフード食べたいっ」といいつつ、中年のおじさんはこういうことをしちゃうのだ。
かくのごとし。
ジャンキーな軽食、スパムマフィンの完成である。
ではでは、失敬して一口...。
ふむー。かすかにベーコンの匂いがするような気もする。
試しに茹でていないものを食べてみると、通常のスパムよりも塩辛さがマイルドになっているようだ。
違いといえば、そんなものである。
ところで、スパムを使ったジャンクフードといえばスパムむすびやスパム寿司もある。
ワイキキのABCストアでは、保冷ケースの中でスパムむすびが売られていた。
熱く焼けたワイキキビーチに、なぜかスパムおにぎりは良く似合うのであった。
内容量:340g
原材料名:忘れました
原産国:米国