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外国缶の魅力はすなわち、外国料理の魅力。
(いったいどんな食べ物が詰まってるんだろ…?!)
このワクワク缶(感)がたまらないのだ。
今回ご紹介するのは、スコットランド名物料理のハギス(Haggis)。
ものの本によれば、ハギスは
「羊肉、内臓、オーツ麦、玉ねぎ、スパイス類を羊腸に詰めて蒸し上げたもの」
なのだそうな。
ハギス自体、未体験である。その缶詰を知人が買ってきてくれたのであります。缶謝!
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確かにスコットランドと表記してある
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開缶! 常温だと脂肪分が固まっているぞ
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小鍋にあけて温めよう
弱火で気長にやらないと焦げつく
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かくのごとし。
温めている段階から、かなり強い羊肉の匂いがしていた。それと、レバーのような内臓の匂いも混ざっている。
羊好きなら、間違いなく食欲をそそる匂いだ。
熱々のところをさっそく、ひと口頬張ってみると…。
粗挽きの羊肉をスパイシーに炒めたような味がまず、ある。
そこにねっとりぺとぺとした舌触りも加わって、食感は単純ではない。
そこで原材料を見てみると、羊肉のほかにオートミールとあった。
これがねっとりぺとぺとの正体らしい。ただの肉料理ではなかったのだ。
スパイスもしっかり利いており、塩気もほどよい。実に上手く調理された缶詰であります。
あとはマッシュドポテト、茹でたインゲンあたりを添えて食べるのがオススメだ。
内容量:392g
原材料名:仔羊肉、仔羊の肺(45%)、オートミール(19%)、仔羊の脂、スコットランドの水、玉ねぎ、塩、スパイス
原産国:スコットランド(BSE問題のため輸入禁止)