閑寂肆独白

ひまでさびしい本屋のひとりごと

福岡での即売会

2013-11-23 14:31:48 | 日記

21日まで福岡・天神のジュンク堂地下、丸善ギャラリーでの即売会でした。春にやったのとは趣を変えてもっと若いジュンク堂のお客様に対応して・・、ということだったのですが我店はそう身代わりできないので、いわゆる資料類や 和本などを出さない程度の対応しか出来なかった。結果は 若い人はさほど増えなかったものの、来客は絶えることなく わが店の棚の1/5くらいの量の持込で18日間、それでも我店の一ヶ月の売り上げを超えました。 販売単価も高い。 大牟田ではまるで売れなかったものがどんどん売れました。 追加出品に追われるというのはうれしいことです。さすがは福岡、さすがは丸善という 街でありお客様だと言うことでしょう。翻って 大牟田の人たちは我店の存在さえまるで無意味とでも言いたげな様子で まことに困ったことです。 尚良かったことはギャラリーのほうでも好意的な反応で 来年 同時期に開催がホボ決まりました。4月には今年と同じく目録を出す もっと古いもの中心の即売会も決まっています。すでに我店でも目録の準備をはじめていますが、前回の結果が良かっただけに さらに良い目録にせねばなりません。以前に、郷土資料を収集していることで有名だった家の最後の片付けを受けたことがあるのですがその一見ゴミの束に見える中から大変面白い物が出てきました。幕末のちょっと知られた福岡藩士の手紙。これを目玉にするべく ただいま調査中。

 

 

 

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