今回は「本」とは全く関係ありません。
息子が小生への贈り物として「乗り物遠足」を企画してくれた。
小生の乗り物好きを踏まえての全部彼のお膳立てで小生は全くラクチン。
福岡→那覇→羽田→大阪→福岡 を乗り継いで廻るというもの。
4便全部違う機種というのが目的でAirbusA350・Boeing787と777・そしてEmbraer170 乗った環境・位置は4便とも前の方の同じような座席だったので 機体の大きさ、客室の様子、そして静かかうるさいか の違いがよくわかって面白い。Embraer170の窓側は頭上にハットラックが張り出していて大きくはない小生でも立ち上がれないくらい低い。昔の小柄な727やYS11でもこんなに低くはなかったのではないか?大柄な人はとても困るだろう。777の静かなのはさすが大きくて新型、しかも海外向けの長距離用というのが判る。大型の3機種は座席に液晶画面があってそれなりに楽しめるのだけれど、Embraer170は何もなし。座席の背に画面が付くようになったのは近年(20年くらい前?)のことで昔を知る小生としてはたった1・2時間の飛行には過剰サービスのように思えていたが、周りを見ると皆さん結構楽しんでいる様子。便所は大型機の一度しか使わなかったけれども、さすがに進化していると思った。
4機種を一気に乗るのはなかなかできないことでよく時刻表と使用機種を見てくれて大変面白い12時間だった。 しかし、正直なところを言えば、小生は大型機は好みではない。できれば小型のそれもプロップ機に、なお言えば高翼機が好みで乗ってみたいと思っている。4・50年前は大型では747、3発機が727,トライスター、DC10,そして双発のDC9(これが好きだった)、しかもエンジンがR&R, GE,P&H等いく種類かあってそれぞれに「音」が違っていて空港でこれらを眺め、聴き分けるのは大変面白かった、しかし!今は 双発機ばかり、しかもAirbusとBoeing、Embraer くらいしか飛んでおらずせいぜい航空会社の模様・色の違いを見るくらいで小生には熱心にはなれないものだが、それでもマニアはいるもので、展望デッキは大人気。 それにしても空港の人出の多さには驚かされる。乗ったどの便も満席。わが身のことはさておいて、一体何のためにこんなに人が動くのかわけがよくわからない。直言えば小生は乗らない新幹線の駅も似たような様子ですね。
3カ所とも空港ビルからは一歩も出ない、まあ2度とやらないであろう「変な」旅、色々なサービス、店舗がぎっしりあってこの人出の多さで賄っているのかと思った次第。