穏やかな新年の始まりでした。いつものことながら 特別にすることはなく、庭木の手入れと 書庫の普段やらない整理程度で時間は過ぎていく。
2日はこゝ5・6年続いている「乗り物遠足」 まだいったことのない「線」が主眼だが地理的に限られていて、今やとにかくやったことのない、というのを潰す小旅行になっている。
今回は水害でつぶれた宝珠山あたりの英彦山線に代替手段として動き出したBRTなる物に乗ってみようという事になった。
夜明駅で列車を降り、待つこと10分ばかりで添田行のBTRがきた。日田から出てくるので先客あり、座席十数席の小型のバス。以前はタクシー会社のマイクロバスだったが、こんどは背が高く窓が広い可愛らしい姿。宝珠山までは旧線路時期ではなく一般道、ただし停留所はかなり増えていて住民の便を思ってのおことだろう。宝珠山からは鉄道敷きを舗装した一方通行の専用道路で電動バスという事もあって静かで快適な走行。ただし肝心の石造りのアーチ橋は自分自身がその上に乗っているので、ただ高さを実感するだけで当然ながら見ることはできない。大行司と筑前山屋の駅舎は山崩れで全壊したので建て替えられていた。筑前山屋、ここで二人の乗客あり。その先はすぐにトンネル、長い!かつて九州で一番長いトンネルであったのを実感。 すぐに英彦山駅につくが ここは以前の代替バスでも立ち寄ったところ、ここからはまた一般道を走る。添田に着いた。途中下車する人なしで乗客全員がこのBTRに乗るだけの目的であった。
ところでBTRとは何ぞや?であるが、BusRapidTransitというものだそうだ。
何でわざわざ英語!? 言葉の本来の意味とは違うのではないか。何処がRapid?何がTransit? 何も英語でなく「代替交通(手段)」あるいは「新交通」などの方がわかりやすいと思う、なんでも英語のしかも略号で言うのが流行っているようだが、英語の方は綴りが長くなるので便法として使っているのであって何も日本でまねる必要はないと思う。NHKでもMCというから何かと思えばメインキャスター、要するにアナウンサーのこと、リスナーというのも聴取者で何がまずいのか。ほかにもたくさんあるけれどもまた別の機会に。
ところで、このBRT以外の九大線、添田線、筑豊鉄道、ゆたか線そして鹿児島線、全部にアジア系の外国人が乗っている。たった1両で全部で十数人の乗客の中でも、また篠栗からはお参りから戻る人がかなり乗ってきたがわれらの周りに日本語は聞こえない。しかも見わたせば若者ばかり。正月とあって仕事や研修の連中が休みで出てきているのだろうが、そして白人を見かけないのも驚きであった。 JRとBRTにカンパする小旅行でした。
今回は「本」とは関係ないのですがたまには趣向を変えて。
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