日本の古本屋の機能を全体的に見直すという予告が昨年半ばからあって、秋にはテスト版かでき、暮れには試験的運用、というものまでできていた。それが今年に入って不具合があると言って延期・延期しやっとこの8日に全面切り替え! 足掛け3日昨日機能停止していた。 それがいざ蓋を開けたら全く不完全でさらに3日かけても機能せず、やり替え版の機能が本当に活きるのにどれくらい時間がかかるかわからない、とあっては、聞くところによれば20万点の登録をしている業者があるという、そこまではなくとも、日本の古本屋の通販を商売の主戦場にしている業者にとってはまさに死活問題。銀行の機能停止を他人事と思っていたのがわが身に降りかかったわけだが、ついに元の形に戻すことになった。「なあんだ」で済むかどうか、数千万円かけての事業だったそうで、なんだか先に失敗した三菱の旅客機の事件を見ているみたい。我店はこの機能変更に少なからず警戒をしていて、新しい機能にうまく順応できるか大変危惧していた。さらに言えば我店は少し前からAmazonとうまく行っておらず、まさにこの切り替えの直前に決別宣言をしてしまっていたのだ。2月半ばに我店の出品が販売停止になった。「何で?」という理由の説明は無く、注文が来ないのでおかしいと思ったらその措置が判って、理由を問うにもどこへつなぐかが又わからない。出てくる文章・項目が全くカタカナだらけで意味不明、「アアアをエエしてください」と指示されたところへやるとその文言がない!いくつか試してもわからず、一般的な「感想」を書く欄に、その旨を書き「日本語で理由と、解決策を知らせてほしい」と書いてもすでに一週間たつが返答なし。ズット以前に4週間ごとの登録料を値上げした時も全く説明なし。もとよりAmazonは決して費用の「安い市場」ではない。送料も差額をうまく「自分の稼ぎ」にしているし、今回の「1000円以上の品」について「追跡可能」の指示についてもわが方は全く承服できていない。ネコポスを推奨しているが、この支払がAmazonペイ、ペイペイなどを指定していて郵便や普通の銀行やクレジットが使えない。要するに自分の側へ囲いたいのが見え見え。こんな奴にこれ以上ガリバー化するのを手伝うことはない。いっそ日本の古本屋へ集中した方が簡便だし、費用も安くなると判断したところだった。という所へこの「日本の古本屋」の騒動である。
さて困ったと思っていたら元へ戻すというのでほっとした次第。再開後即刻注文来信。 これからAmazon用の在庫を逐次振替える作業が続くがISBNのついた「新本」類がどの程度日本の古本屋のお客様へ受けるかさてお楽しみ?心配?どう転ぶでしょうか。