閑寂肆独白

ひまでさびしい本屋のひとりごと

「日本の古本屋」の騒動

2023-04-15 22:59:26 | 日記

 

 日本の古本屋の機能を全体的に見直すという予告が昨年半ばからあって、秋にはテスト版かでき、暮れには試験的運用、というものまでできていた。それが今年に入って不具合があると言って延期・延期しやっとこの8日に全面切り替え! 足掛け3日昨日機能停止していた。 それがいざ蓋を開けたら全く不完全でさらに3日かけても機能せず、やり替え版の機能が本当に活きるのにどれくらい時間がかかるかわからない、とあっては、聞くところによれば20万点の登録をしている業者があるという、そこまではなくとも、日本の古本屋の通販を商売の主戦場にしている業者にとってはまさに死活問題。銀行の機能停止を他人事と思っていたのがわが身に降りかかったわけだが、ついに元の形に戻すことになった。「なあんだ」で済むかどうか、数千万円かけての事業だったそうで、なんだか先に失敗した三菱の旅客機の事件を見ているみたい。我店はこの機能変更に少なからず警戒をしていて、新しい機能にうまく順応できるか大変危惧していた。さらに言えば我店は少し前からAmazonとうまく行っておらず、まさにこの切り替えの直前に決別宣言をしてしまっていたのだ。2月半ばに我店の出品が販売停止になった。「何で?」という理由の説明は無く、注文が来ないのでおかしいと思ったらその措置が判って、理由を問うにもどこへつなぐかが又わからない。出てくる文章・項目が全くカタカナだらけで意味不明、「アアアをエエしてください」と指示されたところへやるとその文言がない!いくつか試してもわからず、一般的な「感想」を書く欄に、その旨を書き「日本語で理由と、解決策を知らせてほしい」と書いてもすでに一週間たつが返答なし。ズット以前に4週間ごとの登録料を値上げした時も全く説明なし。もとよりAmazonは決して費用の「安い市場」ではない。送料も差額をうまく「自分の稼ぎ」にしているし、今回の「1000円以上の品」について「追跡可能」の指示についてもわが方は全く承服できていない。ネコポスを推奨しているが、この支払がAmazonペイ、ペイペイなどを指定していて郵便や普通の銀行やクレジットが使えない。要するに自分の側へ囲いたいのが見え見え。こんな奴にこれ以上ガリバー化するのを手伝うことはない。いっそ日本の古本屋へ集中した方が簡便だし、費用も安くなると判断したところだった。という所へこの「日本の古本屋」の騒動である。

 さて困ったと思っていたら元へ戻すというのでほっとした次第。再開後即刻注文来信。 これからAmazon用の在庫を逐次振替える作業が続くがISBNのついた「新本」類がどの程度日本の古本屋のお客様へ受けるかさてお楽しみ?心配?どう転ぶでしょうか。

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電磁波問題、一体どうなったの?

2023-04-01 07:36:56 | 日記

またしても本とは違うはなしですが・・。

この世の中は どんどん便利になっているのだけれど、それは化学物質と電気の利用の高度化に負う所が大きいのは事実、そして否応なしに個人の生活でも避けられなくなっている。いわゆる「ケータイ」が普及し始めたころ、その発信の電磁波についてアンテナ塔の建設に反対運動がおこった。また「ケータイ」そのものが脳に悪影響を及ぼす危険あり、というので子供の使用を禁止すべきという議論もあった。電子レンジについては今でも1.5メートルは離れよという話もある。それ以前に今や生活の中でこの電磁波から逃れるのは不可能に近い。 

 なぜこのことを書くかというと、先の入院でまとまったものを読もうと思ったものの片方の目が使えないとなると無理に読まない方がよい、という事になった、

さすればどうやって時を過ごすか? 以前は記録のためにもノートを持って行ったが今回はPCを持ち込むことにした。今時の病院はベッドの横にLANのコンセントがついていてPCの使用が当たり前になっている。おかげでヘッドフォンを使って、さらに

ケータイにもイヤフォンを付けかなりの時間を音楽を聴いて「暇つぶし」ができたのはありがたくはあった。 問題はさらに、看護師たちが入れ替わり立ち代わり来てくれるのだが、彼らの体にはまさにケータイがどうかすると2個ぶら下がっている、次から次へと指示・連絡が飛んでき操作する、そしてタブレット等いろいろな器具・機械、体温計などほとんどが電動・電子機器で、以前のようにベルが鳴ったり大声で呼んだりは無くなったけれど、初めの話に戻って、入院病棟はまさに電磁波の缶詰である。 

 色々な反対意見・運動もいつの間にかなくなっているのは「ノド元過ぎれば」というのと「抗っても仕方がない」の相乗効果に違いないが、生活の「危険」は本当に議論し解決策を探ったとはとても言えない。大変便利にはなっているけれども本当にこれでいいのかい? コロナ騒動でも初めの頃、「紫外線の下ではウィルスは不活性なので日の野外ではマスクの必要なし」といった医師の発言があったけれどまったく報道されず無視・抹殺されてしまった、しかし現実に感染、それも集団でというのはまず室内、そして夕刻以降夜間ばっかりであったことをマスコミも全く検証・報道していない。また「紙」が伝染のもとになりえないことも同断。ワクチンを打ったこともあってか我が家ではまだ感染していない、我が家は「紙」だらけである。マスクは家・店ではととうせず仕舞い、外でもいざというときに周りから文句が出ないようという自衛のためにのみ付けてきた。 放射能、マイクロプラ、等々個人では手に負えないことも多いけれど、「本当の所は」何かを知って、自分で判断して可能な限り近づかない様にするほかないのは全く面白くないが、マスコミを信用するのは半分にして最低の自己防御に心しておこう。

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