東京での用事があって出かけついでにいくつかの用件を片づけた。その一つに「紙の博物館」があって、40数年ぶりに行ってみた。當時とは位置も建物も変わっていることはわかっていた。4月一日・日曜日。時あたかも桜の見ごろとあって 飛鳥山公園は大賑わい。王子駅南口からすでに大勢の人・人・人。小さな子供連れ、花見の客、出会い場所が分からず携帯片手にウロウロする年寄たち、蟻の巣を壊したような状態。 博物館も普段縁のなさそうな御婦人がたの小団体が次々と・・。 一応館内を見学した後、受付に名乗り出て、図書室へ案内され、事前に申し込んでいた蚕卵紙と目止め紙 を見せてもらった。想像していた、あるいは予期していたものとは違っていて、やはり現物を見ておくべきだと実感。専門の、規模は小さいながら 資料の扱い・保管などはきちんとしていて三池カルタ・歴史資料館 とはまるで世界が違う。やはり、少なくとも「博物館類似施設」はやめて博物館実習生の受け入れは辞退しなければならないと思う。これまでのままでは羊頭狗肉の謗りは免れまい。
本来の「堅い紙」「遊戯物の製造」という線では収穫は得られ無かったけれど、これはやむなし。
公園に入ってすぐに目についたのが都電とD51の「静態保存」だった。ここにあるとは知らなかったので望外の拾い物だった。主眼の都電は 大まかな屋根を架けてある。側面のガラスをすべて撤去、天井の電灯類も撤去、椅子も木製のベンチに変えてあって 多少雨が降り込んでも可の状態にしてあった。ドアもなくこれでは子どもが多少暴れても何とかなるだろうという状態。 我らの204号の保存について少し動きが出てきたけれど、できるだけ綺麗に昔のままに残したい我々と 安全第一の意見と折り合えるか・・・。
本来の「堅い紙」「遊戯物の製造」という線では収穫は得られ無かったけれど、これはやむなし。
公園に入ってすぐに目についたのが都電とD51の「静態保存」だった。ここにあるとは知らなかったので望外の拾い物だった。主眼の都電は 大まかな屋根を架けてある。側面のガラスをすべて撤去、天井の電灯類も撤去、椅子も木製のベンチに変えてあって 多少雨が降り込んでも可の状態にしてあった。ドアもなくこれでは子どもが多少暴れても何とかなるだろうという状態。 我らの204号の保存について少し動きが出てきたけれど、できるだけ綺麗に昔のままに残したい我々と 安全第一の意見と折り合えるか・・・。