閑寂肆独白

ひまでさびしい本屋のひとりごと

このところ忙しかった。

2019-02-27 21:42:55 | 日記
 昨年秋に 204号電車を市に寄贈することとなっ田のですが、今年に入って、これまでに資金供与していただいた方々にお礼と報告をせっせとプリントし
封書に宛名を書いてお送りする作業があって忙しくしていました。また借りていた大力茶屋さんの跡整理も結構大変。犬釘を抜くのに大きなバールが必要で、どうしようかと思っていたら三川坑の作業所に残っていることが分かって市が貸してくれました。ところが大変どうしましょう! 吾輩一人で抜けたのは三分の二、ほかはどうあっても一人では無理と思ていたらこれも市役所の有志が手伝ってくれてついに全部抜き、レールを端に転がしまとめることができました。それにしても10メートルのレールは重い!6人で抱えようとしたのですが無理でした。その後は枕木の移動、敷いた砂利の移動、と他人に頼るわけもつもりもないので 一人ぼちぼちと土木作業。数日かかって 4台の駐車のできる空間を復元しました。この後にはすぐにわが家の畑のジャガイモを植えるための土の天地返しもあって、おかげで手、腕はがちがち。 一すくい一すくい結果の見える単純な土木作業は それなりに楽しい。運動不足解消の良い機会だと、せっせと励んだことでした。  電車は 三月七日の24時に筑紫野工場を出て、八日午前3時ころ到着、6時ころまでに設置を終える予定になりました。それから内外の展示や看板の整備をやります。正式の公開は三月23日の西鉄キッチン列車の最初の列車の到着時点になるそうです。という訳で本に関係のない記事が続いてすみません。整理のため目を通す本は当然ながら結構あるのですが「読んでみよう」と思う本は少ないです。 別途書いて紹介しようと思うのは、「反戦軍事学」・林信吾、朝日新書 です。 また 今次の厚生省の統計問題を見るにつけ「組織の自己崩壊」を思い、旧ソビエトの解体を連想します。「失敗の本質」を 改めて「読むべし!」と 大声で知らせたいです。
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さまよえる民の国土作りに、、。

2019-02-03 07:22:10 | 日記
  今回はまた趣向を変えて、小生の妄言を披露します。ことはイスラエルについてです。
イスラエルの建国というかパレスチナへの割り込みは 1917年のバルフォア宣言で有名な英国の三枚舌外交といわれるどっちにもいいことばかり約束してアラブ方面のイギリスの利権を守ろうとしたことに始まったことはまず常識ですね。以前から特に熱心にではないものの、いくつかのパレスチナに関する本を見てきていました。そしてかつて連合赤軍などの過激派がパレスチナに関与したこと、さらには日本の右翼も身を乗り出していたこともありました。小生に言わせるとイスラエルという国は「実態」のある必要はないのではないか、「さまよえるオランダ人」ならぬ「さまよえるユダヤの民」であっていいのではないか、と思うのです。いずれ神話に近い「旧約聖書」の事、あるいはローマ帝国の征服による離散は事実としても遠い昔の話で、日本の日本書紀みたいなものではないかと思うのです。されば、永久に「祖国を求めるさすらいの人」のままでいた方が良かったのではないか。先住民のいるところに神話をかざして無理に入り込むから今日までの紛争になっている。 本論はここから、自分たちの「領土」がどうしても必要なら人の住んでいるところに割り込むのでは無しに、自ら領土を作ってはどうかという話・提案である。場所は今のイスラエルの沖。 第一次大戦終了あたりからかの地で始まった争奪戦を思うと、その血と涙と資金がどれだけ無為に消費されたか。そのエネルギーをすれば干拓と築土で今の国土ほどの広さをすぐにというのは難しいが、一気に作るというのでなければ十分可能だと思う。最初は数キロ平方の土地で始めて、次々と拡張すればよい。築堤で囲って土は砂漠の土砂、パレスチナの土、いくらでも持ってこられる。山の一つ二つを削るなんてそう大変なことではない。   
当初は牧草地で始まっても順次拡張し広がれば発電で(原発はやめてほしいけれどその話はまた別に)淡水化もでき農地も可能になろう。要するに今沖縄の辺野古でやっていることをもっと規模を大きくしかも時間をかければできる話だと思う。ドバイの姿もよい手本になるだろう。地中海の東端に四国くらいの大きさの島ができても大した問題ではない。沖合十キロ以上の距離があればアラブ・パレスチナとの日常的な衝突は避けられるだろう。世界中のユダヤの知恵と資金と汗があればそう難しいことではないと思う。領土ができた分パレスチナから順次撤収するということになればアラブ・パレスチナ側も嫌とは言わないだろうし、少なくとも武力紛争を相当減らすことができ双方にメリットだろう。戦闘が減ればその資金をなお「領土獲得」につぎ込むことができる。何よりも「平和」の実現が可能になるのではないだろうか。「イスラエルの民の自分自身の国土を作り出す」すごいロマンだ、と、かなり以前から空想しているのですがいかがなものでしょうか。 もしや イスラエルでもパレスチナ側にでもこの提案を 届けられたらどんな反応があるかも含めうれしいですが、どうすればできるでしょうか。

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