「失敗の本質」という本が再度手にはいったので ある若い人に「これ読んでご覧」と渡した。既読の本だけれど、人に「読め」と言った以上 内容についてあやふやではなるまじ、と思って 再読し始めたのだが・・・。6件の事例の 最初の「ノモンハン」を読むのがすでにつらい。先を読んで思い出すのが嫌になってしまった。 腹が立つやら情けなくなるやら。 そしてこの本の主眼である 「今に生かされていない」「反省の色なし」という指摘がまったくそのまま、何も変わっていないことに驚くばかり。 この「事件」の部分だけでも 今の東京電力福島原発 の経緯とまるでそっくりではないか。自民党議員・内閣の思慮判断力の欠如 霞が関の官僚の高慢ちき、東電の実力を伴わない思い上がり 関連する儲け話の連中の 無責任なおべっか・ごますり・お先棒担ぎ。 「組織の無能力」そのもので これもまた情けないなあ・・。この構図は国を手本としている地方の官僚組織「お役所」も 全く同じ。これは東京の豊洲問題でも解かる。 TPPもアウト! 沖縄の件はもとより自衛隊の戦闘も始める、原発輸出も危うい。我が大牟田ではRDF発電事業が破たんした。この事業に反対する運動にかかわった小生としては「責任をとれ」と言いたいのだが役所の誰も口にしない。
この国は「ダメ」になる予感がす。
この国は「ダメ」になる予感がす。