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真中監督号泣…燕、14年ぶり日本一ならず 山田「ソフトが強すぎ」

2015年10月30日 07時41分57秒 | スポーツ
 SMBC日本シリーズ第5戦(ヤクルト0-5ソフトバンク、ソフトバンク4勝1敗、29日、神宮)鷹の壁は厚く、頂点は遠かった-。2001年以来14年ぶりにセ・リーグを制し、日本一に挑んだヤクルトは1勝4敗でソフトバンクにはね返された。27日の第3戦(神宮)でシリーズ史上初の1試合3本塁打を放った山田哲人内野手(23)は第4戦以降無安打。敢闘選手に選ばれたものの、来年のリベンジを誓った。

 快進撃を続けてきた燕軍団が、日本シリーズで止まった。頂上決戦は1勝4敗。鷹は強く、厚い壁だった。

 「本当に圧倒された感じ。(相手は)素晴らしいチームだった」。真中監督は涙ながらに力量不足を認めた。敵将・工藤監督の胴上げの瞬間はベンチ裏へ。「僕は苦手なんです。(他人の)祝福は見たくない」。

 それでも就任1年目で14年ぶりのリーグ制覇を達成。レギュラーシーズン2位の巨人をクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで撃破し、日本一への挑戦権を得た。

 福岡で2連敗後に神宮へ戻った第3戦。山田がシリーズ史上初の1試合3本塁打を放って快勝した。だが、第4戦から再び2連敗。若きスラッガーの山田はこの日、4打数無安打。通算でも5試合で19打数4安打、打率・211。敢闘選手に選ばれたものの、劇的な爆発力は続かなかった。

 「日本一になりたかった。ソフトバンクが強すぎます。3本塁打したけど、1日だけ打っても意味がない。コンスタントに毎日、打てるようにならないと」

 山田は現状を受け止めた。プロ5年目の今季、打率・329、38本塁打、34盗塁でトリプルスリーを達成。プロ野球史上初の本塁打王、盗塁王の同時獲得も成し遂げた。最後の、最大の勲章は手にできなかった。「悔しさはありますけど、セ・リーグで優勝できた。それが目標でした。個人としても満足しています」。無念は、胸の奥にしまった。

 敗北は、始まりを意味する。「これからもっといいチームを作りたい」と真中監督。日本一を勝ち取るための鍛錬が、来季への課題となる。 (吉村大佑)

4打数2安打のヤクルト・雄平「これが今の実力だと思う。日本一のソフトバンクの投手を打たないと。今後の課題が見つかった。練習します」

ソフトバンク打線についてヤクルト・中村「1、2番に多く出塁を許してしまった。守っていて、苦しいイニングの連続だった。日本一には簡単になれないと痛感させられた」

ソフトバンク投手陣についてヤクルト・川端「みんながエースというイメージです。まだまだです」

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