模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

伸ばしランナーで手すりを作ってみる

2025年02月02日 | プラモデル

食習慣を変えて1年半以上になりますが、徐々に減っていた体重が5Kg減ったところで停滞していました。
一方で休肝日は年に5日ほどで、30年以上ほぼ毎晩酒を飲んでいました。
ふと、もっと歳をとっても飲み続けられるようになりたいと思い、平日に2~3日飲まない日にしてみました。
すると2週間で体重が0.5Kg減りました。
そのうえ今まで昼飯なんか食べなくてもひもじくもなかったのに、夕方になると腹ペコです。
今までカロリーの収入と支出がトントンだったのに、どうやらアルコールを控えたら赤字になってしまったみたい。
アルコールで体重を維持していたんですねえ。少し休肝日を続けてみようと今は思っています。
休肝日にすれば夜もプラモデルを作れるか、と考えていましたがそうでもないようです。

ハセガワの雪風の探照灯の見張り台は、手すりが壁のように成型されています。

たいていの作例は壁のモールドを切り取って、PEパーツに置き換えています。
純正のPEパーツにはここの手すりは入ってないので、他から流用しているようです。
ここの手すりのためだけに高いPEパーツを買うのはもったいないので、伸ばしランナーでやってみようと思いました。
こういうことも大渕本では当たり前のようにやってます。

縦の柱はイモ付では弱いので、ドリルで穴を明けて挿し込み接着したいところ。
小径の穴あけはモーターツールを使います。
しかし昔から使っている安物はブレが大きく、ラフに削る作業には問題ないのですが、細いドリルに使用するには少々心許なく。

これの唯一良いところはドリルチャックが使えるところで、一般的なモーターツールは2.35mm径のビット専用なのでいろいろな径のドリル錐を咥えられないのです。
でヨドのポイントが溜まっていたのでブレが少ないと評判のスジボリ堂のモーターツールを買っちゃいました。
モーターツールと書いているのはリューターというのが登録商標で、ある1社のみの呼び名だからなんです。
ドリルを咥える2.35軸のチャックも合わせて買いました。

ビットを見ないと回っていることを忘れるほどブレません。
おかげでポンチマークに正確に当てられてスムーズに穴を明けられました。

伸ばしランナーを芯金に巻き、熱湯を掛けると輪状に形状が固定されます。
真鍮線の感覚で狙いの径よりも細めの芯金に巻いたのですが、まったくスプリングバックせずぴっちり芯金の径になりました。
ランナーは最初0.2mmにするつもりでしたが、強度的に非常に弱かったので0.22〜0.25mmの箇所を使うことにしましたが、この0.数mm差でまったく硬さが違うことを知りました。
拡大して気づきましたが、右の2本目の縦の柱は輪と接していませんね。
接着を外して付け直すか、縦柱の位置を変えるか。

煙突のファンネルキャップ雨除け格子は3個とも線材の整形は済みました。
格子を煙突に接着する前に整流板(ルーバー状の)を付けました。
この整流板を付けるために煙突の穴を塞いだんですから。


タミヤのt0.14プラペーパーよりもイエサブのストライプの方が接着しやすいので1mm幅のストライプを貼りました。
数はテキトーで実物の枚数は確認していません。

手すりを伸ばしランナーで作ったり、整流板をストライプで作ったりしてだんだんこのスケールのサイズ感がわかってきました。
船首楼のラッタルもプラバンでできる気がしてきました。


 

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まだ煙突をねちねちと

2025年01月27日 | プラモデル

リモコンや操作盤で「3秒長押し」とあると、ただ長く押せばいいだけなのに他のボタンよりも強い力でギューッと押してしまう私はおバカさんです。

雪風を作るのに実物資料としては手持ちの 歴史群像 太平洋戦史シリーズ 水雷戦隊2 陽炎型の方ばかり見ていましたが、ふと水雷戦隊1 特型の方も見てみたら1/50の精緻なフルスクラッチ潮の模型が掲載されていました。

1/50と大きいためかなり細部まで作りこんであり、戦争当時の不鮮明な写真よりもよっぽど参考になりました。
気になっていた煙突の雨除け格子の様子もよくわかりました。

放射状の管は12本で格子中心の円形のハブまで再現してあります。
12本にしておいてよかった。

船体にサフを吹くのと並行して、格子の曲げ型の中心にt0.5のプラバンを3mmのポンチで抜いた円盤を貼り、両面テープで銅線のクモヒトデを固定し曲げてみました。
長めの脚をニッパーで切りながら位置決めします。これほど細い銅線ならばプラニッパーでも切れます。

1段目と円盤の段差をパテで滑らかに埋めるのを省略してもなんとかなると思っていましたが、さてどうか。
もう少しふっくらと、お椀を伏せたように修正する必要があるようです。
12本と数が多いしハブに見えるように中心にハンダを盛ったのですが、やや多すぎました。
目視ではよく見えず、写真に撮って拡大してやっと気づく感じです。

両面テープから剝がすときはエナメルシンナーをつけると糊が溶けるので変形させずに外せます。
これもこの大渕本から得たノウハウです。
この著者は非常に考え方が合理的で、賭けとか偶然の成功とかではなく、堅実で再現性の良い科学的な工法を考案されるので勉強になります。


キットでは板状のモールドになっているけど、実物では手すりのPEパーツには無い箇所を見つけてしまったので、どうしましょうかねえ。

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久々にカメラを持って

2025年01月26日 | 野鳥

ここ数年子供が歯の矯正をしているので医療費が10万円を超えるため、医療控除の確定申告をして数万円ずつ還付(へそくり)がありました。
ところが昨年は定額減税があり、再雇用で大幅に減った収入ではほとんど税金を払っていないため申告しても還付がまったくありませんでした。
低所得者には定額減税よりも給付金の方が良いのだと身をもって知りましたとさ。領収書を一生懸命に集めたのに。

先週末は暖かく穏やかな日和だったので、久々にカメラを持って散歩に出ました。
うちを縄張りにしている今年のジョウビタキは雄のこの子。

結構気が強いですが、モズが来るとさっと消えます。

20羽ほどのエナガの群れが近寄ってきました。
10mほどの距離でもそれほど警戒しません。

北海道のシマエナガのようにムクムクではありません。

彼らにとってこの時期がもっともエサがなく苦しい時期なのではないのでしょうか。

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気づいてしまったのね

2025年01月19日 | プラモデル

中部地方は晴れて風もなく穏やかな週末になりました。
食器洗い乾燥機の設置業者が来るので外出せずに家で過ごしました。
今月はエアコンと食洗器合わせて40栄一消えるというのに、国の補助金が切れるためか電気代がべらぼうに高く寒い1月になりました。
多額の政治献金をする輸出中心の大手メーカーや投資家の株価維持のために、金利を上げず円安を容認している政策のせいでエネルギーコストが上昇する、そのしわ寄せなんですよね。

駆逐艦のファンネルキャップの雨除け格子(機関を止めて停泊中に煙突から雨水が侵入しないようキャンバスを張る際の骨組み)を半田付けで組んで、キットのファンネルキャップパーツに付けようとしたところおかしいことに気づきました。
試作品はなにも疑わずにキットと同じ10本で銅線を半田付けしました。

キットのモールドを切り飛ばして銅線を刺す穴を明け始めたらなんかおかしい。
他の方の取り付けた角度と違う気がします。

それでネットや手持ちの雑誌で何本が正しいのか確認を始めました。

艦船模型スペシャルNo90号のインフィニモデルのPEを使用したハセガワ1/350の作例は12本でした。

艦船模型スペシャルNo3号のニチモ1/200のキットに真鍮線で自作の雨格子を付けた作例では10本。

学研歴史群像No19陽炎型駆逐艦の表紙の画では12本のように見えますが、本文中の1/200のフルスクラッチモデルは10本で作ってありました。

森恒英著 日本の駆逐艦の図では12本でした。

新しい作例や新しいネット記事で12本が多く見られたので、本番は12本で半田付けすることにしました。

試作の10本は一発でうまくいったので12本でも問題ないだろうと考えていましたが、新たに3個半田付けしてテープを外したら3個とも11本しかついておらず1本取れました。
試作を踏まえて、中心に密集する先端は斜めにカットする(竹やり)などの改良をしたのにダメでした。
それで取れた1本を足して手直ししようとそのまま11本の中心にコテを当てた途端、一瞬のうちにあちこちに散らばって修復不能になり没。
手抜きしては駄目ですね。再度11本をテープで止めて1本足すとうまくいきました。
3個必要なので試作の10本やつにも2本足してなんとか3個確保しました。

ファンネルキャップのモールドを取り除いた楕円の輪状のパーツは、強度がガタ落ちで非常にもろく何度も折ってしまうので先に煙突に接着しました。
雨格子を細くすると中が丸見えなので、薄板で煤煙の整流板をルーバー状に貼るつもりです。
そのベースとするために煙突の穴を塞ぎました。艶消し黒で塗るので穴が開いていなくてもわからないはず。

12本足のクモヒトデのような格子をフリーハンドで上手くドーム状に曲げる自信がないので、曲げ型を作ることにしました。
煙突の外周よりも0.4mmほど小さくプラ板を切り出しました。
これにもう一回り小さいプラ板を上に貼って厚さを稼ぎ、段差をパテで埋めればなだらかな古墳のような型にできるのではないかと。

土曜日は食洗器の工事終了後から晩飯まで半田付けして、日曜日の午後は煙突のふた2個と曲げ型の1段目を3個作ったら夕方になりました。

銅線を曲げ型で曲げて同じ長さにカットし、脚の長さを揃えることができるのか。
当初は外周縁の輪に0.2mmで穴を12個明けて刺すつもりでしたが、縁の幅が0.5mmしかなくうまく穴を明けられませんでした。
穴ならば脚の長さが多少違っても調整可能ですが、ただ載せて接着するだけでは12本すべて接地は少々難易度高いかも。

孔を貫通させないまでも、ニードルの凹みだけでもあれば位置決めにもなるし接着強度も上がるかな。
検討とイメージトレーニング中です。

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ゆっくり楽しむ艦船

2025年01月13日 | プラモデル

年末に購入した新PC:WIN11機が快適です。
前のPCは立ち上げまで5分以上掛かっていたと思いますが、それが10数秒でPIN入力です。
12世代のCORE i5なのでそれほど高級グレードではありませんが、ゲームなどやらないので十分すぎるほどです。
15年位壊れずにもってくれれば人生最後のPCになるのでしょう。
それと3連休中に新しいエアコンが付きました。
リビングダイニング20畳弱で以前のは4.0KWでしたが、パワーに余裕がなかったので5.6KWに上げてみました。さてどうでしょう。

甲型駆逐艦は船体を仕上げつつ、飽きたら艤装部品をひとつひとつ調整ながら組んでいます。
艦橋の窓ですが、たいていの雑誌作例ではオリジナルの透明樹脂で成形したパーツを使用せずにエッチングパーツ(以下PE)の窓枠に置き換えていました。
窓に使用できるPEを持っていないので成形のパーツを使うことにしました。これだけのために買うことはないと。
金型にキズがあるのかパーツの内側表面が荒れており大げさに言えば氷砂糖状態だったので、#800のペーパーからコンパウンドまで磨いて透明度を上げました。
表側にもヒケがあるのですが、窓枠のモールドがあるので手を付けませんでした。

煙突の上部:ファンネルキャップの雨覆管(雨格子)ですが過去のキットに比べるときれいに抜けているし、昔より表現が格段によくなりました。
1/350ならこれで十分だと思いますが、この雪風はいつかニチモの1/200初月を組むためのテストベッドも兼ねているので、ネットの先達の真似をして金属線で置き換えることにします。

うまくできるかどうかわからないので、成形パーツを切り取る前に試作しました。
最初ワイヤーカットで使用済の焼鈍された0.2mmの真鍮線を使ってみましたが、まだ少し弾性があって整形しにくいので家電用電線の中身の銅線を使用しました。
実測で0.17mm径だったので、手持ちで一番細い0.2mmドリルの穴に挿せば丁度良さそうです。
実物の雨覆管の写真を見ると径20~40mmくらいの鋼管を鋲で組んでいて、放射状の中央には直径200~300mmくらいの円形のハブのような部品がありました。
道路で例えれば環状線の内側の線の整形には型を作りました。これもネットで1/700でやられている方の工法を真似しました。

この型に4周ほど巻き付けてカッターで4個一度に切り落とします。
形状を少し手直しして、マスキングテープで固定し半田付けの準備をします。

環状線に対して甲州街道のような放射状のものは6:00のみ直径1本通しで、他は半径長で中心に突き当てです。

線材に柔軟性がないとあとでドーム状に曲げるのに苦労しそうですが、あんまりグニャグニャでもこういうときに伸ばしながらやるはめになります。

テープでの固定に時間が掛かりますが、半田こてを当てるのは1秒程度。

半田の量はこての半田メッキ分だけで十分。
よいフラックス(うちは二子玉のいさみやの)を使えばすぐ流れます。
放射状の方は少し半田を足して、中心のハブに見えるよう丸く盛ってやすりで平に削りました。
0.1mmの銅板を0.8mmのポンチで抜いたものを上から貼ろうかと用意しました(右斜め上の銅色の丸いやつ)が半田だけで良さそうです。

環八の内側の環七は瞬間接着剤で貼ります。
何とかやれそうなので、モールドの雨覆管を切り取って環八モールドの位置に穴を明けます。

あと2個なんとか頑張りましょ。
明日は出勤だ。早く引退したい。
もうすぐヤリイカ釣りも始まるし忙しいな。
夕方、犬の散歩をしていたら大きな月が出ていた。調べたら明日が満月でウルフムーンというそうだ。



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