模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

甲型駆逐艦いきなり寄り道

2024年11月10日 | プラモデル

霜月2週目の週末。
夏が終わったかと思ったら、先週はいきなり5度を切る寒さになりました。秋という季節は無くなるのでしょうか。
2週間前の北海道よりも寒い。もっとも北海道は今週雪が降ったようなので、旅行中の天気がまずまずで良かった。
寒波が来てからバタバタするのは嫌なので、自家用車3台中2台を冬タイヤに交換しました。
1台は来週小田原遠征釣行の予定があるので、燃費の良い夏用タイヤのままにしました。

前作1/48SE5aの飾り台に付けた銘板が案外うまくいったので、駆逐艦本体よりも銘板を先に作りたくなってしまいました。
OHP用紙をコンビニでカラープリント試してみます。
会議でのプレゼンがOHP(オーバーヘッドプロジェクター)の使用から、PCダイレクトにプロジェクターで投影する方法に変わったのはいつ頃のことだったでしょうか。
その変化で不要になったOHPフィルムを大量に持っているのです。


キットの銘板用デカールはこんなのです。

きれいな楷書体で優等生のデザインですが、この艦の竣工時には船体の舷外電路は装備されていなかったのでキットの形態と違いがあります。
また生真面目なフォントがつまらないので、デザインをパクってエクセルで作成しました。

市販の年賀状作成ソフトの付録に色々な日本語のフォントが付いているので、それをエクセルでも使えるようにインストールしておきます。
今回もニチモ伊-19の銘板でも使った隷書体にしました。
せっかくカラーが使えるので、デカールの軍艦旗もコピーして貼り付けました。
反転してプリントし、トナー面ではない方を表に使用します。

A4カラープリントは1枚¥50也。一発で成功してなにより。
プリンターの弱点は白いインクがないこと。白は白抜きにして紙の色なんですね。
ベースの真鍮板を磨いてエッチングプライマーを塗り軍艦旗の下だけに白を吹きました。

合わせるとこんな感じ。
前作では真鍮板四隅の穴位置がバラバラだったので、今回はしっかりポンチを打ってセンタードリルで揉んでから老眼鏡を掛けて孔を明けました。

孔の周りは多少ギザっててもピンの頭で隠れます。
反転するとレタリングの法則が狂うのか、アルファベットの文字間がおかしくなってしまいました。
モニター上では問題なかったのですが。次回の課題です。

研磨でよく使う神ヤスはヘタってきたら、研磨布を剥がして貼り直して再利用してます。
それだけでなく仕事上「硬質モルト」と呼んでいる硬質発泡ウレタンに、コバックスの布ペーパー(変な日本語)を貼った自家製神ヤスも作っています。

これは9mmのモルト。
これに耐水ペーパーを貼ると紙が硬すぎてウレタンの柔軟さに追従しませんが、布なので神ヤスとほぼ同じ使い心地になります。

貼り付けはゴム系接着剤でも両面テープでもOK。
#400はこの硬質モルトに貼った柔らかいものと、真鍮やSUSの板に貼った硬いものを使っています。

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甲型駆逐艦始めました

2024年11月05日 | プラモデル

3連休は食料の買い出しに出た他は家でのんびり過ごしました。

次に作るのは船が良いな、と在庫を物色してハセガワ1/350雪風PEパーツ付に決めました。

1/700のPEパーツの接着には苦手意識があるので、1/350で練習するというのがウラの目的です。
このキットは従来の喫水線での上下分割ではなく、左右唐竹割り方式でした。

展示台は金メッキの部品が同梱されていましたが、台の方がイマイチなので木製に変更しようと考えています。

左右分割で側面のディティール表現には有利なはずなのに、舷窓のモールドにメリハリがありません。
庇は活かして窓を深くさらうことにしました。
左の2個は100均の0.8mmドリルで試しに明けてみたもの。

窓の直径は0.8mmなので、外径0.8mm内径0.4mmのアルミパイプをガイドにして0.4mmのドリルでセンターにマークを打つ作戦でしたが、ニードルを使って目見当でマークした方が正確で早いので数個で切り替えました。
100均のドリルは先端が60度くらいの尖った形状なので滑らないだろうと試作では使用しましたが、バリが多くスッキリ明かないので普通の110度の鉄鋼ドリルに変えました。
仕上げに速乾サラサラの接着剤を穴に流し滑らかにしておしまい。舷窓全部約1時間半で終えました。

サフを吹いて確認。

艦首は刀の刃先のようにシャープでないと気に入らないので削りましたが、外板のモールド(凸モールドの線表現)があってそれを温存すると非常にやりにくい。

サフを吹いたらアンカーの下あたりにヒケが浮き出しました。
内側にダボがあるので表まで響いたようです。

ここも外板表現があるので修正が難しそう。
しかし当時の写真を見ても、外板が雑誌の作例のように凸凹しているのを見たことがないんだけどなあ。
艦尾のプロペラガードはムクのモールドだったので、線材で置き換えるため削り取りました。

今回初めて飾り台の銘板を上面ではなく側面に貼ろうと考えて、台の板はやや厚めのものをブナ材で切り出しました。
銘板を貼る前面だけ斜めに落としましたが、小さい板を丸ノコの邪魔にならないようにクランプするのは難しいですね。
これを切り出すためだけに1時間以上かかりました。

コンビニのカラーコピー機はトナーを使ったレーザープリンターでもあるので、OHPフィルムにカラー印刷して真鍮板の上に載せてやろうと考えています。

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複葉機が完成したけど

2024年10月16日 | プラモデル

火曜日は息子の大学の授業が10限目まであるので、駅までの迎えが20時になります。
休肝日にするのに好都合なので酒を我慢してます。
行きにイノシシの仔が道端に見えたので、帰りはスマホを構えてヘッドライトをハイビームにしてゆっくり路地に入りました。

まだいました。4頭。1m無いほどの子供です。
灰色のイメージでしたが、かなり明るい茶色です。
菓子屋に卸している左の栗畑は電気柵で囲っていますが、右の地主は無頓着のようで落ちた栗はイノシシが食べ放題です。
うちは目と鼻の先。犬の散歩道です。

酒を呑まない日は夜遅くまで模型いじりです。

前回のブログを改めて見てみると、銘板のフィルムがかなり左寄りになっています。
しかも文字もギザってて粗い。こんな↓。

確認してみるとボツにした方を使ってました。
エクセルのテキストボックスで作って、図形に変換して保存し反転(鏡文字)しています。
その時JPEGと拡張メタファイルの両方で保存したらメタファイルの方がきれいだったのに、裏側から見たら左右間違ってJPEGの方を切り出したのでした。
正しい方を左右中心に切り出して交換しました。呑んでないので一発成功です。
ウーズレーヴァイパーというのはエンジンの名前です。
真鍮板にはピンの孔を4隅の2mmx2mmの位置にポンチを打って明けましたが、揃わないもんですね。下手くそ。

熊本の趣味人師匠のブログを見た時に、ウクライナの綴りが"Slava Ukraini"「ウクライナに栄光あれ 」と違うのに気づいて焦りました。
箱にもUkraineとあります。調べてみると、英語表記だと"e"になるようです。ヨカッタ。

飾台は傷だらけでボロボロでいい味出してます。
翼のリブの峰には基本色のダークグリーンに白を混ぜて明るくしたものをフリーハンドで吹いてます。

デカールが薄くて透けたのでデカールの上から筆で色を重ねたはず。
おおむねパーツの合いは悪くなく良いキットだと思います。
ただ1/48ではWW1の機体は小さくてもの足りません。1/32にしてもっと手を入れたいところ。
プロペラや翼間支柱はエアブラシ塗装の後に0.3mmのコピックで木目を描き入れました。

ダブルの張り線は間隔がやや広く感じますが、それほどおかしくは無いかな。
お人形かクラシックカーが無いと寂しいやね。
やっと仕掛り途中のキットが無くなったので、机の上を片付けて次は何にしようかと考えている時も幸せですね。
艦船にするつもりなんですが。



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小物を付けて仕上げ

2024年10月14日 | プラモデル

S.E.5aは張り線を終えられたのであとは完成まで一息。

照準器は2年前に金属で作り直していました。

この照準器と上翼上の機銃を接着。
パステル粉で汚した車輪を接着し、接地面に0.55mm穴を明けました。
台にも0.55mmで穴を明けて0.5mmの真鍮線を挿し込み接着。
抜き差しするには少しシブかったので、あとでタイヤの穴は0.6mmに拡大しました。

木製の飾台はガラクタ箱に失敗作が放り込んであるのを見つけたので今回使うことにしました。
市販のアガチス飾台でピアノ鏡面仕上げに挑戦して、クリアを厚く塗り磨いたのですがうまくいかず失敗したのです。
ガラクタ箱の中で適度に汚れてキズついていて、今回のクラシック機にはアンティーク調みたいで良いかと。

子供が小学校の時に作った本立てをバラして得たタモのような材料で作ってあったのですが、これは他に流用します。
釘穴や傷を避けてトリミングしたら変な異形になりました。
外周をトリマーで成形してオイルステインを塗りました。

銘板はエクセルで作成しUSBに保存。自宅のプリンターがインク切れなのでファミマで紙に印刷しました。
それをOHPフィルムにコピーしようとしたら、手差しトレイが使えずしかもA4用紙トレイも開きません。
諦めきれずに隣のセブン11に行ったら、手差しトレイはやはりダメでしたがA4用紙トレイは開いたので無事コピー成功。
セブン11なら紙を介さずにOHPフィルムに直接印刷もできそうです。

真鍮板を磨いてプライマーで表面酸化を止めて、OHPフィルムを合わせて孔明け。

RODEN Ukraineって入れちゃいました。

大きさの比較にタミヤP-51の将校とファインモールド彗星の搭乗員を並べてみました。
英空軍はRAFではなく、WW1ではロイヤルフライングコープだそうです。

軍服は丈の長いジャケットに乗馬ズボン、ロングブーツですが、この丈の短い革ジャンのアメリカ将校をベージュに塗るだけでは誤魔化せそうにありません。
なのでフィギュアを置くのは諦めて完成したことにします。

エデュアルドがWW1のフィギュアキットを出していたようですがどこも売り切れでした。

上翼の貼り付けに随分苦労しましたが、何とか3年半の時を経て完成しました。
木と布と鉄を使って人間が作った、という手作り感がクラシック機の魅力ですね。
クラシックカーと並べてみたいとも思いました。

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秋らしく良い週末

2024年10月06日 | プラモデル

総理大臣がアホな世襲ボーイにならなかったのは幸いですが、ネクラのオタクジジイが良いとも思いませんな。
責任も権限もない時は好き勝手にマスコミ受けする発言をしていたくせに、責任ある立場になった途端に保身のご都合主義の嘘つきでまったく信用できないやつだなあのジジイ。あの顔が日本の代表かよ。

この週末土曜日はタオルケットや夏のシーツを洗って秋の準備をしてから、信州に梨やリンゴを買い出しにドライブしました。
昼ごはんは宮田村のセイロンカレー屋さん。
上から時計回りにダール(豆)カレー、ラムのドライカレー、カシューナッツカレーの3種盛。
スパイス使いが美味いなぁ。とても真似できません。

梨は南水、秋月、リンゴはシナノゴールド、シナノドルチェのキズ物や規格外品を買ってきました。

土曜日は朝4時半に起きられたのでSE5Aの張り線をしてから出掛けられて充実した休日になりました。
なんとか張り線を全部終わらせました。
こっちを張るとあっちに触って外れてやり直し・・・みたいに何度もやり直ししましたけど。

土曜日に一応張り線が済んで小物類を付け始められたので、日曜日には完成するかと思ってましたが終わりませんでした。
1/48にしては非常に小さい機体で、それを演出するために人形を添えたいと思いついたので脱線。

過去2作品に使った芝生の残材があるのでこれを有効活用します。
機体を持つところも無いのでベースを作って芝生を貼り固定するつもり。
板を切り出していたら日曜日の夕方になってしまいました。

来週は釣りの予定もあるし、なかなか忙しい神無月です。


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