模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

シール貼りが下手くそ

2019年05月03日 | 東海一一型

人それぞれ、余程器用な人でなければ、何度やっても上手くいかない工程っていうのが、ひとつやふたつあると思います。
私の苦手のひとつは、銘板ステッカーの保護シール貼り。
どうしてもエアが入ってしまいます。
はがきサイズが2枚入って¥400以上もするのに、前回やった時は2枚とも失敗して使えませんでした。
貼り直しのできない一発勝負なので、かなり緊張します。
しかし今回も、再び2枚とも失敗しましたが、何とか片目つむって2枚目の方を採用しました。

東海だけではもったいないので、2014年完成の銀河と昨年のB-26、一昨年の流星の銘板をまとめてレイアウトし印刷しました。

これは銀河。海軍機なので軍艦旗を入れました。
ゴールドのメタリックステッカーに白抜きですが、画像ではシルバーっぽく見えます。
この銀河のベースに使った銀色の板は、JIS規格でA7075という材料で、超々ジュラルミンとも呼ばれています。
零式艦戦開発の頃、住友金属が作った材料で、強度が強く本物の飛行機に使用されているものと同じです。
腐食しやすいと聞きますが、ショットブラストを吹いただけで、アルマイトや塗装をしていませんが、さすがに室内だと腐食しませんね。

東海のベースにも貼りました。これでやっと片付く。

Last Work Of Heiseiって入れました。

リモコンなどで使用した乾電池は、捨てる前に必ずテスターで電圧を測って確認しています。
2本使いだと、片方が消耗していても、もう1本は1.4V以上あって残っている場合があります。
そういう個体は、アラームを鳴らさない時計のような消費電流の少ない用途用に2軍としてキープしています。
エアコンのリモコンの挙動がおかしいので、メーカーに質問したら電池交換の時期と言われました。
リモコンのマイコンには、電池の電圧が設定値より弱くなると、警告を表示したり、初期状態に戻るなど、なんらかの決められた挙動をとるようにプログラムされているのでしょう。
測ると、エアコンのリモコンの電池は両方とも1.3Vほどで大分消耗していました。
新しい電池だと早く回り過ぎていまいちだった東海に、試しに使ってみたら、丁度いい感じの早さで回りました。

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本体完成

2019年04月03日 | 東海一一型

先週末から原因不明の股関節痛が続いており、びっこを引いて歩いているとです。hisotaです。
朝、目覚めたらギックリ股とでも申しましょうか、いきなりまともに歩けなくなっておりました。
福岡出張の際、ホームに降り立つと靴底がペロリと剥がれたので、駅ビルの靴屋で急きょ買い替えたのですが、足に馴染んでいないのに、慣れない靴でハシゴ酒などをして歩き回ったのが災いしたのか。
まあ、ジジイなんですけど。水曜日の今も治らず、難儀しております。

4/1の元号発表に、♬レイラやR18を連想した国民は、相当数に上ったようですね。
自分もノーマルな感覚の人間であることが再認識できて良かったです。

さて東海君。
意を決して飲んでない夜に、キャノピーを引っぺがしました。
飲んでると微妙な力加減が調整できず、割ってしまう可能性があるので、慎重にやりましたわ。

はい。照準器付きました。
これで、全部品接着完了です。
キャノピーを付ける前に、胴体と風防のギャップに接着剤を流して、ギュっと圧着して隙間を詰めました。

そして、キャノピー接着後に隙間をエナメルで。
エナメルの濃緑色は、我が家の最古参兵です。
40年以上熟成しています。名のあるシャトーのワインなら100万円超えですなあ。
もっとビンの外観が凸凹してた気がしますが、気のせいかな。


パクトラのどこなく上品な香りが好きでねえ。
ガキの頃は香りの違いで、色が当てられましたぜ。
今のエナメルの、ただ石油臭いのとは大違いですな。

それでもまだ使えるから、プラモって安上がり。

ブラシを洗ったシンナーもリサイクルします。

エアブラシをうがいして、カップの汚れたシンナーを右端のビンに出して、顔料を分離してます。
つまり、うがいした後のシンナーは全部吹いて捨てないで、カップをひっくり返して9割ほどを回収し、残りを吹き捨ててます。
数日置くと、顔料が沈み上澄みが澄んでくるので、真ん中のビンにスポイトで上澄みだけ移動します。
それをまた数日動かさないでおいて、さらに澄んだ上澄みを左端のビンに移します。
沈殿しない成分は残るので、一番左のビンは色は濃くみえますが、透明度は高く濁りはありません。
エアブラシのうがいは、この左端の再生シンナーで2回。ボトルからの新品で1回の計3回というルーチンにしています。
プラモってホントに安上がり。

電池を入れて回してみたら、回転が速すぎました。プロペラが見えません。
次回はモーターの配列を変えないといけないですね。

空中線も張りました。

音楽ライブの映像を見ると、マイクスタンドにギターピックを何個も挿しているのを見かけますが、どこか似ている塗装の持ち手の洗濯ばさみ。

100均ではこのアルミ製の洗濯ばさみを見かけなくなりました。
本来の用途用にもっと買っておけばよかった。
材質がプラのものは、炎天下の物干しでは紫外線ですぐに劣化して折れます。
これは洗濯物に使ったりしないですよ。塗装用ですから。

真鍮パイプはもう少し短くても良かったか。

あとは銘板を貼れば出来上がり。

銘板はハガキサイズの、メタリックゴールドのラベル用紙を使うつもり。
用紙を無駄なく使うには、4品ほどの銘板を共取りでレイアウトしないといけません。
昨年の流星用とこれ用は決まりで、残りは1/144コルベットと1/200初月のでも将来に向けて作っておきましょうか。

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もうすぐ、でもまだ。

2019年03月31日 | 東海一一型

確定申告も無事済んで、優雅に新年度を迎えられますな。んなわけない。給料天引きじゃ。
もう4月というのに、みぞれ混じりの雨も降って、寒くてヤになりますなあ。

新しいヤツはレイラですって!
Got me on my knees , Layla ♬ いや「L」じゃなくて「R」だ。
18年経つと、R18ですか。
でも、平成を初めて聞いたときの違和感よりも、ましな気がします。
30年前まだ赤坂で働いていた頃。トレンディドラマのような毎日。ウソ。
翌週のプレゼン資料が間に合わず、休日出勤した会議室のTVで、一世一代の小渕氏を見た。
彼が掲げた半紙の毛筆は、下手っぴな字だった。素人の字。
今日は社食で、お昼のニュースで見た。ただの日常のひとコマでしかなかった。
文字はプロが書いたもののようで、そつがなかった。
あんなに何度もリピートされて流れるんなら、ちゃんと書いてもらって、と事前に用意したんだろう。
30年の間に同胞も小賢しくなった。

東海君は、最後の仕上げにダッシュと言いたいところですが、相変わらずのお間抜けでして。テヘッ!

偵察員は大きな窓からよく表情が見えます。小顔で男前でんなあ。
小さい頃から、見た目で損してきた人間は、男前に対してはやっかみしかないです。楽でいいねって。

操縦員にピントを合わせました。
こっちはもう少し、ワイルド系のお顔です。

いつもは塗装の前にキャノピーを接着し、同時に塗装して一体感を出すようにしています。
ですが今回は大窓なので、マスキングを剥がしてから裏表共によく磨きたかったので、別々に塗装して、あとで接着にしたんです。
それならば、篏合を先に確認しておくべきですね。
合わせてみたら、盛大にすき間ができたので、濃い目のエナメル塗料をすき間に流して埋めました。
機首は、まだはみ出し分を拭き取っていない状態です。
思ったよりもうまく誤魔化せました。
すき間が残っていても光が漏れてこなければ目立たないようです。


エナメルすき間パテ好いじゃんと思ったら、じゃーん。

ご丁寧に皮パッドまで塗り分けたままの、照準器さんがポツリと箱に居残りしてました。
できるまで居残りを命じたのを忘れて、先生は先に帰っちゃったんですね。
月曜日はノンアルコールデーなので、キャノピーを剥がしてやり直すか、シアン中毒。
エナメルパテは拭いてやり直せるので、失敗しないなら剥がそうか。

撮影して、モニターで拡大し、その他の箇所を最終チェック。

尾輪のタイヤが黒すぎ。粉でお化粧しましょう。
裏面の汚しは控え目すぎかな。

燃タンは機体下面よりも、出来たての感じのシルバーにしました。
アンテナはプラのパーツのまま、敢えて置き換えてません。

排気煙は黒いハードパステルに面相筆を擦りつけてから、機体に描きました。
1/72では吹くとオーバーになりそうです。
爆弾は頭に緑と青のストライプだそうです。信管のゴールド忘れてる。

濃緑色には、ウエザリングカラーのマルチグレーとグリーンをテキトーに置いて、ムラムラに残しています。
パッと見た目にグリーン味は感じませんが、拭くとかなり緑色が付いてきます。
フィルターとして効いてるんでしょう。多分。


水平尾翼が黄色っぽいのは、油性アクリルの濃緑色を3段階にした、いちばん明るい緑の度が過ぎたからです。
フィルターのグレーが多かった箇所は、スジボリが白っぽく墨入れされますが、敢えてそのまま。
尾灯はすりガラスで白いんでしょうが、シルバーのまま。
赤青の色付きのガラスは、このスケールならそのままで良いと考えますが、白いすりガラスは透明材に置き換えるべきでした。

替えたばかりの、ブースのフィルターがきれい。
デカいキャノピーがブサかわゆいです。
空飛ぶハゼドンって感じです。

エンジンカウリングの前端部は、スポンジでハゲチョロを多めにしました。

八木アンテナは水平に付けたので、上反角のある翼とは歪んで見えます。
ピトー管だけは0.75mmパイプに0.4mm洋白線を挿して磨きだし。
さて、息子を迎えに行くか。

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まだまだ寒い!

2019年03月25日 | 東海一一型

三寒四温と言いますが寒すぎです。
さすがにヒートテシクのもも引きタイツは片づけましたが、まだまだ朝晩は寒いですね。

そういえば100均のこのブラシ、裏面に材質がPBT、PS、PVC(包装)と書いてあったので、確認もせずに軸がPSかな、とこの前テキトーなことを書きました。
しかしクレオスのフタに付けるためにニッパーでカットしたら、ぐにゃっという感触でPSっぽくありません。
なので、タミヤの接着剤をつけて確認してみたら、全然溶けませんでした。軸もPSではないようです。

どうもすみません。お詫びして訂正します。

じゃ何がPSなんだろ。

アッという間の4連休。思ったよりも進まないもんですね。
これが請負仕事なら手抜きしたりして工期を縮めるんでしょうが。
趣味なんですから、
本当は、過程を楽しんでるはずなんです。
面白い本を読んでると、ああもうすぐ読み終わっちゃう、って残念になりますよね。
早く読了しなくっちゃって思わないはずです。なのになあ。

日の丸まわりのシミチョロ白色断面はクラキンさんに頂いたヒントで閃いたので、濃緑色で追い込むことにしました。
今回、基本の緑をタミヤラッカーのビン生で吹いてあったので、修正が同社の同色の水性でいけることに気づいたのでした。
溶剤の違いだけで、色の差はほとんどないし、下地も溶かさないので楽に修正できました。
日の丸側にはみ出したら、乾く前に指で拭えば良いわけです。

修正した後に、スムーズ何とかと言う、クレオスの新しいツヤ消しクリアを吹きました。


D7000にマクロレンズをつけて撮ってみました。
色も正確だし、画のシャープさが全然違いますね。(あくまで当社比)

東海の面白いところは、この胴体の断面形です。
横に潰れた楕円です。

サンショウウオのような両生類か、ハゼかムツゴロウのような形状です。

ちなみに艦爆の彗星はこんな。
宙を泳ぐ魚の断面。縦長でブリみたいですね。

ファインモールドつながりで、次はこいつにしようかしら。

キレイに撮れるのは良いのですが、主翼フィレットのザラつきまで写るかな。
なるべくミストが反射しないような角度で吹いているつもりなのですが、また濃緑色を吹いた時点で主翼の付け根付近がかさついたので、エナメルシンナーとコンパウンドで磨きました。

翼の平面形も個性的です。
その上、重量のあるものが重心の前方に集中しているので、カウンターウエイトとして尾翼を、目いっぱい後ろに伸ばしてバランスを取ったたように素人目には見えます。

まだウオッシング前です。ハゲチョロはどうしようかなあ。
というのは、乗員がどこから乗り込むのか、経路がわかんないんです。天窓からかなあ。
なので、給油口のあたりをちょっと剥げさそうかと。
確実に整備員が乗るでしょうから。


キレイに撮れるので調子に乗って、同じようなショットですがキャノピーを接着する前に、乗員たちの最後の雄姿をパチリ。

本当にこのお人形、素材の出来が好いわ。塗りはともかく。
あと今回発見したのが、お人形は3人くらいをまとめて塗るのが丁度良いこと。
3人ぐるっと回ると、最初の人のエナメルが乾いているので。

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日の丸地層の断層崖露頭に於ける、白色層の背斜に関する考察

2019年03月23日 | 東海一一型

波高さ3mの予報に怖気づき、出船を取りやめた弱腰の船長のおかげで、想定外の一人留守番になってしまった。
なーんて毒づいても、3mなんかで無理やり出ると、途中で引き返すことになったり、何とかポイントにたどり着いても、船が揺れて身体を支えるのに精いっぱいで、釣りにならないので、本当は適切な中止判断を下した船長に感謝してるんですよ
当日判断するから、一応、朝は港まで来ておいてくれ、とかいう船もあるそうですが、そんなの無理ですから。

予約を入れた日がしばしばこんな日になるのは、ひとえに私めが不運な星の下に産まれたせいなのです。
腹いせに、釣具屋にルアーを仕入れに行くことにしたんですが、その道中、あることをずっと考えていました。

それは昨日の日の丸。

日の丸のエッジの青丸の部分に白い塗料の断面が見えます。これが納得いきません。
この位大映しにすると、うっすらと黄橙色も見える気がします。

日の丸を塗装でやる場合、いつもならグレーサフの上に白を吹いて、日の丸の大体の位置をカバーするように広く赤か黄橙色を吹きます。
その赤のエリアの、正しい位置に丸いマスキングテープ貼り、その上から濃緑色を吹きます。
赤は透明色なので、濃緑色の上からだと、期待する発色を得るのに、かなり厚く吹く必要があるので先に塗るようにしてるのです。

今回、先に濃緑色を塗ってしまったので、仕方なく丸い穴のマスキングをして、いわば窪地に日の丸を塗りました。

濃緑色の上に白サフを吹いて緑を殺し、黄橙色を日の丸の窪地にも吹いておいてから、最後の赤を吹いています。
なのに、最下層の白がそれほど厚く吹いてないのに、いちばん目立ちます。なぜか。

ここからが本日の考察。
塗膜断面の想像図です。


灰色が機体表面のグレーサフ、黄色がマスキングテープで、水色が白サフ。
その上に、黄橙色と赤です。
マスキングテープの穴の中に吹いたので、1層目の白サフはテープの断面に沿って、図のように上の方までせり上がっているのではないでしょうか。
だからテープを取ると、断面の面積が一番広い、白い層がはっきり見える。
表面張力か何かの力なのか。
大気に中央部を押されて、周辺部に液体が押し退けられてるようにも見えますね。

つまり、赤、黄橙色、白の3層が水平に地層を構成している、整合した地層ではなく、いわば背斜地形だったのです。ウソ。

対策ですが、発色してなくても良いから、第一層目は赤を吹けってことですね。
赤を吹いて断面を先に赤くしてしまう。
そのあと、ピンクなどの層が見えても目立ちにくい、隠ぺい力の強い色を吹くってことでしょうか。

ツヤありクリアを吹いてデカール保護をして、動翼部分の溝だけ濃いグレーで墨入れします。
ツヤ消しを吹いてからエナメルで墨入れすると拭き取れないので。
ツヤ消しを吹いてから、ウエザリングカラーで部分ウオッシングします。

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