人それぞれ、余程器用な人でなければ、何度やっても上手くいかない工程っていうのが、ひとつやふたつあると思います。
私の苦手のひとつは、銘板ステッカーの保護シール貼り。
どうしてもエアが入ってしまいます。
はがきサイズが2枚入って¥400以上もするのに、前回やった時は2枚とも失敗して使えませんでした。
貼り直しのできない一発勝負なので、かなり緊張します。
しかし今回も、再び2枚とも失敗しましたが、何とか片目つむって2枚目の方を採用しました。
東海だけではもったいないので、2014年完成の銀河と昨年のB-26、一昨年の流星の銘板をまとめてレイアウトし印刷しました。
これは銀河。海軍機なので軍艦旗を入れました。
ゴールドのメタリックステッカーに白抜きですが、画像ではシルバーっぽく見えます。
この銀河のベースに使った銀色の板は、JIS規格でA7075という材料で、超々ジュラルミンとも呼ばれています。
零式艦戦開発の頃、住友金属が作った材料で、強度が強く本物の飛行機に使用されているものと同じです。
腐食しやすいと聞きますが、ショットブラストを吹いただけで、アルマイトや塗装をしていませんが、さすがに室内だと腐食しませんね。
東海のベースにも貼りました。これでやっと片付く。
Last Work Of Heiseiって入れました。
リモコンなどで使用した乾電池は、捨てる前に必ずテスターで電圧を測って確認しています。
2本使いだと、片方が消耗していても、もう1本は1.4V以上あって残っている場合があります。
そういう個体は、アラームを鳴らさない時計のような消費電流の少ない用途用に2軍としてキープしています。
エアコンのリモコンの挙動がおかしいので、メーカーに質問したら電池交換の時期と言われました。
リモコンのマイコンには、電池の電圧が設定値より弱くなると、警告を表示したり、初期状態に戻るなど、なんらかの決められた挙動をとるようにプログラムされているのでしょう。
測ると、エアコンのリモコンの電池は両方とも1.3Vほどで大分消耗していました。
新しい電池だと早く回り過ぎていまいちだった東海に、試しに使ってみたら、丁度いい感じの早さで回りました。