模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

船のチマチマとお道具と

2020年12月30日 | お船

TVで数年前のビデオを再放送してるのを観てました。
レストランのシェフがお客のテーブルで、料理の説明をしている場面で、うわーツバがいっぱい料理に降りかかった!ヤだなあって思うようになったのは今年からですよね。
ウイルスの特効薬ができても、この感覚はもう元には戻らないような気がします。

全然、年末っぽくない今年。
片付けをしながら作業机に向かいます。
週2日のプチ断食&休肝日をするようになってから体調が良くて、飲む日は飲み溜めするがごとく量が増えたので、平日の晩に作業をしなくなってしまいました。
作業机の片づけをしていたら、ペンチを発見。
折れたのを捨てないで、取っておいたのでした。
片づけを中断。エッチング曲げ専用の工具に改造しようと思いました。
折れていたところをグラインダーで削り飛ばしました。

そして両側の長さを詰めて同じ長さにして、合わせ口のところだけシャープエッジで残し、他は面取りしました。

幅10mm位までの帯金ならキッチリと曲げられそうです。
古いペンチなどのグリップには、赤い軟質塩ビが使われています。
軟質にするためにたっぷりと可塑剤が入っているので、気をつけないとプラのパーツを溶かすかも。

そう言えば州平センセがDVDの中で、スピアなんとかというモーターツールのヤスリビットを使用していました。
実は今年の春頃そういうのを作ってみようと、旋盤で軸を作ってもらっていました。
角度は3パターン。
コンパスカッターで斜辺の長さを半径にして、布ペーパー(変な表現!)から扇形を切り出します。

布ペーパーはコバックスのを使用しました。
両面テープで貼ります。

このイーグルブランドの布は柔らかいので折れ目が付きません。
神ヤスの硬質モルトにも貼ってるヤツです。


作ったのはいいのですが、未だに使用する機会がありません。
人形の軍服のシワなんかには良いかも。今度使って試してみよう。

船は塗っては組立のチマチマ作業が続いています。
今日は赤で塗るパーツをまとめて吹いときました。
そういえば州平センセ、収録だったからかもしれませんが、ワークを手に持ってエアブラシ吹いてましたよね。
俺はあんなことできないなあ。乾いてないところを持って、指紋を付けるに決まってます。
左右の舷灯と浮き輪です。

こういうRのP/Lを消すのには、内側Rの刃物が便利ですね。
Rボコとかいう商品がありましたが買ってみようかしら。

完成を急ぐわけじゃないし、飽きたら別の物を作ればいいので、お気楽に行きますわ。
しかしメリハリのない年末。明日から冷えて雪が降るらしいが、家で飲んでるから関係ねえな。

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おだやかな年末

2020年12月27日 | 日々のできごと

先週は実質今年最後の業務だったので、あわただしく過ぎました。

週末のクリスマスは鶏のから揚げを食べたくらいで、普通の週末を迎えました。
朝起きて窓を開けたら雪の薄化粧。ホワイトクリスマスだったのかな、と思ったら明け方だけ降ったようです。


クリスマスにこじつけて12/26に普通のショートケーキを食べておしまい。

子供にクリスマスプレゼントもやらない。
しかし、パパはちゃっかり自分へのプレゼントを用意していたのです。
スケビの付録のDVDです。
達人の技を拝見しました。天才的な超絶技巧というよりも、チョー面倒臭いことを、センスの良い人がコツコツ真面目にやる、という感じでした。
タガネホルダーは色違いだったけど、俺と同じのを使っていらした。
でもタガネの引き方が、自分とは逆向きだった。そういう細かいことが面白い。
それから、ツイッターにアップされていた製作過程で、最初に塗った緑色を見た時は、なんちゅう色を塗るんだろうと思いましたが、後から色を重ねていくと、丁度良くなってしっくりくるんですからね。面白い。


学生の頃でしょうか。開高健が海外で釣りをするTV番組を、初めて観た時のこと。
いきなり甲高い早口の大阪弁でしゃべるのを聞いて、唖然としました。
あの煌びやかで華やかで理知的な文章を書く人が、せっかちな商人のようにしゃべるというギャップにびっくり。
松本先生は一体どんな声なんだろうと期待して観ましたが、全然イメージと違いました。
雑誌の記事では編集者とのやり取りが漫才の掛け合いのような口語体で書かれていますが、それを読んで勝手にイメージしていたのとは大違い。
うたを歌われるというだけあって、落ち着いた良いお声の紳士でした。
こういう映像というのは、なにげない手癖というか仕草を観るのがまた興味深いですね。
州平センセは、余分な接着剤を拭うのも、エアブラシの試し吹きも、みんな自分の左手にするんですね。

DVDを観て、家の周りの掃除をしたり、年賀状を作ったりしていたら土日が終わりました。

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やっとお天道様の復活だわ

2020年12月21日 | お船

もうすぐ冬至。暗いのは、もう少しの辛抱だなあ。
土曜日は年末のお掃除とお買い物をしつつ、コルベットのパーツをチマチマ切り出しては塗るという地味な作業で過ごしました。
寒がりなので、この山奥に20年前新築の際に、高気密住宅にしました。
1階の機械室に大きなロスナイ換気扇があって、それが家中の空気を集めて排出し、外から吸い込んだ新しい空気を天井裏の配管で各部屋に給気するようになっています。その換気扇を掃除したのでした。
土曜の夜はアッシー君ついでに断食。断食も慣れるとストレスもそれほど感じなくなり、お腹も鳴かなくなりました。
ダイエット効果は出ていませんが、老廃物の排出に良いというので続けるつもりです。

まずは、塗装を乾かそうと電気ストーブのそばに置いたら、変形してしまった手すり部品の再生から。
ホントに間抜けですねえ。小学生の時にストーブでゼロ戦の翼を曲げてしまったのを思い出しました。
趣味人師匠から、危なく丁稚に格下げを食らうところでした。
でも、私はニッパーを折ったりはしませんよ。ニッパーなんか折ったら1週間は凹むな。さすが師匠はメンタル強いわ。
t0.5とプラストラクトでパパっと再生。

これは内側。外側には見た目がクッションのような、弾片除け様の部材を貼るのでパイパンでもOK。
プラ板にそのまま基本色を塗ってもたぶん光が透けるので、黒サフを筆塗りしておきます。

それと、たぶん遮風装置を作り直しました。
たしか大戦前、重巡足柄がイギリスの観艦式に参加した際、英国艦の艦橋前に設置されていた装置を見てパクったというヤツじゃないでしょうか。
前からの風を90度上方に曲げて、見張り台の前に吹き上げる風でガラスのウインドシールドの視界を確保する仕掛け。

こんなダルなパーツだったので、プラ板で置き換えました。

元のモールドに合わせましたが、本当はもっと仕切りの数が多いんじゃないかな。
こういうモノたちを作って、まとめて白っぽいグレーに塗ったのが土曜日でした。

断食のおかげで日曜日は朝5時頃から起きて、土曜日に作った部品を調整しながら船体に組んでいきました。
本当は断食しながら軽い運動をすると良いそうですが、こんなに寒くちゃ却って体に悪い気がします。
露天艦橋はこんな感じです。
英国人は過酷な環境でも耐えることができるって聞いたことがあるけど、なにもありません。
あのユリシーズは軽巡洋艦でキャビンがあったけど、それでも手袋無しで手すりを掴むと、掌の皮が剥がれるほどだというのに。
この小舟に乗り込んで、北洋で戦うなんてまっぴらですな。

中央の金玉は操艦に関する機械のようです。
フィギュアを置けば、サイズ感がわかりやすいのですが。

スポンソンというのでしょうか、バルコニーの下のトラスはプラストラクトの角棒で作りました。
英国の船に詳しい方が、レベルのキットと本物の違いを指摘されているのを読みました。
キットはバルコニーの前後方向の長さがやや短い上、トラスの柱の数も少ないということでした。
その通りに延長したので、バルコニーの手すりも継ぎ足しして伸ばし、トラスも作り変えることになったのです。

この船が最初に船台に据えられたのは、2019年1月です。間もなく満2年。
始めの頃は志が高く、なるべく実物に忠実に作りたいという意気込みがありました。
今は、何とかごまかして早期に完成に持ち込みたい、というありさまでございます。

トラスを接着する前に、全体にウエザリングカラーで軽くウオッシングしました。
特に床面はウオッシングをしてからでないと、ボートやホースリールなどを付けられないので。
中央部舷側の取って付けたような小さな防弾板は、その内側に置かれるヘッジホッグ爆雷のためのものです。
バルコニー下の小さなドアが斜めに付いてしまってるので直しましょう。
こういうチマチマが楽しいのです。インドア派なので。

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さあてどこで投げ出したんだっけ(タイトルパクリ)

2020年12月17日 | お船

最近はパクるとは言わずに、リスペクトすると言うんですって。
水曜日は朝から雪が舞いました。デッキにこの程度の積雪。

最低気温は-2℃とそれほど寒くはありませんでしたが、最高気温も上がらなかったので、室温は10℃を切って今シーズン最低でした。
高断熱住宅も20年過ぎると性能が落ちちゃうのかな。
濃尾平野は伊賀山地と鈴鹿山地の切れ目の関が原を日本海から雪雲が通り抜ける影響で、西部に雪が多く降りますが、美濃の東部までは届かず比較的雪が少ない。
O代議士が、我田引鉄を強行したことによって東海道新幹線が50年以上も雪で損失を被っている。
国益をないがしろにして地元の理を優先する人間が国会議員にふさわしいのか。
まったくくそ野郎。岐阜羽島駅は日本の恥だな。

水曜日の雪はこの程度で、木曜日も雪が舞いましたがそれほど積もりませんでした。
水曜日は子供の送迎なので晩酌無し。ついでに晩飯も抜いてプチ断食の日にしてます。
週一の断食もちょうど1ヶ月経過しました。
すると慣れるのか、空腹でもお腹が鳴かなくなりました。
その上、木曜日の朝の目覚めの良いことと体の軽いこと。
飲んでないので起きやすいのは理解できるのですが、今までの休肝日の翌日よりも身体が軽い。
その上、色々な内臓が元気に動いている感じがします。


先週釣り納めもしたので、模型に戻らないとね。
女王様のコルベットは、組説を見返してどうもここかららしい。
止める時には今回で中断するから、わかるようにしとこうって考えないからね。
艦橋の露天指揮所の手すりからみたいです。
塗装しながら、組み立てです。

塗装用シンナーのボトルはどれだっけ、って思うなんてそんなに間が空いたっけ?ボケてるね。
久々にやらかした。
塗装を乾かそうとして、ストーブの前に置いて変形させちゃったのって何年ぶりだろう。


素面なんだけどな。
でも楽しい。
できてくると、フィギュアがいないのが非常に寂しいな。

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リベンジならず

2020年12月13日 | 釣り

大学の友人が船をチャーターしてくれたので、今年最後の釣行にGo To EAsTしてきました。
風も波もなく穏やかですが、曇って富士山は見えませんでした。

本命はアマダイ。数が出る釣りではないので、前半にイナダかアジでお土産を確保する計画でした。
船長と相談し、ほぼ全員がイナダいらないアジが良いということで、一旦二宮方面に走り酒匂川沖でビシアジ開始。
群れが小さいのか、始めてすぐにポツポツ釣れると魚信が止まる、というパターンで全員2尾程度しか確保できません。
後から聞くと、他の船ではイナダが入れ食いだったそうです。
ブリ系は食べるのがあまり好きではないのでアジの方がいいですが、陸でも釣れそうなサイズの小アジじゃ、チト寂しい。

アマダイもアジも100m位と深いというので初めてレンタルタックルを使いました。電動リールデビューです。

これは船内でアジを釣ったのが最後の方で、なんとかボーズ逃れができて乾杯したところ。

福井などでは、アマダイはタイラバで釣れるというので、メタルジグとタイラバを用意しておきましたが、ジグで鯖が釣れたほかは疑似餌にはまったく反応が無かったです。
真鶴方に移動してアマダイに切り替えましたが、私はまったく釣れません。
もう一人の同級生、釣り初心者のミッキー君でさえ3尾も釣ったというのに。

能登のアラの後、小田原オフショア2回、渥美ショアキスすべて惨敗という感じ。
今年の釣り運はすべて大アラに使ってしまった感じですね。
来年頑張ります。

大物をさばくために85cmのまな板を買いましたが、初めての魚がこんな雑魚じゃね。

ものすごく脂ののったサバで味噌煮にしました。
アジはパン粉焼にします。

今年の釣りは、2月のヤリイカから。
例年より早い出足でしたが、コロナの県外禁止で失速し、2回目が随分と間が空いて9月の能登のアラ。9.6kgを釣って竿頭でした。
残り後半3回はこの通り。

来週から冷えるようです。
心置きなく部屋でプラモを楽しめますな。


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