11月に夏日を記録して、その翌週には今シーズン初の氷点下の朝を迎えるという、暦の上では初冬の今日この頃。
まともな秋を経ずに冬になってしまった感じです。体調管理にお気を付けください。
今週はついにうちの犬の散歩コースで子熊が目撃されました。
すべて温暖化が原因なのでしょうが、困ったもんです。
会社ではインフルエンザが大流行しています。子供のいる家庭ばかりです。
職場ではほとんどの従業員がマスクをしていますが、学校では子供たちにマスクをさせていないからでしょう。
コロナの予防でマスクをしたらインフルエンザの流行も抑えられたという教訓を忘れてしまったのでしょうか。
読書の秋らしく課題本が山積みです。
まず、お友達からお借りした雑誌を2冊。
なぜか震電を好きな方が多いんですね。寸詰まりで形があまり好きではありません。
スケビの表紙写真は、屋外で撮影用のボードの上に載せて撮影しているようです。
ボードの外周が写っている割には背景とのギャップを感じない上手いセッティングだと思いました。
機首からプロペラまでピントがくるくらい絞ってあるので、舗装面の末端もそれほどボケていませんが自然な感じです。
斜光で光量の少ない時刻に撮影し、背景との明度差を少なくするのがコツなのかもしれません。
2冊をじっくり読み込む前に新しい雑誌を買ってしまいました。
艦スぺはハセガワの1/350陽炎型を積んでいるので、立ち読みもしないで通販で買ってみました。
学研の陽炎型本も持っているですが今時の艦船模型を拝見したくて。
アマモは子供の学校近くの本屋で最後の1冊でした。
土居編集長時代にも同じような特集がありましたが、さてどの程度内容が違うのか。
スケビもアマモも昔はもっと面白かった気がします。自分が若くて知識があまりなかったので、知らない情報が多かったからでしょうか。
この2冊はまだ当分読み始められません。市立図書館にリクエストした本が意外に早く届いたからです。
図書館に本を買ってもらったのはこれで2冊目。
蔵書にない本をリクエストすると、司書さんの好みと合えば買ってもらえて、好みに合わないと県内の他の図書館から取り寄せてくれます。
小学校の社会科準備室に置いてあった立体地図が好きで、忍び込んでは触ったり眺めたりしてるような子でした。
それで地図好きになって地理好きになり、大学の専攻も地理学にしたのですから何がきっかけになるかわからんもんです。
立体地図には模型と共通する感覚があるんだと思います。
週末は電車に乗るので持って行って車中で読んでしまわないと、分厚いので返却期日に余裕がありません。
これを書いている時点で台風7号はまだ豊岡市近辺にいるようです。
この度の台風で被災された方々にお見舞い申し上げます。
数日前までは名古屋辺りに上陸しそのまま北上する予報で、住んでいる地域には相当ヤバい進路だったため、日除けシートや物干し竿など風に弱いものを全て片付けて臨戦態勢を取っていました。
しかし実際はかなり西のコースを通ったため、この辺りではせいぜい5mほどの風しか吹かず、雨も通常の夕立程度しか降らずに無事でした。
丹後や舞鶴市などでも線状降水帯が発生して大変だったようですね。
実は昨晩14日(月)の夜は日本海にイカメタル(本命はケンサキイカ)釣行に行く予定でした。
久々に昔からの釣り仲間が集まって数百パイのイカを捕獲するパーティーの予定でしたが、福井の海上は10m以上の風が予想されるため中止になってしまいました。
行っていたら、今朝帰ってくるのは相当大変だったかもしれません。
しかし残念。今年は5回予約して3回も悪天候中止になってます。
受験生が夏休みで家にいることもあり、猛暑に負けてこんな山奥でも24時間クーラーを入れっぱなしの生活になってしまいました。
昨年、全館空調の設備を更新したので使ってみたいというのもあります。
冷房26度設定で猛暑日36度の日でも、もっとも暑い部屋で28度位に抑えられてるという感じです。
それで一日¥300程度の電気代アップならまあしょうがないかと。
空調設備代は160万円したので、16年使用するとしても月に¥8000程は空調代ですでに支払い済の計算なんですけどね。
久々にスケビを買いました。
この画像はスマホで撮ってからアプリが自動で切り抜いたそのままなんですが、かなり斜めから撮ったのでパースが付いて台形だったのにアプリが上手にやりました。
アオシマのディーゼル機関車を使ったジオラマが掲載されていました。
前から買おうか迷っていたキットなので参考になりました。でも高いのでね。
それと世傑とレコードコレクターズの別冊を購入。
最寄りの本屋に生き残って欲しいので、なるべく本屋で買っていますが、ロックアルバム200はさすがになかったので通販です。
F8Fはイギリス軍が鹵獲したFW190の実機をグラマンの幹部が調査して参考にしたんですって。
言われてみれば、大きなエンジンに小さな機体、下面が真っ平らな外観などよく似ていると思いました。以前からなんかグラマンっぽくない機体だなと思ってたんです。
ロック名盤200はフーンという感じ。当時売れたかどうかではなくて、現代の目から見てそのアルバムがロック史に残した足跡や現代への影響で評価している感じです。
聞いたことのないアルバムも多かったので、この本を参考にレンタルで色々借りて聴きまくってます。
ペットサウンズやベルベットアンダーグラウンドが上位にいても、ミーハーな自分にはあんまりピント来ない感じですけどね。
松本零士さんがお亡くなりになりました。
マスコミは宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999を氏の代表作として挙げていました。
私の記憶にある初めての松本作品は、小学校の頃に近所のラーメン屋で読んだ「鉄の竜騎兵」という戦場まんがでした。
ヤマトのTV放映が始まる直前だった気がします。
コンバットくらいしか知らないウブなガキには、かなりの衝撃的な内容でした。
光人社NF文庫で50冊以上の戦記を読みましたが、そのキッカケはこんなところにあるのかもしれません。
自分の一部は戦場まんがでできているのではないか、とさえ思います。
朝日新聞の追悼記事では「戦場まんがシリーズ」について一切触れていませんでした。戦争礼賛マンガなど無かったことにしたいのか。
ヤマトはともかく、私は999は何が面白いのか理解できないバカなので、戦場まんがが取り上げられないのが残念です。
氏が新作を発表されなくなってからは、著作権の裁判やらで「パクった」とか「ひと言謝ってくれれば・・」みたいなスッキリしない話題でしかお名前を拝見せず、あまり良い印象がありません。
この本は2018年の夏に買った、戦場まんがシリーズのインデックスを兼ねたまとめ本です。
これによると「鉄の竜騎兵」は1974年にサンデーに掲載されたということです。
コミックスは近所の同級生正樹ちゃんに借りて大学までには全部読んだ気がします。
自分が持っているオリジナル版コミックスは1冊のみ。
他にはザ・コクピットが3冊で、それほど多くは持っていません。
グリーンスナイパーの狙撃手用の試製自動小銃や、衝撃降下90度の試作機キ99などのメカも魅力的でした。
それと私が日本機のプラモデルをこれだけ作っているのに、一式陸攻を一度も作ったことがないことや、流星改は美しい飛行機だと刷り込まれていることも、戦場まんがの影響だと思っています。
人生の初期に大事な思い出を与えてくださったことに感謝しています。
心よりご冥福を祈りします。
寝る前には何か本を読むのが長年の習慣です。
最近のお相手は1964年10月の交通公社時刻表です。もちろん読みやすい復刻版。
この前たまたま大学の同級生のブログを観たら、やつは私の読んでる時刻表のひと月前の9月号を読んで楽しんでる、という記事をアップしてました。
同じようなことを、あまりにも同じタイミングでしていたので、すぐにLINEしちゃいました。
やつとは学生の頃、北海道フリー切符を使って2週間以上ふたり旅した仲ですが、40年近く経っても同じようなことしてるんですな。
テキトーにエイヤッと開いて、そのページを隅から隅まで読み込みます。
そうすると何これ?っていう列車が見つかることがしばしば。
例えば、この大阪18:11発の団体専用準急は日光行のくせに東海道を東京に向かわず、名古屋で東海道を別れ、中央西線を下り長野を目指します。
木曾谷を真夜中、この頃だとD51型SLに牽かれてひた走り、早朝4:28に長野着。
長野駅で進行方向が変わるので、機関車を外された客車は放置され、出発は8:00。
この3時間半で駅を出て、朝食と善光寺参りを済ましてから席に戻ってね、っていう観光バスみたいな設定だったのではないかと想像します。
駅から善光寺まで約2Km、徒歩30分なので、散策を十分楽しめるでしょう。
コンビニは当然ないですが、開いているめし屋があったのでしょうか。
最低でも駅弁屋と立ち食いソバ屋はやってるんじゃないかと思いますけど。
長野を出ると碓氷峠、高崎を経て両毛線経由で東北本線に抜けて日光着15:18です。
駅から東照宮までは約3km。路線バスがあるのでそれを使えば容易に行くことはできますが、日の短くなった10月の夕暮れ間際に、バタバタと見学するかなあ。
実はこの列車には復路がありまして、日光発が20:05です。5時間弱の折り返し。
日光に泊まらずにこれに乗って帰ると、同じ経路を戻って大阪には翌日の21:03に着きます。
帰りもまた長野に早朝3:40着で11:20発と8時間も滞在します。
往復するなら車中2泊、三連休で善光寺と東照宮をハシゴできるという列車ですが、どんな人が利用していたのか。
自家用車が今ほど普及する前で、新幹線がやっと開業した月。60年近く前の日本、時間設定からターゲットは関西圏の庶民でしょう。
今の感覚だと往路と復路のどちらのみを使うのが良い気がしますね。鉄オタ限定の気もするけど。
学生でもしないような強行軍の割には、寺社というシブい目的地がチグハグな気がします。
貧しい大衆の余暇の目覚めなんでしょうか。
妄想が広がります。
こんなことをしていたら、旅したくなったので来月一人旅に出ることにしました。
ショッピングモールで奥さまの買い物を待つ間、本屋で時間つぶしをしている時に偶然の出逢いがあると、つい本を買ってしまいます。
この前は脚が痛くて歩きたくなかったので、本屋にずっといました。
買ってしまったのは、
いつもの今尾さんの新刊と復刻版時刻表(東海道新幹線の開業月)。
今尾さんは略歴に文学部と書いてあったので、専攻は地理学科かと思ったらドイツ語学科だそう。
学問ではなく趣味で地理好きなんですね。
復刻時刻表は読んでみると、紙も新しくて(そりゃそうだ)読みやすく、ポケット版のように省略もないので気に入りました。
そうとわかったら、大切に保管してある茶色く焼けた古い当時の本物は、破れやすくて読みにくいので、売っ払って全部復刻版に更新してもいいなと思いました。
別に古物収集癖があるわけではなく、列車が運行していた史実に興味があり読んでいるので、古い本物である必要はないのです。
そしたらタイミング良く、市内に鉄道古物出張買取が来ると新聞広告が入りました。
早速、思い入れの少ない6冊を先鋒としてチョイス。
A4の大型のものもあるのですが、売らずに残しました。
右上の1962年10月がもっとも古く、30年近く前に古本屋で買った時でさえ3000円以上したので、それを含め6冊で最低でも3,000円は楽勝だな、と皮算用していました。
手前右の1967年8月はSL9600牽引の臨時急行「はしだてビーチ」が出ているので、古本屋かオークションで買ったもの。
手前左も1965年4月で結構古い。何かとの抱き合わせで買ったもの。
残り3冊は自分で子供の頃に使った70年代のものです。
小型なので地方のローカル線などに省略が多く、単線の交換駅を予想したり、途中折り返しの運用を想像したりするには、資料として物足りないのです。
さて鑑定額は!全点¥100だそうです。ガッカリ。復刻版も買えない。
こういう趣味性の濃い品物は、金銭的に余裕があり、趣味に全力投球している30~40歳のマニア層の嗜好・流行に合致するかどうかが価格に大きく影響するそうです。
時刻表を集める趣味の中心だった年齢層は、私よりももう少し上の年齢で、既に趣味からリアタイヤしているせいで古書の相場が下落し、仕入れても売れないそうです。
言われてみれば、TVのなんでも鑑定団に出る人は、最近年寄りばかりですよね。
古物に興味のない若者が増えているということか。
ということは、そのうち骨董も値崩れするんだろうなあ。
もっと早く売っておけばよかった。