模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

完成かな 99ダイバーその11

2017年05月07日 | 99艦爆

終盤に小失敗を連発したから、リカバリーで疲れてしまった。
もういいや。
全部品を付け終わったので完成にしよう。

大戦初期の緑塗りたての頃の設定なので、はげチョロなしです。

はげチョロ描くのが、苦手なのが正直なところ。
2004年の年賀状に使った、この四式戦くらい盛大にやるならまだしも、ちょこっと描くのは加減が難しい。


この疾風だって今見ると、こうしないなと思う。
胴体の剥がれなんか、下のパネルを剥がしてるけど、何かが当たって剥げるのは重なってる上のパネルからだと思う。
だから上のパネルの下辺が一番剥がれて、下のパネルの上辺は板厚で入隅になるから、剥がれないと思う。

これじゃ、パネルの重なりが逆だわ。
事実は机上の妄想とは違うかも知らないけど。

艶消しクリアを全体に吹いたら、これといった個性もない、いつもレベルの作品になりました。
カッチリとしたキットで素性が良いうえに、たまたま発売ファーストロットの売れ残りだったので、バリもなくすらすら組みあがりました。
キャノピーのレールくらいには、スポンジチッピングをしようかな。
いくらなんでも、メリハリが無さ過ぎるように見える。

要調整なのは爆弾架。

揺れ止めを先に機体に接着しておくと、爆弾に届かない。
爆弾の位置を変えて調整しても密着せず、ダメなので、引っ剥がしたらちぎれました。
プラ棒を継ぎ足して再生しましたが、こんなところに時間を浪費します。
先に爆弾に接着しといて、翼の穴への差し込み量で調整すればいいと思います。
最初は爆弾の風車も作る構想だったっけ。

一番の失敗はキャノピー。

オープン状態で重なっているので知らなければわかりにくいですが、一部クリア部分に接着剤が回ってしまいました。

アンテナ柱自体は金属化したので丈夫ですが、プラでダボを付けたとはいえ固定部が弱いので、架線にはそれほどテンションが掛けられません。

展示会に行って、雑誌で見た作品の実物を目の当たりにすると、誌面で見るよりもウエザリングなどの表現がダイナミックで驚きます。
写真映えを計算して作られているんでしょうね。
個人の観賞用は、この程度のおとなし目の表現でもいいのかなと思いました。

プロペラの赤線デカールも1ヶ所失敗したので、日の丸デカールを細く切出して貼りました。
こういうリカバーばっか。
プロペラシャフトのスミ入れ忘れてる。

実物の照準器の先は、可動式のキャップになっていて、それを機内から操作するワイヤーが伸びています。
目立つので、最初はやる気でしたが、キャノピーに孔をあける危険な工作だし、テンション下がったので取りやめです。

固定脚なんだから電線を隠せるので、モーターを仕込んで空母の甲板上とかにすればよかった。
こいつみたいに。

このJu87は20年以上前、出戻った直後に作ったものです。
手前にS/Wが見えるように、モーター積んでます。
久々に棚の奥から出してみたら、機体自体の工作は稚拙ですね。
ツヤ統一のクリアも吹いていない。
なんか、おもちゃっぽいです。
これでも多少はウデを上げてるんだねえ。

昨年は車を4台つづけたけど、今年はもう少し飛行機をつづけようかな。 

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連休には終わらないな 99ダイバーその10

2017年05月04日 | 99艦爆

5/4も4時から99艦爆の作業開始。

昨夜、今作っているのと同じ江草隊長機のマーキングで、5年前にクラキンさんがフジミキットを作られたことを知った。
あらためて読み返してみると、主脚スパッツの赤色マークまでデカールではなく、塗装されているではないか。
今回、黄帯や青帯まで塗装にしたのに、スパッツはデカールにしーよっぺ!(ここらの方言:しましょう)と考えていた自分が恥ずかしい・・・
というわけで、クラキンさんリスペクトで、朝からデカールの予定がマスキングに変更となった。

目安になるモールドが無くて位置決めに苦労した。

デカールだったら移動&微調整で破いてたかもね。
犬が騒ぎ出す6時まで、2時間も掛かったよ。

広範囲にミストが飛ぶからこんな小さな部分塗装でも、大袈裟なマスキングになる。
テープがもったいないから、メモ紙を総動員。
ラップでもいいけどホコリを寄せそうな気がする。

吹くのはあっという間。1ccだから。
I'm not in love は10ccね。

成功。
やっぱり塗装にしてよかった!と失敗しなければそう思う。
エンジンはロッドを黒を加えた。

31は指定のデカールだが、これも位置の目安が無くて、いじっているうちに片方破れて失敗。
向かって左は、3と1の2枚で構成。
予備が入っててよかった。この辺はさすが国産品。
ここのところ五月晴れで、湿度が40%ほどしかなく、すぐにデカール保護のクリアを吹けた。

今回、試したかったのはこれ。
クレオスのウエザリングカラー(以下WC)のフィルターリキッド。

左から、濃緑色へのグリーン。
2本目は明灰白色へブルー。
真ん中は赤い尾翼に黄土色っぽいブラウン。これはフィルター用じゃない。
次はカウリングにバイオレット。
右端はスパッツに、彩度なしのグレー。これもフィルター用じゃない。

先に動翼の凹線のみエナメル黒でスミ入れ。
WCの溶剤では、エナメルは落ちないので。
手順を逆にすると、WCが落ちてしまう。

まず、グリーン。
 
これはタイフーンのダークグリーンで、すでに試してたので想像通り。
濃緑色の彩度を下げて、明度を上げる効果。

明るいうちに屋外で撮影したかったので、ざっと拭き取っただけで微調整はまだ。
自然光で撮ると、調子がわかりやすいからね。
前後方向へ拭いた、目もわかる。

話は変わるが、翼の下に写ったウッドデッキはもう4年目。
イタウバというハードウッドを無塗装で使った。
退色はしているが、腐る気配はまったくない。

明灰白色への2色は、こんなに差が出た。

翼下面のブルーは、このために調色したのかと思うほどぴったり。
明灰白色の下に吹いたプリシェイドが効いている箇所と、上からのブルーの差がわからないほど、まったく違和感無し。

一方、スパッツへのグレーは、脚の付け根に少し拭き残しが見える明灰白色より暗い色。
モンザレッドの彩度を落とし、明灰白色の部分はくっきりさせる印象。
軽いスミ入れ効果もある。
翼下面とスパッツは、元は同じ色だったが、フィルターでここまで印象が変わる。

黄帯から後ろは、濃緑色もモンザレッドにも、全部ブラウンでウオッシング。

モンザレッドが、さらに朱に近づいた以外はあまり変化がない。
少しスミ入れ効果はあるかな。

次はカタパルトに使って大失敗だった、バイオレット。
一番楽しみにしていたが、結構好いんじゃない。


凹ラインに薄っすらパープルヘイズを感じます。
グレーに使うとおかしいが、黒に近い色なら面白い退色感になりました。
使えるね。


今日は全部単色で効果を確認しましたが、バイオレットとグレーとか2色以上を重ね塗りすれば、色々と楽しめそうです。
まだイエローもあるし、気に入らなければ、完全に拭き取ればいいので、もう少し遊ぼうと思います。 

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ミスった 99ダイバーその9

2017年05月03日 | 99艦爆

5/3は家族全員休日で、特に予定もない。
4時起きだったが、ブログを書いてたら明るくなった。
こんな駄文でも1時間以上も掛かるんだよねえ。

担当者が寝坊してるので、犬が散歩連れてけと騒いでうるさいから替わりに行ってやって、帰ったら朝飯だった。

艦爆はほぼ大掛かりな塗装は終わり、小物製作の日でした。
アンテナ線は、初めて複葉機以外でストレッチリギングを使おうと思う。
テンションが掛かるのでアンテナ柱を金属化することにした。

材料はこれ。

四角はゼロとは読み違わないのに、斜め線引くんだね。
10マルを10ファイと読んだ人が、10角を10マスなんて読んでたら、今頃は角棒のサイズを日本中でマスと呼んでたかもね。

元のパーツが0.8X1.6x12位だったので、1.5mm丸棒を探したがなかった。
角棒を叩いて平角にしてからやすりで削る。

こんな感じ。
線は柱に2か所で接続して、三角形みたいになるようです。

上辺は半田付けするとして、斜めの辺の位置決めが難しいので、柱に穴を穿って刺し込むことにしました。

ヒートンの真鍮線は0.01インチ径を使うので、ドリルは0.3mmにしました。
叩いたから、加工硬化しててドリルが進まない。

ライターで焼きなましたが、時間が短かったのか。
何とかできた。
位置決めだけなので凹んでいれば良いの。

半田付け自体はあっという間。
 
下は刺してあるだけだけど、そのおかげでマスキングテープでの固定が簡単。

これをキャノピーに立てなきゃいけないのだが、クリアパーツに瞬着は危険だ。
プラでダボを作ることにした。
そうすれば、クレオスのセメントSで、塗装に影響を与えず付けられる。

断面に0.6mm穴を明けて、伸ばしランナーを瞬着付きで刺し込み。
プラ化成功。

他に爆弾やアレストフック、羅針儀など後回しにしていた部品を製作。
ここまでは良かった。
次はデカール貼り。

失敗したのはここ。

この銘板は工場出荷の時から描いてあるので、新品からの塗り残してるはず。
黄帯に掛かってるから透けるといけないので、デカール貼る前に明度差を塗っておこうと。
マスキングで囲ってから、タミヤ水性明灰白色をリターダーで薄めて筆塗りした。
吹き付けだと良いが、筆塗りはマスキングしても厚塗りはダメなんだね。
盛大に、はみ出したので、水性シンナーで拭いたら、Mrカラーの濃緑色まで落ちた。
通常は水性シンナーでMrカラーは落ちないが、リターダーのせいかな。 

それで急きょ濃緑色を吹き直したので、デカールは5/4以降になりました。 

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順調 99ダイバーその8

2017年05月03日 | 99艦爆

木登りの名人は、弟子が木から降りる時、もう少しで着地という時に、気をつけろと注意する、と高校時代に習った覚えがある。
艦爆は今のところ、大きなミスもなく順調である。
名人ならここらで、注意しろと声を掛けるのだろう。

能登ブリ釣行は4/30の13時に出発だったので、早朝から胴体黄帯のマスキングだけしておいた。

5/2 休みなのはパパだけ。
4時から全身筋肉痛のまま塗装開始。
ジギングはこの歳になると翌日の残るわ。

5:13時点、エナメルこすりまで完了。

マスキングしてから1日以上放置したので、浮きがないか心配したが、エナメルシンナーで落とせる程の軽微な吹き込みで済んだ。
手で触ってもべとつかなくなった位で、早めにマスキングを取ってリカバーした方が、完全乾燥後よりエナメルこすりの効果があるね。
黄帯の幅と間隔は共に3.2mmにしたが、5本累積ではやや幅が広がったので、日の丸と水平尾翼の間にちょっと窮屈に収まった。
3.2mmの帯を平行に並べて貼る際、密着を心掛けていても、ほんのわずかなすき間ができるので、計算よりプラスになるのだろう。

塗装図ではもう少し日の丸との間隔が広い。
写真を見てるうちに、だんだん気になってきたけどもう直さない。
 
垂直尾翼の黄帯は、クラキンさんのデカールコピー法でマスキングテープに写して位置決め。
周りをテープ細切りで囲んでから、コピーしたテープを取り去って吹くやり方。

朝食後、7時に子供を駅まで送ってから、釣具の塩分落とし。
釣行の翌日は、いつもこうやって晴れて欲しいね。

ブリ1本は丸のまま近所の同僚にもらってもらったが、残り4本は近所のスーパーで冊におろしてもらってから配る。
加工賃は刺身盛りにしてもらうと¥1,000で、冊で皮引きまでだったら¥500だった。
ブリが載る大きなまな板も持ってないし、台所も臭くならないので、安いと思う。
そしたら、丸のまま持って帰ったやつも、同じスーパーに先に持ち込んでた。

ひと仕事終わって、みんな出払ったので、のんびり青帯に着手。

12:22青帯完了。マスキングも取った。
青はキャラクターブルーという白の入った色にした。
モンザレッドは日の丸程度だと、赤ではないと気づきにくいが、尾翼くらい大面積に使うと朱だとわかる。
日の丸はモンザレッドの下地に吹いた、明灰白色がエッジに見えて気に入らねえ。
黄帯は透けを気にして厚めになってたようで、青帯がクロスしたところが段差になった。
せっかくデカール止めて塗装にしたのになあ。
コンパウンドで段差をなだらかにしようかな。

昼食後は翼の滑り止め黒帯から開始。

その次は、また濃緑色に逆戻り。
機首の黒を塗るために、先に分割キャノピーのウインドスクリーンを接着。
その際、マスキングに使用していた一体型キャノピーを取ったら、コクピット色エリアが広すぎたので濃緑色で追い込み。

機首の反射除けは#33つや消し黒の指示だが、色気が欲しかったので、#125カウリング色VS黒を7:3にしてみた。
光の当たり具合で、青っぽくも見える。
これは結構、気に入った。

黒の塗り分けラインのマスキングに時間がかかった。
フリーハンドの切り出しは自信がないので、寸法を決めて切出したい。
左右を合わせるためにも、Rはコンパスカッターで均一カーブにしたかった。
そのRの寸法決定のトライ&エラーを繰り返し、現物合わせでR30位にしたはず。
ウインドスクリーンから均一Rでスタートして、中ほどから直線。
 
18:36 晩飯前でこんな感じ。
スパッツの赤はデカールにするつもり。
こんな立体3次曲線マスキングは嫌だもん。
 

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ゆっくり 99ダイバーその7

2017年04月30日 | 99艦爆

GWは家族旅行していた頃が懐かしい。
学校が暦通りだし、部活もあるので泊りのお出掛けは今年も無し。
29日は練習試合が他校であるというので、7:30出発となった。

休みの朝は早起き。
前日までに飲みながらマスキングを済ませておいたので、5:00にコンプのスイッチオン!

赤い尾翼まわりに掛かる黄帯だけ先に塗ってカバー。
胴体の黄帯は緑の上からにした。
そうしないと明灰白色と緑の境をボケさせられないから。

翼上面は動翼の最暗部だけ影色を吹いておいた。
緑のグラデはプリシェイドではなく、明度差のある緑で吹き分ける計画。 

標準色を#124三菱濃緑色にした。
標準色は明灰白色との境界部を中心に吹く。
今回も、ぼかす境界は樹脂粘土系を使用。
 
パネルラインなどは、#124より濃い#15や#16の濃緑色を適当に吹く。
これが5:38の状態。
せっかちなので、いつも一気にやってしまうが、こうやってのんびり途中経過も撮っておくと、あとで自分が見て楽しい。

そしてパネル中央部には、#124に黄色を足してグラデのできあがり。

マスキングを取ると、当然ボケ具合が気に入らない箇所が何か所かあったので、明灰白色で追い込んだり、もう一度標準の#124でかぶせ直したりを数回。
主翼前縁の付け根と、エンジン基部の塗り分けが最後まで手こずった。
完了6:19。ちょうど朝飯。
これで、心置きなくアッシー君やれる。

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