のんびりの日曜日のはずが、バタバタしててプラモ工作が進みませんでした。
もう買ってから25年位経つ、2台あるMDプレーヤーのメインの方が故障したのです。
メインかどうかというのは、CDプレーヤーと光デジタル直結してるかどうかっていう差だけです。
しょうがないので、コンポの組み直しをしました。
自作の機器ラックをひっぱり出して、掃除しながらの配線作業に3時間も掛かっちゃいました。
故障したMDプレーヤーを単体にして電源入れたら、動かした刺激が良かったのか、全然問題なく動くというオチまでつきました。
そんなわけで結構疲労して、夕方近くになってから搭乗員の整形を始めました。
席のレイアウトが、真横に並ぶ一式陸攻や、前後に並ぶ銀河などとは違う、千鳥のような配置です。
そう言われれば、参考にしたというドイツの爆撃機はこんな配置ですね。
確かにこの方が、左右を見る際にお互い邪魔にならないな。
狭いスペースにギューギューです。双発とはいえ、翼幅16m全長12mは、天山の15mX11mより少し大きい程度の小型機ですから。
シートには、分厚い落下傘がクッション代わりに置いてありましたが、座高が高くなると天蓋につかえるので、削り取ります。
操縦員は最初から着座姿勢でした。生まれながらのパイロット、っていう人ですね。
でもパイロット用のバケットシートは窮屈で、お尻の肉をかなり削って、やっと座れました。
脚はキットのまま。フットペダルを一旦切り取って、角度を靴裏に合わせました。
機長の偵察員はもともと立ち姿だったので、膝と腰に切り込みを入れて強引に曲げました。もう少し前屈みがいいかな。
通信士は窮屈でしたが、ライフジャケットの背中側を削るだけで、つま先は温存できました。
1/72で人形の頭部が別パーツなのは初めてです。正面を向かずに横を向けて、動きをつけてみるつもり。
手もいつもの膝の上じゃなくて、表情をつけられたらいいな。
腕を付けたり、双眼鏡を持たせたり、色塗ったり。サクッとはいかなくなりそう。
私、エアブラシ塗装をするときは、以前勤めていた会社の、着古したユニフォームを着て作業しています。
それが手持ちの中では、一番ホコリを出さない服の気がしてるんですね。
ホコリを嫌う漆塗りの職人さんが、工房では何度も洗って毛羽の出なくなった作務衣を必ず着用する、と言われるのをTVで観て、なるほどと思いました。
そうか、服からホコリが出るのかと。部屋の隅の綿ボコリは、衣服や布団から出た繊維なんだと。
それ以来、塗装はそのユニフォームなんです。確かにフリースを着て塗装すると、ホコリが付くことが多いような気がします。
繊維と静電気なんでしょうね。
外出しない日は、擦り切れたり、穴が開いたようなボロ着を主に部屋着にして着ています。
高校時代のジャージや体操着は40年経った今でも、室内着として十分役立っています。
塗装がない今日のような日の作業では、そういうボロ着の上に、このエプロンを着用しています。
嫁が女子大生だったころ、カセットテープかなんかの街頭プロモのアルバイトをした時にもらったものだそうです。
つまり30年前のもの。しっかりとしたデニム製です。
たった数日バイトに着用させるためだけに、広宣費でこんなの作るって、バブルの頃だからでしょうか。
塗料や接着剤などで汚れているところを見ると、少しは着用の効果があるようです。
これを着て、今日は新しいキットに着手しました。
どこかの閉店セールで、売れ残っていたのを買った気がします。
よく言われる、少ないリソースしか保有しない当時の日本が、こういう専用機を開発する必要があったのか、というやつですね。
でも、模型的には面白い。
当初、テキトーにちゃっちゃと作ってしまおう、と思っていたのですが、仮組してみたら、結構ちゃんとしたキットでした。
モールド表現も、合いや精度も優れてるんです。
なので、プロペラ回して、飛行姿勢にしてやることにしました。
仕掛&ガラクタ箱を物色しましたが、電池が入りそうな展示台がなかったので、専用で作ることに。
暖かかったので、屋外の物置でも楽に作業ができました。
角棒で枠を作って、¥100均の色アクリル板でフタをするいつものやり方。
搭乗員がいないので、昨夜ポチっとしたら夕方に届きました。
16人も入ってるので、ひとり¥80位です。人命も軽くなったもんです。
その上、このクオリティ。素晴らしいキットです。
しかも安い。
1/72なのに、表情がわかります。
逆に塗りのウデが試されそうですね。
レベルのこいつらとは大違い。
キャノピー越しじゃどうせ見えないから、人が乗ってるな、程度のお人形で良いんだけどなあ。
東海はグラッシーだから、良く見えるかもしれないけど。
ファインモールド初体験ですが、結構、造型細かいです。
コクピットなどは、1/48でも十分なほどの再現性。
問題は、お人形が上手にシートにちゃんと座ってくれるかどうかってところ。
別売りのフィギュアで、一発でシートに収まった経験ゼロですから。
今回のエンジンはこれ。
プロペラの軸孔は1.5mm。ジャンクのDCモーターのシャフトは0.8mm。
手持ちのパイプ2重(1.5-1.2-0.8)で、ドンピシャいけました。
前回の飛行艇の時と違って、電池を機内に仕込まなくていいので楽です。
それにこの機体、脚庫の扉がないので、飛行姿勢の最難関課題である、合わない扉を閉める面倒が不要です。
あっという間にできそうかな。
あれをやらなきゃ、っていうプレッシャーのない土曜日。
午後からは少し風が出ましたが、まあまあ穏やかな休日でございました。
子供達が部活や試合でパパ独りなので、余計にのんびりです。
午前中にしたことといえば、1年ぶりくらいに通常オフラインのHDDを繋いで、日常使用しているHDDをバックアップしておきました。
ダウンジャケットを、洗濯機のおしゃれ着コースで洗いました。
かなり暖冬のようなので、もうシーズン終わりでしょう。
ツバメの囀るような声がしたので外に出て見ると、鳴き声がツバメからコジュケイの、チョットコイに変わりました。
モズでした。ツバメには早すぎると思った。
漢字では百舌鳥と書くように、モノマネ上手なんですね。かなり長い時間唄っていました。
犬の散歩に、望遠レンズを付けたカメラを持って出たら当たりでした。
ずんぐりした体形のこいつは、ノスリ。
やや強めの風にノスリが舞っていると、トンビが寄っていきました。
2羽がけん制し合って舞っているところに、もう1羽、細長いのが寄ってきました。
細く小さいのと、翼端の指のような羽根が6本なのでハイタカだと思います。
もう1枚。
油断して連写モードにしていなかったこともあり、良いショットがありませんでした。
外で木工をしてもそれほど寒く感じない、良い休日でした。
プラモデルの仕掛品を一気に片付けた(まだいるけど)ので、グータラな休日の夜。
Nobさんのイラスト集第2弾が出たので買いました。
デフォルメでふざけているようだけど、なかなかこんな風には描けないと思います。
もっともっと見たかったな。
別の新刊も先月書店で見ましたが、内容が重複するので止めて、こっちを待っていました。
プラモは次は何に手を付けようかな、と考えを巡らせている時が楽しい。
ヴィジランティか、哨戒機東海か、フラワー級コルベットか。
素組みで手離れがよさそうなのは1/48彩雲かなあ。
コルベットは、英軍マニアの方がしっかり手を入れた作品をネットで見てしまったので、腰が引ける。
旧トミーのベッドフォードトラックは、なんで止まってるんだっけ。
それともウオーターラインの利根や飛龍でも再開するかな。老眼鏡買ったし、瞬着にも慣れてきたから。
なんて、のんびり。
昨年作った、クルマ専用棚も一杯になってきた。
クルマを真面目に作るようになったの、つい最近だもんね。330P4からかな。
バイクだって去年からでしょ。
こうやって見ると、プリンススカイラインとポインターがなんか大きくておかしい。
スケール間違ってんじゃねえのフジミさん。
磨きをしたことがなかった頃の、キャプテンスカーレットサロンカーやポインターが仕上げで劣っているかと言えば、それほど違和感がない。現物の車も、状態は様々だもんね。年に2回しか洗車しない俺みたいなのもいるし。
意識して赤以外を増やしたけど、まだまだ赤系が多いな。
棚に並んでいるのは、物じゃなくて過去の時間なのかな。
子供がテスト週間でずっと家にいるので、ステレオの音が出せません。ギターも弾けない。
日曜の朝4時からエッチングワイパーの組み立てとナンバープレート印刷。
ワイパーエッチングの組み立てはやっと慣れました。
テールランプ、タイヤ、排気管の接着も済んで、タミヤ1/24シルビア完成です。
なぜこの車を作ろうと思ったのだろう。
就職して2、3年した頃にデビューしたこの車のCMを観て、角ばったダサいボディばかりだった日産が、変わった気がしました。
今から思えば、バブルやシーマの狂乱に向かって進み始めた、象徴的なクルマだったのかもしれません。
セフィーロのCMが、自粛で取りやめになったのもこの頃。
カッコいいなとは思ったけど、アウトドアが趣味の自分には使い道がないなと思いました。
セリカ1600GTVを捨てて、そろそろ車でも買おうかと物色していたのは、中古のレオーネツーリングワゴン4WD1800でした。
結局、車を買わないまま結婚しました。その貯めていた金で、奨学金をまとめ返済したんだった。
午前中にできたので、外で撮影してみました。
どピーカンでコントラストが強くなってしまいました。晴れならもっと早い時間か、夕方でないともうダメですね。
タミヤのキットはスジ彫りが深くて、墨入れしなくても十分でした。
パーツにウインドーウオッシャーのノズルが無かったので、2個作って置いてみましたが、無い方がカッコいので捨てました。
ドアミラーは同時にだけど、別の持ち手で塗ったら色が少々違います。明るい。
赤は同じ発色を得るのが本当に難しいです。
これはただの赤ではなく、クレオスの限定版クランベリーレッドパールですが、自分のようなガサツな人間には扱いが難しいです。
もっと塗り重ねると、ドンドン暗く紅色に近づいていきます。
全体が同じ発色になったところで見切って止めることが、まだできません。
下半分はゴールドとシルバーと黄色を適当に混ぜた、なんちゃってシャンパンゴールド。
余分に作らなかったので、タッチペイントのたびに調色する羽目になりました。
書くまでもなく、メーカー純正でこんなツートンはありません。
でも、自分的には結構お気に入り。
こんな塗り分けにしたら、トヨタっぽくなるかと思ったけど、シルビア以外に見えないのでOK。
ナンバーは昔の電話番号。ラッキーナンバーの6が入っているので。
携帯電話を持つまでは、自分の家だけでなく、友人宅などの電話番号も数件は覚えていましたよね。
今は自分の携帯番号さえ危うい。
前輪が傾いてますね。ステアしますが、グラつきます。
トランクのロッドアンテナはパーツになかったので作りました。
黒のランナーをドリルに咥えて削り、メッキピンを挿しました。
手前のテールライトの下のボディ塗装は、仮組してた時に割れて欠けたのでタッチペイントしました。
塗膜が厚いとすぐ欠けるので、神経使います。
バランス的には、タイヤがやたら大きい気がします。
そういえば、フロントタイヤの幅詰めもしたんだった。後輪はそのままの幅なので、シャーシと干渉しています。
カーモデラーの方は、シャーシにホイルを接着して車輪が回らないなんてガサツなことしないんでしょうね。
傾斜でも、転がって動かないから便利なんだけどな。
そうか、飛行機モデラーが息を吹いてプロペラが回らないと面白くないのと同じ、と思えば共感できるか。
プロペラの軸を金属化して、軽く回るようにこだわる人いるもんね。
排気管は真鍮のメッキパイプで置き換えました。
これしか径が合うのが無かったのですが、口元の肉厚を薄く削ったら、当たり前ですが金色の地が出て失敗でした。
金属部品をわざわざシルバーで塗るというのは、間抜けで情けない気分になります。
スポイラーは両面止めなので、少し浮いて見えます。
スポイラーのストップランプもクリアでなかったので、シルバーにコピックの赤でお茶濁し。
サイドミラーはハセガワの曲面追従ではなく、平面用というやや厚い粘着シート。
曲面用よりハリがあって下地の影響を受けにくいので、鏡には最適でした。
これだけ磨いても、車を専門に作られてる方の作品ほどピカピカになっていないように思います。
もっともっとじっくり磨かれてるんでしょうね。
タイヤがデカいせいか、この角度だと、ちょっと前のFFカローラみたいに見えてきました。
室内をインスト通りブラウン系の明るい色にして、サイドウインドウガラスをプラ板に置き換えたら、明るくて室内が良く見えます。
見えないから手抜き、ってできません。
カーステレオのスイッチまではっきり見えちゃうのは想定外でした。
ワイパーは単体ではうまくできるようになったのですが、ガラスとの位置決めがまだ会得できていません。
キットのパーツは左右同じ長さでしたが、今思えば、運転席側を短くすれば良かったのかな。
まだまだいろんな学びがあって、モノ作りは面白いわ。