模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

雪風は船体の細々

2024年12月11日 | プラモデル

ハセガワの1/350甲型駆逐艦雪風は遅いながらも進めています。

1/350陽炎型の製作記事が掲載されている模型誌はタミヤ製でもフジミ製でも買うようにしていましたが、一番役に立っているのはモデルアートのこの号。

飛行機模型でも今のスケビならばモデルアートの方が参考になります。

キット製作の際に手を入れべき箇所が的確に指摘してあるので、ポケーっとしていても気づかせてくれます。
例えばプロペラブラケットの形状。
金型の分割の都合で駄肉が付いて実物とは違う形状に成型されています。

なんか変な形と思っていましたが、はっきり違うと書かれているのを読むまでは直そうとは思わなかったです。

またこの号にはほぼ実寸大の折り込み図もあって有効です。
甲板の両端には甲板上に溢れた海水を流すようにスパンウォーターという樋のような機構がついています。
ハセガワのキットは艦橋横の赤枠のものが表現されていないと書いてありました。

確かにその通り。
伸ばしランナーで表現しましょう。

甲板のリノリウム押さえはタミヤのサンドイエローの伸ばしランナーを貼り塗装後にリノリウム色を剥がして黄色を露出させる計画です。
なので成形品の凸モールドを削って筋彫りしてます。
こんな細々したことを焦らずゆっくり進めて楽しんでいます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

埼玉の土産

2024年12月10日 | グルメ

先月の埼玉飲み会の帰り道。自分へのお土産を買いました。

プラモ名人のK君が新潟のニプコムという展示会の打ち上げで飲んだ「麒麟山」という日本酒が良かった、というのでネットで調べてみました。
この打ち上げがなかなかすごいらしく、大広間に日本酒が一升瓶で何本も置いてあり瓶から直接注ぎあって飲むそうです。さすが新潟。
住んでいる辺りには取り扱い店がなかったのですが、ホームページの取扱店リストに浦和で通っていた中学校の通学路にある中山道六辻の酒屋がありました。
何年も店の前を通っていたのに初めて中に入ってみると、地酒の品ぞろえが良い店であることを知りました。
麒麟山は2種類置いてあり、K君が飲んだのがどちらかわかりませんでしたが遠雷というのにしました。
もう1本は居酒屋の本などを書いている太田和彦が、死ぬ前に飲む最後の酒として挙げていた埼玉蓮田の神亀。
まだ埼玉にいた若い頃に飲みましたが、スッキリとしつつ芯の太い正統派の酒と感じました。
あの頃よりも色々な日本酒を飲み経験を積んだ今の自分はどう感じるのか楽しみです。

神亀に付いていた札に燗の温度の表がありました。
徳利が手で持てないほどの熱燗が私は苦手で、この表だと上燗より少しぬるいくらいが好みです。

10月の小樽の生協スーパーで買ったダーグナーという輸入ビールが美味くて安かったので、ネットで調べたら関東ではOKスーパーというところで扱っていたので戸田の店でケース買いしました。
ドイツ産らしく麦芽とホップしか使っていない混ぜものなしのヴァイツェンです。
バナナを思わせる酵母香が好きなのです。


大抵の城下町には江戸時代から続く和菓子屋があるものです。
川越を散策していたらお菓子屋が多くあり、何回も入ってしまって日持ちの良いどら焼きばかり買ってしまいました。

今回はホ-ムセンターや模型屋に寄れなかったので、そっち方面の収穫はなしです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京を散歩

2024年12月09日 | お出掛け

11月最後の土曜日、上野のガード下で高校の同級生とヨメさんと3人で昼呑みしました。
ダブルデート(死語)の予定でしたが、友人の奥様はその週の仕事が忙しくて当日ダウンしてしまい、案内人とお上りさん夫婦という感じになりました。

アメ横の昨年と同じ焼き鳥屋。11時の開店前から並びます。

開店と同時にすぐに満席。
この日の東京は気温が15度くらいで風もなく快適な外呑みになりました。

まずはビールを飲みながらメニューを検討。

定番の焼き鳥、からし味噌ダレやニンニクダレ、もつ煮込みなど。
ビールからホッピーに切り替え。
冷たい飲み物でも問題がない陽気で快調に飛ばします。
ホッピー1本に中身を1回お替りして、おなかもできたのでサクッと2軒目に移動。

2軒目はハムカツや肉料理が美味しいと評判の店で、軽くビールを中ジョッキ1ハイ飲んで落ち着いたので上野公園へ。
公園では「関東甲信地区総合錦鯉品評会」なるものをやっておりました。

「月刊錦鯉」という雑誌があるんですね。知らなかった。
模型誌も興味のない人には同じような認知度なのでしょう。

案内人は腹ごなしに谷根千を散策するという計画を立ててくれてました。
上野駅から日暮里駅まで、線路が直角に曲がった直角三角形の長辺を歩きます。

西洋美術館で絵画鑑賞という案もあったのですが、期間限定展示物が印象派だったのでパス。
母校の芸大。懐かしい(ウソ)。

11月の終わりというに紅葉が真っ盛りで、穏やかな散歩日和でした。
東京らしく青い空に黄色のイチョウが美しい。
東京で働いていた頃は千代田線で毎日この辺りの地下を通っていたのに散策しようとは思いつきませんでした。
バブルの前だったのでもっと古い家屋なども残っていたのかもしれないに残念です。
今まで知りませんでしたが、このあたり谷中霊園があってそのまわりは寺だらけなんですね。
地形的には墓地や寺社があるのが水害の恐れがない台地上で、谷中銀座は地名通り一段低い低地にあります。

クラフトビール屋を発見。のどが乾いたので休憩。今日3軒目。

和風の店内の1階でビールを醸造しており、2階の和室でゆっくりと呑むことができます。

6種類のクラフトビールがタップに掛かっていました。

車で買い物に行けなくなったら田舎では暮らせないので都会に移住しようと考えていますが、こんな高級なところは無理だろうなあと考えながら歩いていました。
谷中銀座でメンチカツを買い食いしたり、店をひやかしつつ夕焼けだんだんという階段を上がって日暮里駅に着きました。
この段差が洪積台地と沖積平野(浸食谷)との境で、谷中銀座は低地の下町で日暮里駅は武蔵野台地の山の手の東端にあるというのがよくわかります。

友人の奥様はここを歩くのを楽しみにされていたようで残念です。
うちのヨメさんもかなり気に入ってしまい、またゆっくりここに来たいと申しております。

日暮里駅から電車に乗って赤羽駅で下車して4軒目の店を物色します。

カキが食べたかったので海鮮系の飲み屋にしました。

白ワインを数種、グラスで頼んでがぶがぶと飲み、サクッと店を出ました。

ホテルのある戸田まで戻って少し小腹が空いたので、5軒目は中華系の飲み屋にしました。
偶然昨日行った川越のクラフトビールがあったので白ビールとアンバー系を注文。

友人は糖尿の気があるのでビールは控えて、もっぱら焼酎などの蒸留酒を飲んでしました。
他の同級生ともTV電話で話したりしましたが、みんなお年頃なので何かしら成人病をひとつふたつは持っているですね。

今回は友人奥様が来られなくて残念でしたが、ちょうど良い季節に谷根千を歩けて楽しかったです。
タモリの日本坂道学会とか他の方は東京スリバチ学会とか、東京を地形図を見ながら歩いて楽しまれているのに憧れていましたが、その真似事ができました。
今年の遠出はこれで最後です。
ヨメさんはもう来年の旅行の候補地を物色し始めました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

工作室の防音

2024年12月08日 | 日曜大工

我が家の工作室は、オーディオ機器が東の壁際に置いてあり作業中はかなり大きな音で音楽を鳴らしています。
階下の居間でTVを観ていてもウルサイと言われたことがあるので、以前から何とかしたかったのですがやっと対策ができました。

高気密住宅のため外部には音はほとんど漏れませんが、家中にはよく音が回ります。
全館空調で部屋間の温度差をなくすためドアを閉めても空気の流れを妨げないよう、普通の家よりもドア下に大きな隙間を空けてあるからです。

まずはここを塞がなくてはならないのですが、枠を床に貼り付けてはバリアフリーが台無しになるし、良い案が思いつきませんでした。
TVを観ていたら季節がら冬の寒さ対策グッズを紹介しており、その中にドアのスキマ風ストッパがありました。
早速購入。
発泡素材製でドア下に挟んで設置し、開け閉めの際は床を擦りながら可動します。

開け閉め時に擦る抵抗があるのと、擦る音がするのが欠点ですが、普段ドアは開けっ放しで閉めないので問題ないと思います。

またドアを閉めてもドアが枠に密着しておらず10mmも動くほどガタがあるので、下辺以外の3辺は枠にパッキンを貼ることにしました。
P型のダブル(2本取り)になっており、センターから縦割にして1山で使用します。
強力な両面テープが裏側についているので簡単に貼り付けできます。

しかし10mmもガタがあると、高さが5mmほどのこれでは密着しない箇所が出てきます。
ドアのラッチ受けが噛み合いを調整できるので、より枠に密着するようキツメに調整しました。

四角穴底のネジで調整したのですがガタが解消しなかったので、両面テープで真鍮板の小片を貼り付けました。
その結果ドアは普通に閉めてもラッチが嵌まらず、半ドア状態にしか閉まらなくなりましたが、内側から押して圧をかけパッキンをつぶすとカチッと嵌まるようになりました。

試しに少し大きな音で鳴らして開け閉めしてみましたが、そこそこ効果がありそうです。

客観的に確認するため、騒音測定器のスマホアプリで音圧を測定してみました。
ずっと同じレベルで演奏される曲ということでELOのディスカバリーをかけました。
普段聴いているスピーカーから2m弱の位置の安楽椅子で心地よい音圧を測ると80dbでした。
そのまま工作室のドアを開けた入口位置まで動いて測ると70db、ドアを閉めると50dbにまで下がりました。
50dbは全館空調の換気量を大にするのと同じレベルなので許容範囲でしょう。
下の居間では46db程度で、2階の音よりも他のノイズの影響の方が大きくなりました。


密閉したことにより予想される問題として、階下から呼んでも聞こえにくくなるので、スマホで呼んでもらうことになりそうです。
それと部屋からの空気の流出をシャットアウトすることになるので圧力が上がり、天井のルーバーからの空調の風が室内圧の抵抗で出にくくなるかも。
冷暖房の効きが悪くなるのはしょうがないとしても、換気が滞って空気が濁るのは少し危ないのかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

埼玉県にお出掛け

2024年12月07日 | グルメ

9月は鹿児島、10月は札幌で11月の旅行は埼玉にしました。
土曜日を高校の同級生との飲み会にして、金曜日は移動日で会社を休みました。

ストレートに行くと4時間少々で戸田のホテルに着いてしまうので、川越に寄り道して昼飯に鰻を食べるのが恒例になっています。
毎回「ぽんぽこ亭」というお店に決めていました。「ぽんぽこ亭」を知ってからというもの、住んでいる近所のうなぎ屋ではいっさい鰻を食べられなくなったほど好みなのです。というか東海地方の鰻が好きではないので。
それほど圧倒的に美味くて不満は無かったのですが、「川越で鰻を喰ってから行く」と埼玉の友人に言ったら他の店の名前が出たので、今年は浮気することにしました。
いろいろネットで調べて「いちのや」という老舗に決めました。

店に着いたときに思い出したのですが、何年か前の夏休みに川越市内を通った際、駐車場に行列の人だかりがあるのを見かけたその店でした。
それを見て「炎天下で並んでまで食べたくないね」と車内で話したのでした。
さすが冬の平日で13時近かったので、待たずに席に着くことができました。

うな重の大(¥6,700)と少し変化球でひつまぶし(¥3,980)にしました。


蒸しまで済ませて準備してあるのか、15分ほどですぐに出てきました。
うな重は絶品です。ぽんぽこ亭より蒸し時間が長いのか、ふわっふわで口の中で溶けるようです。
¥6,700に少々ひるみましたが、年1回のお楽しみですから。
皮がゴムのような生臭い鰻にカラメルのようなベタベタのたれを付けたものをスーパーで¥2,000ほどで売っていますが、あれの3パック分と思えば間違いなくこちらを選びますな。
ひつまぶしはシソやワサビなどの薬味がアクセントになって味変が楽しく、うな重とひつまぶしを交互に楽しんだらあっという間に完食していました。
「ぽんぽこ亭」と「いちのや」は甲乙つけがたく、差は好みの問題としか言えません。
我が家では来年はどちらにするか、未だに決めかねています。

店を出て、車を有料駐車場に入れ替えて古い街並みを散策しました。

修学旅行と思われる生徒や海外の旅行客で平日でも混んでいました。
穏やかな冬の日で、歩くのにはちょうどよかった。
自分が埼玉に住んでいた頃はこんな観光地じゃなかったのにな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする