12月第3日曜日。山からの風に乗って雪が舞いましたが、気温が氷点下ではないので屋外で普通に作業ができました。
板という漢字の木へんを金へんにしたイタという漢字を見たことがありますが、常用漢字ではないようで変換しても出ませんでした。
先月、家の縦樋に設置してあったセンサーライトを階段のそばに移設しました。
家を建てた際に買った郵便受けの付属品でしたが使用しないで20年以上ガラクタ箱に入っていたポールを今回センサーライトの電柱にしました。
ポール天頂に郵便受けを載せる梁があります。
それの側面に4か所孔を明けてライトのベースをネジ止めしました。
この状態で使っていましたが、玄関先に少々殺風景なので庇を付けて装飾することにしました。
4つ孔を明けるのにポストの梁側面の幅がギリギリの寸法だったので、ライトのベースは梁の天面より3mmほど上に出っ張ってました。
この段差の解消と庇の補強材にするため、4X20の真鍮平角材をコの字に付けました。
庇本体は手持ちの幅200mmの真鍮材から切り出しました。
金工バサミで切り出し、トリマーで端面を仕上げてます。
しかし厚いt1.2の真鍮板をベンダーを使わずに、50mm人力で曲げるのは容易ではないですね。
もっとピシッと曲げるつもりでしたが、かなりダレたRになってしまいました。
梁には元々M4のタップ孔が2か所明いていたのでそれを利用し、他の4個もそれに合わせてM4にしました。
少しでも可愛くしようと普通のナベではなくSUSの六角ボルトにしましたが、それほどでもないですね。
作り易さを優先したので、なんかあか抜けないデザインだし。
200mmよりもう少し長い方が良かったかも。
後ろの平角材を2段にして傾斜つけてみようかしら。
クレンザーで磨いてピカピカにしました。
真鍮板は酸化して色が変わりSUSのボルトは錆びないので、何年かするとボルトの頭が浮き出てもう少し面白くなるかも。
我が家の工作室は、オーディオ機器が東の壁際に置いてあり作業中はかなり大きな音で音楽を鳴らしています。
階下の居間でTVを観ていてもウルサイと言われたことがあるので、以前から何とかしたかったのですがやっと対策ができました。
高気密住宅のため外部には音はほとんど漏れませんが、家中にはよく音が回ります。
全館空調で部屋間の温度差をなくすためドアを閉めても空気の流れを妨げないよう、普通の家よりもドア下に大きな隙間を空けてあるからです。
まずはここを塞がなくてはならないのですが、枠を床に貼り付けてはバリアフリーが台無しになるし、良い案が思いつきませんでした。
TVを観ていたら季節がら冬の寒さ対策グッズを紹介しており、その中にドアのスキマ風ストッパがありました。
早速購入。
発泡素材製でドア下に挟んで設置し、開け閉めの際は床を擦りながら可動します。
開け閉め時に擦る抵抗があるのと、擦る音がするのが欠点ですが、普段ドアは開けっ放しで閉めないので問題ないと思います。
またドアを閉めてもドアが枠に密着しておらず10mmも動くほどガタがあるので、下辺以外の3辺は枠にパッキンを貼ることにしました。
P型のダブル(2本取り)になっており、センターから縦割にして1山で使用します。
強力な両面テープが裏側についているので簡単に貼り付けできます。
しかし10mmもガタがあると、高さが5mmほどのこれでは密着しない箇所が出てきます。
ドアのラッチ受けが噛み合いを調整できるので、より枠に密着するようキツメに調整しました。
四角穴底のネジで調整したのですがガタが解消しなかったので、両面テープで真鍮板の小片を貼り付けました。
その結果ドアは普通に閉めてもラッチが嵌まらず、半ドア状態にしか閉まらなくなりましたが、内側から押して圧をかけパッキンをつぶすとカチッと嵌まるようになりました。
試しに少し大きな音で鳴らして開け閉めしてみましたが、そこそこ効果がありそうです。
客観的に確認するため、騒音測定器のスマホアプリで音圧を測定してみました。
ずっと同じレベルで演奏される曲ということでELOのディスカバリーをかけました。
普段聴いているスピーカーから2m弱の位置の安楽椅子で心地よい音圧を測ると80dbでした。
そのまま工作室のドアを開けた入口位置まで動いて測ると70db、ドアを閉めると50dbにまで下がりました。
50dbは全館空調の換気量を大にするのと同じレベルなので許容範囲でしょう。
下の居間では46db程度で、2階の音よりも他のノイズの影響の方が大きくなりました。
密閉したことにより予想される問題として、階下から呼んでも聞こえにくくなるので、スマホで呼んでもらうことになりそうです。
それと部屋からの空気の流出をシャットアウトすることになるので圧力が上がり、天井のルーバーからの空調の風が室内圧の抵抗で出にくくなるかも。
冷暖房の効きが悪くなるのはしょうがないとしても、換気が滞って空気が濁るのは少し危ないのかな。
小田原に釣りに行ったのは先週でしたが、アッという間に魚を食べきったので、随分と昔のことのように思えます。
アジはいちばん大きなのを刺身にして、残り6尾はアジフライに。
イトヨリダイは皮目をこんがり焼いてポワレにしましたが、これが予想以上に上手に焼けて美味しかったです。ムニエルより好きかも。
魚屋で白身の魚を見かけたらポワレ用に買ってみようと思います。
釣果は4人で日曜の晩飯に全部ペロリでした。
勤労感謝の日の週末土曜日は、3台目のタイヤ交換をしてから飯田市に買い物に出掛けました。
行きの清内路の紅葉はこんな感じ。
特に紅葉の名所でもないので、ただの枯れた山にしか見えませんね。
清水で湧水をポリタンクに30L汲んだり、産直市場で野菜を買ったりして、お昼は天竜峡の蕎麦屋へ。
小木曽製粉所というセルフ蕎麦のチェーン店で、讃岐うどんの丸亀製麺のソバ版という感じです。
ヨメさんは暖かいかけソバに信州名物 山賊焼の大と海老天。
山賊焼は鶏もも肉の味の濃い唐揚げという感じ。
私はざるソバのクルミ味噌ダレと半熟ゆで卵と海老天。
かけ、ざる共に小盛の値段のまま中盛か大盛に変更可能なので、かけは中盛、ざるは大盛にしましたが、年寄りでも楽勝で食べきれました。
クルミダレは少々甘いので後半は普通のつゆで頂きました。
工場から茹で麺を仕入れている、手打ちではない住宅地によくあるような近所の蕎麦屋さんでは、全く太刀打ちできないような美味しい新蕎麦でした。
飯田に向かう途中のお気に入りの肉屋で大きなメンチカツと生ラム肉。こんな肉屋が地元に欲しい。
Aコープで信州のシードル(発泡性のリンゴ酒)とリンゴ(シナノゴールド)と野菜を買いました。この農協は並のスーパーより品揃えが良いです。
カインズホームで屋外配線用の部材を購入。
以前、家の外壁(縦樋だけど)に付けたセンサーライトでは階段が陰になってしまうので、階段の真横にポールを立ててそこに移設することにしました。
壁のコンセントからではライトのコードでは届かないので、VVFケーブルで延長します。
耐候性が良いケーブルですが、屋外なので念の為VE管やPF管の中を通そうかと。
管2種計5メートルと管パーツ:エルボー、コネクタ等々とステンレス用のドリルビット。
ポールは元々ステンレス製郵便受けの廃物利用なので、ライトをネジ止めするための孔を開けます。
ステンレスSUS304に手持ちの鉄工用ドリルでは文字通り歯が立たないので、ステンレス用を購入。
日曜日の午前中いっぱい掛かって工事完了。
夕方の犬の散歩の時間はもう真っ暗なので、これで安心して階段を歩けます。
ドラゴンフライ=蜻蛉=トンボの1/1モデルを作ってみました。
日曜日の午後から作り始めて、毎晩1時間位工作して休暇を取った金曜日に完成しました。
野外活動の際にオニヤンマのアクセサリーを身に付けていると、アブなどの目の良い昆虫は天敵のオニヤンマを忌避するので虫除けになるらしいのです。
それを数年前に商品化したメーカーがあって¥1000もするのに爆売れしたそうです。
すぐに類似商品を100均が売り出したというので、数軒の大き目の店舗を回りましたがどこも売り切れでした。
メルカリにも転売ヤーが出してますがやっぱ高い。
無いものは作るのがモデラーですね。
翼があれば戦闘機からトンボまで作るのが飛行機屋。(最近サボってるけど)
オニヤンマで画像検索すると沢山出てきます。
そんなに難しそうには見えません。
1機だったら嫁に強奪されるに決まっているので、2機同時進行です。
初号機を先行させて工程を確認します。
材料棚を探したらよく乾燥したヒノキの9mm角棒があったので採用。
エポパテで全身粘土細工でも良いのですが簡略化します。
本物の胸部は横から見るといかにも筋肉質な三角おにぎり型で、こんな直方体ではありません。
売り物は結構テキトーなつくりです。
なのでそんなにリアルでなくても、シンボリックな色と形状で十分効果があると推察しました。
目は丁度良いボールがなかったのでエポパテで作ることにします。
木材にエポパテは食いつきが弱いので、角に付けた木ネジをアンカーにして抱きつかせるつもり。
複眼はかなり大きめにデフォルメしました。リアリティよりもアピール度優先です。
腹部は6mm丸棒に紙を巻いたものがガラクタ箱にあったので採用。
鉄道模型の貨車の積み荷にする丸太を自作するための試作品のようです。
巻いた紙は木の皮の表現で、わざと皴が寄るように巻いてます。
結論から言うと、この紙巻丸棒を使用したのは失敗でした。
皴があるのでマスキングテープが上手く貼れず、エアブラシ塗装ができなかったために下手な筆塗りせざるを得なかったからです。
数年前に使いかけたエポパテが賞味期限切れで風邪をひいていそうなので、全部使っちゃいました。
目だけではなくて顔の造形も全部エポパテにしました。
それでも余ったので、目用のボールを4個と顔用のオニギリ形を2個パーツとして作りました。
追加増産も2機可能です。
紙や木材は塗料を吸うので、白サフを吹いてからMRカラーの黄色を全体に吹きました。
大きな複眼で害虫を睥睨してビビらせるように、キャンディ塗装します。
クレオス水性のシルバーを下地として筆塗りしました。
最初このシルバーの上にタミヤエナメルの筆塗りでクリアグリーンを塗ったのですが、クリア塗料を筆塗りでうまく塗る技術なんか持ってないのでグダグダに。大失敗。
エナメルのグリーンを拭き取って改めてMRカラーのクリアグリーンをラピッドシンナーで溶いて吹きました。
ラピッドシンナーにしたのは下地のシルバーが水性だったからですが、一度にドバっと吹かずに薄く吹けば溶け出さずにできました。
複眼の強調と目の塗膜保護のために、透明クリアを目を中心にオーバーコートして艶を出しました。
黒のフェルトペンで胴体と顔の黄色と黒の塗り分けを下書きしてから、タミヤ水性の黒で塗りつぶしました。
当然黄色部分にはみ出すので黄色で仇討ちするのですが、黄色で溶けだしてくる黒を塗りつぶすのが今回一番手間でした。
翅は透明プラ板をオニヤンマの画像を映したiPadの上に置いて、油性フェルトペンで形状と模様を写し取りました。
それをハサミで切り出して接着剤併用でタップネジ止め。ネジもマジックで黒く塗ります。
脚は省略して、胸の下に安全ピンをネジ止めして完成です。
さて本格的な梅雨に突入し雨の日が続きます。
試用はいつできるか。果たして効果は。
今週の祝日が何の日かわからなかったので調べたら、ヒロノミヤの誕生日だったんですね。
1年前のブログでも同じようなことを書いていたと、gooが教えてくれました。1年前のことも忘れてしまうんですな。
会社が有給休暇を消化しろと熱心なので、こういう飛び石連休の日を優先的につぶしていきます。
役職が付いていた時は部下に譲っていましたが、最近は遠慮せずに真っ先に押さえてしまいます。
長期連休の前後に休みを足すこともタブーでもなく、遠慮しませんよ。
なので今週は4連休でした。
昨年まで10年以上使用していた巣箱1号がボロくなったので廃却しました。
シジュウカラの営巣に2回使用されましたが、両方とも最盛期の4月頃ではなく遅い季節だったので、何らかのトラブルで最盛期の繁殖に失敗したカップルが背に腹は代えられず選んでくれたのだと思っています。
三角屋根で庇付き、自分の趣味嗜好でテキトーに作ったものでしたがあんまり選んでもらえなかったので、今回はネットで十分調べてから製作しました。
1番の問題点は入口の穴径。手持ちのキリが30mmだったので1号にはそれを使用しましたが、シジュウカラやヤマガラにはやや大きく、28mmが最適とのこと。大きいとスズメや外敵に入られるので嫌われるようです。
マークIIには28mmのテンプレートを作って、トリマーで明けました。
2番目に設置場所ですが、太い木の地上から2.5m以上で、枝の無い幹に掛けるということ。
都会などでは郵便ポストや信楽焼のタヌキの中に巣を作った例を観ましたが、住宅事情の良い田舎ではそんな条件の悪い物件は売れないということなんですね。
ガラクタ箱を漁って、端材の寄せ集めで作りました。
6面のうち側面の2枚だけはコンパネの1枚板ですが、他4面は屋根も含め小片2枚を継いで面積を稼いでいます。
水に弱いコンパネだけには、余っていたペンキを塗り雨対策としました。
片流れ屋根のシンプルなデザインにしました。
それとブルーベリーの樹に鳥よけネットを掛けました。
そんなことをしていたら、4連休なんかアッという間でした。定年後に毎日が日曜日になってもそんな風に過ぎていくのでしょうね。
暖かくなってきて屋外作業も苦ではなくなってきましたなあ。