庭のヤマボウシの葉が色づき、サザンカが咲き始めました。
もう晩秋というのに、先週に続き、今週末も台風接近の雨模様です。
台付き、車付きTa152はお人形の塗装を除くと、ほぼ完成しました。
息を吹きながらシャッターを切るのは、かなり疲れます。
プロペラ軸は真鍮線とパイプに置き換えてあるので、軽く回ります。
組み説が不親切で、接着位置がはっきりしない部品が何個かありました。
また、自分の組み方が悪いのか、まったく合わない部品もいくつか。
この画像でいうと、主脚を畳むためのサイドのアーム。
アームが2mmほど長くきれいに収まりません。
シャフトも真っすぐ成型できていなかったので、シリンダーから先を0.75mmのプラ棒に置き換えました。
カウルフラップは開いた部品を使い、三角形のギャップ部をシルバーに塗りました。
バイオレット、ブルー、グリーン、マルチグレーの4色を、それぞれ一番近い色の部分を中心にフィルターというかウオッシングしていますが、想定よりも彩度が落ちませんでした。
個人的な印象では、末期のドイツ機はすすけて汚れてる感じですが、かなり明るい仕上がりになりました。
おもちゃっぽいかな。
キャノピーが意外と高さがあって、載せたらちょっとバランス悪い気がした。
こういうノーズが長いスポーツカーあるなあ。
モットリングはテキトー。
ギターのアドリブと同じで、手癖ってやつ。
本当は後ろの方にも、茶色のスポットを数個入れなきゃいけなんじゃないかな。
車とのからみは構図が難しい。
思ったより大きな車だね。
迷彩の色を、ビン生使わずに調色したり、国籍マークを塗装にしたり頑張った(当社比)が、出来上がったら、なんか高揚感がないなあ。
いつもは、製作途中の想像よりも完成品がカッコ良くて、ヤッターとなるのだが、これは期待があまりに大きかったせいか、出来上がるといまいちでした。
かなり気をつけたけど、ノーミスとはいかなかったし。
次もハセガワだな。
台風と言えば、50年近く前、TVアニメのオバケのQ太郎のある回を思い出します。
台風が来るから大変だってんで、Qちゃんも手伝って家族総出で、雨戸を釘で打ち止めるのです。
板材でX字に補強なども付けてました。。
少なくとも自分の記憶には、自分の家でもご近所でもそんなことをする家を見たことがなく、その当時でも昔話のように感じました。
きっと今晩みたいな日の話なんでしょうね。
台風は、まだかなり遠いのに、風が今までのに比べて強いです。
先月飛んだ犬小屋は、デッキにくくり付けておきました。
昨日までに迷彩の基本塗装が終わりました。
キットは1991年製のようで、デカールがかなり黄ばんでいて、主翼上面の白い国籍マークがそのままでは使えなかったので、塗ることにしました。
直線の単線ばかりで簡単そうなので、黒も手描きにしました。
デカールをコピーすると、エッジがぼやけてカッターで切出すのに苦労するので、スキャンしてCADに取り込み、切り出し用の実寸図を描いて印刷しました。
その図をマスキングテープの上に置いて、テープと共切りします。
クラキンさんに教わった方法です。
主翼上面と胴体のバルケンクロイツはそれでマスキングです。
機番はデカールで、黄色の4にしました。
この機番で作った他の方の作品を見つけられなかったのと、いちばんバカそうなので。
国籍マークが入ると、俄然カッコよくなりますねえ。
主翼下面とハーケンクロイツはデカールですが、ニス部を取り除いています。
バルケンクロイツのニス部は、デカールを貼った後にカミソリで切り抜きます。
カミソリはその都度、クラフトハサミで先端をシャープに切り落とします。
カミソリをつまんで自重で引けば塗膜にほとんど傷を付けずに切れます。
切る前はニス部が光って見えますね。
ニス部がなければシルバリングしません。
ペロッと剥がします。
ドイツの国籍マークはこの方法にすれば、手描きの必要性をあんまり感じません。
急に寒くなって、雨ばかりですね。
まあ、雨で家にいてもまったく退屈しないのは、いい趣味を持ったからだなあ。
ガキのまま成長しなくったっていいじゃん。
なんか、作る車が赤ばっかりな気がする。
ハセガワが2007年頃に1/48FW190A5と車をセットにした製品を出しました。
フォッケのエンジンがBMW801で、車がBMW327だからいい企画だよね。
そのBMWはプリラーの専用車で、実物の写真も残っているものです。
私が作ったのは、後年にそのキットのBMW327を単体で発売したものですが、プリラーの車体とはフロントバンパーやドライビングランプ、ボンネットのベルト等、細部が違います。
それを、キット指定のツートンではなく、スーパーイタリアンレッド単色で塗りました。
タイヤのトレッドを汚すのを忘れてますね。
バンパーとヘッドライトのリムはメッキパーツのまま。
グリルのキドニーはガイアのSBシルバーにエナメルでスミ入れ。
70年以上前からこのデザインなんですね。
つい最近になって、スピンドルとかいってアイコンデザインを取って付けた国産車とは、伝統が違いますね。
今更、恥ずかしくないのか。
ホイルキャップやオデコにはBWMマークのデカールを貼りました。
¥1500以上もするだけあって、単体のカーモデルとしても十分楽しめる内容です。
サービス過剰なくらい。
電子制御の部分を除けば、現代の車との差をそれほど感じません。
欧米にはあの当時でもこんな車があった。
当然、飛行機でも差があって当然ですね。
1/48で小さいけど、やることは1/24のキットと同じで、疲れました。
でも、できるとカッコ良くて、作って良かった。
Ta152本が届いたので、早速塗装について確認したら、何にも触れてない。
でもクレオスのビン生じゃ絶対にあんな色にはならない。
わざわざ隣県から借りてもらった、その本には残念ながら調色のレシピが載ってなかった。
キット指定の塗り分けでは、翼はRLM75とRLM83のグリーンなのだが、クレオスの82は明るい黄緑で、83は茶色成分の多い濁った緑。
どちらも小池さんの箱画のようなキリっとした緑ではない。
クレオスのビン生のRLM83ダークグリーンは茶色に近く、RLM81ブラウンバイオレットは緑っぽい。
その近似色のツートンは、好きな色ではない。
しょうがないので、自分で勝手な色を作ることにした。史実に忠実でなくてもいい。
緑はクレオスのC122-RLM82ライトグリーンに83ダークグリーン少々と、ガイアの純色シアンを足して青に寄せた。
胴体中央のRLM81ブラウンバイオレットは緑っぽいので、名前の通り純色マゼンタを足して、茶紫に振ってやった。
写真ではわかりにくいが、角度によってはマゼンタを感じる。
赤と黄色の帯はデカールを使わず、RLM04とRLM23で塗った。
陳腐な表現だが、惚れた。
Ta152ってかっこよすぎる。
もう1回作りたい。
知れば知るほど好きになる。中毒みたい。
並行製作していたTa152が参考図書待ちで止まってしまったので、ブルーバードばかり進めた。
ブルーバードは単純に青い鳥なんだろうけど、高校の時461オーシャンブールバードというアルバムタイトルを聞いて、ブールとブルーをよく考えずもせずに混同してたのは内緒だ。
部品はみんな付けたので、撮影しておかしいところをチェックしてみる。
ボンネットフードの前端はシルバーを塗らなかった。
なのですっきり。
ナンバープレートはオリジナルナンバーを作るサイトで作成させて頂いた。
フォントとレイアウトのバランスがリアル。
数字は製作年がわかるように。
写真用紙に出力して、高透明テープを上から貼った。
四隅はRなんだろうけど、キレイに切れないだろうからピン角のまま。
当初グリルはメッキを落として、メッキシルバーネクストを吹いたが、墨入れを拭き取る際にかなりはがれてしまったので、シンナードボンしてガイアのスターブライトシルバーで吹き直した。
多分、下地になにも吹かずに、プラに直に吹いたので、食いつきが弱かったんだろう。
バンパーは他の方のサイトで、位置が1mm弱高いという指摘があったので、ピンをカットして下げた。
しかし、前下向きにおじぎしているのに気づいたので、後で修正。
サイドミラーも触っているうちに剥がれてきたので、タッチペイントしたが汚いので、シンナードボンして、このあと吹き直した。
Kくんにスライスして幅詰めもらったタイヤは、トレッド見ても全くそんなことしたなんてわからないね。
水色画用紙に蛍光灯というのは、AUTOではWBがばらつくな。
車高は無理やり合わせた。
なので前輪も後輪も回らない。
鍵穴4か所はマックエイトの基板用メッキピン。
赤い有鉛シールをガラスの内側から貼ってみた。
テールライトは、元のパーツをメッキ剥がしの際、下水に流したのでハセガワに部品請求したもの。
¥1000以下は切手でOKと書いてあったが、その方法は今やってないそうだ。
その上、値上がりしていたのを知らず、旧単価で請求して送ってもらった。
悪いことをした。
今回は、テールライトのメッキを剥がさず、水性アクリルのクリアレッドを全体に吹いた。
水性は塗膜が弱いことを、流星のはげチョロをやってよくわかったので、乾燥後に銀の部分をカリカリ剥がした。
エナメルでスミ入れして、シンナーで拭き取るよりきれいにできた。
メッキの上には塗料が食いつきにくいからね。
後ろのバンパーもおじぎしてるねえ。
直そう。
排気パイプはアルミ管に置き換え。
コーティングポリマーを塗って磨いたら、結構ツヤも出た。
できてみたら、想像してたよりもカッコイイと思った。
ちゃんと、国のライセンスを持った検査員に検査してもらったら完成だ。
3連休の初日はKSにして、残り2日はほぼすべてプラモに費やしたが、ミスのリカバリーばかりでプラスマイナスゼロのような、進捗の感じられない週末だった。
Ta152は下面色のRLM76を、サフ代わりに全身に吹いて最終チェックです。
すると翼の付け根に、どのスジ彫りにも合流しないで消える接着線を発見。
図面で確認すると、この線は存在しないことがわかったので、この段階にきてまた線消しです。
ここにはタミヤ新製品、削りやすい瞬着を試用した。
今まで瞬着をパテ代わりに使うと、プラより硬くて良いと思わなかったが、これは良いかも。
翼の付け根は内側Rなので、SUS304板で作ったこの工具が大活躍。
長さ100mm幅10mmほどで、両端がR形状。
この断面に#400の細帯を貼って粗削り。
その後でスポンジ研磨の小片を、ピンセットに挟んで仕上げ研磨。
1個目のリカバーね。
流星のような緑一色ならトーンを変えた緑を何回かオーバースプレーするが、迷彩では困難なので、先に影色を吹いちゃう。
今回、影色も従来よりくきっりさせてみた。
外板は前のパネルが上で、後ろのパネルは下に重ねてリベット打つよね。
今までは、スジ彫りの後ろ目を狙ってフリーハンドで影色を吹いてたけど、今回はマスキングした。
前のパネルとの段差を強調できるかな。
主翼の塗り分けは箱画を見て、RLM75とグリーン系に決定。
RLM75を全体に塗ってマスキング。
この色は隠ぺい力が強くて、影色は結構薄くなっちゃった。
モニター画像だとRLM75が黒っぽい。
もう少し明るい色を重ねるかなあ、塗り分けした後でも、できないことはないか。
よく見たら見えるくらいがちょうど良いの。多分。
緑はビン生にするか、思案中。
スケビのフルスクラッチTa152の連載記事が、まとまって1冊になってるらしい。
それが、県外の図書館にあったので市立図書館に取り寄せてもらう。
色の再現にもこだわったらしいので、それが手元に来てから、緑のトーンは決めよう。
中田さんはダークグリーンを、はかなり青目にふっていたように感じた。
一旦機体はお休みして、タイヤとかお人形とかに手を付ける。
時代を感じる造型だねえ。
水性やエナメルの前に油性MRカラーで顔などはタン、ズボンはダークブルーの近似色を下地に吹いておく。
大変だったのは、本来脇役のこいつ。
1/43のミニカーとか作る人尊敬するな。
セブンのウルトラアイのような風防とかグリルとか、こんなののマスキングに小一時間掛かった。
グリルの銀はガイアのブライトシルバー。
結構光るね。
なのに手抜きで、クリアパーツに透け止めを吹かなかったら、ボディと差が出そうだねえ。
まだレタッチ前。
イスの下に、ネオジムっぽい¥100均の磁石を入れた。
直径6mmほどだが結構強い。
@¥12.5なら躊躇なく使えます。
いつぞや自分勝手な国が、レアアースを輸出禁止にした時はこんな贅沢な使い方は想像もできなかったよね。
地面の下にもペタッ。
そうすると、垂直でも落ちない。
お人形の足の裏にも、鉄の釘でも仕込めば、傾けても立ってるはず。
昔TVで、ツルツルの滑り台の上で回答するクイズ番組あったよね。
回答を間違えると、だんだん急角度になっていくの。
このくらいの角度まで落ちなければ優勝確実。
まだ車輪付けてないけど、浮かしても付くかなあ
だめなら、マンホールに見せかけて路面と面一にして、車体に近くするリカバー案がすでにあるのだ。
コンクリート舗装は、黒立ち上げしたら、上に明るいグレー吹いても明度が低すぎた。
普通は最初に明度と彩度を高めに基本色を吹いておいて、ウオッシングやパウダーで明度と彩度を落とすのが常套手段だが、逆の暗めにスタートしてしまった。
暗いのに、ムラサキや緑、グレーでウオッシュしたので余計にダーク。
多くの色彩のおかげで、複雑で面白い演出効果を出せたけど、アスファルトか濡れたコンクリみたいにダーク。
なので、またリカバー。
通販ポチッ。
ウエザリングカラーのマルチホワイトが届いた。
これと黄土色を混ぜたクリーム色を全体に上塗りして明度を上げ、彩度とコントラストを落とすという強引な作戦。
まあまあ成功。十分乾燥したコンクリートに見える。
その上、見る角度を変えると複雑な感じも垣間見れる。
ウエザリングカラーの横はメッキ剥がし液。
510ブルのバンパーのメッキ色が銀ギラ過ぎるので剥がそうかと。
キャデラックでも使うだろうから、高いけど買ってしまった。
ハイターでは落ちないこともあるからね。
これはさすがハセガワ同士だから良く落ちた。
けど、1個部品が下水に流れた。
何年かしたら下水管で、大きなワニに成長して見つかるかも。
またハセガワに部品請求だ。
今度は自責だからもちろん有償。
ついでにBF109K4の脚カバーも頼んだ。
脚カバーがなければK型ではないじゃないか。
最初からなかったと思うが、証拠がないので。
リカバーだ。