模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

竿の修理の3

2020年10月27日 | 色々なお道具

暑いのから、いきなり寒くなるので情緒がない気がしますね。
半袖から、いきなりフリースみたいな。長袖薄着の時期はもうないのでしょうか。

修理の終わったロッドをオリジナルと比べてみました。
よく使う15号58gのスッテをぶら下げてみます。

無難なセッティングですね。ちょうど良いというか。
ところがグラスティップのMyアレンジは。

完全におじぎしちゃってますね。15号以下でしか使えませんね。
イカが触るとテンションが抜けるので、曲がりが戻ります。それがアタリです。
かなりピ-キーですが、活性が低い時の繊細なアタリも取れるかもしれないので、予備のロッドとして持ち込むことにします。


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竿の修理の2

2020年10月25日 | 色々なお道具

土曜日の午後から、イカメタルロッドのグラスティップ移植術を始めました。

当初たてた工程計画通り、ティップブランク単体の塗装から始めました。
しかし最も大きな失敗は、カーボンのバットとティップの合体の前に塗装したことでした。
塗装前の試組みでは、オリジナルよりも少し長くなる予定でしたが、塗装後に挿し込んでみたら、塗膜と接着剤で径が太って、ほとんど同じ長さになりました。
合体させてから、カーボン部分をマスキングして白を吹けばよかったです。

ガイドを瞬着で仮止めして、スレッドを巻きました。スレッドは使用済みのPEライン。
塗りがムラでもわかりにくいように、ラインは赤色の部分を使いました。
スレッドに薄めたエポキシコートを沁み込ませてほつれないように固め、蛍光レッドを塗って乾燥させているところ。
南の窓側が一番室温が高く、20度以上だったので乾燥場にしました。
蛍光レッドが乾いてから、2回目のエポキシコートを薄めないで盛りつけました。
置いたまま乾燥させると、重力でコートが垂れて偏るので、串刺しにした豚の丸焼きのように、ゆっくりをロッドを回します。
鉄道模型の転車台を回すために買った、ギヤードDCモーターのシャフトをパイプで延長して、パイプにテープを貼りロッドの内径に合わせて挿しこみます。
軽いブランクを回すだけなので、モーターの固定も針金で縛っただけで十分です。

電池では大変ですが、鉄道模型をやっていれば、誰でも電圧ボリューム付のトランスを持っています。
パワーパックと呼びますが、それで電圧を絞って3rpmくらいで回します。
機械というのは本当にありがたい。文句も言わずにもう2時間も回してくれてます。
駆動部はこれですが、片持ちではなく真ん中あたりにも受けを置きました。

空き缶で高さを稼いで、上に両面テープでカーテンレールを走るコマを2個貼り付けました。
車輪の材質がPOMっぽいので、擦れる部分に適してますから。
何時間もまわすので、念のためロッドにセロテープを巻いて養生しておきました。
21時に見に行ったら、エポキシはほぼ動かない程に固まっていました。
曲げた感じは、バットとティップのパワーの差が激しい、かなりピーキーなロッドになりそうです。

ロッドメイクの材料と共にポチっしたグッズも届きました。
左のパイプ受けはタックルボックスにねじ止めして、ロッドホルダにします。
最近オフショアでは、船に3セット持ち込むことが多いのですが、今は2本分しかホルダが無いので。

右のラインはアシストフック製作用です。
スロージギングでアシストフックを長めにすると、ジグに抱きついたり、エビになったり、トラブルが増えます。
原因はアシストフックのラインがコシが無く、柔らかくて自由に動き過ぎるから、と思っています。
それを規制するため、最近はフロロのモノフィラ入りを使っていますが、その補充。

真ん中の空スプールは、ラインのメンテナンス用です。
ラインを買った時の巻いてあるスプールは、中心部が一体なので最初に巻いた先頭のラインにアプローチできませんが、これはスケルトンなので外周からでも心側からでもアプローチ可能です。
真水に漬けて塩抜きして、乾燥後にラインメンテナンススプレーをまんべんなく吹くことができると思います。
早速、負担の大きい細いラインから。

下巻きまで引き出してから、真水にドボン。
イカ用のPE0.6号です。
今作ってるロッドに付けるリールです。

自家製ロッドの実釣は来年の夏になります。
冬から春に釣れるヤリイカは水深が深いので、柔らかいライトロッドでは無理なので。
30m位まで浮いてきた、夏のケンサキイカ用の軽いスッテで使います。

また、月曜日ですな。





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竿の修理

2020年10月24日 | 色々なお道具

船でのイカ釣りと言えば、電動リールに重たい錘を吊り、疑似餌を何本もつけて、向こう合わせで釣るものでした。
それが8年ほど前から、疑似餌自体が軽い錘になっている、鉛スッテのイカ釣りというのが、日本海を中心に夏の夜の定番になりました。
向こう合わせではなく、ピシッと掛けにいかないとイカが疑似餌を放してしまうので、絶対に釣れません。

おのずとロッドは非常に敏感なものになり、先端だけが細く柔らかいものに進化しました。これが簡単に折れるんです。
イカ釣りは自分のメインではないので、1万円くらいの安いダイワのロッドを使っています。
そのロッドの先端を2本も折って、今も同じロッドの3代目を使ってます。
高価なロッドなら、修理に出すのですが安物なので修理せず、買い直しています。2度も。
先端に道糸が巻いているのに気づかずにリールを巻くから折る、ということを学習したので、最近は眼鏡をかけて釣るよう対策したら是正できました。

その、折れたロッドをもったいなくて何年も捨てずに持っていた、ケチケチじいさんがおりました。
このロッドは根元が中空パイプで先端だけムクの棒でできています。
釣具屋で、ムクの先端だけ売っているのを買ってきました。
カーボンロッド全盛なのですが、グラスファイバーの汎用の穂先ならブランク単体で売っています。
パワフルなロッドならカーボンでないとまずいですが、繊細なイカ用なら先端は柔らかいグラスで十分なはず。
随分前に買ってありましたが、プラモデルを作る方が面白いので放置していました。
コロナのせいで不完全燃焼な夏だったので、中途半端なアウトドア脳が急にやる気になりました。

下が3代目で、上が初代か2代目の残骸です。
オリジナルの白い部分がムクで、黒い塗装の部分がパイプでできています。
上はムクの部分がパイプになるまで少しづつ切り落としたのですが、接着シロ部分はオーバーラップしてるのでその部分も捨てると、パイプ部分がやや短くなりました。
そこに、買ってきたグラスのティップを差してみました。
釣具屋に折れたティップを持って行って、合わせながら選んだのでほぼピッタリでした。
オリジナルのカーボン部分が短くなって、グラス部分が長くなったので、少し軟調になると思います。
2本折ったおかげで、ガイドは余分にあるので、感度向上を狙って4個のところを5個に改造することにしました。

先端に向かってガイドの間隔が徐々に狭くなるのですが、1個増えるので間隔を変えなければなりません。
そのピッチ変化の法則がわからないので、オリジナルの4点の位置を測定し、エクセルのグラフでピッチのカーブを描いて法則を表し、その線上に5点の位置がくるようにしたらよいのではないかと思いました。
290mmスパンを4点で分割した、ガイドピッチの青点をカーブでつなぎます。
青の4点で描いたカーブ上で、5点で分割するのが赤点の位置。
4点を5点にするので、X軸の0.8の倍数の位置のY軸が5点の時のピッチになるんじゃないかなあ、と思います。

この工作のために材料を購入。
プラモ用のでも代用可能と思いますが、まずは調査のために専用のものを購入して試してみます。

夜釣りのロッドなので、視認性が良いようにティップは白色で、ガイドのスレッドは蛍光レッドのストロボにします。
刷毛付きの塗料ですが、嗅いだところ昔のラッカーの臭い。ホームセンターで売ってる油性塗料とは匂いが違います。
専用シンナーはプラモデルのツールウオッシュシンナーに似た匂いでした。PSは溶かしそうです。

シンナーは洗浄目的ではなく、エアブラシで吹けるよう薄めるつもりで購入。
巻いたスレッドを固める用途の2液のエポキシコートは、粘度の低いエポキシ接着剤と考えればいいと思います。
これのシンナーもありましたが、乾燥後の硬度が落ちるそうなので、見送りました。

上塗り仕上げ用として、2液のウレタンクリアー。ロッドでは筆塗りの予定ですが、残ったらカーモデルに使えるようにこれはシンナーを買いました。2液の化学反応での硬化なので、シンナーに溶解能力はなくて、塗装時の粘度調整用だけのはず。
よし、始めよう。
工程の備忘録。
ブランクカット⇒前後端マスキング⇒白エアブラシ⇒ウレタンクリア上塗り⇒ブランク合体⇒ガイド接着⇒ガイドスレッド巻き⇒スレッドエポキシコート⇒蛍光レッドハケ塗り⇒完成


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私のページがめくれる度に

2020年10月20日 | 本・雑誌

40年近く昔、伊代ちゃんが♬読み捨てられる、雑誌のように・・・♪って唄ってました。
母子家庭で貧乏だったので、読み捨てるような内容の雑誌だったら、この歳になっても、もったいなくて買えないんですね。

資料として永久保存したいような内容でないと、買わないんです。
¥200の平凡パンチじゃないので、資源ゴミに気安く出せないんです。

モデラーとしては寡作な方だから、死ぬまでにはきっと作らないであろう機種ばかりだったので、今回は買わずに見送りましたが、裕福なお友だちが貸してくれました。俺みたいなやつばかりだと、出版社も本屋さんも大変だわな。

でも、このシャーマンの特集は、掘り下げ具合がとっても良い。
この手法で他の機種も特集して欲しい。万人受けではなくて、マニア受けで何が悪い、と思いますね。
若い人にもアピールして間口を広げたいと考えるのも、賛同するし理解できますが、うちのぼーずを見てても、ミニタリーにまったく興味ないですから。親父がこんなに乗り物の模型が好きでもですよ。

アマモから読み始めました。スケビはパラパラと見ただけですが、ヘリコプターが良い。
凸リベットがすごく良いです。
州平センセのアビアは、本家のメッサーよりカッコいいんじゃない?

今朝は6度位まで気温が下がりました。
寒いとモチベーション下がるな。やる気がね。
おでんで燗酒飲んで、ボーっとするのも寒い時期の楽しみですから。
雑誌ばかり読んでないで、手を動かさなきゃいけんなあ。

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秋のお祭り当番

2020年10月19日 | 田舎の生活

今年は数年ぶりにお祭り当番が回ってきました。
前回は会計担当だったので忙しかったですが、今年は役もないうえに、コロナのおかげで飲み会もない、神事だけの簡単な行事になりました。
飲み会が無いのは、酒もつまみも不味くて、食べたくないので大助かり。

今土日が秋のお祭り、例大祭でした。

6時の犬散歩は長袖1枚では寒いほど。アメダスの記録では8度でした。
もう冬の渡り鳥ジョウビタキが来ました。
今年も、雌のこの子がうちの庭の主になるのかな。

よっぽどバランス感覚が良いんだな。
物干し竿をぜんぜん握れてないし、ツメが掛からずツルツルなのに静止できるんだから。

瀬戸内の友人から国産のライムが送られてきました。
そうすると、こんな時でもコロナを買ってくるのがうちのヨメさん。

これは暑い日にジュース代わりに飲むもんでしょう?
もう秋なんだから。

模型も魚釣りもない、週末の日記です。

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