模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

滑り込み完成 109K4の7

2017年12月31日 | Bf109K4

以前も書きましたが、この地域では、年越しと言って元日よりも大晦日のご馳走を豪華にします。
近所に越してきた、嫁の両親が大晦日の夕飯に年越しで来るというので、早めに風呂に入ったら約束の18時までに空き時間ができたので、メッサーに取り掛かりました。
そしたら、想像したよりも残っていた工程が少なく、17:40に完成してしまいました。

この前に完成したTa152の翼と同じRLM75/82の塗分けですが、今回は両方ともビン生です。
Ta152のときに、ダークグリーンをかなり明るい緑にしたら落ち着きのない迷彩になりイマイチでした。
なので、こいつはビン生の上にクレオスのウエザリングカラーを3色くらい混ぜてぶっかけ、全体のトーンを落としてみました。
排気煙も黒とブラウンの混色にフラットベースを多めに加えて大袈裟に吹きました。

ループアンテナとピトー管は金属化。
ピトー管は0.7mm真鍮パイプに、折れた0.4mmのドリルのキリのシャンク。
ループアンテナは洋白の帯金。

モラーネアンテナの先は伸ばしランナーで細く置き換えました。
胴体下の敵味方識別アンテナも伸ばしランナーで追加。
その一方で、主脚のブレーキパイプや、トリムタブの操作ロッドは省略。

シートベルトはエデュアルドの着色済を持ってたので付けました。
コクピット後部、防弾ガラス後ろの出っ張りは削って、平らなフタにしました。
窓枠はキットのままですが太く感じます。
スケール通りなのかもしれませんが、もう少し細くすれば繊細な感じになるかもしれません。
塗装はげ表現はしませんでした。


下面のライトブルーはパネルラインに一段濃いブルーを吹いた後に、ダメ押しでウエザリングカラーのフィルターブルーを塗って、ふき取り時に多めに残してますが、写真ではそれほど大袈裟に見えませんね。

50歳を過ぎてから、初めて色を塗って作ったメッサーシュミット。

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バタバタだあ 190K4の6

2017年12月24日 | Bf109K4

投稿の間が空いてしまいました。
先々週、鳥捕りの兄さんの2日後にもご近所の方が無くなって、1週間に2回も葬儀にでることになりました。
その上、どんど焼きの焚き物を作ったり、先週末は忘年会に出たり、バタバタで模型部屋に籠る気力もありませんでした。

忘年会と言えば、さっき月曜日の出張準備をしていたら財布がないことに気づきました。
愕然としながらも、家中どこを探してもありません。
忘年会の帰りは、市の中心駅からうちの最寄り駅まで1駅電車に乗って、そこで嫁さんに拾ってもらいました。
酔っ払って切符を買う時、カバンから小銭入れを出そうとして、札入れの方を落としたようです。
駅に聞いたら、届いてたので、さっきもらい受けてきました。
2万円入ってましたが、そのまま戻ってきました。
よその国のことはよく知りませんが、日本っていい国だな、まだまだ捨てたもんじゃないな、思いました。
本当に有り難いです。
個人的に今年は、ジェットコースターのように色々とアップダウンの激しい年でした。
もうこれで最後にしてほしい。

さて、メッサー。

集中して、部屋に籠れませんでしたが、毎日1時間ずつくらいチマチマとは進めていました。
デカールの上にグロスのクリアを吹いて、その上に半ツヤを吹きます。
グロスを吹かずに直につや消し系を吹くと、ニス部の多いデカールは浮き出てくるので、研ぎ出しまではしないものの、段差ゴマカシです。
この辺りまでは平日に済ませていました。

さっき財布を取ってきてから、エナメルで排気煙を吹き付け、ウエザリングリキッドのグリーン、マルチグレー、ブルーで全体に3色ほどフィルターを掛け拭き取りました。
エナメルを吹くときに、塗料を溶いた万年皿をひっくり返して、ズボンがペンキ屋さんのようになりました。
ホントにいろいろあるなあ。
歳で注意力が散漫になってきてるんでしょうかね。

月曜日の出張は関東なので、前日から実家に泊って、認知症の母親を見てこうと思っています。

こうやって前日から準備したから、財布がないのに気付いたんですよね。

月曜の早朝に気付いたらどんなに大変だったか。そういう意味でもラッキーな年なんでしょうねえ。

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リカバーできた 109K4の5

2017年12月05日 | Bf109K4

バッカじゃねえの、と自分の間抜け加減に呆れていたが、上手くリカバーできるとルンルンになる現金なジジイ。
修正は綿棒シンナーで拭いてから、#1500ペーパーで段差消しの予定通り。
RLM75から吹き直しました。

いつも薄く塗料を載せているので、こういう時は段差が小さくて済みますね。
思ったよりも時間が掛かりませんでした。
余計なことをせずに、塗料がビン生だったのも不幸中の幸い。

リカバーは日曜の午前中に完了。
それよりも面倒だったのが、胴体のマスキング。
このくっきり塗り分けは、タイフーンとかの迷彩塗り分けの3倍面倒くさいです。
水色と緑と灰色の3色の境目をすべてくっきりということは、マスキングテープを模様の形に切り抜いて、模様の外周をぐるっと囲まなきゃならないのです。
ボカす場合は、浮いているので多少のずれは気になりませんが、くっきりはごまかせません。
その上、国籍マークの白い線の内側にもRLM83を塗らなきゃなんない。
これをデカールでやってる人は、どうするんだろ。
先に緑を塗って、その上にデカール貼って、はみ出さないのでしょうか。

結局、マスキングは日曜日の午後だけでは終わりませんでした。ブログ書いたり、ギター弾いて遊んだりもしてるからだけどね。

月曜日は最後の通院で午前半休だったので、朝いちで病院行って9:30に戻り、残っていた尾翼のくっきり斑点のマスキング。
斑点がくっきりっておかしくないのかあ、とぼやきながら。
異形の曲線をデザインナイフで抜くには、ガラスのような刃が食い込まない物の上で切るのが良いのですが、それでもカクカクしちゃいますね。
マスキングの作業時間がほとんどで、吹くのは10分程。
RLM83はビン生C123と、それにブラックグリーンを混ぜてものを、軽くパネルラインにプーです。
塗り分けをよーく観察して、実物もRLM83を最後に塗っていると、推定しました。

どうも病み上がりなもので・・という態度でさっさと定時に帰宅し、マスキングを取りました。
やれやれ。まあまあかな。

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バカでしょう 109Kの4

2017年12月02日 | Bf109K4

キットのできが優秀なのですいすい進む、ハセガワ1/48のBF109K4。
今日のお題は、いくらキットが優秀でも、作り手がバカだとどうしようもないというお話。

前回、マスキングの糊に反応頂いたので、もう少しおしゃべりを。
これがその糊。

こいつを切り抜いた原寸の塗り分け図の裏に、次の画像のようにエッジよりも内側に塗って貼ってマスクし、吹きます。
紙の裏側まで、少々吹き込んでいるがわかりますか?
この吹き込みのおかげで、塗り分けの境界がくっきりせずに、ボケることになります。
更に境界を大きくボカしたい場合は、当社ではフリーハンドで吹いてしまいます。


ここまでは、大成功で初のノーミス完成だ!と思ってたんですねえ。

国籍マークはマスキングテープに直印刷したのを切り抜いて、手描き(吹き)にします。
暗めの迷彩の上から白色のオーバースプレーなので、ガイアの白サフとクレオスのGXクールホワイトという隠ぺい力重視の塗料と、真っ白を避けるためにクレオスのグランプリホワイトの3色混色にしました。
こういう混色をした場合は、塗料の破片などが入る場合があるので、フィルターで濾して使っています。
hisotaの常用エアブラシは2本で、サフとメタリック用に0.3mm、その他の普通の色は車でも飛行機でも全部0.2mmで吹きます。

0.2mmは詰まりやすいと聞きますので、念のため。

フィルターと言っても、プロの塗装屋さんが使っている吉野紙という和紙です。
5cm角くらいに切ったものを、三角に2回折って、カップを漏斗にして使います。
前の会社の時に、出入りしていた塗装屋さんに「吉野紙って使ってる?」聞いたら、「ホレ!」とひと掴みくれました。
それをこんなに小さく切って使っているので、まだあります。

万年皿からブラシのカップに移すときに、こうやって濾すだけです。
気分的なものかもしれませんけど。
これをやって詰まったことはありません。
まあ、もともと塗料をかなり薄めに希釈して使うので、つまらないとは思うのですが。

吉野紙で思い出しました。
hisotaが20数年前に、プラモに出戻ったきっかけは、飛行機モデラーの黒須吉人さんの著書を会社の同僚から借りたことでした。
黒須氏は、非常に神経質で丁寧な作り方をされる方で、塗料は3倍以上に薄めて何度も重ねるとか、塗料は吉野紙で濾して使うとか、スジ彫りや、ホコリのこと等々、hisotaが今も実践していることは、その本で影響を受け、教わったことが非常に多いです。
今回、氏の名前をググってみたら、数年前に亡くなられたようですね。
一時期、ゼロ戦飴色説が流行った頃、いろいろ話題になっていましたが、それもずいぶん昔の話になりました。
ご冥福をお祈りします。
こうやって、影響を受けているおバカがいることを、草葉の陰で見ていてくれるでしょうか。

それで、本題のおバカです。
主翼下面の黒い国籍マークは裏返さなきゃわかんないので、古いデカールでも十分。
主翼上と胴体の白を、上記のように吹きました。

胴体の迷彩は、国籍マークを取り囲むように塗り分けるので、先に国籍マークの位置を決めなくてはなりません。
まあまあかな思ったんですが。

じゃじゃーん。

左翼のマークの位置が、1スパン外側過ぎました。
こんな失敗初めて。
いい加減なhisotaでも、さすがにこれを見て見ぬふりは無理。
まったくバカじゃなかろか。
どう修正するか、シンナー風呂ドボンはしたくない。
綿棒&シンナーであらかた落として、#1500ペーパーで段差消して、部分修復するしかないですね。
RLM75もRLM83も胴体の迷彩でまた使うから、その時に左翼も修復しよう。

ノーミスへの道は遠いな。



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起きたら朝 109Kの3

2017年11月28日 | Bf109K4

入院で1日中寝たり起きたりしていたので、最近家でも、夜中に目が覚めて、頭がボヤっとしていたら引き続き寝る、気分がスッキリしていたら何時でも起きてしまうという生活を続けています。
小学校からの幼なじみは、仕事が忙しく、帰りも遅いので、休日は疲れて半分寝ていると言っていました。
世の中にはそうやって忙しく働いていらっしゃる方もいるのに、自分は楽してのんびり遊び半分で生きているので、贅沢だなと思います。
だからバチが当たって入院なんかするんだな。

今朝は2時に起きました。
今日は、午後から半休を取り、耳のMRIを受けに病院にいくので、1、2色は吹けるはずです。
なので朝からマスキングして準備しようと考えました。

組説の図を拡大コピーして切り抜き、ピットマルチ2という糊で貼ります。
この糊は塗ってから、一旦乾燥させると粘着質のまま固まり、貼ったり剥がしたりできるという特徴があります。
この糊をマスキング紙の裏に、外周から2mmほど内側に塗れば、エッジが密着せずに浮いて、短いボケ足の塗り分けになります。
剥がせると言っても、マスキングテープよりは粘着性が強いので、エッチングパーツの上だと塗膜を持ってきてしまうかもしれません。
プラだと剥がれたことはありませんけど。

マスキングを4時頃までに済まし、38(t)を眺めて一息入れてたら、両側とも履帯が切れているのに気づきました。
ややテンション貼りだったので、接着剤が収縮して切れたのでしょう。
片側は弛みを寄せて繋ぎましたが、反対側は元々ギリギリだったのを強引に繋いでいたので、小手先の手直しではどうにもなりませんせんでした。
結局、半分くらい剥がして1コマ追加し繋ぎ直すという大工事になりました。
憂鬱な作業ですが、早起きしたので時間に余裕があったから、気持ち的には楽でした。
履帯のコマも数十個余分に入っていたので、剥がす際に壊れたのや、接着剤で変形したのを交換することができました。

そして5時から20分1.4Kmの犬の散歩。
この時期、5時では全くの夜で、景色が楽しめないので、散歩にはいまいちですね。
月のない、星がきれいな夜でした。
ウルトラセブンが故郷に帰る時間ですもんね。

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