キノコ採り名人と山に入ると、名人はこちらが気づく前に
次々に周囲のキノコを見つける。
それを、キノコ目ができてるから見える、という。
野鳥もそんなところがあって、慣れないうちは周囲の鳥に
気づかないけれど、慣れてくるとなぜか気づく。
自分にも最近そんな能力が付いてきて、
視力は裸眼で0.6程度しかないが、心眼で見える気がする。
今朝、居間でTVを見ていた時、畑を隔てて100mほど離れた
向かいの森に違和感を感じた。
羽をばたつかせる、少々大きな鳥の影?
すぐに双眼鏡を出して見てみたら、オオタカ。
交尾でもしてたか。
カメラを持って飛び出した。
絶滅危惧種リストから外されそうだ、
と最近新聞で読んだばかりだが、さもありなん。
こんな民家のそばに居るんだから。
でも本来、里山の鳥なのでこれが自然な姿なんだろうね。
冬場に葉が落ちた樹に、巣の残骸のようなものがあり
気になっていたが、そこにいた。
オオタカが自分でビニール紐を材料に使ったのか、カラスの巣の再利用か。
近づいたら飛んでしまったので、居ぬ間にもっと見ておこうと、さらに近づいたら、
もう1羽居た。
飛んだやつよりも、こちらの個体の方が小さいから雄か。
ここは、カラスに狙われやすいから、巣立ちまでいけるかな。