先週土曜日からの夏休み9連休はあっという間に終わってしまいました。
退職したらこんな感じに毎日好きなことばかりしてのんびりと生活できるのだとすると楽しみです。
元気に体が動くうちに退職しないと、病気になってからのサンデー毎日じゃロクに遊べもしないじゃないか、とも思えてきました。
明日会社に行けるか心配です。
大学の同級生が今、バイクで北海道ツーリングをしていて、同級生のグループLINEに「釧路着!」のようにコメントが入ってきます。
今更この暑い真夏にバイクに乗る気はしませんが、40年ほど前までは同じ側にいたんだな、と懐かしく思えて応援しています。
オペル2種は車幅ポールの先端白色やテールの赤表示など忘れていた色差しをしました。
完成と思ってランナーを処分していたら、付け忘れたジャッキが出てきました。最後までドタバタです。
前輪をステアさせたり、タンカーなどは給油作業中のようにするなど、動きを感じられる加工をしないと面白くないですね。
昔作った赤いBMWのようにドアを開けたり、フィギュアを置いたりね。
特に今回はフィギュアを乗せなかったのが失敗でした。
オペルの次に発掘した仕掛品は1/48の複葉機。英国のS.E.5A。
ウクライナのローデン社製キットです。
数年前、上の主翼を接着しようとして、大きなサンドイッチを両手で持って口に運ぶように、主翼を上下から掴んで保持していたら、長方形が徐々に平行四辺形になり最後はクシャっとつぶれたのでした。
翼間支柱4本を治具無しで、同時に接着するのは非常に困難で1時間以上何回も再挑戦の格闘の末、心が折れて放置したのでした。
2021年3月頃の出来事のようです。早や3年。熟成は十分。
当時全盛のコロナも去り、高校に合格したばかりだった息子は今年大学に入学しました。
まず進捗状態と部品の所在を確認してみました。
胴体から生えている4本の支柱(赤丸の)のうち1本が見当たらなかったので、エバグリのプラ棒を削って再生し塗装しました。翼断面なんですな。
上の翼をこのまま付けてしまって問題ないか念の為確認してみました。
ウイングナットの1/32の組説(リギングダイアグラムと言うみたい)がネットで見られるのでチェックしてみると、翼間の張線を一部見落としていたようで、穴を開けたりヒートンを植えたりする準備がしてありませんでした。
上の翼を付けてからでは作業がしにくい箇所ばかりだったので、3年前何をアセって上翼を接着しようとしたのか「おバカさん」と言ってやりたい。
なので、張り線(リギング)の準備として穴あけとヒートン作りから始めました。
20年ほど前に会社で使用していたフィルムカメラが壊れたので、燃えないゴミ捨て場に捨てに行きました。
まわりをキョロキョロしてから、そのまま捨てないで叩き壊して中から小型のDCモーターとソレノイドを抜いてから捨てました。
矢印はその時のソレノイド。巻いてあったエナメル線(ポリウレタン線かな)は0.08mm径でした。
これをスケビで知ったピンバイスに咥えるヒートン治具でくりくりするとヒートンの出来上がり。
これを0.2mmドリルで明けた穴に瞬間接着剤(CA)を付けて挿しこみ接着します。
CAは画像のようにシールの剥離紙のツルツル(頭ではない)の上に出すと20分位は乾燥しないので量産作業向きです。
以前作った1/32のスパッドXIIIの時は、ダブルの張り線もナイロンのミシン糸で難なくできましたが、1/48のWW1機はかなり小さくてダブルにする必要あるのかなあ、と嘆く京子のゴロ寝でございます。
ナイロンの糸は張った後に弛むと、線香の火を近づけるだけでピンと張って修正できるので扱いやすかったのですが、今回の張線材はこの辺りを使おうと考えているが、さてうまくいくか
これらは接着剤の効きも良いし、伸縮性があるので弛まずに張れます。しかし耐久性がないのです。
しばらく経ってから見ると取れて(切れて)いることが多いですね。伸ばしランナーや釣り糸ではそんな経験はないですから。
伸縮性があるということは、可塑剤で軟化させているのか、多孔質なのか。
接着性が良いので多孔質な気がする。なので劣化を少しでも遅らすようになるべく伸ばさないようにテンション緩めに張るんですが、それがストレスなのよねえ。
クリミヤを取り戻すまで頑張れ、ウクライナ!