模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

古いスピーカーを聴く

2024年06月23日 | 音楽・AV

現在メインで使っているオーディオのスピーカーはダイヤトーンDS-77Zという30年以上前の3ウエイスピーカーです。
ウーハーは31cmで重さが29kgもある大きなものです。
これは30年ほど前、近所の道楽ボーズが買ったもののすぐに飽きてしまい、もっと高いものに買い替えたくなって、安価で引き取ってくれとうちに持ってきたものでした。
その当時、我が家のスピーカーは大学時代にアルバイトで買ったコーラルX-IIIという21cmウーハーの小型スピーカーでしたが、DS-77Zに取って代わられそれ以来30年間TVのサブスピーカーとしてリビングに置いてありました。
3年前にプリメインアンプを新調してDS-77Zのセッティングも色々試し、現状ベストの状態で音楽を聴いていて不満はないのですが少々飽きてきました。
また新しいアンプにX-IIIを繋いだことがないので、どんな音で鳴るのか試したくなってきました。

思い立ったが吉日、先週の日曜日の午後に10年前にウッドデッキを改築した際に取っておいた、廃材でスピーカースタンドを作りました。
小さいのでリスニングポイントまで持ち上げるためです


いわゆる598クラスのDS-77Zの定価は当時1本6万円で、X-IIIの定価は2本で6万円でした。
それを秋葉原の石丸電気で4万5千円まで値引きしてくれたので購入。
当時は電気製品を秋葉まで買いに行き、店頭で値段交渉をするのが常識でした。二十歳前のガキでさえ。

X-IIIのオーディオ雑誌の評価は、非常に元気に鳴るハイCP機というものでした。

プリメインアンプ:デノンのPMA-1600NEはスピーカーの出力がA/B2系統あるので、BにX-IIIをつなぎました。
いつもセッティングに使っているハイレゾの曲を流してみると、DS-77Zと非常によく似た音質です。違いが判らないくらい。
ここで???
DS-77Zも一緒に鳴ってるじゃないの。だから同じような音なのか。
なんと、このPMA-1600NEは出力がA/B2系統あるのにAとBの切り替え(ON/OFF)スイッチが搭載されておらず、4本同時に同じ音を鳴らすことしかできないのです。2系統あっても1セットしか接続できないなんて。
馬鹿じゃないのか。バイワイヤリングでしかできないのです。
最初は信じられずネットで調べて初めて理解しました。
スピーカーを変える際は導線を抜き差しするしかないのです。

しようが無いので当分はDS-77Zはお休みしてもらうことにして導線を抜きました。

改めて試聴するとX-IIIはなかなか良い音で鳴るのでした。
第一印象は少しレンジが狭いかな、と感じました。でもすぐに慣れてしまいます。

ミッドレンジのボリウムをプラス方向に振ると、情報量は増える感じですがキンキンうるさくなるので、中央付近が良い感じ。
ロック、ポップスは得意でボーカルの表現はDS-77Zより艶めかしい感じがするほど。
しかしオーケストラを鳴らすのは得意ではなくて、低音の響きがかなり不足して物足りません。
「新世界から」の第4楽章出だしの低い弦の音などは、もっとドスの効いた響きが欲しいと思いました。

当分の間色々セッティングをいじって楽しめそうです。

40年前のスピーカーでも十分楽しめました。
40年前の骨とう品でこんななら、現代のスピーカーはどんなに凄いのだろうかと試してみたくなってきました。
少し大きな地震があるとスタンドから落下しそうなので、聴き終わると床に降ろしておくのが少々面倒です。

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今年の1枚目

2024年01月20日 | 音楽・AV

NHKFMで土曜の朝7時から、ピーター・バラカンさんがウイークエンドサンシャインという音楽番組をやっています。
休日の朝なので、本放送ではなくラジルラジルで午後に遅れて聴いているのですが、以前からこの番組で彼がエディ・リーダーという歌手を褒めていました。
数年前に、試しに彼女のCDを買って聞いてみたらなかなか良くて、2枚目も購入しました。
今年、そのエディが以前在籍していたバンド、フェアグラウンドアトラクションが再結成して来日公演をやるという情報が入ってきました。
コンサートには行きませんが、解散したフェアグラウンドアトラクション時代の楽曲も聞いてみたくなってCDを購入。
ダウンロードサイトを先に見たらハイレゾ版がなかったので、CDにしました。
1988年のアルバムを2024年に購入したのが今年の初CDになりました。

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ふたりのミュージシャンの訃報

2023年01月29日 | 音楽・AV

YMOやミカバンドなどのドラマーだった高橋幸宏さんと、ギタリストのジェフベックさんの訃報を聞きました。

音楽を聴くときにドラムがどんなことをしているか、注意して聴く習慣がなかったので、幸宏さんがどんなドラマーだったのか印象がありません。
大貫妙子のアルバムは坂本龍一プロデュースが多く、細野さんや幸宏さんが参加している曲も多いので、バックでドラムを叩いているのを何曲かドラムを意識して聴いてみました。
曲のイメージを考慮されているからでしょうが、手数が多くなくてストイックで出しゃばらないドラムを叩くんだなと思いました。
釣りが趣味でフライフィッシングをされていることを知っていたし、若い頃よく読んだ椎名誠と交流されているのを読んだことがあって、ミュージシャンの部分以外の幸宏さんにより親近感を感じていました。

ジェフベックという名前は知っていましたが、演奏はあまり聴いた覚えがありません。どちらかというと我々よりも上の世代のヒーローだった気がします。
30年ほど前に会社の先輩がターンテーブルが壊れたからと、持っていたレコードを全部くれました。
その中にあったはずだと探したら、2枚あったので初めて聴いてみました。
ワイアードというアルバムで、調べてみると名盤と書いてあったので好都合です。


ヤードバーズやクリームのようなブルースなのかと思ったら、フュージョンっていうんでしょうかジャズに近い感じなんですね。
ラリーカールトンやリーリトナーのような、ギターが主役で他は脇役という感じではなく、ベースやキーボードもかなり主張します。
美しいメロディに浸るというよりも、楽器のテクニック合戦のような緊張感のある演奏でした。

先輩もあんまり聴いていなかったようで、レコードはほとんど新品で良い音でした。

コメント (2)
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部屋が鳴る

2022年08月11日 | 音楽・AV

ここらでも昼間は殺人的な暑さだと思っていましたが、先日群馬県の40度近い暑さを体験したので、これ位で文句を言ってはいけないと思うようになりました。
8/11当市の最高気温は34度位で最低気温は23度位。過ごしやすいじゃないですか。
今日から夏休み。昨夜スッテを修理して、今日の午前中に釣り初心者の息子がこの前の釣行でダメにしたラインの入れ替えをしたほかは、ずーっと音楽を聴いて過ごしました。

オーディオ装置に向かって安楽椅子に座り聴いているとなんか音に濁りがある。
大きく柏手を打つと変な反響音がします。
どこかの歴史的建造物の鳴き竜のようです。
柏手を打って耳を澄ますと、やっと原因がわかりました。
これは先日ベルトを替えたボール盤ですが、安楽椅子の真左に置いてあります。
切り粉が飛んでも遠くにいかないように、ボール盤の三方にアルミ薄板のレンジガードを立ててました。
これが鳴いていたのです。

薄板なので、結構高い周波数で共鳴していたようで、取り去ったら雑音がなくなり、マイルドで聴きやすい音になりました。
アンプのボリュームを大きくすると、キンキンした刺さるような聞き疲れする感じでしたが、改善されました。
取り除いた後に柏手を打っても響きません。
何年もこんな状態で聞いていたんですねえ。

それでいろいろ調べてみると、オーディオは部屋の鳴りを抑えるのが重要とのこと。
我が家は2x4建築(べニヤ板の安造り)なので、壁の下地はべニヤで床もフローリングです。
和室に比べてかなり反響が多い構造です。
早速午後から¥100均に行き、吸音材(敷物とか)を色々買ってきました。
スピーカーの後ろの壁には使っていない客間の座布団を吊るし、スピーカー前面の側壁には¥100均の敷物を貼り・・・。
音がかなり変わりました。改造前、高音はスピーカーとそれ以外の反射音が鳴っている感じでしたが、現在はスピーカーから直接飛んで来る音の割合が多くなりました。
高音全体としては響きがなくなりタイトになりました。
しかし、もう少し床の反響を抑えないと、低音成分が多いように思います。
いろいろ面白いです。マニアではないのでテキトーの楽しんでヒマつぶしします。

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もやもやが晴れた

2021年02月21日 | 音楽・AV

志村動物園というTV番組が終わって、代わりに相葉君の番組になりました。
昨年の10月頃その番組を観ていたら、どこかで聞いたことがあるようだけど知らない曲が、CMになる前などに挿入されました。
これが何という曲だか知りたくて、歌詞検索して探してみましたがわからず。
TVを動画に録って手当たり次第に友人や同僚に送り付け、聞いてみたのですが誰もわからず、もやもやが募るばかりでした。
女性ボーカルで、ミカバンドかシーナ&ロケッツのような声質で、シンプルなロック。

それが今朝、偶然分かったのです。こんなことがあるんですね。
スノウベリーのプラモデルが完成したので、総括のブログを書いていた時でした。
朝早く、家族がみんな寝ていたので、HDDにitunesで保存したCDをイヤホンで聞きながら書いていました。
3時間も書いていたのですが、2時間ほど聴いたときでしょうか、その曲が掛かったのです。
イントロの楽器の音ですぐあれだとわかりました。唄い出しの声で確信に。
そしていつもTVで流れるフレーズ「風が吹き今にも何か起こりそう・・・」
これだ、これだ。
「奥田民生・カバーズ2」に収録の 「夕陽ヶ丘のサンセット」by 住岡梨奈+堂島孝平 ×A.C.E.
という曲でした。
このCDは何年か前にレンタルしてHDDに取り込んであったのですが、レンタルはライナーも付いて無いし、1曲1曲まで詳細に聞き込んでないんで覚えてなかったんですね。

スノウベリー号を2年間もじっくり製作して完成したので、模型の神様がご褒美をくれた、と思うことにします。
今日はいい日だきっと。

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