2階の踊り場にスペースを確保して、あふれていた雑誌用に本棚を作りました。その最上段から階段の吹き抜けにオーバーハングする形の小さなレイアウトを作り始めました。線路を固定して電気配線したところで止まっています。
大きさは1100X700で上段を鉄コレ(丹但鉄道)、下段をナローゲージHOn30(奥丹後軽便鉄道)の線路を敷きました。ゲージは両方とも9mmなのでデュアルゲージではなくデュアルスケールのレイアウトです。違和感はそれほど感じません。以前中古のELを買ったところ付属のナンバープレートに同じナンバーで4枚そろったものがありませんでした。同時に2枚以上は見ることができないと理屈をつけて、2種のナンバーを2枚ずつ12時正面と3時側面が同じ、6時と9時が同じにつけましたが全然平気です。そのくらいの感覚の人間なので普通の人が見るとデュアルスケールは違和感あるかもしれません。遠近法の効果を狙ってちゃんとやるのとはまるで意味が違いますから。
これが上段の線路配置です。
TOMIXの鉄道模型運転セットという線路とパワーパックのセットにポイントとバラの線路を数本追加(一部カットして長さ調節してます)、最前面(写真の下の方)は自由なカーブにする必要があったので篠原のフレキにコルク道床という内容です。この運転セットを採用したもっとも大きな理由は、付属のパワーパックがポイント切替スイッチを最初から2個搭載しているということです。この配置ならスイッチ2個で全てのポイントをコントロ-ルできます。赤線の位置でギャップを切ったので、駅の本線側に1列車止めたまま側線側から発車させることもできます。
これを下段と組み合わせるとこんな感じです。
木曽路はすべて山の中ではありませんが、軽便路線の2/3はトンネルの中で単純なエンドレスです。通常は上下段切替で1個のパワーパックを使い分けますが、鉄コレ側だけには電池パックの入力端子も付けておきましたので、同時に走らせることもできます。
この状態で停滞しているもっとも大きな理由は上段の建物の配置がうまくできないのです。ジオコレのストラクチャーに便利な既製品が増えて、購入してもあるのですが、置いてみるとどこか不自然な感じで決まりません。もう少し暖かくなったらプラスター作業や最下段の海の製作などにも手を付けたいのですがね。