模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

釘になるよりもカタツムリの方が好い

2015年11月30日 | プラモデル

蝸牛のようにゆっくりながらも前進しております。

巻き上げた幌は剥がして左右入れ替えました。
瞬着なので結構ポロッでした。
今回は好都合でしたが、反面、瞬着の信頼性の無さも再認識できました。

キャビンも付けちゃいました。
惚れ惚れ。カッコいい。
サンダーバードメカの片鱗を感じさせるデザインですな。

糸はやや弛んでるけど、これ以上緊張させるのは怖い。

写真で汚し具合のチェックです。
フェンダーの内側は均一に泥付着でよろしい。
前のフェンダーは、下の方のたっぷり付いたとこと、
付いてないとことの差が、極端過ぎる気がするので、
境界をボカそう。

燃料タンクのデカールのニス部の境がくっきり。
ごまかせてない。泥追加だな。
ジュリ缶が2個入ってるラックのフタは紛失したので、プラ板で適当に作った。
排気管の錆表現はまあまあ。

クレオスのピグメント3セットは、色があんまり好みじゃなくて、
残ってしまってるので、もったいないから他の色のパステルと混ぜて
消化するようにしている。
タイヤは今回その混色で汚したら、熱帯地方のテラローサとか
テラロッシャといわれる赤土の道を走ったような色になった。

ミラーとワイパーは飾り台に載せてからでも遅くないな。 

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ゆっくり楽しんで

2015年11月29日 | プラモデル

飾り台の縁をギンナンというビットで削ってみた。

手抜きでクランプせず、手で押さえてやったので、
下の段に段差ができた(トリマーが板に対して傾いた)けど、
思ったよりも切削抵抗は少なく、ボールベアリングによる位置決めも楽で、
あっという間にできた。
2枚で継いだように見えないでしょ?
砥の粉での目止めも初挑戦。
上塗りは玄関ドアを塗った残りのウレタンニス。

マタドは側面幌をつけ、合体後だと塗りにくいシャーシの下の方や
フェンダーの内側に、ピグメントとウエザリング塗料併用で
汚れをつけ終えたので、まず荷台を合体。

今までシャーシ、荷台、キャビンと3ピースで別々に作業していたが、
だんだん3つのバランスが取りにくくなってきたので。

幌のロープ用に手芸店で買ってきたポリエステルの糸は、
2種類用意したが、両方とも毛羽立ちが酷く、
薄めた木工用ボンドで固めてみたが、すぐにほつれて使いにくいので没。
スパッドの張り線に使ったナイロン糸が良かったのだが、細いのしか売ってなかった。
結局、釣りのPEラインのお古を使った。
元は色あせたピンクだったが、薄い色ではなかなか染まらないので、
ロープらしいナチュラルな色にできなかった。
心配していた、エッチングフックのポロッは1個で済んだ。

燃料タンクには多めに汚れを付けてあって、
これから落としながら各部とのバランス調整。

あれれっ巻き上げてある幌が左右逆だ!orz・・・
左側に荷台の乗車扉があるので、2分割なのだ。
瞬間でガッチリ付けてしまった。
昨夜、酔って作業したときに間違ったようだ。

こっちは1枚でいいんだよなあ、直せねえよな。
無理に取ったら、柱までペキって折れるなぁ。

この巻き上げた幌は、布だけではこんな小径にクルクルできず、
元のパーツを芯にして、上に1枚ペロッて巻いてあるだけの、
なんちゃって巻き上げ。
巻き上げてある幌のロープは、はずして車内に置いておくんだろうか、
荷台の側面外側に、クルクル巻いて付けとく気もする。

後ろの幌は布だけで巻いてあるけどね。 
だからって特にリアルじゃないもんね。

面白かった小説が、もう少しで読み終わりそうになると、さびしい気持ちになるが、
これも久々にそんな気持ちになるキットだなあ。 

ゆっくり幌を剥がして、やり直そうかなあ。

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インドアへようこそ

2015年11月24日 | プラモデル

天気がよければ釣りに行こうかと考えていたが、
日本海は強風で、多分大荒れ。
どこも出てないと思う。
もう冬ごもりかなあ。それも好きなんだけど。

ヤクパン引取りの際、長男にダンボール戦機のLBXという
ロボットのプラモを買い与えた(これで3個目)ので
我が家の男組は全員工作モードだった。

デカールを貼り、艶消しクリアを吹いて、
エナメルやウエザリングカラーや油彩を動員して2次汚し開始。
アルコール落しが1次ね。

荷台の屋根もやっと接着。 

屋根の6本の柱は、実は内側向きのチャンネル断面で、
リアルなのだが、下はイモ付け、上は浅い凹に嵌めるだけという、
まったく強度を考慮していない仕様。
下はチャンネルの内寸にピッタリの角棒を、カプラーとして介して接続。
すぐ壊れそうで心配だったが、全部つけたら結構丈夫で何とかなりそう。

並行して飾り台を用意。

センの木っ端は機械加工されていて、厚さや平行、直角などの幾何精度が、
最初からそこそこ出てたので、接いでも一見、一枚板に見えるようにうまくできて満足。

接ぎは両側の断面の、同じ高さにトリマーで溝を掘り、カプラー材を入れて接着。
海外ではビスケットとか和式には雇いざねはぎと呼ぶそうです。
かなり強度もある。

具体的には、展示棚のガラスを入れる溝のために買ったD3のビットで
両片の断面に、深さ6mm弱、長さ100mm程度の溝を掘り、
2.8X10X100mmほどの平角棒を入れ、木工用ボンドで接着です。
接着の際はポリ袋を敷いた定盤の上で、
上面がツライチになるよう圧着して乾燥させました。
完全乾燥したら、ボーズという異形のビットで外縁加工します。

今日、加工するときに、買ってきた材料をよく見たら、
長さ450mmしかなかった。
マタドール用は180X165にしたので、残り285mm。
中途半端に残った。
142mmで2枚取りにするより、
180X285で1/48の一緒盛にするか。
間違いなく既製品のデコパージュ板を買ったほうが安いな。

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牛歩の闘牛士

2015年11月23日 | プラモデル

だいの大人が、数千円で何日間も楽しめるんだから
プラモって安上がりな趣味だよな。

Kくんと、バイク模型のバックミラーって
どんなうまい人のでも、おもちゃっぽいよねえ、なんて話を、
先週のお仕事中にしたばかりなのに、
マタドールの組説を、工程飛びが無いか読み返したら、
バックミラーとワイパーはどうせ取れるから後にしようと、
付けてなかったのに気づいた。

いきなりプレッシャーでハードル高いが、
自分の古くからの従来工法でサラリとやり過ごす。

20年近く使ってる光沢アルミテープを、テンプレート&30度ナイフで抜いてペタリ。
ノークレームでお願いします。この位で許してつかーさい。
モールドの鏡面部分が凸Rなんだけど、サイドミラーで凸Rはないと思うなあ。
このテープ、メタルックとかよりもちょっと厚いので凸面には貼り難い。

迷彩は単色にするつもりなので、雑誌などで流行ってるアルコールおとし
という技法を試してみた。
ジャンクで試すのがセオリーかも。
その辺の危機管理意識が低いんだよ。

さて、タミヤ水性のフラットアースとダークイエローを、
溶剤と水で薄目に溶いて、下半身を中心に吹き、
燃料用アルコールで洗い落とした。




自分にはまだコントロールが難しいが、
隅にホコリが残る感じは想像以上に雰囲気が好い。
艶消し面だからか、落とす前に乾燥したからか、
不要な部分に付いた塗料が取りにくいのが難点。
乾燥を遅くするために、水を多めにはしたが、
全体に吹いた後で落とすのではなく、
手を抜かずに、小区画に分けて作業した方が良いみたい。
しかしアルコールの乾燥後に浮き出してくる偶然の産物は、
自分の創作よりもランダムで、それらしいので捨てがたいし、
どんな模様が出てくるか、乾燥するのを待ってるドキドキ感も楽しい。
これを、この次の工程でパステルなんかで補完すれば良さげ。

軟質塩ビをホロに接着。

このうねり、ソリッドなガラスじゃない感じに自己満足。
プラ板じゃこうはならないからね。

 

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ホロの窓

2015年11月21日 | プラモデル

今日も何台かVWのマークをつけた車とすれ違ったが、
ああいう事件があると、VWを運転している人まで嘘ツキに思えてくるから不思議。
ブランドイメージというのは大事なんだと、再認識しますね。

マタドールの幌は布でいこうと決めたのです。

織り目が、スケールを考えるとかなり粗いが、
うねってる感じとか、質感がプラやポリパテよりは布らしいと思う。
自分のウデでは、これ以外の材料使って、
このレベルまで再現するのは
無理だと思う。
パーツからベルトのバックルのモールドを削ぎ取って、
プラペーパーのベルトに接着。
墨入れすれば、もう少し立体感もでるだろう。

アップで撮ってみるもんだなあ。
窓穴内側のカット面がギザってるとか、
隈取に貼ったマスキングテープとずれてるなんて、
まったく気づかなかった。
修正しないと。
老眼鏡だけじゃ不足なのかあ。

実物の窓は透明で、幌と一緒に巻き上げられるとすると、
ビニールなんだろうと想像する。

このキットに付属していた窓用の透明フィルムを
使うつもりで接着実験をしてみた。
台湾だから、まだビニール使ってるかと思ったら甘かった。
手持ちの塩ビパイプ用接着剤が効かない。
多分PE。

今時のビニール袋はほぼ100%ビニールではない。
接着剤の効かないPEなのだ。
会社では部下にビニール袋といわず、最低でもポリ袋と呼ぶように指導しているが、
ビニールだって、ポリ塩化ビニール(PVC)で、ポリなんだから
ポリ袋っていうのも、おかしいんだけど。

完成後何年かして展示中に、剥がれるのはイヤなので、家中で塩ビを探した。
しかし、らしいものに片っ端から接着剤を塗ってみるが、塩ビではなかった。

塩ビはダイオキシン問題の影響で使用が減って、
さらに、最近は欧州の輸入規制なんかでも、
軟質塩ビ(ソフビね)の可塑剤を有害物質とした
ので、
使わなくなってきてるのよね。
昔はソフビの怪獣人形を、子供が平気で舐めたりしてたのに、
知らないって怖いね。

ネットで調べてみると、ビニール傘でさえ既に塩ビ代用材になっているらしく、
得られたヒントは、やや厚いものに残っている、だそうだ。

ホームセンターでも物色してみたら、ビニールハウスの材料は
まだビニールの物があった。
塩ビは有害かも知らないが、耐候性とかの性能は優秀だからねえ。
未だに置き換えできない用途があるんだろうね。

ヒントと触感で、家の中を探してみて見つけたのが、昨日の写真のこれ。
 

缶ビールか何かのおまけ。
メイドイン シナという表記。
塩ビ用接着剤を点けたら、白く濁り溶けました。

幌の端材と接着して、一晩放置。実験したらバッチリ付いた。
厚いしクセがついてるから、熱掛けて伸ばさないと扱いにくそう。

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