模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

できた 九六中攻の9

2017年07月02日 | 96Bomber

子供の誕生日を口実に、晩飯作りを放棄した嫁が外食宣言をしたので、土曜日は家族で串カツ屋でお誕生日パーティでした。
誰もハンドルキーパーを引き受けないので、日曜日は捨てた車の回収から始まりました。

九六式中型攻撃機も9回目で完成です。
最後の小物接着で最も時間を喰ったのは、アンテナ張り線でした。

単発機のように1本ではなく、両主翼端から双尾翼へ斜めに幹があって、そこから2本支線が付きます。
支線の2本目を張ると、先に付けた1本目が弛むんですよ。
なので1本目をテンション緩めギリギリに調整するのがポイント。
瞬着硬化促進スプレーが側面銃座の風防に掛かって曇っちゃったので、タミヤワックス塗ってごまかした。

見覚えのあるカウルだなと思ったら、99艦爆とは金星つながりなんですな。
風防のウインドスクリーンをこのデザインにした理由がわからない。
何か制約があったのか、もう少しカッコいいデザインができたんじゃないだろうか。

自重変形タイヤがついてます。
環状アンテナは洋白線で置き換えた。

1/72双発は銀河以来ですが、エンジン出力の割にこいつは機体が大きい。
闘う飛行機じゃなくて、優雅に長距離を飛ぶのが似合ってる気がします。

大きな翼で航続距離を稼いで、貧弱な防御で重量軽減。
なのに背中のイチモツは20mm。
当たれば威力はすごいらしいね。当たればね。

いずれ、これより大きいB17を作るときは、作業場を整理しないとぶつけるな。

グレーを多めに加えた、ギラギラしないシルバーが気に入ったので、日本の大戦機の無塗装銀色はこれを標準にしようと思ってます。

ペラは普通の銀で機首先端の銀はグレーの銀。
かなりトーンが違うでしょ。

こういう風に、何にも改造しないでも丁寧に作るだけで、そこそこ見栄えがするので飛行機は好いね。
車・・塗装で失敗したら後戻りできない。潔癖なほどきれいに!
AFV・・ウエザリングや人形塗りのセンスがないと映えない。
船(1/700)・・エッチングパーツがまだ会得できなくて。
やっぱり一番ハードルが低そう。

酉年はフライングオブジェクトの年だ。
次も調子に乗って、飛行機にしよ。

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梅雨らしい 九六中攻の8

2017年07月01日 | 96Bomber

先週末の遠征の疲れが取れない週でしたが、何とか乗り切りました。
小田原の鯵は刺身にしたところ、過去最高の旨さだったなあ。
新鮮さがいかに重要か実感しましたね。
是非また行きたい。近場で鯵やってる船を探したくらい。

イカメタルの時にバチコンでこっそり狙ったろ。

96陸攻はジミな作業が続きます。

今週から、築20年の我が家はリフォーム中で、マスキングで覆われているので窓が開けられず、塗装ができませんでした。
やっと金曜日に剥がしてもらったので、土曜の朝飯前に早速2色吹きました。

1色目。胴体の帯は、デカールを上手く貼れそうにないので塗ることに。
貼り忘れてたのに、今頃気づいたの。

尾翼の斜め帯はデカール。
やや透けてるでしょ。だから塗る。

グレーを少し混ぜた白。

昨夜、酔っぱらってマスキングしたので、位置が2mmほど前過ぎ。
帯太さも実測して尾翼と同じ2.3mm位だと知ってたが、エイやっと2mmにしたんだった。
やっぱ細く感じるが気にしないことにした。

2色目は魚雷。
魚雷は黒鉄色1色の指定だが、単冠湾の空母甲板上の魚雷は先端だけ黒っぽい。

なので、先端は黒鉄色、残りは#8銀にした。


さて今回の課題である、はげチョロだが、まず実物観察。

窓枠はガラスを下げて手を出して触ったりするので、ほとんどの機体で剥がれている。
これや

これのAピラーも。
それにこれは、機の先端部も剥がれている。

これも先端が完全にズル剥け。


それとカウリングの前端がぐるりとはげる。

翼の前縁も。
これもカウリング前端。

上部のエアインテイクのリップの薄いこと。
うちの子のエッジも薄々攻撃したけど、こんなペラペラ感はでないね。

これらを予習してから挑んで、こんな感じ。

カウリングだけはシンナードボンしてやり直したら、面白いように剥がれるのでやり過ぎた。
機の先端は実物より控えめにした。

それと全体に均一に散らばらせるのではなくて、密度に濃淡を付けないと作為的に見える、とジオラマの指南書に書いてあったのに従った。
それと模型的な見栄えも考えて、ほどほどにしないとクドイと思う。


窓から室内が良く見えるのは想定外だった。
どうせ見えないからと、手を抜いちゃった。

課題のはげチョロは実験も兼ねてまあまあ及第点と自己採点。
あともう少し。

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もう少し 九六中攻の7

2017年06月17日 | 96Bomber

梅雨入りすると、コンプが水吹いたり、塗装面がかぶったり、と聞きますが、あまり経験がありません。
吹き始めはエアブラシを宙に向かってひと吹きしてから始めるクセを付けてるし、カーモデルのようなツヤを気にする作品がないからかな。

さて96陸攻。

削っては眺めて、ゆっくりと進めてます。
わざとらしい見本です。

ケープですが、時々うまくいかないことがあります。
こんな風に、塗装を弾くのです。

Kくんに聞いたら、弾いたことはないということですが、なぜでしょう。
成分にシリコンって書いてありました。それのせいでしょうね。
削る前からこんな風に塗装が乗らないのです。
この程度なら、外周をギザギザに削ってごまかせますが。

塗装剥がれはこの程度で止めようと思います。

カウリングはちょっと大げさに剥がしました。
模型だし、この程度でいいんじゃないかな。加減が難しい。
これにフィルターで彩度と明度を落として、最後にクリア吹いておしまいの予定です。

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ハゲ練 九六中攻の6

2017年06月12日 | 96Bomber

エアの1/48ウオーラス予約始まってますねえ。
¥4kかあ。悩みどころ。
エアは愛すべき自国機を絶版にはしないだろうから、急ぐことないよね。

ハゲチョロの練習は続く。
ハゲハゲ言うな。

ここは、まだ剥がす力加減がわからない頃。
深く削り過ぎ。
こういう削り方すると修正も難しい。もっと広いエリアに削り直さないと。
黒く見えるのは銀の下の黒サフ。

次回への教訓がすでにいくつか。
(1)あとから剥がすときは、銀を厚く吹くか、ケープの前にクリアを吹いて厚みを稼ぐこと。
(2)2色迷彩の場合は、なるべく2色が重なるエリアを狭くすること。
茶を全面に吹いてから、緑を吹いたので、茶の箇所は銀を出しやすいが、緑の箇所は銀までが遠い。

主翼の接合部はパテなしで、ここまでできるので、このキットは本当に楽。

力加減に少し慣れて、色々と削り方を試している頃。

もう少しパネルラインを意識しないと不自然。
パネルの中央が剥がれて、エッジには色が残るのはおかしい気がする。
それと1本1本の傷が長過ぎ。
3mmでも21cmの傷だからね。


それでも、筆描きでこんなにリアルに、剥がれを描くウデはないね。
筆じゃエッジが丸くなって、ギザギザ感が難しい。

剥がす道具は、セラミックのキサゲが自分には一番合ってた。
刃物のように切り込まないので、深さのキープが容易い。

戦場写真を見ると、0系新幹線のように、前頭部の塗装がきれいに落ちてるものが結構ある。
模型的にはそこまで派手に剥がすのは、どうだろうか。
もう少し実物写真を観察して、イ
メージを固めよう。

黒サフが出ちゃったところは、その周りも剥がして、黒が中央部に来るようにして、塗り易くしておいてからタッチペイントするつもり。

どさくさに紛れてブレゲーも作り始めた。

小さいなあ。同じスケールじゃないみたい。
中攻と違って、形になるかどうかも怪しい。

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大詰め 九六中攻の5

2017年06月11日 | 96Bomber

庭のヤマボウシが満開です。

朝の散歩の時に、今年初めてサシバを見ました。
カラスほどの大きさで、背が赤茶色で腹が白いのですぐにわかります。
この時期は田んぼのそばでよく見ます。
まだ苗が伸びていないので、カエルを捕りやすいのでしょう。

さて、銀塗装の済んだ96陸攻は、今回の課題であるはげチョロに備えて、基本塗装の前にケープを吹きます。
これを吹いておけば、引っ搔いたときに下地まで一気に剥がれず、銀の上だけ=ケープの層の上だけ剥がれてくれるらしい。


下面は無塗装シルバーで、上面との境は粘度系です。

2色迷彩の茶色は、くろがね4起を作ったときに調色したカーキ色が、大量に残っていたので即決しました。
これです。


これを、銀の上に塗ると!全然違う。

下地の色の違いからか、こっちはかなり薄く感じますね。

実物の見た目はこちらの画像が近い。

垂直尾翼の内側は、不明だったのでテキトー。

緑はMRカラー124三菱緑。
フリーハンドで塗り分けた。

粘土系を使っても吹く方向を意識しないと、今回のように上下くっきり塗り分けになってしまう。

このあと、ミストの吹き込みを消したり、上下の境をぼかしたり、緑と茶は2回、銀は1回追い込み修正。
カウリング色と、デカールを貼る尾翼にグロスクリアをそれぞれ吹いた。

次は剥がし作業。
なのに、ブログを書き出したのは、剥がれないの。
力加減がわからない。
Kくんがワイヤーブラシって言ってたな。

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