15年ほど前、人生の楽園というTV番組で放送された、脱サラして蕎麦屋を始めたという店が市内にあります。
開店当時に行って食べてみて、素人の趣味の域を出てない、たいしたことないなって印象だったので一度しか行きませんでした。
最近、会社の若いのから、まだ営業していると聞いて、あれから精進したのかなって、試しに行ってみました。
まだ潰れてないってことは、改善したのかなって。
こんな田舎で、その中でもさらに立地が良くないので、リピーターができないともたないんじゃないかと。
止めとけばよかった。自分の中では、ここ数年で食べた外食では最低ランク。
値段は高いのに、残念でした。
これだったら、駅の立ち食いソバや、国道沿いのファストフードのチェーン店の方がよっぽどましだと個人的には思いましたが、おいしいというファンがいるので続いてるんでしょうから、私のような下賤な者には理解できぬ高尚なお味なのかと。
久々に金をドブに捨てたという感じで、帰りの道中ずっと不機嫌でした。
前よりも更に好みでは無くなっているなと、思いました。
BSの深夜番組に最近毎週録画して観ている番組があります。
マキタスポーツという芸人がMCの、カセットテープミュージックという番組です。
80年代の歌謡曲を発掘して分析してるんですが、この前の特集が一発屋でした。
この特集の中で紹介され、聞いたことがあって曲名も何も知らなかったのに、確かにこんな曲あったなあって激しく聞きたくなったのが、この曲。
柴田まゆみ「白いページのなかに」
80年代は自分にとって、高校から大学、就職、結婚ともっとも波乱の時期でしたが、洋楽ばっかり聞いていて、歌謡曲なんかバイト先の有線放送で掛かるのを聞き流していた頃。
マキタ君なんかは、自分より年下のなので、完全同調できないけど、こういう埋もれていた曲に気づかせてくれるのでこの番組は有意義だなあ。
C-G-Amのコード進行をカノン進行って看破したり。結構面白い番組です。
この曲は本当に名曲だと思う。
さて柴田さん。ポプコン出身で1978年作のようです。
この曲だけで表舞台から消えたようなので、レンタルにもアルバムがありません。
でも、こういう曲って図書館にはありそうだな。
ほらあった。
こういうオムニバスアルバムに絶対入ってると思った。
借りてきたけど、この曲以外は録音しないかな。
フォークっていうけど、歌謡曲とか演歌とかわらないよね、このあたりは。
猛暑が続き、冷房のない模型部屋は15分もいれば、汗でぐしょぐしょになりシャツを交換しなければなりません。
模型をやってて熱中症じゃシャレにならないので、平日は早朝かリビングでの軽作業で済ましていました。
さて、シコルスキーS-43飛行艇。
今回は電池が機内搭載なので、機上にスイッチを付けなければならず、それを工作しないと胴体の貼り合せができない岐路まで到着しました。
リードスイッチ等、色々考えましたが、結局、尾輪をスイッチレバーにすることにしました。
キットの尾輪パーツはこれ。
実物の尾輪の脚はこんな形状。
いくらデフォルメしたとしても、全然違いますね。
車輪を挟むフォークが斜めに折れたシャフトにつながり、そのシャフトは円筒のシャフト受けにささる。
シャフト受けは船底から伸びたステーで水平方向からサポートされています。
右側の赤い棒状の部品は緩衝器でしょうね。
シャフト受けは固定で、シャフトから下がステアするんでしょう。
模型でこの構造のままでは、機体の重さを支えるのに弱すぎるので、インチキをします。
シャフトを受けまでの長さにしないで、黄色い線のように機内まで延長します。
また、スイッチのON/OFFのため、つまんで回さなければならないから、プラでは折れそうなので金属に置き換えます。
それで夏のハンダ付け。
フォークは0.5mmでU字型を2個。(5個ほど4次元世界に消えました)
シャフトは1mm
実物のシャフトはフォークのすぐ上から折れていますが、ハンダを付けてから曲げたのでシャープに折れませんでした。
フォークも直角3角形で言えば、下のフォークがシャフトに直角で、上が斜めに接するところ、逆になっちゃったみたいです。
タイヤはキットのパーツは温存して、ジャンク箱から似たような大きさのを見つけました。
シャフトをもう少し曲げてごまかそうかな。
外径1.2mmのパイプを機内から貫通させて接着しておきました。
このパイプがシャフト受けになります。
シャフトを挿せば、折れた個所で止まるはず。
パイプにはプラのロッドで、船底からのサポートをそれらしく貼れば良いかなと。
貫通させたシャフトには、機内にスイッチのカム的な物と抜け止めを兼ねたプラ材を付ける構想です。
さてさて。
豪雨のあと、日本中で猛暑となっていましたが、今週はやや落ち着いたようです。
太平洋から本州中部に上陸し、西進するという異常な進路の12号台風の接近によって、土曜日の晩のイカ釣りがキャンセルになってしまいました。
40cm超えのギガアジ対策も万全にしたのに、残念。
庭ではブルーベリーが採れ続けています。
渓流釣りなどで山に行き、キイチゴなどを見つけると、すぐに食べてしまう人がいますが、私はこういう果実があまり好きではないので、嫁がジャムにしてくれるのを待っています。
画像を見てわかるように、この果実は一斉に熟れるのではなく、熟年から小学生までごっちゃに存在するので、秋までずっと採れ続けるのです。
人の背丈くらいの木3本で、10Kg以上採れるのではないでしょうか。
実のまま冷凍して、何度かに分けてジャムにします。
毎日ヨーグルトで食べても、来春まで持ちます。
暑い日が続いていますね。
土曜日はみんな出払っていたので、初めてエアコンの効いた居間でプラモしましたが、快適ですね。
塗装は無理だし、手元も暗くて作業しづらいけどね。
パチピタでないのも楽しいと思えるようになってきました。
タミヤのような、何も考えずに組説通りに手を動かしていたら、オートマチックに完成していた、というのもたまにはいいですが、位置決めのダボもなく、部品をどこに付けたらいいのかわからず、設計者の意図を推測しながら手探りで作るのも楽しいと気づきました。
主翼はモーターのリード線を仕込んで、上下を貼りました。
このキット。
簡易インジェクションって抜きテーパーが大きいんですね。
だから位置決めの際は、テーパーの大きい側か小さい側のどちらで合わせるか、仮組して確認する必要があります。
大抵は小さい側に合わせて、大きい側を削ると良いように設計してるみたいです。
でもそうやって確認していると、結構、合いは良いです。
試作で組んで、金型にフィードバックをかけているのが伺えます。
内部の乗客のフロアの部品なんか、胴体が絞られている個所は、内壁に沿って床の断面がRで逃がしてあります。
そこまでやってあっても、内壁にフロア部品の位置決めをするダボすらない。
自分で受けを作って貼ってやらないと、イモ付けになっちゃうので、ひと手間かけなきゃならない。
そういう製作者の技量に委ねられている部分が多いのですが、メーカーのこのキットに対する思い入れみたいなものが細部にも感じられて、こっちもそれに応えなくっちゃという気になり、投げ出さないで続けられる不思議な体験です。楽しいの。
基本形も悪くないので、きっと、うまい人が作ると化けるんでしょうね。
そういう意味で、エデュアルドが目をつけたのかなあ。
例えば、翼端だけ別パーツです。
成型が難しかったのかなあ、と思いながら写真集を見ると、翼端が跳ね上がってるように見える画像がある。
ネットで調べてみると、図面を発見。見ると、翼端は上方に5度折れると描いてありました。
でも、折れてないように見える機体もあるので、個体差があるみたいです。
ネットの完成品でも、折り曲げて作ったように見える作品はありません。
組説にもなにも書いてない。
翼端は別パーツにしとくから、あとはユーザーの判断でお好きにどうぞ、みたいな。
そういう、対話というか、妄想がまた楽しい。
と、思い出した。H社の1/48彩雲。
決定版とか言われてるけど、相変わらず細部の詰めが甘いの。
彩雲は主翼翼端が、よくある日本機のような下面がフラットで、上面が曲線で集束するのではなく、上面がややフラットで、下面がスパッと削ぎ上がった形状です。
なのに、H社の設計者の目は節穴で、見落としててまったく表現されてない。
彩雲に思い入れのない、サラリーマン担当者が、仕事でやらされてる感が透けて見えたようで。
だから、発売時すぐに買ったけど、そこに気づいたら作るのイヤになっちゃった。
H社のですが、雑誌では、わざわざ翼端を切り離し、上下を裏返し左右逆に付ける、という力わざで表現してる方がいらっしゃいましたね。
今、ジジイになった自分的には、翼端は完全無視で作っちゃうでしょうね。
そういうところが、この飛行艇とモチベーションが真逆な気がします。
電池ボックスは、硬質塩ビの端材があったので、塩ビ用接着剤でペタペタ。
+端子は、子供の理科の実験教材からゲット。
電池の保持も兼ねるのでリン青銅板でガッチリと。
マイナス側は薄くしたかったので、銅箔テープを貼ってリード線を半田付け。
CR2032って3Vだったのに気づかなかった。
さて、スイッチをどうしようか。