模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

甲板にスジ彫り

2025年02月12日 | プラモデル

あとひと月ちょっとで春分。もう一度くらいは寒の戻りがあるでしょうか。
エアコンを更新したら新しい子は暖房もかなり強力で、寒い日も楽に過ごせるようになりました。
昨年は3月中旬から急に冷えたので、釣りに行く気が失せたんだったな。


雪風の甲板のリノリウム部分をピットロードカラーで塗りました。

リノリウム部分をマスキングして軍艦色に塗る前に、リノリウム押さえを埋める溝を掘りました。
砲塔やマストなどの取って付けたようになってもおかしくないパーツは後回しにして、煙突のように船体と一体化させたいパーツは先に接着し船体の軍艦色と同時に塗る段取りです。

リノリウム色が乾くのを待つ間に爆雷装填台を作りました。
左の箱のようなパーツがキットのものですが、ほとんどの作例でこのパーツは使われていません。
皆さん1/700のPEパーツの余剰にある手すりを利用してジャングルジムのように組んで置き換えていました。

手持ちに丁度良いピッチのPEパーツがなかったので、1/200の梯子を使用しました。
横は6マスのところ、幅寸で合わせると5マスになってしまいました。
せっかくスケルトンにしたので、塗装後に1.2mm径のプラ棒で作った爆雷を置くことにします。

以前製作した1/144のHMSコルベット艦では舷側のアンカーレセスと甲板の孔とを貫通させて、アンカーのシャンクの先端が孔から顔を出してそこに鎖がつながるように作りました。
このキットでもそうしようとしたのですが、アンカーレセスが水平に近いくらい角度が寝ていて(緑線)、なのに甲板の孔がかなり前にあるのでアンカーのシャンクが通せません。

アンカーレセスを一旦埋めて、角度を上向き(黄線)に掘り直すか、甲板の孔を後方に移動するしかありません。やりませんけど。
設計時の平面図と側面図の整合が取れていないのですね。
3DCADで立体化して確認しないと気づけないのかもしれません。
それでもいくつかの作例では甲板の孔からシャンクが見えるような細工をされていましたが、シャンクが曲がるわけじゃなし無理矢理過ぎじゃないかな。
どうしましょ。

資料を眺めていたら、ハセガワさん1/700夕雲でも同じことをされています。
夕雲型と陽炎型の船体前部はほぼ同じなのでデータを流用しているのでしょうか。
上からフジミ、ピットロード、ハセガワです。

上2社はレセスの角度と甲板の孔が合致しているのにハセガワは1/350と同じで不整合です。
細かいことなので気にしないのが一番ですね。

エアコンと食洗器を家電量販店で買ったのでポイントが溜まりました。
さっそくSNSで評判の良いセラミックのキサゲに交換しました。

今はガイアのデザインナイフをホルダにするセラミックを使っていますが、チッピングや安全への配慮からか刃先が甘いので、ナイフのようにシャープなこれに期待です。

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連休最終日

2025年02月11日 | 野鳥

この4連休、ヨメはんの出勤日には録画してあった黒沢監督の「隠し砦の三悪人」を観たり、カメラを持って散歩したりプラモデルを作ったり有効に過ごせたが、本日はお休みで家にいるようだ。

大寒波のピークは過ぎたが、昨夜も軽く降ったようで日陰には1cmほど雪が残っていました。
奥の林から裏庭に鳥が下りたのが、食堂の出窓から見えました。
室内からカメラを向けるとカケスでした。

居るのがわかってもなかなか写真に撮れてませんでしたが、逆光ながら今日は何とか。

実を地上で拾う鳥は、雪の溶け始める晴れた日が狙い目とよくわかりました。

幸先が良いので他にも見られるかと、散歩に出ました。
しかし畑はカシラダカばかりです。
帰り際、溜め池の向こうの枯れ木にアカゲラがいました。

これも近所で見かけてはいましたが撮れたのは初めて。
少し遠いけど腹の赤が遠目にも鮮やかでした。

今までキツツキはコゲラしか撮れてなかったけど、今日は良い日だ。
あっという間の4連休。午後からは部屋に籠ってプラモデル製作だ。

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雪で腹ペコなのかな

2025年02月10日 | 野鳥

米大統領は訪問した我が国の首相に「日本を愛している」と言ったとか。
手土産持参でゴマを摺るしか能がないのを見透かされてるというか、面の皮が厚いというか。
根暗のナイスガイよりも何枚も役者が上手ですな。

先週末からの寒波到来による雪が積もり、地上でエサを採る鳥たちは腹ペコだったのでしょうか。
日向の雪の溶けた開けた畑に、普段あまり見かけない鳥が出ていました。
少し大きいのがいるなと見たらトラツグミでした。

警戒しているのか、地面と脇の木の枝とを行ったり来たりしています。

普段はやぶの中にいるシロハラも何羽か出ていました。


カシラダカは群れで林と畑とを行ったり来たり。


このジョウビタキは我が家の隣の縄張りの子でしょう。
何かの実を拾ったようです。君の口にはやや大きくないかい?

今年は普通のツグミをほとんど見かけませんでしたが、昨日久々に声を聞きました。
また先週はミヤマカケスが家の庭にいました。年に1度くらいしか見かけない鳥です。
北に帰る通りすがりの鳥たちで賑わうのはまだ先だと思いますが、もう早いのは動き始めているのかしら。

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煙突はできた

2025年02月08日 | プラモデル

日本海側の雪はひどいことになっているようですが、幸い濃尾平野の東の端では8cm程度しか積もりませんでした。
雪は降ったりやんだりですが、陽が出る時間が長かったので道路の雪は溶けてしまいました。
4連休の初日、土曜日はヨメはんが仕事なのでたっぷり自由に過ごせました。

新PCで発見。買った当初は電源ボタンが目立たず毎回探すので、目立つテキトーなシールを貼っていました。

この前PCデスクの掃除をしていた時にキーボードの何かボタンを触れたと思ったらいきなり電源が入りました。
すぐにシャットダウンして試しにテキトーなボタンを押したらやっぱり電源が入りました。
最近のPCはそういう仕様なんですねえ。知らなかった。

今朝はウキウキで張り切って5時台に起床し、ゆっくりと朝刊の土曜版を読みながらヨメはんが出かけるのを待ちます。
行ったらまず録り貯めたビデオの自分しか観ない番組を2本観てから2階に上がり、らじるらじるでNHK-FMウイークエンドサンシャインを大音量でかけて9時過ぎに作業を開始しました。
こういう時、玄関は施錠します。チャイムが鳴っても聞こえないので。

煙突のファンネルキャップ部の雨除け格子3個は整形型に両面テープで付いているので、エナメルシンナーで糊を溶かしてから外しました。

外したのを再度整形型にはめて、内側の輪を載せ瞬間接着剤(CA)で接着してからメタルプライマーにそのままドボン。
引き揚げてキムワイプの上で水切りしている画像です。
拡大するまで中央のハブ表面がこんなに汚いとは気づいてませんでした。

整流板を貼った煙突の穴の中は先に艶消し黒で塗装しておきました。
型から外す前に脚の長さを切り揃えてあるので、ほぼ修正なしで煙突の薄い縁にピタリと載りました。

3個で36本の脚のうち3本ほど短くカットしすぎて接地しないのがいたので、間隙の大きいのは銅線の破片を接着し、間隙の狭いところはCAでつなぎました。
CAはゼリー状とノーマルの2種類をパレットに出し、混ぜながら濃度を調整して使用すると本に書いてあったので真似しました。
ちゃんと治具立てをして事前に計画した通りに丁寧に作業すればできて当たり前だとは思いますが、想定外にうまくできて少しびっくりしています。
仕事中もずっとイメージトレーニングしてたもんなあ。
かなり時間をかけて整形型のサイズを煙突口よりひと回り小さく調整したのですが、その「ひと回り小さく」がたまたまピタリだったのでしょう。

この時点では手前の第一煙突の前後の煙道の間に整流板が必要なのに気づいていません。

ダマにならないように薄めの塗料で何回か吹きました。
艶消し黒ビン生ではなく少しグレーを足してあります。

塗装の途中で格子の前後間にある仕切りのような整流板を追加しました。
格子の前後間隔を狭くしすぎたので、整流板に角度を付けられませんでした。
整流板はストライプのt0.14、w1.0mmですが、高さはもう少しあった方が良かったかも。

あれっクモの糸。拡大するまでCAの糸を引いたまま塗装したことに気づきませんでした。

第二煙突の方がすっきりできました。
糸も引いてないし、中央のハブをやすって平らにできたので。

塗装しても内側の環状線は上にちょこんと載っている感じが否めませんね。

艶消し黒は煙突を吹く際に船体にも吹いておきました。
舳先を日本刀のようにシャープエッジに削ったので、肉厚が薄くなって光が透けて軽く見えるのを防ぐためです。

艦底色は手持ちのクレオスのにしようと考えていましたが、赤ではなくレンガ色のようで茶色過ぎると以前から思っていました。
なので試しにタミヤラッカーのダルレッドを買ってみました。
タミヤのはかなり赤く、艦底に塗った塗料そのものの色という感じで、使用感がなくこれも少しおかしい。
クレオスのは塗ったあと月日が過ぎて、濁って汚れた色を表現しているのだと思いました。
汚れは場所によって様々なレベルで着くはずなのに、汚れた色を全体に均一に吹くというのに違和感がしたのです。


クラキンさんがシルバーを吹く前の下地の色を変えることによって、上塗りのシルバーの仕上がりを変化させるというテクを使われていました。
それを応用して、下地に黒を吹いてから赤いタミヤの艦底色を上塗りしようと思いつきました。
隠ぺい力が強いシルバーでさえ下地が響くなら、赤系は隠ぺい力が弱いのでどんな色になるのか実験です。
甲板の部品が付いて見えなくなる位置にM3のタップを切って、塗装の持ち手をネジ込みました。

やっぱり黒の上から赤いタミヤを吹いてもクレオスのようなレンガ色っぽい色になり、なかなか赤が発色しません。
あともう一層薄めに赤をムラに吹いてウエザリングの下地とします。

並行して艤装の部品を組んでいますが、船体には接着せずにリノリウム甲板と鉄甲板の塗分けまで進めてしまいます。
その後、リノリウム押さえを半埋め込みにするためPカッターでミゾ彫りの計画です。
4連休の2日目は買い出しかな。
楽しい初日はあっという間に過ぎました。でも飛び石の3日目も独りなんだな。




コメント (2)
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伸ばしランナーで手すりを作ってみる

2025年02月02日 | プラモデル

食習慣を変えて1年半以上になりますが、徐々に減っていた体重が5Kg減ったところで停滞していました。
一方で休肝日は年に5日ほどで、30年以上ほぼ毎晩酒を飲んでいました。
ふと、もっと歳をとっても飲み続けられるようになりたいと思い、平日に2~3日飲まない日にしてみました。
すると2週間で体重が0.5Kg減りました。
そのうえ今まで昼飯なんか食べなくてもひもじくもなかったのに、夕方になると腹ペコです。
今までカロリーの収入と支出がトントンだったのに、どうやらアルコールを控えたら赤字になってしまったみたい。
アルコールで体重を維持していたんですねえ。少し休肝日を続けてみようと今は思っています。
休肝日にすれば夜もプラモデルを作れるか、と考えていましたがそうでもないようです。

ハセガワの雪風の探照灯の見張り台は、手すりが壁のように成型されています。

たいていの作例は壁のモールドを切り取って、PEパーツに置き換えています。
純正のPEパーツにはここの手すりは入ってないので、他から流用しているようです。
ここの手すりのためだけに高いPEパーツを買うのはもったいないので、伸ばしランナーでやってみようと思いました。
こういうことも大渕本では当たり前のようにやってます。

縦の柱はイモ付では弱いので、ドリルで穴を明けて挿し込み接着したいところ。
小径の穴あけはモーターツールを使います。
しかし昔から使っている安物はブレが大きく、ラフに削る作業には問題ないのですが、細いドリルに使用するには少々心許なく。

これの唯一良いところはドリルチャックが使えるところで、一般的なモーターツールは2.35mm径のビット専用なのでいろいろな径のドリル錐を咥えられないのです。
でヨドのポイントが溜まっていたのでブレが少ないと評判のスジボリ堂のモーターツールを買っちゃいました。
モーターツールと書いているのはリューターというのが登録商標で、ある1社のみの呼び名だからなんです。
ドリルを咥える2.35軸のチャックも合わせて買いました。

ビットを見ないと回っていることを忘れるほどブレません。
おかげでポンチマークに正確に当てられてスムーズに穴を明けられました。

伸ばしランナーを芯金に巻き、熱湯を掛けると輪状に形状が固定されます。
真鍮線の感覚で狙いの径よりも細めの芯金に巻いたのですが、まったくスプリングバックせずぴっちり芯金の径になりました。
ランナーは最初0.2mmにするつもりでしたが、強度的に非常に弱かったので0.22〜0.25mmの箇所を使うことにしましたが、この0.数mm差でまったく硬さが違うことを知りました。
拡大して気づきましたが、右の2本目の縦の柱は輪と接していませんね。
接着を外して付け直すか、縦柱の位置を変えるか。

煙突のファンネルキャップ雨除け格子は3個とも線材の整形は済みました。
格子を煙突に接着する前に整流板(ルーバー状の)を付けました。
この整流板を付けるために煙突の穴を塞いだんですから。


タミヤのt0.14プラペーパーよりもイエサブのストライプの方が接着しやすいので1mm幅のストライプを貼りました。
数はテキトーで実物の枚数は確認していません。

手すりを伸ばしランナーで作ったり、整流板をストライプで作ったりしてだんだんこのスケールのサイズ感がわかってきました。
船首楼のラッタルもプラバンでできる気がしてきました。


 

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