以前も書きましたが、この地域では、年越しと言って元日よりも大晦日のご馳走を豪華にします。
近所に越してきた、嫁の両親が大晦日の夕飯に年越しで来るというので、早めに風呂に入ったら約束の18時までに空き時間ができたので、メッサーに取り掛かりました。
そしたら、想像したよりも残っていた工程が少なく、17:40に完成してしまいました。
この前に完成したTa152の翼と同じRLM75/82の塗分けですが、今回は両方ともビン生です。
Ta152のときに、ダークグリーンをかなり明るい緑にしたら落ち着きのない迷彩になりイマイチでした。
なので、こいつはビン生の上にクレオスのウエザリングカラーを3色くらい混ぜてぶっかけ、全体のトーンを落としてみました。
排気煙も黒とブラウンの混色にフラットベースを多めに加えて大袈裟に吹きました。
ループアンテナとピトー管は金属化。
ピトー管は0.7mm真鍮パイプに、折れた0.4mmのドリルのキリのシャンク。
ループアンテナは洋白の帯金。
モラーネアンテナの先は伸ばしランナーで細く置き換えました。
胴体下の敵味方識別アンテナも伸ばしランナーで追加。
その一方で、主脚のブレーキパイプや、トリムタブの操作ロッドは省略。
シートベルトはエデュアルドの着色済を持ってたので付けました。
コクピット後部、防弾ガラス後ろの出っ張りは削って、平らなフタにしました。
窓枠はキットのままですが太く感じます。
スケール通りなのかもしれませんが、もう少し細くすれば繊細な感じになるかもしれません。
塗装はげ表現はしませんでした。
下面のライトブルーはパネルラインに一段濃いブルーを吹いた後に、ダメ押しでウエザリングカラーのフィルターブルーを塗って、ふき取り時に多めに残してますが、写真ではそれほど大袈裟に見えませんね。
50歳を過ぎてから、初めて色を塗って作ったメッサーシュミット。
先日、はしだのりひこさんが亡くなったそうですね。
数年前に加藤和彦さんがなくなって、2代目フォークルは北山さんを残すだけになりました。
久々に「花嫁」が聴いてみたくなったので、レコードをかけてみました。
15年ほど前にアンプをDENONに替えてから、このレコードをかけたのは初めてです。
悪い音ではないですが、あまりキレは良くなかった。
でも1曲だけを5回ほど繰り返し聞きました。
このレコードは中学生の頃、邦楽としては初めて買ったもの。
「あの素晴・」「風」「戦争を知ら・」といったヒット曲も入っていてお得だと思ったのでしょう。
定年退職後も精力的に活動していた団塊の世代が、そろそろフェードアウトし始めてるということなんでしょうね。
投稿の間が空いてしまいました。
先々週、鳥捕りの兄さんの2日後にもご近所の方が無くなって、1週間に2回も葬儀にでることになりました。
その上、どんど焼きの焚き物を作ったり、先週末は忘年会に出たり、バタバタで模型部屋に籠る気力もありませんでした。
忘年会と言えば、さっき月曜日の出張準備をしていたら財布がないことに気づきました。
愕然としながらも、家中どこを探してもありません。
忘年会の帰りは、市の中心駅からうちの最寄り駅まで1駅電車に乗って、そこで嫁さんに拾ってもらいました。
酔っ払って切符を買う時、カバンから小銭入れを出そうとして、札入れの方を落としたようです。
駅に聞いたら、届いてたので、さっきもらい受けてきました。
2万円入ってましたが、そのまま戻ってきました。
よその国のことはよく知りませんが、日本っていい国だな、まだまだ捨てたもんじゃないな、思いました。
本当に有り難いです。
個人的に今年は、ジェットコースターのように色々とアップダウンの激しい年でした。
もうこれで最後にしてほしい。
さて、メッサー。
集中して、部屋に籠れませんでしたが、毎日1時間ずつくらいチマチマとは進めていました。
デカールの上にグロスのクリアを吹いて、その上に半ツヤを吹きます。
グロスを吹かずに直につや消し系を吹くと、ニス部の多いデカールは浮き出てくるので、研ぎ出しまではしないものの、段差ゴマカシです。
この辺りまでは平日に済ませていました。
さっき財布を取ってきてから、エナメルで排気煙を吹き付け、ウエザリングリキッドのグリーン、マルチグレー、ブルーで全体に3色ほどフィルターを掛け拭き取りました。
エナメルを吹くときに、塗料を溶いた万年皿をひっくり返して、ズボンがペンキ屋さんのようになりました。
ホントにいろいろあるなあ。
歳で注意力が散漫になってきてるんでしょうかね。
月曜日の出張は関東なので、前日から実家に泊って、認知症の母親を見てこうと思っています。
こうやって前日から準備したから、財布がないのに気付いたんですよね。
月曜の早朝に気付いたらどんなに大変だったか。そういう意味でもラッキーな年なんでしょうねえ。
日曜日が友引だったので、故人のご親戚と相談の結果、火曜日が告別式になりました。
出棺がお昼ギリギリの予定だったので、午前半休では無理で1日有給にしました。
今年は有給消化率が就職以来最高です。
子供が帰るまでの午後半日、フィギュア塗りに費やしました。
結構時間が掛かりますね。
今回もたいした進捗じゃないのですが、素材が良ければ下手くそでもこの程度には塗れるというお話。
どアップで確認したかったので、久々にD7000にAFマイクロニッコール60mmF2.8Dを装着。
今回、自分史上初めて瞳を描いてみたので、詳細に確認したかったんです。
今まで目は、線だけで表現してたんですよね。
社外品のフィギュア買ったことがなかったので、そもそもどこからが目なのかはっきりしてない素材ばかりでしたから。
でも今回の素材は、ちょっと出来が違うので、初挑戦したわけです。
作者の真面目な性格が、作品の端正な顔立ちにもあらわれるじゃねえか、なんて。
肉眼で見るだけだと、まあまあかと思ったんですよ。
でもアップにすると。やっぱりひどい。
肌荒れはともかく、目の周りがボヤけておかしいですよね。
眉毛も変。
なので、今晩修正しました。
何回も修正できるように、あらかじめ肌色と白目までを水性のファレホ、瞳と眉毛はエナメルで塗ってあります。
修正後です。
何が違うか。
眉毛をやり直し、目の上下に、茶色で薄くアイラインを描いてみました。
そうするとこんなに違います。
目力が増すというか、目がくっきりするんですね。
アイラインを描くのも初めてですが、かなり効果があります。
今の実力だと、この程度でしょう。
肌色だけで5色使っているので、もっと抑揚がついてもおかしくないんですがねえ。
もっと精進しないと。
素材はあと何人か残っているので、みんな塗り終える頃にはもう少し上達して欲しいもんです。
これで満足してるわけでも、上手いと思っているわけでもなくて、素材の良さは、腕の拙さを大分カバーするんだなということを再認識した、ということです。
人形にデカール貼るのも初めて。
凸凹が大きくて、馴染むか心配です。
強力な軟化剤を塗って乾燥中。
瞳にはドイツ空軍の軍服のブルーグレイを塗りました。
この人たちも一緒に塗った関係で、パレットにあったので。
1/48は、このくらいで許してほしい。
この二人は、ドイツ人っぽくない体型だけど、これが20年以上の歳月による進歩なのよ。
しかし、この車、アップでもよくできてるなあ。
今週末は買い物とか、ご近所でお葬式とかで何にもできませんでした。
でも、そんなのにいちいちイライラしなければいいんですよね。
組内で亡くなったのは、仲が良かった鳥捕り名人です。
まだ56歳。
脳出血で家で倒れて、たまたま誰も気づかずに発見が遅れたせいで、意識が戻らずそのまま亡くなりました。
倒れた時に、家の人間がすぐに気づいたおかげで助かった、という例もよく聞くので彼は不運でした。
元気な頃は、いきなり家に電話してきて「今、お宅の裏の林で聴きなれない鳥が鳴いたが、あれはオオタカか?」言われ、「おう、俺もそうかなと思っとった。」とやりとりしたこともありました。
鳥餅やカスミ網を使った猟のことを、いろいろ教えてくれて面白かったのに。
さて38(t)。ジャーマングレイの基本塗装を終え、下半身にはホコリ色を吹きました。
AKというメーカーの塗料に、ヨーロピアンダストという色があって、それが欧州の土の色だと思うので、ホコリ色はその色に近くなるよう、タンと灰色を混ぜ吹きました。
赤や黄の色味が少なく、つまり茶色というよりは灰色に近いのがヨーロピアンダストです。
それでも、タンが少なすぎて、ちょっと色気がないので、もう少し茶色っぽくします。
位置決めのため、タミヤのお人形載せてみました。
この人形、すごいです。
両腕と頭は別パーツですが、吸い付くように接着できました。
まったくすき間ができません。
パーティングラインもありません。
パーティングラインかと思ったら、軍服の縫い目でした。
まだ塗っていないのに、戦車に載せたら、そこだけ実物のように空気が変わりました。
これが今時の大量生産のインジェクションですよ。
目ん玉があるように見えます。
このままでいいんじゃないでしょうか。
塗った方が悪くなる気がしますけど。