模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

ドン亀だしね

2017年02月26日 | プラモデル

NF文庫という、WW2の戦記ものの文庫本を、
50冊以上は読んだでしょうか。
大空のサムライをはじめ、空ものがおおいですが、
著者が潜水艦乗りのものも、板倉さん橋本さん
稲葉さんやUボートも含め数冊あります。

潜水艦は足が遅いので、日本ではドン亀と呼んだんですね。

日本潜水艦は大戦中に何度かドイツまで行ってます。
その時のドイツ側のコメントで一番引っ掛かったのは、
「こんなノイズの大きい船で、よくここまで発見されずに
来られたもんだ。」というもの。
偵察機搭載の、航続距離の長い、艦隊型の大型潜水艦。
我が国は得意気ですが、公平な評価はどうなんでしょう。

さて、うちのスケールモデルではなく、
ミリタリー風のキャラクターモデルの伊号ちゃん。
やはりドン亀です。

浮上時に水を排出する穴と、飛行機格納筒に
タミヤのスミ入れ塗料ブラックに、
さらにエナメルフラットブラックを足した、
濃いやつの流してふき取り。
穴に見えなければならないので、真っ黒に。

その後、クレオスのウエザリングカラーウオッシング。
グランドブラウンだけでは黒すぎなので、
グレイッシュブラウンと混色。
ビンを振らずに、沈殿物をすくって万年皿に出し、
かなり薄めて使用。
そのままではかなり濃くて、ふき取りが大変なので、
こちらはかなり薄くして使ってます。

軍艦色を吹いた直後の状態を知らないと、
どこにウエザリングしてあるのか、わからない程度。

ほんの少しだけ、茶系の色味が見えるでしょう。
小スケールだし、AFVのようにドロドロに汚すのは止めた。

クレーンも中型1個、小型2個を設置中。
ワイヤーはストレッチリギングにした。
伸びない線だと、クレーンのアームがプラのままなので、
テンションが掛からない。
接着剤が乾いたら、滑車でもつけよう。

艦橋から後部へ2本伸びるのは、アンテナの空中線。
この線は、浮上後にマストを起こして、張るのではなく、
水中でも張りっぱなしなので、海中の障害物から守るため、
補強の鋼線に沿わして設置してある。
なので、通常のアンテナ線よりも太いので、
プラストラクトの0.3mmRODを初めて使った。
伸ばしランナーを使わなかったのは、
同一径で通したかったからだが、これも結構太さが均一でない。
弛まないように、テンション掛け中。

たったこれだけで、日曜日は終わった。
まさにドン亀。
進捗90%か。 

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山場の土曜日

2017年02月25日 | プラモデル

今週は、月曜日に強風の中、東京日帰り出張で、
帰りにアキバ巡り。
火曜日は、子供の入院付き添いで休暇。
木曜日には退院。
なんやかんやと忙しい週だった。

巡洋潜水艦乙型は、先週スノコ貼りを終えたので、
完成に向けて、小物作りだが、実はこれが山場なのだ。

入院の日はゆっくり出発で良かったので、
出掛ける前に、潜水艦のスノコに艶消しクリアを吹いた。
しっかり固まったようで、もう剥がれる心配はなさそう。

手すりを付けた。
右舷を先にやるから、うまくできた左舷。
右舷は少し曲がった。

マストも籠型アンテナが金属で重そうなので、
テンションを掛けるため、用心で金属化。

参考にさせて頂いている作品や、
1/350のキットの作例を見ると、
この様に腕木が両側にあるのではなく、
片側のみが正しいようだが、
ニチモのデザインの方がカッコいいので採用。
柱は、真鍮1mm径。
モーターツールに咥えて、回しながら成形。

次が本日のメインエベント。
籠型アンテナ。
やりたくないから、あと送りにしてたが、
もうこれ以外することがないので、しょうがない。
工法は、仕事中も散々イメージトレーニングしておいた。

やっぱ難しかった。
自分の技術じゃ、きれいに作るの無理。
線が細すぎて、ハンダ付けの熱で伸びてしまうのだ。
端から順に付けていけばいいが、
取れた箇所を戻って付け直すと、
既に両側が付けてあるので、伸びが吸収されず
曲がってしまうのだ。
 
籠の内径を2.5mmとした。
長辺は0.1mm。短辺は焼鈍した0.2mmの
どちらも真鍮線。
CADで円周を6等分して原寸図とした。
この時は気づいていないが、
一番下の短辺のカット線にも線を置いて、
計7本、半田付けしてしまった。

余計な1本を外し、長さを揃えて、
ノリ巻きのように丸める。
 
丸めて、両端は絞る。
_| ̄|○ ガクッ
よれよれ。

まあ、あとで多少の修正が効くのが、
金属を半田付けする
メリットなので、
日曜日に修正だな。
修正しても我慢できなかったら、もう1本作るかあ。
もうひとつ考えてた工法は、リングを金属で先に作って、
外周に瞬着で伸ばしランナーを6本貼る、という案。
冶具を作らないと保持できないよなあ。

日曜日は先にウエザリングしちゃおう。 

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今年の目玉

2017年02月22日 | プラモデル

快進撃を続けるエアフィックスですが、
個人的に今年の新作で期待しているのは、
1/48ウォーラスです。

海面からエンジンを遠ざけるためか、垂直に高さがあって、
どこかのお祭りの山車みたいですなあ。


海面に浮かべたいね。
 

本国では予約が始まってるんですね。

EUから離脱してポンドが暴落でもしてくれると、
買いやすくなるのかなあ、と妄想しています。

しかし、あの大きなB17の英国版よりも高いって、
どういうこと?
人気がないから、少ロット生産で初期投資回収ってことか。

あとはこれも、ちょっと欲しい。
1/35は数年前に2社の競作になった。
でもどちらも高かったので買わなかった。
1/72だと12cm。小さすぎるかなあ。
 
水陸両用って、なぜか好き。
イモリも飼って5年くらいになるし。
走れK100!も欠かさず見てたし。
キューベルワーゲンはカッコ悪いと思うので、
作ったことないけど、シュビムワーゲンはカッコいい。

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有効だったのか土日

2017年02月19日 | プラモデル

1週間、週末のためだけに働いているんだから
無駄に過ごさなかったかどうか、
日曜の夜に検証するの
ってさ、
これこそが、サザエさんシンドロームじぇねえの?

ええその通り、ズバリです!!!
楽しみにしていた週末がアッという間に終わり、
また月曜日ですね・・・
有意義な週末を過ごさないと、月曜日起きられませんよね。

今週の土曜日はなかなか作業に取り掛かれなかった。
なるべくやりたくないと、あと送りにしてた、
ハンダ付工程。
気が重たかったんです。

ハンダ付自体は良いフラックスさえ使えば、全然難しくありません。
ただ、良いフラックスは、鉄系ならなんでも錆させる上に、
作業中に広く飛び散るので、後片付けが面倒なんです。
私の場合、机いちめんに紙を広げて作業して、
終了後に、紙ごと丸めてごみ箱、というのを標準にしてます。

まずは手すり。


ネットから手すりの画像を拾います。
それを参考に、CADで原寸図を描いて印刷。
ハンダ付は、位置決めが上手くいけば、
7割方成功じゃないでしょうか。

今回、横の長辺をリン青銅線、
縦の支柱を安価な真鍮線としました。
径は両方とも0.25mm。
0.3mmで船体に穴を明ければ丁度いいでしょ。
リン青銅は張りがあって、ピンと真直性がいいのです。

ひさびさに板金用のフラックスを使いました。
良くつきますねえ。
ハンダ付の感覚を思い出しました。
後で洗わなくてはならないのが、面倒ですが、
電気配線用のフラックスで悪戦苦闘するのとは、
段違いですね。早いしキレイ。


塗装するとこんな感じ。
あんなに気をつけていても、斜めってますね。
実物も結構ヨレているので良いですが。

そういえば銘板を台に貼りました。

板がねえ、磨くとどんどん表情を変えるんですよ。
色が、だいぶ飴色になってきた。
ホント掘り出し物。
クリアを塗らなくてもスベスベ。
櫛にしたら、使うたびに深い色になるんでしょうな。

ヘギストライプ貼り終えました。

後部マストも0.5mm真鍮線に替えました。
このままでは、白木が経年変化で焼けるので、
ウエザリングカラーの、サンデイウオッシュと
グレイッシュブラウンを混ぜシャビシャビに薄めて、
チーク色っぽく染めました。
上が染める前。
下が染めた後。
写真だとあんまり変わらないけど、
かなり統一感が出て落ち着きました。
 
ところが、大問題発生。
塗料を着けすぎたところを、綿棒で触ると、
ハラハラと何の抵抗もなく剥がれるではないですか。
吹けば飛ぶほどです。

ヘギストライプに使った、基材レスの両面テープ。
有機溶剤には滅法弱いようです。
糊が溶けて消失しています。
乾燥すれば粘度が復活するのか・・
早いうちに、甲板全体に艶消しクリアを
たっぷり吹いて固めてしまいましょう。

想像してたより、いい感じのスノコですが、
実物をよく観察すると・・
 
スノコなので、長手はウッドデッキのように
すき間張りですが、短編も写真のように一定間隔で、
線が見えます。
これはギャップじゃなくて、留め具(ボルトかな)が
一列に打たれているのが、線に見えるんだと想像してます。
この線を、ペンか何かで描いて表現しようかどうか思案ちう。

黄矢印の板。
他の板よりも、ひときわ黒っぽい板が、
5スパン以上の長さがありますよね。
実物だと10m近いんじゃないでしょうか。
つまり、短いスノコを作って、並べたんじゃないということ。
こんな長いのを造船所外の木工所で、スノコにしてからでは
持ち込めませんね。
なので、板材を長いまま船に持ってきて、
船上でスノコ状に貼って作った、ということではないかと。 

あとはメンタンクブローの時に水や空気を排出する、
たくさん並んだ穴にスミ入れと、ウエザリング。
そういえば、籠型アンテナがまだだなあ・・・ 

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されど銘板

2017年02月17日 | プラモデル

昨夜、夜なべして作った、伊号の飾り台銘板。
今朝、朝の冴えた頭に思い浮かべ、気づいたミス。
文字列の前に、旗の画を配置しようと思ってたんだった。
文字ばっかりで印刷しちゃった。
師匠に相談したら、やり直しなさいと・・
ハイハイやり直しました。


こんな感じにできました。
電気屋で売っているインクジェット用の金シールです。
2シート入りで¥500弱。
失敗しまくって、使えるの1枚だけでした。

原稿はエクセルで作成。
この四隅がインRの図形、見たことあるでしょ。 
軍艦旗の赤白画像をネットから落として、
グレイスケールではなくモノクロ2段にして、ネガポジ反転。
いつもは透明シールにポジ(黒文字)だけど、
高画質に印刷できる専用紙だから、
黒ベタの白抜き文字にしてみた。
ちょっと高級そう。
いや、いかにもどこかにありそうなパクリ物っぽい。

こんなことやるだけでも、勉強になることいっぱいあるんですね。
(1)旭日旗と軍艦旗のデザインは違うこと。
(2)隷書体フォントは年賀状作成ソフトの付録ディスクにあること。
(3)新プリンタの背面手差しトレイは有効なこと。

授業料の¥500は高いのか。50の手習い。
 

コメント (2)
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