彗星が完成しました。
小学生の頃に作ったLS1/72の12型と33型、成人してから作ったフジミの12型に続いて、人生4機目の彗星です。
多分、人生最後の彗星。
買ったはいいものの、合いが悪いという評判だったので、長い間在庫にして、手を着けていませんでした。
持っているキットの製作記事が掲載されていると買うようにしていたので、モデルアートとスケビ、マスモデが計5冊と99艦爆と合本の丸メカ等々、参考資料は豊富にありました。
右舷の排気煙はシュッと塗れたけど、左舷は丸っぽくなって失敗したんです。
次の写真を見ると、プロペラのスピナーはシルバー:無塗装に見えます。
丸メカにはシルバーのイラストもあるのですが、キットの塗装図にはなかったので褐色にしました。
キットは空冷エンジンに替えられるように、胴体と機首が分割されています。
機首の左右を貼り合せてから胴体と合体させるのではなくて、機首と胴体を半身毎に接着してから、左右を合わせました。
左右を合わせる時は、左右にまたがる部品:機首上部とか後部胴体下部の幅に合わせて、プラバンを貼って調整しました。
ほぼ全箇所、左右にまたがる部品の方が大きいので、接着面にプラバンを貼れば良いのですが、キャノピーだけは幅が狭く、外板をシャープエッジになるほど削る箇所がありました。
こういうノウハウは、参考資料の丸パクリです。
参考資料で図上演習しておいたので、本番もうまくいきました。
アンテナ線の碍子は、ゼリー状瞬着を丸く球のように付け、タミヤの硬化促進剤を塗るときれいに白化するので、塗らずに済みます。
鮎を連想するような、流線形のきれいな機体です。
確かに合いは良いとは言えず、段差がそこら中にできます。しかし、どこかのカーモデルのように、この寸法では絶対に入らないとか、長さが足りず届かないとか、担当者は自分で組んで確認してないだろう、というような客をバカにしたキットではありません。
東海に続いて2個目のキットですが、ファインモールド好いじゃん、と思いました。
明灰白色ってこんなに色気のないグレイでしたっけ?
最新の解釈はこんななのかな。昔はもう少しクリームっぽかったような。
しかし、何かで読みましたが、明灰白色も軍艦色も、軍の規格では白と黒のみで作るレシピだそうです。
下面には明るいグレイとブルーでフィルターを掛けています。
プロペラは接着してあり回りません。
ふーっと息を吹きかけて、プロペラを回す趣味は無いので。
水性の接着剤なので、無理矢理剥がせば取れますけど。
プロペラのハゲチョロと主脚のブレーキ管を付け忘れました。
さて、逃避から船に戻るか。