釣りに行かず、プラモデルも作らず吞んだくれてばかりで、もはや食べ歩きのブログのようではありますが、かなり本来の自分を取り戻しつつあるので、まもなく迷走を終えて元の状態に戻るものと思います。還暦は厄年らしいです。
さて、高校の同級生に昼呑みしたいとラインしたら、案内してやるというのでお互いカミさん同伴で呑んできました。
10/6金曜日、高校に子供を送り届けてそのまま高速で埼玉に向かいました。
受験生は一人で留守番、3日間犬の世話係です。
秋晴れの下、浦和に直行せず圏央道経由で川越へ向かいます。
今回はカミさんがどうしてもウナギを食べたいというので、無理やりルートを曲げました。
コロナで出掛けられなかったストレスを一気に発散している感じですね。
川越にはウナギの名店が多いのですが、15年ほど前に何も知らずに入ったぽんぽこ亭というお店が美味しかったので、それ以来そこばかりに通っています。
値段の差を確認したかったので、¥4300の上うな重と¥3400の並を頼んでみました。
こっちが上うな重。
開き2枚が上で、並は1.5枚のようです。
カミさんは、1.5枚で十分だったとのこと。私も2枚で丁度でした。おいしい。
中京地区の蒲焼はカラメルのように甘いタレを塗って、炭のように焦がすのが主流です。
この店はタレがべたつかずサラッとして甘すぎず、蒸して柔らかいまったくの別の食べ物です。
井戸水で数日泥抜きしているせいか、鰻特有の泥臭さもなく上品なお魚を食べてる感じ。
戸田市のホテルに夕方到着。夕食は海鮮がメインの隠れ家的居酒屋で。
アラのお造りが美味しかったのですが、写真を撮ってませんでした。
10/7(土)朝はホテルの軽食。
いよいよ憧れの都会で昼呑みに出発です。
場所は上野アメ横近くのガード下。正午の開店前から並びました。2組目です。
友人が絶対ここが美味いというお奨めの店です。
仕事明けの帰宅途上ではなく、明らかに昼呑み目的で集まる老若男女。
大学生の頃、井の頭公園近くの立ち飲み屋がもうもうと煙を上げており、主に中年以上のおっさんが群がって昼間から呑んでいました。
そこは学生ごときが気安く近づける雰囲気ではなく、いつかはあそこで呑みたいと憧れていました。
隣は若い女性だけのグループでした。これは新しい文化ですね。
ニンニク味噌を山盛りにした焼き鳥が定番のようです。
それともつ煮込み。
この雰囲気の中、ホッピーを何杯か呑みましたが全然酔う感じがしません。屋外だからでしょうか。
この後上野公園を散歩して酔いを醒ましてから、電車で埼玉への帰り道、今度は赤羽で下車して赤羽トロ箱という店で2次会。
これは焼牡蠣。マグロのカマ焼きとか海鮮ばかりで日本酒を呑んでおなかいっぱい。
これくらい吞んで食べる連中と一緒だと本当に楽しいわ。
都会に住んでれば毎週こんな生活ができるんですね。
やっぱりリタイヤしたら田舎暮らしを止めて、シティボーイに戻りたいなあ。