愛知や岐阜では豚コレラという家畜の伝染病が衰えを見せず、感染が確認される度に数千、数万の命が無駄に処分されています。
野生のイノシシもそのウイルスに感染し、また媒介してエリアを拡大させてるようです。
言われてみれば、子供の塾の送迎で夜に山道を通ると、数年前まではしばしばイノシシの群が目の前を横断しました。
遭遇頻度は、イノシシが一番だった気がします。
しかし、ニホンカモシカ、アナグマ、ノウサギなど見かける動物の種類は増えていくものの、最近イノシシは全然見なくなりました。
伝染病で個体数が減り、山の生息密度が下がったので、里まで下りて来なくてもよくなったのでしょうか。
そんなことからも、事態が深刻そうなことが感じられました。
さて、展示棚はどうなっタナ?
土曜日は、オーダーしたアクリル板の配達指定日にしたので、出掛けることもできず、録りだめたビデオを観たり、プラの役物をカットしたり、金物の仕上げをしたり、荷物待ちでダラダラ過ごしました。
棚板は5mm厚で、3方は壁の角材で受けますが、それでも幅1200mmもあると撓むので、正面の2本の真鍮の柱で垂れさがりを防ぎます。
幅8mmほどのコの字チャンネルに刻みを入れて引っかけます。
チャンネルの溝には、固定用に真鍮片をがっちり半田付けして、ネジを通す孔を明けておきます。
だいぶ酸化していたので、磨いてワックスを塗っておきました。
結局アクリル板は、夕方遅くに持ってきたので、アクリル板の穴あけ作業は夕食後。飲みながらの作業になりました。
オカモチ式の正面ガラスは、手を掛ける箇所が無いと開け閉めできないので、ハンドルが必要です。
ホームセンターに気に入ったのが無かったので、¥100均で見つけたのを暫定的に付けることにしました。
こんなデザインでも、安いと思えば許せます。
厚さが2mmしかないので、表からねじ込みのではなく、内側から止めるタイプが必要です。これしか置いてなかった。
設置したのは、カレンダーや小池さんのイラストの額を掛けてあった作業机後ろの壁です。
踏み台に乗って、撮影しています。
正面の上辺は、アクリル板の突合せになるので、板の断面や天板受けの角材も見えてしまいます。
それを隠すためと、隙間を塞ぎホコリの浸入を防ぐため、1200mmのアクリル板の剛性を少しでも補助するため、その3つの目的で、樹脂のアングルを強力両面テープでオカモチのフタの上辺に貼りました。
それでも、太鼓状に弛んでくるので、上辺センターにアングルから天板まで貫通する穴を明け、ピンを挿し込んで(黄丸)メタボの腹のようにせり出すのを防止しました。
ネジ止めが確実ですが、開け閉めに面倒なのでピンを押し込むだけで固定しました。
茶色の色付きで安価ですが、無いよりは全然見栄えが良くなりました。
下段は18cmあるので、大きくバンクさせなければ、飛行姿勢でも入ります。
踏み台に乗らないと、見上げる感じになって、いつも手抜きの下面が良く見えます。
ここに置く基準は、下面を失敗しなかったものだけにしないと。
これであと数作は置き場を気にしないで作ることができます。やれやれ。
アクリル板が送料込みで¥6500。板材が¥2000程度だったので、ネジ類や把手代込みでも材料費は¥9000ほどでしょうか。
先月、山形駅前の小料理屋で、同僚とバカ飲みした時の割り勘が¥8000位だったので、いい勝負ですなあ。
女の子もいないような店で、一体どんだけ飲んだんだ、ってことです。
金の使い方も色々でございます。
金曜日の晩は久々の雷雨でしたが、カラ梅雨なのか、土日は曇っているもののパラパラ程度しか降らず、朝晩は長袖が欲しいほどの快適な気候でございます。
Su-25完成後の部屋掃除の時に、作り掛けのベドフォードトラック(イタレリ1/35)を見つけてしまい、製作を再開しました。
フラワー級コルベットと並行して進めます。
しかし、完成後にフラワー級のような大きな船を置くはずの棚は、飛行機や戦車ですでに占拠されており、それらを先に退去させねばなりません。
昨年9月に竣工したこの棚はカーモデル専用ですが、この時に確立した、安価で簡易で必要十分というコンセプトと工法には、結構満足しています。
日本空母でいえば、プロトタイプ赤城として君臨しております。
1/24ならまだ4台は入ります。
それまでは、5面が木製で、棚板も木製。
正面には額縁を作ってアクリル板を嵌めて、蝶番で扉のように開け閉めするようにしていました。
下の画像のようにです。いわば黎明期の鳳翔ですね。
これは食玩フィギュア用の壁掛けタイプです。
これが面倒なので、工法を近代化して、4面を木製、天板は明り取りを兼ねて透明アクリル板。
下段にも光が回るように、棚板も透明アクリルの厚板。
暗くならないように、内部は白木のまま。
正面のアクリル板は、出前のオカモチ式に上から落とし込む方式にしました。蝶番なんか使わない。
それと、棚板の間隔を後で変更なんかまずしないので、棚受け金具を使わず、内周に桟を貼って棚板を固定するようにしてコストダウン。
これが標準工法のプロトタイプです。
この工法を流用して、1/48WWII単発機用の棚を作ることにしました。
赤城の運用実績から飛龍に落とし込んだ感じ?ってカッコつけすぎだな。
赤城は90cm級3段甲板でしたが、飛龍は120cm級2段にします。
赤城は 奥行20cmにしましたが、飛龍は25cm級にしました。
もう設置場所がなくて、模型部屋の床上180cm近い高い壁に設置します。
上辺がドアと同じくらいの高さです。
25cmも前に出っ張るので、2段にして圧迫感を少しでも抑えようという意図です。
25cmから板厚分を引いた23cmくらいが有効径です。
99艦爆がこのように斜に構えて23cmに収まります。
Me109なら楽勝。タイフーンならギリギリです。
高さは30cm。上段を12cmにして単品用に。
戦時応急簡易型なので、すぐに完成します。
部屋を採寸して、図面を描くのに土曜日の半日掛かりました。
図面から材料の量を計算して、午後から買い出しに。
250X1800X15の安い洋桐の集成材1枚。600X300X5.5のシナベニア2枚。
天板を支える梁に、細角材2本です。
日曜日15時には、ここまで進みました。
問題はアクリル棚板1200mmの真ん中を、真鍮角棒1本でたわみを支える構想ですが、1本で持つのか、2か所にするのか。
カットアクリル板が来てから検討します。
25年以上も前に田舎に引っ越し、梅雨のちょうどこの頃、青梅がちょうど収穫の時期というのを初めて知って、街にいる頃は季節感が無かったんだな、と思い知ったのでした。
今週になって、やや気温が上がったからか、用水や川べりで蛍の光るのを、今年初めて見かけました。
ポツンポツンと数匹。乱舞するほどは気温が高くないですね。
毎年6月後半という記憶なので、平年並みでしょう。
先日、熊本の名人の真似をして買った、フェザーのメスの替え刃ですが、専用のホルダーでなくても、デザインナイフでキッチリホールドできました。
替え刃は上から#10、#12、#14、#15です。
どういう場面で、どの刃が合うのかまだわかりませんが、楽しみです。
早く使いたい。
医療器具なので、錆びない300番台のSUSで熱処理してないとすると、炭素鋼より耐久性に劣ります。13Cr系なのかなあ。
反面、炭素鋼の刃のように欠けないので、普段はマスキングテープや紙など柔らかいもの専用にしようかなと考えています。
またはプラモでも、どうしてもこの形状でなくては、という時のスポットリリーフに使いたい。
翌朝の追記。
書いてアップした後で磁石を付けたら、強く付いたので300番代じゃなさそうです。
さすがに刃物で生材はないか。
材質については、フェザーのHPにもステンレスとカーボン鋼の2種類がある、としか書いてない。
SUS420とかで熱処理してありそうです。
ステンレスでもマルテンサイト系じゃ、錆びちゃうけど耐久性はありそうですね。まあ、手術で使うならディスポで、耐久性関係ないか。
研ごうと思えば、研げるけど。
替え刃は20枚入りを¥1K位で売ってるのを見つけたので、お得。
ひとつプラモが完成すると、次何を作ろうかなって考えながら、机周りの掃除と片付けをします。
できるまでは、散らかしっぱなしで作業するので、出しっぱなしの道具は定位置に戻して、ランナーを捨てたり、切り屑を掃き清めます。
今週末は、仕事で疲れていたので、ゆっくりと掃除をしました。
30cmX30cm程度だった作業スペースが30cmX50cm位になり、随分広くなりました。
男の趣味って、道具の道楽という側面が強いんですよね。
写真好きならカメラ、音楽なら楽器やオーディオ、釣りならリールやロッド、車やバイクは言わずもがなですね。
模型や絵画はそれらに比べると、比較的、道具の追求よりは作品自体の追求という意味で、より芸術的な気がします。
釣りに行くと私の道具は同船者の中で一番安い気がします。皆さん高級品ばかりお使いです。
私は道具にはコダワリが無くて、自分を道具に合わせるタイプなので、どうしてもこれじゃなきゃダメ、と思ったことはありません。
でも、安物で釣れないことはないのですが、たまたま買った高級品を使ってみると、楽に釣れるのは確かですね。
掃除してたら、最近見かけなかった子も含めて、いろんなところからピンセットが発掘されました。
なぜか貰い物を含めてピンセットは必要以上に持っています。同時に1本しか持てないのにね。
これ以外にも持っていますが、この7本が代表的な子たちです。
ピンセットは常に先が開くように、バネが効いています。
物をつかむときは、その開くバネの力を押し戻すのと物を落とさない両方のために、押す力が必要になります。
物を落とさないだけならば、軽い力で済むのに、開く力を押し戻すのに余分な力が必要になるわけです。
普段使っている7本の開く力を測ってみました。
①~③はFONTAXというスイス製の3千円以上する高級品です。当然貰い物。
①と②は先端だけ好みでR形状と尖がりに整形してます。
③は元々ツル首でしたが好きではないので、グラインダーで先端を切り飛ばし太短くしたもの。
この短いのが意外と使いやすいんです。面相筆も穂先が短い方がコントロールしやすいのと同じだと思ってます。
④は先日モノタロウで買った国産KFI製。
⑤はエンジニアのAA型。使い心地がイマイチなものの、SUS304なので錆びやすい半田作業専用にしてます。
⑥はホーザンの898。板厚が厚いのでシナらず部品を飛ばしません。
⑦は切手用の廉価品
これらを測定です。
こうやって上から押して、先端が閉じたときの荷重を、測りました。
①90g 体感的にも一番軽い。指の延長の感じ。
②150g それほど重くは感じない。
③150g
④160g
⑤200g 何も掴んでないのに重い。
⑥230g 剛性があるからしょうがないかな、と思う。
⑦320g ユーザーの使い心地を何も考えてない感じ。
感じていた通りでした。
①~③のスイス製の高級品は、左右を合わせた付け根の部分(バネ部)の肉厚を先端部よりも意識的に薄く削っていて、非常に軽く掴みやすい。①は特に軽くて、開くためのバネなんか弱くて十分って思えます。まさに指。
でもこのスイス製のINOXというステンレスは、JISでは何に相当するのか知りませんが、磁性を帯びるので定期的に脱磁が必要です。
④もバネ部を薄く削いであって、その圧を調整済みなので、上質な感じで軽いです。その上SUS304なので、非磁性。
買ってすぐに手に馴染むと感じたのは、バネ圧が低いからだと思いますね。
⑤はそのへんが全くわかっていない。プレスで抜いて、スポット溶接で貼っただけっていう感じ。掴むのに力が要る。
ただSUS304で、フラックスでも錆びないので半田作業専用にしてます。
⑥肉厚があって熱処理済なのでしっかりしてます。SUS420J2なので錆びるしすぐ磁性が付きます。
バネの強さが肉厚との剛性と合ってるので違和感はないけど、常用はしていません。
⑦ただの安かろう悪かろうです。でもデカールを摘まむのにはこの先幅が必要です。
短時間なら我慢できないこともない。
つまるところ、ピンセットのバネは弱ければ弱いほど、自分的には使いやすいということがわかりました。
これも、安ものも使えないことは無いけど、良いものは全然楽だっていうことですね。
ギュっと掴まないと、つまめないようではだめだと思います。
軽く摘まめるのが、ストレスのない良いピンセットだと思ってます。
先週の博多に続き、今週も西国への旅が続きました。
大学3年の九州ツーリング以来、早30年以上、2度目の宮崎県でございます。
九州は、新幹線の通っている西海岸の都市へは交通の便が良く、早く行けるのですが、東海岸へは小倉から在来線で南下するしか無く、時間が掛かります。
なので、空路でございます。
名古屋からですと、博多への新幹線往復プラス宿代よりも、宮崎空路往復に宿が付いたパックの方が、季節によっては安いのです。
中部国際空港で我々を待っていたのは、DHC8型。
初めてのプロペラ機でドキドキします。
デハビラントの双発と言えば、モスキートのお孫さんともいえる機体。
テンション上がるなあ。
三菱がボンバルを買収すると、零式艦戦とモスキートが異母兄弟なんて・・言わねえな。
500系新幹線よりも細い胴体。
6翅のペラのピッチは、片肺停止の時にする、抵抗のないポジションにして駐機するんですね。
目の前がエンジンなんて、うるさくて景色見えなくて、大失敗と思いました。でも、レシプロエンジンでないので、音も振動もそれほどじゃ無いんですね。
ま、どうせ寝ちゃいます。
フェザーのピッチのまま起動します。
戻してから回すのかと思って、その瞬間を撮ってやろうと見てましたが、残念。
ピッチを変えると影の形が変わるのが、面白い。
紀伊半島を超えて、1時間少しで宮崎です。
宮崎空港は海岸にありますが、周回コースを回って山側から進入します。
周回中に、大淀川と大きな国鉄の駅が見えました。
日南線が分かれているので、南宮崎駅でしょう。
地図を観るのが好きなので、航空写真も好きなんです。
左下に見える鉄橋は、子供の頃から、SLブームの頃の写真で見慣れたものですが、始めて実物を見ることができました。
確か、南宮崎まで列車を牽いてきたC57かC61が、単機で機関区のある宮崎駅まで戻るときに鉄橋を渡るシーンでした。
先週博多駅で、特急ソニックの美人な運転手さんを、通過時に撮ろうとしましたが、古いコンデジでは止められず、ブレてしまってお顔がわからない写真になりました。
ガッカリだったので、今回は重たいのに一眼レフを機内に持ち込みました。
2日間ぎっちり予定を詰め込んで、3社取引先を回ります。
中には、新田原基地のそばの会社も。
パイロットの教育団があるんですって。訓練中でした。
少々うるさいけど、見てて楽しい。
あっという間に、バイバイ宮崎。
仕事はうまくいったので、ホッと一息。
18:40なんて遅い便なので、お食事も空港で。
人間ドックの結果が悪かったやつが、博多もつ鍋に続けて、宮崎地鶏やチキン南蛮をたらふく食って自覚が無さ過ぎると、自責の念。
もちろん、この定食の野菜は全部食べたうえに、もったいないけど、白飯は半分以上残しました。
来週からは心を入れ替え、カロリー控えめで精進します。ハイ。