模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

下地作りから

2018年02月25日 | カーモデル

GSXカタナの合間に進めていたキャデラック。
メッキパーツを剥離することにしました。
プラにメッキする前にプライマーを塗布するようですが、その液が部分的に溜まってたようで、その部分は厚みがあり過ぎて他のプラのパーツと合いません。
メッキを落としたら、やっと仮組できました。

ヘッドライトのケースとフェンダーの間は、1mm弱の隙間を空けると収まります。
実車をよく観察して、隙間が不要ならプラ板でも挟みましょう。
一方、フロントグリルとサイドの分割は、塗装とメッキの塗り分け線:赤線近辺と、パーツの分割位置が違います。
この接着部に大きな段差ができるので、一体化して仕上げたい。

メッキを落としたので少々の調整で密着しました。
このとき、フェンダー上部に隙間を容認しないと、辻褄が合わなくなるのです。

接着部の内側に端材で補強し、表面には瞬着でギャップ埋めをしました。
今時は溶きパテなんかで埋めないんですって。
溶きパテなんかを使うと、乾燥に1週間くらいかけなきゃなんないので、時間の無駄だそうです。

でも、段差は消してもギャップ埋めはする必要ないかも。
実車にも接合線があるようです。

塗装は確かに赤線より少々前(ライトのリムみたいに)で塗り分けですが、ボディ板金はモデルの分割より前(黄色矢印)で接合してあるようで、うっすらと継ぎ目が見えます。
このスジボリを入れるか無視するか。

また、バンパー(?)の緑矢印の部分には折れ線があり、モデルでもそれが再現されています。
間違ってツルっとアールに成形してしまうところでした。
まあ、どちらにしろ接着してしまったので、ボディの塗装仕上げ後にマスキングしてメッキシルバーを吹くことになりました。

放置していた38tのデカールをカタナのデカールと同時に貼りました。

付属デカールの車番「213」は、昨年入院していた時の病室の番号と偶然同じ。
デカールを貼る前にホコリ色のアルコール落としまで済ませてありました。
白っぽく飛んでしまっているのはそのせいです。
デカールの上からクリアを吹いて、ウエザリングカラーでウオッシングしてメリハリを取り戻します。

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またミスった

2018年02月24日 | カーモデル

金型が古いのでバリなどの基本修正は多いですが、そこはそれ基本はタミヤ様なので、部品ごとに塗り分けて仕上げておいてから、最後に総組みすれば、仮組無しでも何の問題もなく組みあがります。
けっこうかっこいいじゃん。

hisotaは大学3年のGWに、バイク教習を山形県米沢市の松が岬教習所で
受けました。
大学生協の合宿免許ってやつです。
当時の教習車はホークIIとGSX400。
卒検はどっちが良いか聞かれ、即GSXと答えました。
つまりこのカタナのカウルのないような形の車です。
今回作りながら、タンクの形はやや小さいものの、こんな形だったなあ、と思い出しました。
ホークに比べ乗りやすく非常にコントロールしやすかった記憶があります。
教習コースのクランクとかスラロームとかが、ホークよりやり易かった。

平日の夜にタンクのデカール段差は消しておきました。
この集合管とか、オイルクーラーがカスタム版専用のパーツです。
大きなフロントダブルディスクもそうですね。
あれ、ディスクの溝の墨を拭き取り忘れてる。
メーターパネルはデカールに高透明テープを貼ってガラス表現とし、水に漬けずに切出して貼りました。


シートの塗装はフラットベースを白化寸前まで足して、完全つや消しにしてます。
リアカウルのダークブルーとシート前半のダークブルーは同じ色ですが、グロスとフラットでこれだけ印象が変わります。
塗装によって材質の違いを表現する質感表現が、バイクモデルのキモなんだと思います。
今回、初のバイク作品なので完成させるのが精一杯でそこまで手が回りませんが、シートの質感だけは頑張ったつもり。
カタナの実物を見た時、スエードのような質感が印象的だったので、ここだけはね。

風防は磨いてる最中にヒビ割れたので、タミヤサービスに部品請求中です。

あとは風防とナンバープレートを残すのみです。
クレオスの復刻8番シルバーが、この車の銀色にちょうど良かったと思っています。
タンクやカウルはワックスで艶出しし、タイヤのゴムは呉ポリメイトを塗って劣化防止しました。
4輪のモデルのタイヤもみんなこの保護剤を塗ってます。
10年以上過ぎないと差が出ないと思いますが、軟質素材に含まれる可塑剤は経年変化で必ず抜けます。
ゴムが硬化したりひび割れするのは、紫外線による劣化と可塑剤が抜けることに原因があると思っています。

サイレンサーの黒いところは付属のカーボン調のデカールを貼りました。
カーボンデカールの前後はメタルカラーのクロームを塗って磨き、中央のステー部はアイアンを塗って磨いて光沢にしています。
フロントフォークのハードクロムメッキもメタルカラーのクロームで磨き

メッキパーツをそのまま活かした部分を含めるとメタリック色だけでも6色ほど使い分けました。

このキットは塗装しないユーザー向けに、シルバーの調色材料で成型されていましたが、それがこのキットの最も困った点でした。
明るいグレーやダークイエローの材料に比べて、表面の仕上げり具合が見難いのです。
ペーパーを掛けて均しても、フラットになったか、まだギャップがあるのかサフを吹かないとわからないのです。

本日の最大の失敗は、シートを最後に嵌めた時に起きました。
きつめの嵌め合いで、イラっとしてしまい短気を起こして、無理に押し込んだら、一点のキズもなく仕上げて大事に扱っていたタンクの塗装を傷つけてしまいました。ほんとにバカ。

ナンバーもいつもの有り難いサイトで作成させて頂きました。
切り抜いて貼ればOK。
2018年2月ね。

マフラーの焼けやタイヤのウエザリングなど、汚し系はまったくしてなくて、使用感が感じられないけど、今回はこれでいっぱいいっぱいです。

あとは風防待ちですな。

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ミスしてもメダル

2018年02月18日 | カーモデル

土曜日は、バランス崩して手を着いたとか着かなかったとか、コケたけど銀とか、家では家族全員テレビの前で大騒ぎでした。
男子フィギュアは最高の結果でしたね。
札幌の日の丸飛行隊(古いか)とか、複数のメダル獲得って気持ち良いもんですね。
別に親戚でも知り合いでもないですけどね。


ミスをしても立ち上がって最後までやり切れば・・・
なんか自分に言われてる感じです。
タミヤのKATANA1100ですが、最初の大ミス発生。
小ミスは既にいくつもありますが、リカバー不能級は1件目。
ウインドシールドの中央部に薄くウエルドラインがあるのに気づきました。

表面の傷なら表裏どちらかですが、両面の同じ位置にあるのでウエルドでしょう。
わからない程度だったので、無視すればよかったのですが、コンパウンドで磨いたらしっかりしたヒビ割れになってしまいました。
部品請求ですが、最後に付けられる部品なので、そのまま先に進められます。

これはクリアーを掛けた部隊の様子。

土曜日に、銀の上に一回クリアを吹いて、銀を保護してからデカール貼り。
日曜日に3回クリアを吹いて、何日か乾燥させます。
完全乾燥させてからデカール段差消しです。

同じ素組みならば、1/12バイクよりも1/48の単発大戦機の方が楽ですね。
タンクのようなグロス塗装の美麗仕上げと、エンジン部など、いろんな材質のメカ部分がむき出しで同居してるので、塗り分けと小物の仕上げが非常に面倒です。
飛行機でいえば、カウリングを開けてエンジンや補器を見せたりするのと同じ感覚じゃないでしょうか。

銀もアルミっぽい色や、ハードクロムメッキのような光沢銀など、塗り分けの指示があります。
筆塗りが下手なので、マスキングして吹きます。

1/48の翼端灯程度の大きさなら、筆塗りですが、この大きさだとさすがに吹き付け。
クリア系の色をクリアパーツに塗るのが以前から苦手で、よくビチャってなってました。

今回試しに、タンクのクリアを吹いたときの透明クリアを、パーツに下地として吹いておきました。
なんか、クリアパーツってすべすべしてて塗料が引っ掛からず、流れて定着しない気がしていました。
それと、厚めに吹くと流れて部分的に溜まってしまい、均一に吹けないような。
なので、透明クリアを先に吹いておけば、オレンジや赤を吹いたときに、少しだけ透明の表面が溶けて流れずに留めてくれるんじゃないかと。
その効果かどうかわかりませんが、すぐに発色して、しかもやや厚めに吹いても均一に乗せることができました。
塗装の持ち手は、檜のハシの再利用で、両面テープで固定します。
何回も使いますが、両面テープをいちいち剥がさないで貼り重ねるので、汚いのです。


さて、同時進行のキャデラック。

車体のあちこちにあるヒケを消したり、仮組して合いを見たりしています。
幸い箱画がモデルの完成写真なので、出来上がりの状態が想像しやすい。
例えば、オレンジ丸の部分。
自分の個体は、メッキバンパーと車体との間に隙間ができるがどうするか、という時この完成見本を見れば、隙間があってもおかしくないなパテは止めよう、とわかります。
また黄色い矢印は、フロントグリル&ヘッドライト一体パーツと車体との合わせ部分です。
ここは完成見本でも、しっかりと接着線を消して一体化させてるようです。
別々に塗装して組み立てようと考えていましたが、そうすると塗装前に相当丁寧に調整する必要がありそうです。

一番間抜けだったのは赤丸。
ボンネットフードの前端。
この写真を撮っていて気づいたのですが、前端は下側に鋭角に折れてるんですね。
この部分、モデルではボンネットフード大部分のパーツと前端部は別パーツになっていました。
実物で折れ曲がった部分は、樹脂金型では抜けないので別パーツにしたんですね。
なぜ別パーツにしたのか、それをよく考えずに、鋭角に曲げないで、なだらかなスラントノーズになるように逆に接着して、接着線も消して仕上げていました。
ガッカリして写真も撮らずに引っ剥がし接着し直し。現在乾燥中です。

フロントだけではなく、テール部分の合わせも同様にグダグダで、その他全体がこんな調子なので、仮組無しでは進められません。
仮組で合わせながら、設計者の意図を想像して、どちらを削って辻褄を合わせるか熟考する。
そういう進め方でないと上手くいきそうにありません。
アメ車なので、メッキパーツは剥がさずにそのままの派手派手でも良いかと、思っていますが思案中です。

バイクも車も面倒ですが、たまには普段と違うものを作るのも楽しいですね。

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紙ヤスリ考

2018年02月15日 | お買い物

最近、Kくんと盛り上がっている話題は、紙ヤスリのお話。

スジボリ堂のマジックヤスリというマジックテープで交換が簡単な、新種のサンドペーパーを買いました。
右上の赤青黄と左のオレンジの樹脂のハンドル付きのやつです。
hisotaは結構相性が良くて好きなのですが、Kくんはフカフカしていて肌に合わないと言います。
作る対象が、平面が多いモデルか、曲面が多いモデルかで、印象が違うようですね。
曲面にはフカフカが密着して調子良いのですが、平面出しには邪魔みたい。


そこで、Kくんは裏に貼ってあるマジックテープをIPAに漬けて剥がしてしまい、ヤスリ部分だけを金属板に両面で貼って、弾力のないヤスリにした、と言っていました。
hisotaも試しにやってみると、これが調子が良い。
普通のペーパーよりも目詰まりしにくく、目詰まりしたら、歯ブラシでこすればまた使えます。
また、普通の低番手のペーパーには稀に大きな研磨粉が混ざっていて、深いキズがつくことがありますが、これは粒子が均一なので、研磨キズがすぐに消えるのが長所です。
#400で削って、#800で簡単に目消しできて、サフを吹けばキズは見えません。

マジックヤスリのヤスリ部分はコバックスという会社のアシレックスという商品で、それにスジボリ堂がハンドル付けて売っているのですね。
アシレックスはプロ用の商品で、バラ売りしてないので、個人では買いづらいのですが、Kくんがアシレックス単体で箱買いしたのを分けてくれました。

コバックスというのは古くからの紙やすりの会社のようで、家の在庫をみたら持ってました。

#600の耐水ペーパーが、コバックスです。

次は#3000以上の高番手商品、バフレックスというのを仕入れてみようと思います。
車の磨きやクリアパーツの磨き用ですね。

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春じゃないの

2018年02月12日 | カーモデル

特に何をしたという記憶がないのに、3連休が過ぎてしまいます。
最終日は起きてカーテンを開けたら、吉幾三の雪国が頭の中で鳴り始めました。

今日が休日でよかったな。

晴嵐が終わって、濃緑色は手に取る気がしませんでした。
何気なく手にしたのは、初めて作るバイク。
KATANA1100。

古いとはいえ、さすがはタミヤさま。合わせは悪くない。
しかし、型ずれがひどい。
バイクというのは円筒、パイプ形の部品が多いのだ、と再認識しました。
なぜなら、円筒がすべて半円で水平にズレていて、ズレていなくてもP/Lがくっきりなんです。
延々とその処理作業が続くので、結構うんざりです。
元々このキットは、友人からもらったもので、その友人も部下の女の子から「カッコいいから買ったけど、自分じゃ作れないのであげます」ともらった物らしい。
94年製のようだが、これはカスタムバージョンという箱替え品で、もともとのメーカー純正状態のキットは、実物の出た数年後に発売だろうから、30年以上前の物じゃないだろうか。

実物は出た当時、刀狩りといって、話題になっていた。
国内向け750バージョンのオリジナルのハンドルが、耕運機みたいでカッコ悪いと言って、セパハンに改造するのが流行。
それを警察が整備不良名目で、徹底的に狙い撃ちしたんだっけ。
それほどバイクに興味のなかった高校生には、オリジナルのままでも今までのバイクとは違うスタイルで新鮮に見えたけどね。
これはカスタムなので、最初からハンドルが耕運機ではありません。

タンク等の塗装色が、タミヤの指定は缶スプレーしかない。
クレオスの復刻版8番シルバーが白っぽいので代用しました。
でも普段は、薄く希釈した塗料を口径0.2mmのブラシで低圧で吹いているので、カーモデルだからと言って、ツヤを出すため濃い目のシルバーを0.3mmでやろうとしても上手くできません。
もっと遠くから手を早く動かさないと、ダメだなあ。
吹いては削り落としの繰り返し。現在、画像の3回目を乾燥中。
先に黒く塗った部分や、パテがあるのでシンナードボンができません。

見ての通り、液溜まりがあるし、ゴミも巻き込んだので、乾燥したらペーパーで剥ぎ取ります。
修行が続きます。

乾燥待ちの時間が多いので、こっちも着手。
こちらはタミヤ様と違い、アメプラなのでおおらかな出来に別の修業が待ってます。

成形が下手くそ。ヒケだらけ。
隣国で成形したにしては離型剤がないのが救いかな。

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