10月後半になって急に寒くなり、朝の通勤時には10℃を下回る日もでてきました。
9月の鹿児島旅行が楽しかったのか、そのすぐあとに嫁が「三ツ星ホテル素泊2泊&中部国際-新千歳往復航空運賃¥32,000/人」という格安ツアーを見つけてきたので行くことにしました。
特に目的は無く、ただ美味いものを食べて飲むだけのグータラ旅です。
これも子供が免許を取って1人で留守番と犬の世話ができるようになったからこそ。
第1日目:空港島に泊まること
フライトが7:40と早いので、当日自宅から出発では間に合わないため空港まで歩いて数分のビジネスホテルに前泊しました。
せっかく街に出るなら遊ぼうということで、出身校の試験監督のアルバイトで出掛ける息子の車に便乗して8時前に家をでました。
切符はこれ。¥2,520也。
10時過ぎに名古屋駅に到着。駅近くの柳橋市場に向かいます。
朝食を抜いてきたので、市場にある食堂でブランチにしようと、開店の11時まで時間潰しします。
柳橋市場は東京のアメ横のように年末の買い出しで賑わうと聞いていたので、どんな店があるのか見て回りました。
天ぷらとワインの店「小島」は人気店ということでしたが、早めに来たおかげで一番に入店できました。
旅立ち前夜祭の乾杯の一杯目はエーデルピルスをタップで頂きました。
サッポロエーデルピルスは30年以上前に350ml缶で飲んだことがあります。
いつの間にか消えてしまいましたが、現在でも業務用として生き残っているんですね。
ホップが香り、苦みの強いピルスナータイプで美味しいのです。
すぐにワインに切り替えて赤も白もスパークリングも。
創作天ぷらの美味しいお店です。揚げた海苔にイクラを乗せたもの。
アマダイを鱗を付けたまま揚げたものとレンコンのはさみ揚げ。
市場内ということもあり魚介のネタが豊富。
この日の日替わり白身魚はハモでした。
ハモの天ぷらは初めて食べましたが、骨を全く感じず美味い。
アナゴ、ハモの順に食べましたが両方とも弾力があるところが似ていますが、ハモの方が脂が少なくアッサリしている感じ。
大満足でした。
店を出て酔い覚ましにフリー区間最東端の二川駅近くにある「のんほいパーク」という豊橋市の動物園を散策しました。
炎天下ではなく薄曇りで暑くもないコンディションだったせいか、いつも寝ている印象のライオンも含め、動物が活発に動いていて見物には良い日でした。
北海道に備えて上着を着てきたので、歩き回るとうっすら汗をかくほどでした。
16時近くまで園内をブラブラして、空港島に向かうため名鉄とのジャンクション金山駅まで戻ります。
フリー切符を使わず通常料金ならば軽く¥4,000を超えるので十分元を取れました。
名鉄で中部国際空港を目指しますが、ホテルが素泊りなので常滑駅で下車し夕食です。
「よなよな」という駅近くの居酒屋さん。
旅行中は野菜不足になりがちなので野菜を中心に。
何を食べても間違いないお店でした。次もここにしよう。
カツオ、コハダ、シオ、マダイ、シマアジ、タコだったか。
隣の客に運んできた時の刺身盛りの説明でホウボウと言っていたのを盗み聞きしたのでうちも頼んだのですが、もう品切れだったようです。
第2日目 札幌泊
予定通り離陸しました。北東に向かい安曇野上空を通過して日本海に出てから秋田あたりで折れて太平洋に向かいます。
下界は曇り空でしたが上空は晴れており、下呂あたりでは富士山が雲上に顔を出しました。
千歳は到着した9時過ぎで気温7度。
愛知県よりも10℃近く寒いですが、薄い上着で丁度良いくらいです。
千歳線の車窓から見ると紅葉は盛りをやや過ぎたくらいでしょうか。
大都会札幌の郊外にこんな原野があるのが北海道らしいですね。そりゃヒグマもいるわ。
最初の目的地はサッポロビール園です。
北海道へは学生時代から自転車ツーリング、バイクツーリング、国鉄北海道周遊券、スキーツアーほか、結婚してからも何度か訪れていますが、王道の「サッポロビール園でジンギスカン」の経験がありません。
今回は初心にかえってここから、ということで予約してありました。
てっきり体育館のような天井の高い大ホールで、ドイツの民族衣装を着たウエイトレスが大ジョッキを何杯も抱えて歩き回っているワイワイガヤガヤの雰囲気で飲むものだと思っていましたが、まったく違いました。
少し高級な郊外のレストランという感じです。
ここでもエーデルピルス、ソラチ1984他の生ビール3杯ずつを頂きました。
ジンギスカンはラムの色々な部位の盛り合わせにしました。
こんなに食感や味に個性があるとは知りませんでした。覚えられないけど。
モヤシを中心にした野菜と肉はこれだけでおなかいっぱいです。
ジンギスカンをおかずに大盛ご飯を食べていた頃が懐かしい。時間はあるけどお金がない時代。
今は両方あるけど身体がついていかない。
札幌市内を散策しながら中島公園にあるホテルに向かいます。
苗穂駅の反対側にアウトドアショップが多く入ったサッポロファクトリーというショッピングモールがありました。
街は紅葉で美しい。
15時になったのでスイーツタイム。
モール内のテラスで余市リンゴのアップルパイとシフォンケーキ、ソフトクリーム。
アウトドア用品も昔に比べるとオシャレになって高くなったなあと思いました。
モノの値段に対する感覚が30年前からあまり更新されていないようです。
2Km以上歩いて時計台に到着。
大学2年の夏休みに自転車で来て以来なので40年ぶり。
その時は札幌駅の軒下で寝袋を敷いて寝たのでした。同業者が何人もいました。
ここはあんまり変わっていないような気がします。
少々疲れたので大通駅から中島公園駅まで地下鉄にしました。
それが正解。地上に出ると雨が降り出していました。
ホテルに駆け込んで大浴場で疲れをとり、夕食まで昼寝しました。
ホテルで傘を借りて外出しました。
夕食はすすき野の「いさり」という海鮮が評判の居酒屋。
最近は予約しないでフラっと店に入る、というのは無理ですね。特に評判の良い店は。
あとから来た客は予約でいっぱいと、何組も断られていました。
北海道でもホッケは¥2,000近くしました。自分の感覚では¥680なのに(アップデートしてないから)
昔からは考えられないほど高級魚ですね。
翌日小樽のスーパーでこのサイズの値段を見たら¥1,000もしたので、焼いて店で¥2,000で出すなら頑張ってくれてるんだと思います。
じゃがバタに塩辛は北海道の定番。
「ニシンの切り込み」という麴漬けも郷土料理。ブランドによって塩分や甘さに多少の差がありますがハズレが無い好物です。
日本酒の種類も豊富で良いお店。
出羽桜大吟醸と出羽鶴。北海道産ではないけど。
満腹、大満足で21時過ぎに寝ました。
第3日目 小樽泊
翌朝、5時起きで大浴場で朝風呂。
すすき野に深夜0時から朝10時までやっている「しゃらら」というスープカレーの店を見つけてありました。
小雨降る中ホテルから歩いて6時前に入店。予約しませんでしたが、結構混んでます。
手前のスープカレーは定番のチキンで、奥のは季節限定の4種のキノコです。
ハートランドビールで幸せな朝食。
2泊目は小樽運河前のホテルなので荷物をまとめてチェックアウトです。
ホテルの駐車場にあった車のナンバーはほとんどがレンタカーのものでした。
今回、レンタカーを使用しなかった理由は昼飲みできないことの他に、北海道は内地の人間が抱いているイメージ以上に広大で都市間の距離があり、車で移動すると車に乗りっぱなしでドライブしに来たみたいになってしまうからです。
例えば札幌から旭山動物園の道のりは140Km弱で、東京-日光と同じくらいの距離です。
普通この距離をレンタカーで行かないでしょ。
いくら下道の巡航速度が速く郊外はあまり渋滞しない北海道でも、移動自体を楽しめなければ短い旅程のなかで移動時間の割合が多すぎると思います。
それはそれで北海道の広大さを楽しめるのですが、もう何回も来て十分わかっているので、今回は札幌-小樽という狭いエリアを公共交通機関で移動することにしたのです。
小さい子供がいたり人数が多ければ車もありでしょうが。
この日は札幌駅を8時過ぎに出る積丹半島巡りの定期観光バスを予約してありました。
バスの車窓は紅葉でまさに錦秋というのがふさわしく、快晴でないのがやや残念ですが降ったり止んだりのおかげで何度も虹が掛かるのを見ることができました。
大型観光バスに10数名の客なので、空いている席を右左に移動しながら景色を眺めました。
車内でビールを飲みながらガイドさんの説明を聞き、のんびり移動中も楽しめます。
海は時化て大荒れ。とても釣れそうにありません。
時折小雨が降りましたが、散策の際にはタイミング良く止んでくれて幸運でした。
積丹半島の先端はふたコブになっていて、東の先端が島武意海岸です。
東西ふたコブの間にある「岬の湯しゃこたん」で昼食と温泉入浴でゆっくり休憩。
西のコブの先端、神威岬はこんな感じ。
オフシーズンなので観光地は売店も閉鎖で、バイクの連中もおらずゆっくり散策できます。
風が強く荒れていたので有名な積丹ブルーの海は観られませんでした。
夕方小樽に戻って酒蔵見学と試飲会で締めます。
バイクツーリングしていた若い頃は、団体観光バスから赤ら顔で降りてくる中高年の群れを見て「ああはなりたくない」と思っていましたが、いつの間にかこちら側になっていました。
強風小雨の中カッパを着て滑りそうな路面を気にしながらバイクを運転し、観光地を駆け足で見ていくようなツーリングはもう二度としないと思います。試飲もできないですから。
バスの乗客の大半は一人旅の中高年で、女性の方が多いようでした。
ガイドさんはベテランでよく勉強しており、道中ずっと案内してくれました。
当初¥8,800は少々高いかと思いましたが、食事付きで8時間以上楽しめることを考えると釣り船より安いと納得。
この酒蔵で札幌に戻るバスと別れ、小樽の街を散策しながら本日のホテルに向かいました。
小樽の飲み屋は月曜日休みが多く、観光客も少なそうだったので予約なしで夕食の店を探しました。
運河近くのホテルと駅の間くらいにある「魚心」という地元の方が行くような居酒屋にしました。
生ビールは小樽の地ビールですが、日本酒は吟醸とかではなく銘柄も知らないような普通のもの。
ここでもつまみはニシンの切り込みから。
ポテトサラダのようなのは意外なおいしさのおからのサラダ。
ヒラメの刺身まで食べても今旅行の夕食では一番安いお会計でした。
店を出て時間が早かったので、駅裏にある生協スーパーに行き小樽らしいものを物色。
ニシンの切り込みもあったけれど、要冷蔵なので我慢しました。
ホテルに帰る途中、間違って路地に迷い込んだらワインとチーズの店がありフラフラと入ってしまいました。
チーズと生ハムをつまみに2人でグラスで10杯近くワインを飲み完全にできあがりました。
ルーマニアやギリシャなどあまりポピュラーでない産地の個性的なワインも楽しめて大満足。
ここだけでお会計¥17,000で最も高い夕食となりました。
第4日目 神戸空港に飛ぶ
この日の朝食は早朝からやっているラーメン屋を予定していたのですが、前夜飲み過ぎたので起きられず。
市場めしにしようと南樽市場まで歩きましたが9時からしか開いておらず、カフェのケーキセットで軽く済ませホテルに戻りました。
帰りのフライトが15:30なので早めのランチにすることに。
小樽運河に面した倉庫に「小樽ビール醸造所」があるので、開店の11時に一番で入りました。
建物の中には設備があって実際に醸造しており、レストランも含め建物中に独特な麦芽の醸造香が充満しています。
ピルスナーとヴァイツェンでスタート。
やっぱり地ビールは醸造所のタップで飲むのが一番美味しいです。
定番のヴァイスブルストはやめてポークとチキンレバー入りの田舎風テリーヌ。
ビールグラスの陰に見える小さなショットグラスで、食欲を増進するというシュナップスという強いスピリッツをあおって胃を刺激します。
ドイツ風ピザ。これが思ったより軽くて美味しかった。
宅配ピザ屋のようなベタベタで重たいのとは真逆な年寄り好み。
軽く飲んで早め切り上げに空港に向かいました。
新千歳空港でお土産を買っていたら小腹が空いたので、道内各地のラーメン屋が10軒ほど軒を連ねるラーメン道場に入りました。
函館のあじさいという店にしました。以前、函館の朝市で働いている女の子に「函館じゃここが一番」と聞いていたので。
定番の塩と変化球の白みそにしました。
食べきれないと困るのでビールは止めときました。
アッという間の北の大地でした。勇払原野も紅葉で真っ赤。
飛行機は時間通り離陸しましたが、中部国際空港に降りる段になってトラブル発生。
直前に着陸した機が鳥と衝突し滑走路を散らかしてしまったので、清掃のあいだ再上昇し空中待機することになりました。
ところが思ったよりも片付けに時間が掛かり燃料が不足するので、神戸空港に一旦降りて燃料補給することに。
神戸の夜景を観ることになりました。
神戸空港って山の中の三田の方にあるのかと思ったら、ポートアイランドの先にあるんですね。
ホテル代を出してくれるなら三ノ宮で飲むのも悪くないと思いました。
搭乗前にラーメンを食べておいて正解でした。余裕で待てます。
神戸空港では機内に閉じ込められて出られなかったので、給油が終わって再度離陸する前にトイレ渋滞。
立った全員が済ませて着席するまで30分以上ロスしました。
シッコが漏れるとか言ってCAに大声を出すジジイがいて見苦しい。
ラーメン屋でビールを飲まなかったので、トイレは中部国際空港まで我慢できました。
予定より3時間以上遅れて、やっと家に着いたのは23時過ぎ。
駅までアッシー君を呼び出して帰宅。
そして生協スーパーで買った小樽ビールで無事の乾杯。
翌日、休暇にしてなかったので朝のつらかったこと。
もっと歳を取ったら、こんな好き勝手に飲んで食う旅はできないと思う(今だって胃薬は必携)ので、趣味でも年齢を考えた優先順位を付けて実行しないといけないなと思いました。
この4日間で体重が2Kg増えました。
4日間は毎日18,000~19,000歩も歩いたのにです。戻すのに2週間は掛かります。
豊橋でアワアワアワーというクラフトビールのイベントがあると聞いて9月14日にヨメと行ってみました。
アルコールを呑むので最寄駅までは息子の運転で送迎です。
土曜日なので青空フリーパスが使えます。¥2500位で名古屋を中心にした広い区間で1日乗り降り自由になります。
我が家からは、豊橋までの片道分の料金で往復できて途中下車もできてお得です。
会場は豊橋emCAMPUSという駅そばの複合施設の中庭でした。
屋外にテントを張って日差しを避けますが、この日の豊橋は正午時点で気温33度と猛暑日ではないもののなかなかの暑さでビールが捗ります。
ヨメはIPA系を中心に私は白ビール系を飲みました。
チケット前払いでビールとフードと交換します。
ビールは300ccで4枚(¥800)なので少々割高な印象です。
横浜や長野など、関東から中部地方辺りのブルワリーが多く出店していました。
IPA系はどれもハズレがなく頑張って作っているのがわかりますが、どこのも同じ系統の味で可もなく不可もなくという感じ。
ヨーロッパ系は少なく、ウエストコースト系のブルワリーが大半でした。
小麦麦芽系だと、ドイツ風のヴァイツェンではなく、White AleとかHazy xxというような名称のビールです。
3軒しか飲めなかったのでたまたま当たらなかっただけだと思いますが、もう少しフルーティで小麦麦芽らしいのがあれば良かったなあと思いました。
11時のオープンと同時に入ったので腹ペコで、フードはこの店の鶏のフォーにしました。
パクチーは入れて大丈夫かと聞かれたので、山盛入れてくれと頼みました。
チケット5枚(¥1000)はどうかと思うけど、アッサリ旨味で美味しかったです。
コスト的にも内容的にも、もう少し頑張って欲しいイベントでした。
クラフトビールが流行る兆しが最近少しみられますが、まだまだ盛り上がりがいまひとつな状況です。
こういうイベントではもう少し大盤振る舞いにして、多くの人にクラフトビールの良さを知ってもらい、ファンを増やすような方向性にした方が良いのではないかと思いました。
早めに切り上げて帰路に着きました。
豊橋駅の駅ビルで今晩のお惣菜をお土産に買い込みました。
家の近所のスーパーはお惣菜がただ安いだけでどれも不味いので、少々高くても外出の街中で買うことにしています。
地元は市民の平均所得が低いせいか、スーパーは高くて良いものは売れないと見切っているようです。
途中蒲郡駅で下車し、竹島水族館へ。
ヨメのお目当てのカピバラは不在でしたが、私は次回のキス釣りのためにシロギスの行動を観察しました。
白い砂にキスの透明感が見事な保護色になっていると思いました。
それほど大きくない水族館なので1時間ほどで出て、名古屋へ。
名古屋の太閤口はコリアンタウンっぽくて、焼肉屋とか韓国食材屋などがあります。
ここで白菜キムチを買って家に帰りました。
鹿児島旅行で2Kg太り2週間で1.5kg戻しましたが、あと500gが減りません。まあこんなことばかりしてちゃね。
9/1((日))薩摩半島をドライブ
初日は大隅半島中心にドライブしましたがこの日は西側の薩摩半島を走ります。
桜島から朝日が出ます。6時10分位。
朝食前にホテルの前の海岸を散歩しました。
部屋から突堤に釣り人が居るのを見ていましたが、下に降りて行ってみると立ち入り禁止になっていました。
画像手前の桟橋は釣り公園になっています。
今回のツアーはホテル2泊の両日共に朝食が付いていて、この日はビュッフェ(バイキング形式?)でした。
セットでないと追加料金¥1800。この値段でこの内容だと、通常の我が家の旅行ではホテルを出て外食にします。
朝食会場は6時半オープンで2番目に入りました。
鹿児島の朝食らしかったのは、鶏飯という鶏の出汁茶漬けみたいなのがあったこと。
明太子もありましたが博多の宿よりも数段下の品質。明太子に対する思い入れの差を感じました。
この日の目的地は知覧と南薩鉄道加世田駅のみ決めていましたが、寄り道した結果こんな感じになりました。
レンタカーのカーナビがTV放送に対応していなかったので、NHKFMウイークエンドサンシャインの前日の放送を「らじるらじる」配信して、Bluetoothで車で流しながらドライブ。
特集は1974年の洋楽ヒット曲イギリス編でした。Killer Queenとか。
南さつま市内を走っていた時、遠くに尖がった山頂を見かけたので開聞岳?と思って撮影しました。
ヨメに運転させていたので見つけることができたんだな。
あとで調べたらこの方角だと野間岳という山のようです。
道路には落ち葉や折れた枝がかなり落ちていて、台風の強風の影響がまだまだ残っている感じでした。
最初に寄ったのは道端の看板を見て知った吹上浜海浜公園。
日本で一番長い47kmもある砂丘だそうです。
画面右は先ほどの万之瀬川の河口。
引き潮の真ん中ほどでしたが、河口付近は干潟になっていました。
公園内は釣り禁止だそうです。
ウミガメも来るようですが、この手つかずの自然なら納得。
海も凪ぎでなんにも無い感じがとても長閑で良いのですが、散策も暑いので退散。まだ9:30。
次の目的地、加世田バスステーション。
廃止になった南薩鉄道の加世田駅跡です。
日車の地方私鉄向け蒸機です。
バス案内所に鉄道記念館が併設されていたのですが、中を覗いたら狭くて車両がなさそうだったのでパスしました。
中を覗く怪しいジジイが撮られてました。早速昨日買った¥380のTシャツを着てます。
しかし先ほどWikiで調べたら屋外展示以外にも保存車両があるそうです。見られずに残念でした。
行き当たりばったりに事前に調べないで行くからこうなるんですな。
次は本日のメイン、知覧の特攻平和会館です。
義父の兄(ヨメの叔父)は振武隊で昭和20年に特攻出撃し亡くなったのですが、その方の遺書などが展示されているらしいと聞いて行ってみました。
写真は見つけることができました。
名前で検索できるので調べましたが、実際は遺書など写真以外の資料は無いようでした。
仮にあっても読む勇気はありません。
屋外に展示されている一式戦闘機はレプリカのドンガラで、資料的な価値はありませんが実物大の模型として見ました。
バランスがおかしくて中華メーカーのプラモデルみたいでした。
陸軍の特攻機は派手なマーキングのデカールで見栄えが良いのですが、特攻機は今までプラモデルで作ったことがありません。
鹿屋の零式艦戦はディテールの写真を撮ったのですが、館内の四式戦闘機はなぜか撮る気がしませんでした。
ヨメさんの父方は長兄が陸軍少飛で特攻出撃。次兄は海軍兵学校在学中に病死と両名とも亡くなっています。義父は三男。
うちの父方は長兄と次兄が陸軍徴兵で南方から復員、三男と四男は海軍予科練で特殊潜航艇訓練中に終戦でした。父は六男。
うちは4人全員無事だったのは非常に幸運でした。
戦後、予科練の三男と四男は両名とも養子に出て、それぞれの居住地で市の教育長と水道局長をされていたくらいなので、志願の飛行練習生は文武両道の優秀な生徒を集めていたんでしょうね。
会館を30分ほどで退場してお土産屋さんで知覧茶を購入し、調べてあったすぐ近くのラーメン屋で昼食にしました。
知覧だから隼なんでしょうか。
店に入るとものすごい豚骨の匂い。
まったく洗練されていない昔のままの武骨?な豚骨醤油ラーメンでした。
たまたま行った時だけだったのかもしれませんが、他の客は作業服を着た地元の中高年ばかりで全員ノーマルラーメンとライスのセット。
何十年も同じものを食べ続けてきたというブレのない確信を感じました。
ラーメンはノーマルと味噌があり、私とヨメで両方とってライスは無し。なんて観光客っぽい。
40年前にフェリー乗り場の前で食べた時は、博多ラーメンや熊本ラーメンのように決まったスタイルが、鹿児島(さつま)ラーメンにはまだなかったと記憶しています。
もうスタイルは確定したんでしょうか。代表的な店に行けなかったのでわかりません。
知覧を出て広大な茶畑の中の道を枕崎港に向かいました。
あの広大な丘の上には水が引けない上に火山灰の地質で稲作は難しいでしょう。
お茶という安定した商品作物に目を付けたのは賢明だと思います。
枕崎お魚センターという観光施設に入りましたが、食堂も鮮魚売り場も台風の影響で水揚げがない上に、日曜日で市場がやってないので売り棚に魚がなく、地魚海鮮丼も無いようでした。
ここで昼食の計画にしなくて正解でした。
削りたての鰹節を購入。飛行機なのでお土産は軽い物を選びます。
駐車場はレンタカーの「わ」ナンバーの小型車が目立ちました。
12:30頃。
枕崎駅にも行ってみました。
ここもイチ推しはカツオのようです。
指宿枕崎線の終端駅というのにホーム1面の無人駅でした。いくらなんでも寂しすぎる。
調べたら、元々あった南薩鉄道の駅にあとから国鉄が乗り入れし駅舎を間借りする形だったので、当時はホームのみだったとのこと。
だから旧国鉄駅らしくないのですね。
レールの頭が錆びていました。台風での運転休止からまだ動いていないようです。
指宿に近づくとどこからでも開聞岳が見えるようになります。
海からの開聞岳を求めて看板で見つけた、上の地図でEの場所にある番所鼻自然公園というところに寄り道してみました。
磯の岩場が遊歩道になっていて海上から開聞岳が望めます。
前日は桜島、この日は開聞岳をぐるっと眺めます。
13:30頃。
鹿児島にはそれほど客を呼べるスポットがあるわけではないようですね。
こののんびりとした自然豊かな落ち着いた風土の良さがわからない人にはつまらない観光地じゃないでしょうか。
私はじっくり住んでみたいと思いました。桜島の降灰が唯一の不安要素です。
ここまでは西から眺めた開聞岳です。
次に立ち寄ったのはJRの最南端西大山駅。
ここもレールが錆びてますね。この日時点はまだ不通でした。
開聞岳の東側からの眺め。14:30頃。
六角精児さんの番組などでも観ていましたが、実際に来てみると全然印象が違いますね。
この風景を九州カラーのキハ40系が走るのが見たいところ。
私が駅の風景に感動している頃、駅前の雑貨屋で抹茶アイスを食べているヤツがいました。
なんか四六時中食べています。
もう寄る所が無いのでホテルに向かいますが、早すぎるのでまずは指宿駅に。
15:00頃。
駅の案内を見るとまだ不通でしたが、徐々に復旧していてもうすぐ指宿も動くようです。
ホームにはキハ40系が2編成停まっていて、エンジンは掛かっていました。
まだ早いので田良岬という指宿の北にある岬の突端まで行きましたが、釣り人が数名いるだけでそれほど良い景色でもないのでホテルに向かいました。
ホテルには16時にチェックイン。
ガラガラの大浴場を一人貸し切りでゆったり浸かりました。
そして風呂上りに部屋に戻らず、ロビーで無料のウエルカムドリンクを頂きました。
どうせジュースかコーヒーだろうと素通りするとこでしたが、内容を確認して良かった。
生ビールまでただでした。
ただなら嫌いなスーパードライでもOK!
あっという間に4ハイ飲んで今晩の練習完了です。
晩ご飯はツアー料金に組み込みでした。
砂蒸し風呂の温泉街ですが、まわりに食事処がないのでホテル内で食べるのが正解です。
メインは黒豚のしゃぶしゃぶ。写っていませんが黒豚の角煮もありました。
刺身に地魚はありませんが、鰹のたたきがありました。
鰹は地魚のようなものですから。
色は少し黒っぽくなっていましたが、それでも自宅周辺のスーパーで買ってきたものよりもはるかに新鮮で美味しい。
なんとか食べきれました。食が細いのでおなかいっぱいです。
9/2(月)さらば鹿児島
朝食も付いていましたが、ビュッフェではなく定食。
小さなご飯茶碗でしたがおかずが多くて、おなかいっぱいになりました。
納豆がおいしかった。納豆らしい香りの強いもので、関東で売ってるやつみたい。
中部地方のは納豆ギライでも食べられるように、全く香りのない不味い納豆ばかりなのでうらやましい。
帰りの飛行機は13:30なのですが、レンタカーを11:30までに返さなくてはなりません。
鹿児島市街を平日の通勤時間帯に通ることになるので早めに出発しました。
海岸のホテルから国道に出るのにJR線を渡ります。
踏切でタイミング良く列車が来ました。ヨメの運転だったので車から降りて撮影。
全線かどうかは不明ですが、少なくとも指宿までは鉄道が復旧したようです。
市電も良い。
ほとんど渋滞もなく鹿児島市街を抜け、道が空いていて快調です。
日豊本線は電車なんですね。
レンタカー返す前に給油しました。
3日間で400km程度走って平均燃費16.2Km/Lでした。
乗り慣れたホンダの小型車でガソリン車でしたが、4輪ディスクブレーキで良く止るし運転しやすく、アップダウンの少ない鹿児島では十分活躍しました。
ホンダで良かった。T社の小型車は安かろう悪かろうですから。
2時間も空港で時間つぶしをしなければなりません。早めのランチにしました。
中華料理屋で担々麺と塩鶏ソバ。
都会の流行がまだここまでは届いていない感じで、20世紀のままのものが多いと感じました。
それでなんにも問題ないのです。
帰りのフライトも予定通り。
往路はハートマークで復路は桜マークでした。
明日から仕事かと思うと涙が止まりませんでした。(ウソ)
中部国際空港は南風だったのか、木曽三川公園やナガシマスパーランド辺りまで北上してから転回して着陸しました。
最後のエピソードは、帰りの中央西線がゲリラ豪雨のために高蔵寺で運転抑止になり、運転を再開しても制限速度30Km/hのノロノロ運転になったことですね。
我が家らしい特に目玉となる目的がない、行き当たりばったり旅行でした。
ヨメはもう次のツアーを申し込もうとしていました。どこに行く気だろう。
台風10号は今までに見たこともないようなルートで、西日本を中心に大きな被害をもたらしました。
被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。
ちょうどひと月ほど前の晩飯後、ヨメが「鹿児島に行ったことがないから行きたい」というので、「どうぞ」と答えたら8/31(土)出発の中部国際空港ー鹿児島空港の往復搭乗券とホテル2泊、レンタカー3日間で自由行動がセットになったツアーをあっという間に申し込みました。
日が近づくにつれて台風直撃のコースとなり心配しましたが、迷走しつつ徐々に行き足を緩めた台風は、出発の当日時点で瀬戸内海をうろうろしている状態で、雨は降っているものの予定通り出発できました。
2人で12万円程度の安いツアーなので、LCCでフライトは早朝7時発。
自宅最寄り駅から始発に乗っても間に合わない時刻なので、金曜日に会社を休んで空港島内のホテルに前泊することにしました。
以下、自分の備忘録日記を兼ねているので、なんの有益な情報はないですが長文です。
8/30(金)フライト前日の時間つぶし
ゆっくり家を出て昼食は名古屋駅のKitteというビルにある、クラフトビールバーで昼飲みにしました。
浩養園という老舗のビールバーです。
ビールを3杯ほど飲んでトンテキとソーセージを食べました。
トンテキが名物のようです。この日の日替わりソースは味噌でした。
平日なのでトンテキ定食目当てのサラリーマンが多く、昼食時ということもあって混んでいました。
おなかが落ち着いたので店を出てKitte内をうろついていたら、インドカレー屋があったので味見することにしました。
エリックサウスという南インドカレーのお店で、3種のカレープレート1人前を2人でシェアしました。
スパイス使いが絶妙で美味しかった。
空港そばのホテルに早めにチェックインしてシャワーを浴びて昼寝しました。
この時までは晴れて夏のような暑さ。
夕方、電車で本土の常滑まで戻って予約した居酒屋へ。
台風で新鮮な地魚がないのが残念でしたが、本場の味噌串カツは軽くて美味しかった。
8/31(土)いざ鹿児島、桜島を眺めながら
愛知県は朝から雨でした。未明にはかなり強く降ったようですが、出る頃にはフライトには問題ないほどに弱まりました。
四国の南岸沖を西に飛行中、右舷の窓から飛行高度11000mよりも高く伸びる雲の柱が見えました。
あれが台風だったんだと思います。
九州島が見えてきました。宮崎あたりから都城方面に横断します。
台風の雨による泥水で河口から海の色が変わっていました。
定刻8:30に快晴の鹿児島空港に着陸しました。
朝早い便だと一日が長く使えますが、開いている店がなかなかありません。
予約してある昼の黒酢の飲茶ランチまでの時間つぶしが必要です。
9時過ぎでも開いていたスーパーは国分のマックスバリュ。
車なのでまずはお茶のペットボトル2Lと紙コップ、そして本場のさつま揚げ。
味が甘めなので塩分がたたずに、おやつ代わりにいくらでも食える感じ。
さつま揚げをつまみながら向かったのは模型屋さん。
霧島市のマルタカヤ模型店が10時から開いているので、お邪魔しました。
キットは手持ち在庫十分なので、それ以外になにかないかと店内をぐるっと物色して見つけたのはこの素材。
内径0.4mmのアルミパイプ。
バイクのスポークを0.3mmのSUS線で張り替えてみたくて、ニップルをこのアルミパイプで表現するつもり。
桜島を背景に甕が並ぶ風景は定番ですね。北東からの桜島。
この風景を見ながら飲茶のランチです。
台風で団体客がキャンセルにでもなったのでしょうか空いています。ラッキー。
歳をとって量を食べられないので、飲茶はありがたい。
棒棒鶏などの前菜があって、そのあとに酸辣湯麺(ハーフ)ほか飲茶の数々。
おなかいっぱいです。
この日の行程はこんな感じにしました。
ヨメさんはツアーだけ予約して、あとは私に丸投げなので自分好みの場所を組み込みます。
鹿屋基地をカーナビで検索するとお勧めコースは距離の短い山越え道なのですが、普段海無し県で山ばかり見て暮らしているので、往復同じ道になっても海岸を行くコースにします。
垂水市の足湯併設の道の駅「湯っ足り館」というところで休憩。
ヨメさんはこのクソ暑いのに足を浸けてました。
無料の温泉なのに入らなきゃもったいない、という貧乏人根性なんですな。
東からの桜島。
近くで見るまで知りませんでしたが、桜島は見る角度でいろいろな表情があって面白いですね。
もしかすると、元々は開聞岳のような成層火山だったものが、噴火で火口付近の上半分が吹き飛んでこんな山容になったのかもしれませんね。ブラタモリで観たのかな。
南からの桜島。
朝にさつま揚げを買ったのは全国区のマックスバリュでしたが、次に入ったのは走行中よく見かけたタイヨーをいう地元のスーパー。
しかし鹿児島でしか見られないようなものは特別見当たらなかったので、またさつま揚げ(別メーカーの)と¥380の速乾Tシャツをお買い上げ。
台風の影響で棚に空きが目立ちました。災害で物流が途切れると南端の鹿児島では復旧に時間が掛かるようです。
鹿屋基地には14時着。
会社の同僚の長男が、高卒で今年からこの基地に初任地配属されたということ。
海軍時代からの大型機の名門基地ですね。
基地に併設された史料館がお目当て。
実物を見るのは実に楽しい。
しかし屋外では痛みがひどく、あと何年展示できるのでしょうか。屋根を付けて欲しいな。
ひと通り見学して桜島まで戻ります。
鹿屋市は自衛隊基地や体育大学があるせいか、街の活気があるように感じました。
鹿児島は高齢の運転者が多いせいなのか南国気質で穏やかなのか、国道でも60km以下で巡航している車が多く、せかせかしないでゆっくりと景色を見ながら運転することができました。
北陸のどこかのように、全員が百万石のお殿様気分で我がまま運転を競うのとは大違いです。
途中国道沿いのから揚げ屋さんでテイクアウト。
今晩のホテルは夕食を予約しなかったので近所の居酒屋の予定です。
初めての居酒屋で上手に飲めるか自信がないので、予めホテルの部屋でシャワー上りにビールを飲む練習をしようと考えています。
そのおつまみになります。
私が運転している脇で「熱っ」と言いながらフライングしているヤツもいましたが。
ヨメは鹿児島初めてですが、私は大学4年に上がる前の春休みにバイクツーリングで鹿児島に来ています。
その時に桜島で湯呑を買ったのでその店を再訪しようと、考えていました。
それらしい焼き物屋を見つけ、そこでひとつずつ桜島焼のカップをお買い上げ。
同じ店かどうかはわかりませんが、昭和50年代からやっているそうなので可能性はあります。
本日のホテルが有る対岸の鹿児島市にはバイクの時と同じ桜島フェリーで渡ります。
当時バイクは数百円(¥300?)だった記憶がありますが、今回乗用車は同乗者込みで¥2000弱でした。
その前に間違ってもう少し南の垂水港からのフェリーに乗ろうと、垂水港まで行ってしまったことは忘れよう。
15分も掛からずに錦江湾を横断し鹿児島港に到着。
取りあえずシャワーを浴びて、飲む練習。
塩から揚げととり天(天つゆ付き)にしました。
どちらも美味しく満足でしたが、揚げたての方がもっと美味かったと言うヤツもいました。
西鹿児島駅近くの繁華街まで行けばよい店が沢山あるのですが、ホテルが最寄りの電停まで2Km近く離れているので、近所の居酒屋で晩飯にしました。
庶民的な価格のサラリーマンが会社帰りに寄るような居酒屋です。
台風で地魚が入っていないのはわかっていたので、海鮮がウリのもう少し高い店に行ってもしょうがないという判断です。
練習したので芋焼酎から。
旅行中は野菜が不足気味になるので、オクラやネギなどの野菜の天ぷらとやっぱりさつま揚げ。
少し温めるとさらに美味しくなるんですね。パックのまま食べてたので気づきませんでした。
醤油も甘いし、さつま揚げも甘い。1日でだいぶ慣れてきました。
その2に続きます。
息子もやっと免許を取ったので、どんなへべれけに酔っても最寄駅までたどり着くことさえできれば、家までは駅前にタクシーがいなくても帰れるようになりました。
梅雨の晴れ間の土曜日、信州まで特急に乗って嫁と2人で昼呑みに出かけました。(9時台は各停が無かった)
鉄橋を渡るたびに水量を確認するのはかつて川釣り師だった名残でしょうか。
木曽谷の名勝寝覚ノ床も昨日までの雨でひどく濁っていました。
この日、増水して流れが速いなか川遊びをしていて何人か亡くなったそうですが、慣れた人間でもこんな日は川に近づかないのに残念です。
さすが梅雨!、高地でも湿度が高くてビール日和です。
暑い。これならいくらでも呑める。
松本ワインサミット2024というのを目指しているのですが、先にビールで予行演習しておきます。
松本ブルワリーというクラフトビール屋がイベント会場そばの信毎ビルの中にあるのでまずは無事到着の乾杯。
目の前のパルコの裏側がイベント会場です。
イベントでも食べるのでここでは、ブルストで軽く。
ここでピザやパスタなどの炭水化物を食べるといきなり勢いが失速するので、頼もうとする嫁を羽交い絞めにして制止します。
この日タップにあったビールのうちからこの3種を頂きました。
小麦麦芽のものがなかったのが残念。
いい加減にしろ、と言いたくなるほど極端に個性的なブルワリーもありますが、ここはおとなし目のバランスを考えた万人受けするお味でした。
さて昼食時の混む時間になってしまいましたが、イベント会場に突入しました。
ここでも取りあえず信州の地ビールを頂きました。
安曇野の穂高ブルワリーです。ホワイトエール系にしました。
信州各地のワイナリーが参加しています。赤の重/軽、白の重/軽、スパークリング等々ものすごい種類が飲めます。
赤の重はこの2種にしましたが、あとは何杯呑んだか覚えておらず、写真も撮り忘れてます。
右は宮田村の山ぶどう=山ソービニオンをブレンドしたものです。
このスパークリングはなんだか覚えてませんが、ただフレッシュなサッパリタイプではなく、ナッツ系の風味もあるコクのあるタイプでした。
ステージではフラメンコ(?)のようなラテンの踊りが楽しめます。
神戸ではドイツの民謡でしたが、この熱気にはラテンがピッタリ。
おつまみは会場に並んだ屋台から調達します。
肉ビストロからは仔羊のロースト、青森食堂からは十和田牛バラ焼とイカメンチ、バーデンバーデンのソーセージにしました。
この仔羊の美味しいこと。骨はミーちゃんのお土産に持ち帰りました。
入場は無料なので、酔い覚ましに一旦出ることにして周辺を散歩していたら、ビアタップ本町というカフェ(?)があったので一杯補給。
行き倒れにならずにすみました。
こんなお店がすぐにあるなんて、松本すげえな。
いちおう城も見とこうか、ということで酔い覚ましに足を伸ばし。
お茶を買ってアルコールを抜きながら数分で到着。
はい。見た見た。
駅ロータリーそばの地下にスーパーがあるのを調べておいたので、晩ご飯のお惣菜を購入。
鳥に粉を付けて焼いた山賊焼というのが名物らしいのでそれを。
今回のお出掛けで一番衝撃的だったのは、スーパーのお惣菜の棚に並んでいたこいつ。
思わず、ヒヤッって飛び退いてしまいました。
絶対に無理だし。見るのさえダメなのだ。
松本すげえなあ。