有給休暇の消化率が悪いとお上の指導があるとかで、何の予定も決まってないのに随分先まで、年度初めに有給を取得させられます。
飛び石連休や土曜出勤の日を優先して狙うので、この金曜日は出勤せず4連休でした。
秋になれば釣りに行けるかな、とイメージして取ったのにコロナは去ってなかったんですね。
Z750FXのエンジンはシルバーを吹いてからクリアをかけて、その上からエナメルのセミグロス黒を吹いておきました。
放熱フィンの端面やクランクケースのカバーの黒を綿棒で拭き取ってシルバーにします。
画像の方は随分ましに見えます。
実物だとクランケースはまずますですが、フィンは結構ムラが目立ちって失敗に見えます。
元々のパーツはフィンが分厚く、フィンと溝の厚さが8:2位だったので、タガネやキサゲでフィンを削って溝幅を広げ、5:5位を狙って加工しました。
その加工の精度が悪くてフィンの厚さがバラバラなのと、端面をペーパーでひと舐めしておかなかったので、端面の高さもうねっていて、うまく拭き取れませんでした。
何回も擦ったので、クリアも剥げて部分的にシルバーを塗り直し、エナメル塗ってまた剥がしての、仇討ち、かえり討ちを繰り返す羽目に。
DOHCや左のセレーションがうまく剥がせているのは、成型品のデキが良く山の高さが揃っているからです。
シルバーを塗り直す際に、筆のハラを使って手描きで一発修正してみようとトライしましたが、上手くできるわけがない。
そんな技術があるなら、こんな面倒臭いことなんか最初からしません。
バックに見えるカマロ君はプラが軟くて平面出しが上手くできなかったので、両面テープで金属の厚板を内側に貼って補強し、表側を慎重にヤスったら高い所だけが削れて何とかうねりを消すことができました。
カマロの後輪は板バネです。板バネ中央にシャーシ上部からストラットが下りてるんですが、そのストラットのシャーシ側の位置が左右でこんなに違う。
なんじゃこれ、と思ったらこれが正しいのでした。
片側は車軸の前、反対側は車軸の後ろにストラットが付きます。
板バネのパーツの左右の区別をなくして共通化するためなのでしょうか?
エンジンはシルエットで見えそうな部分だけ付けました。
ラジエターのホースが白いままなのは、ラジエターの倒れ防止の補強になると思って後から付けたから。
V8エンジンのバルブカバーなどの上部のパーツは、なるべく省略しました。
ボンネットフードをボディに接着して、内側から補強のプラバンやランナーをベタベタデタラメに貼ったので、干渉しないように。
ここまでできてから確認したら、嵌まりませんでした。確認して良かった。
当たったのは上部じゃなくて、前部。
ラジエター隔壁前端左右に三角形の爪がありますが、その爪をボディのフロントグリル内側に挿しこむ設定だったのです。
挿しこむポケットを、ボンネットフード接着面積拡大目的のプラバンで塞いでました。あぶねえ。
ホイールはメッキを剥離しました。ホイールは一体ではなくツーピースで、表裏からタイヤを挟む構成です。
せっかく細いスポークなのに、裏のパーツは抜けてないので興ざめです。
北澤さんは裏のパーツの内側部分を旋盤でくり抜いた、とブログに書かれていました。
外形が15.5mmのパイプがあれば、裏側のリムを延長できるのですが、家にはスチロ-ルのパイプはありませんでした。
プラバンを巻こうかとも考えましたが、旋盤は無いけど真似して、裏のパーツを抜くことにしました。
ニードルでグリグリ何回か回せば貫通するかとやってみましたが全然ダメ。
センターの孔を3mmに拡大して、ネジを通してドリルに咥えて回しました。
セッティングに時間が掛かりますが、ヤスリを研いで作ったバイトが上手く当たると数秒です。
ただドリルの回転に対して、バイトを当てるとネジを緩める方向に力が掛かるために緩むので締め直しが面倒でした。
逆ネジのM3ネジがあると良さそうです。じゃなければモーターツールの回転砥石用のアーバーを試してみましょう。
それと手持ちのバイトは弾き返されて怖いので、保護メガネ(老眼鏡)をしましたが、バイト台も作ろうかな。
先日、墓参りの帰りにオオタカが飛ぶのを見たので、秋分の日にカメラを持って再訪したが、家を出たところでノスリを見た以外は何の収穫もなかった。
収穫はなかったが、雲ひとつない秋晴れで気持ちの良い散歩でした。例年ならよい運動会日和だったろうに。
愛知か福井の浜にキス釣りはどうだと誘われたが、緊急事態宣言下なので自粛しました。
TVを観ると、信州の山に来て遭難しているのは都会の中高年ばかり。
もうワクチンを打ったからとか、山は密じゃないとか理由付けするのだろうが、年寄りが自重できないのに若い連中に人流を抑えろ、と言っても聴くわけないのは自明の理。余命少ない年寄りを遊ばすために、高齢者優先で接種したとでも思っているのか。
朝食後朝イチは、デカールが乾燥したので、750FXのタンクやサイドカバーに段差消しのクリアを厚めに吹いた。
失敗したデカールを請求しようか最後まで悩んだが、歪んだままクリアで封印です。
その次は、シートの質感改善。スポンジヤスリで彫った溝の角という角を甘くした。
艶消しを吹いた後にワックスで鈍いツヤを出す手もあるが、今回はセミグロスブラックを吹いた。
あとはバックルと鋲にシルバーを差すだけ。
セミグロスブラックという色は、ウエットで吹くか乾燥気味に吹くかでツヤの加減が変わるので、精神的に落ち着いていないと失敗しますね、私は。
シルバーとクリアで下地を吹いたエンジンに、エナメル黒を吹いた。セミグロスにしました。
今回はエナメルも水性もラッカーも、タミヤのセミグロスで統一しようと思っています。
エナメルで吹いたのは部分的にシルバーを露呈させるため。
あとでエナメル溶剤で拭き取って、フィンの断面などをシルバーにします。その保護のためにクリア層を挟みました。
バイクや車は基本的に汚しをしないから、エナメルを最終仕上げに使えるので便利ですね。
境界のところはきれいに拭き取れないと思って、マスキングでくっきり塗り分けています。
クランカバーのシルバーは、タミヤラッカーのフラットアルミ。
フラットアルミにクリアを掛けると、やや暗い発色ですがアルミっぽくてお気に入り。
午後からは1回目の缶サフを乾燥させていた、カマロのボディ磨き。
#600と#800のサンペに当て板をして、水研ぎで面を出すようにサフを削りました。
成型の肉厚が薄くて剛性がないので、力を入れ過ぎると割りそうです。
仕上がり確認の2回目のサフは、瓶サフ#1000を3倍に薄めた飛行機用を吹きました。
研磨するうちに鬆でもあるような、最初表面になかったはずの凹みが出てきたりします。
プラで鬆なんて聞かないなあ。アメプラの中国製にしちゃバリが少ないと思ったけど、充填不足気味だからか。
歪もヒケも小さいけど全体に多い。材料のグレードを落としてるのかなあ。
例えばドアの溝の両岸には、土手のように盛り上がりがあります。
そういうところは部分的に#400でフラットに均して、#800で傷消し。
土手を削るのに邪魔だったので、ドアノブは取りました。
ナックルラインを触らないように気を使います。
ここで表面のうねりを消しておかないと、いくら上塗りのクリアを磨いてツヤが出ても、鉄板のソリッド感が出ないと思うので、先を急がずにじっくりやろうと思います。
午前中にさっと嫁方の墓参りをすませました。実家の方はコロナで2年連続でご無沙汰です。
NHKBSで週末にカレーの3時間番組が放送されました。
スパイスカレーがブームのようですね。
昨夜酔っ払って、ステレオを聴きながらバイクのシートを彫りました。
手元がくるって脱線しまくりましたが、そうなることは織り込み済。
それを今朝から修正して、ついでに表皮の接ぎ合わせの縫い目を伸ばしランナーでペタペタ。
こんな太い縫い目があったら、太ももが痛くなるに違いない。
サフで確認。もう少しペーパーを当てて甘くしないと、硬そうに見えるなあ。
キャスターが寝すぎという情報を見たので確認。
原寸に印刷した箱画にパーツをあててみると。
確かに油圧シリンダーのスライド部が長い分、フォークが長いようです。
このまま組んだらキャスターが寝ますね。
ということで、ハードクロムメッキでピカピカのシャフトを短くするついでにプラ棒に置き換えます。
円柱をモナカ割でP/L処理が面倒なので、プラ丸棒に置き換えの方が楽なはず。
丁度3.2mmだったので、1/8”パイプがドンピシャ。
光沢シルバーのシールかなんかを貼るつもりです。
ところが油圧シリンダーの上辺を整形してるうちに削り過ぎました。
この油圧シリンダー上部にある可動部と接するテーパー部分まで削っちゃいました。
しょうがないので再生です。
4.8mmパイプをドリルに咥えて回し、ヤスリを当てればすぐにテーパーになります。
これを薄切りにして接着。
なんとかなりそう。
今まで作ったバイクは2台。ふたつともタミヤだったので、素組みで何とか見られるものができました。
アオシマのいい加減なキットを自分のテキトー工作でどこまで遊べるか、というのが今回のテーマでした。
変なのができたらキットが悪い、うまくいけば俺エライ、という言い訳でしたが、デカールで失敗したので、あとは色々試してみるテストベッドにしようかな。
連休中日の日曜日は晴れましたが、先週湿りがちだったせいか窓を開けても湿度は60%くらいでした。
半袖で丁度良い感じか、やや暑い程度の模型日和。
レコードを掛けながらZ750FXのデカールを貼りました。
メタリック濃紺を吹いた上にクリアを1層掛けて十分に乾燥させました。
SRXとインパラSSと2000GTに使ってもまだ残っていたメタリックブルーに、色の素シアンとグロスシーブルーと黒を足して濃紺にしました。
メタリックの粉が入っているので、通常の感覚で混ぜても明るい発色になってしまいます。
暗い色にするのに、シアンと黒を交互に入れて行ったり来たり、なかなか気に入る色になりませんでした。
そしてデカールは失敗。心が折れました。
飛行機ならパネルラインのスジ彫りで位置決めすれば簡単ですが、こういう目印のないものは苦手です。
変な形のタンクに、本当に形状が合ってるのか信用できないデカール。
同時に見えないのでいいですが、左右で位置が違っちゃいました。
こっち側は、もう少し後部を下げてタンクの下辺にラインが平行になるべきなのかも。
凹むなあ。やり直さないぞ。
反射板の凹みにラインが掛からないのが正しいようですが、そうすると下辺がはみ出します。
反対側はゴールドのラインが破れて破片を見失ったので、タッチペイントしなきゃ。
失敗しちゃったけどデカールは済みました。
十分乾燥させてからクリアして段差消しです。
四角い食パンのようなシートだったので、側面にパテを盛って柔らかそうな形状にしました。
座面のステッチも細く浅いスジだったのを、彫って深くしたのですがまだまだですね。
オイルクーラーのメッシュパイプを2mmのブットイのにしたら、ニップルのところの収まりが悪くなったので、テキトー配管をデッチ上げました。
高級な真鍮削り出しの細密なパーツをここに使うと、全体のディティールバランスが崩れるので仕方ありません。
決して、さかつうのパーツが高くて手が出なかったわけではありません。バランスです。
メッシュパイプがほつれるのと接着剤が効かないので、接着剤で2mmのプラ棒を仮止めして熱収縮チューブ(赤く塗ったところ)でプラ化しました。丸棒の次に2mm角棒を6角に削ったニップル、それに熱でL字に曲げた1.6mm丸棒でエルボーを接着です。
バランスをとるためには、この位ダルいパーツでないといけないのです。
3連休。奥様は天気に関係なく美容院に行くつもりだったらしく、良い秋晴れなのに引き籠りの休日になりました。
私以外は出掛けたので、大きめの音量でステレオを鳴らしながらモデリング。
ヒマで余裕のある時くらいはCDではなく、レコードにしようと思いました。
40年前のテクニクスのアンプの時はMC/MMどちらのカートリッジでも聞けたので、プレーヤーと同時に買ったMC9というヤマハのMCカートリッジで聴いていましたが、次のアンプPMA390がMCイコライザーを積んでなかったので、AT150EaというVMカートリッジでしか聴けず、MC9は仕舞われたままでした。
今年、MCカートリッジの聴けるアンプPMA1600を買ったので、久々にMC9に交換してレコードを何枚か聴きました。
昔好きだった人に再会したらガッカリだった、というのが正直な感想です。
¥16000のMC9と¥25000位のAT150Eaでは元々クラスが違うので当然かもしれませんが、音質の差は歴然でした。
スクラッチノイズさえなければ、AT150EaはCDよりも音が良いほど。MC9は音の分離、バランス共に今ひとつでした。
MC9はCDプレーヤーを買う前のメイン機だったので、当時酷使したからかもしれません。
貧乏な時代に一緒に暮らして、苦労を掛けて別れた昔の女と思えば愛おしい、イヤ違う!人じゃなくて機械なので、良い方に戻して愛でることにします。
今日聞いたのは、プレーヤーが壊れてレコードが聴けなくなった会社の先輩から20年以上前に頂いて、積んだままだったもの。
自分じゃ絶対に買わないLPなので、新鮮でした。
ジェフベックのソロみたいです。
もう1枚は、ズージャ。
2枚とも初めて聞いたけど、良さがわからなかった。